2015/04/24 - 2015/05/06
63位(同エリア152件中)
緑子さん
私の最初のヨーロッパ旅行がイタリア(ローマ、フィレンツェ)。その後、ベネチアも行きました、そろそろ南を見てみたい。というわけで南イタリア(ナポリとシチリア)に決定。
でもせっかくだからワインの銘醸地も飲んで、いや、見ておきたいし、ということで北(ピエモンテ)も追加。
ピエモンテではレンタカーでぶどう畑を駆り、2大銘醸地バローロとバルバレスコで飲んだくれるという心躍るプランを立てました。
今回こそは食を充実させよう! という意気込みで、準備を始めましたが、結局、何やかやで、またも食の情報がないまま、旅立つことになりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日もクロワッサンから始まりました
プレーンとチョコとカスタードの3種類あり
キッチンはふたりのアレクサンドロが切り盛りしています
アレクサンドロ1がオーナーで
もうひとりは兄弟かパートナーか -
私が食事を済ませ
急いで立とうとすると
「まあまあ」と諌(いさ)めるアレクサンドラ2
それもそうスね
で
カプチーノをお代わりしました -
さて
B&Bの内部を紹介しましょう
ここが部屋の前の廊下
ベスパが飾ってあります -
部屋の中もデコラティブ
-
お風呂も広々
-
クローゼットと机と冷蔵庫が
寝室の手前の部屋にあります -
寝室もこのとおり
-
この旅で
一番安い宿ですが
一番豪華でした -
そして何より
ヨーロッパの安宿にありがちな
開けにくい真鍮の鍵の代わりに
カードキーで
照明は煌々として
今までにない新風を感じた宿でした -
今日は郊外に足を伸ばします
数ある名所の中から選んだのはアグリジェント
パレルモから約130km南下したところにあります
バスのチケットは日本で予約しておきました
中央駅からバスが出ていることまでわかっているのですが
乗り場がいまいちわからない -
そういうこともあろうかと早めに来ました
近くにいた(別の会社の)ドライバーに聞くと
ほれ、あれがカリフ社のバスだよと
教えてもらい一安心 -
しかし時間になり
先ほどのバスのところに行くと
当のドライバーは「ここからは乗れない」と言い
何度も身振りで駅の反対側を指す
反対側といっても漠然として範囲は広い
イタリア語で突っ込めないこちらは引き下がるのみ -
慌てて反対側に行くも
それらしきバスも見当たらない
しかたなく
中央駅の前でバスが通るを待っていたら
変な男性にからまれました
胡散臭さプンプンで
「観光地を案内する」
「日本に行ったことある」
パスポートまで見せてくる
これでついて行く日本人いるのかな
かなりしつこくて
でも、言葉の中に
「アグリ行きのバスはここじゃないよ」
とあったので案内させる
(需要と供給の関係でこっちは強気) -
なんと
バッタモンの旅行用品を売ってる店の前の通り
30分前に来た時は何もなかった場所に
何台もバスが止まっているではないですか
かの詐欺臭プンプン男が指すバスに乗るも
間違いで(ガッデーム) -
正解の隣のバスに乗り込み
しつこい男とバイバイ
この時、出発2分前
チケット買っといてよかった〜(14.20ユーロ) -
バスはゆっくり
朝のラッシュアワーに突入し -
ほどなく郊外へ出ました
-
その後は
のどかな風景が続きました -
他のヨーロッパと比べて
シチリアの山は丸い印象
南だと丸いのか?
ちなみにアジアは丸いですね -
アグリジェントまで3時間弱
退屈なので歌ってみる
「遠くで汽笛を聞きながら」
歌詞を忘れたけど
キーが高いけど
なぜか涙が出る -
ネットの記事にあったとおり
途中のガスステーションでトイレ休憩 -
もちろん点呼なんか取りません
-
そのうち
だんだんと風景が変わって -
アグリジェントのバスターミナルに着きました
でも
そこからが大変 -
通常
有名観光地へは
それなりに道案内があるのが普通
しかしここには何もなく
この後、どうしたらいいのか
他の客もウロウロキョロキョロ -
同じバスに乗っていた中で
何となく情報をゲットしたらしき人を見つけました
1番乗り場にバスが着くとのこと
バスのチケットが必要と聞いてタバッキを捜す
チケット購入後、1番乗り場で待っていたら
皆が別の場所に走り始めました
ぜんぜん違うところにバスが止まっていて
もうグダグダ -
グダグダはまだ続きます
ちょうど日本人の新婚カップルがバスを捜していて
私が手招きして乗り込んだまではいいけれど
チケットがないということで買いに降りて行き
出発の時間になっても帰って来ないのでヤキモキ
少し走ったところでやっとカップルが現れ
運転手は気づかないで通り過ぎようとして
そこを地元の人らしき男性が数人でバスを止めてくれて
2人は無事、バスに乗ることができたのでした
グダグダですが
最後には何とかなるこの感じがいいです -
ガイドブックがないので
「アグリジェント」という広域名だけを頼りに来ましたが
実際は「神殿の谷(Valle dei Templi)」というのが正式名称でした
テンプルで通じるみたいです -
日本と違って
「次はしんでん〜しんでん〜」
などと言ってはくれないので
皆が降りるところで降りました
入場券売り場はわかりやすく
その後は順調でした
その時点で
帰りのバスは別の場所から出ること
チケットは往路分しか買っていないこと
に全く気がついていませんでした -
とにかく
目の前に広がった
見事な青空と偉大な景色に眼を奪われ
他のことはすっ飛んでいました -
紀元前6世紀からギリシャ植民地としてアグリジェント
古代地中海世界の重要都市のひとつで
7つの神殿遺跡がある
(イタリア政府観光局(ENIT)公式サイトより) -
「神殿の谷」と呼ばれてますが
実際は小高い丘に位置しているので
360度の景色が広がっています -
そして
ここにも
世界遺産に遠足という幸運な子供たちが! -
せっかく集まってくれたのに
ごめんね
ピンボケで -
紀元前5世紀に建てられ
普段は結婚の祝宴に使われていたという
ジュノー神殿
(wikipediaより) -
歴史の重みを踏みしめて
-
古代のドラマに想いを馳せる
-
風穴でしょうか
窓でしょうか -
こうやって見ると
昔の建築物の窓の跡のようです -
カラカラに乾いた植物
-
岩肌には
宝石のような可憐な植物 -
このコントラストが好きです
-
複雑な色の岩肌も好き
-
遺跡内を通る
まっすぐの道を -
てくてくと
白い犬が散歩していました
お父さんではないようです -
敷地内の中央
ちょうどいい位置に休憩所が出現 -
売店、レストラン、トイレが使えます
-
私は水だけ補給
食べ物は夕べのパン屋のペストリー
いつものボンビーランチです
なぜか旅行中は小食になります -
見えてきたのが
コンコルディア神殿を背に
横たわるイカルス像 -
めちゃめちゃ大きいです
みな妙にハシャギながら写真を撮ってました
何故でしょう?
私には何のことやら、、、
¬(´ー`)√ -
イチオシ
コンコルディア神殿は
堂々として
陽に染まる柱が
蒼い空に映えていました -
白い花をつけた樹が寄り添って
-
アーモンドってこんな綺麗な花なんだ
-
常々思っているのですが
オリーブの葉の色は
日本の景色にしっくりこない
オリーブはイタリアの太陽に合います
(個人的意見) -
イチオシ
こちらはコレルオーネ家を彷彿とさせる佇まい
私の理想の最期は
ゴッドファザーのマーロン・ブランドのように
ピーカンの空の下
ブドウ畑を眺めながら
です -
神殿は7つあるようですが
道端でぐずぐずしていたため
3つしか見ないうちに
帰りのバスの時刻が迫ってきました
はい時間だけは気にしています
何しろここは2時間間隔くらいで
アグリジェントからの帰りのバスも決まっているので
乗り過ごすわけにはいきません -
ここから先に進むと
バス停までの距離がさらに広がってしまうと断念
実はこの先に復路のバス停があったと後で知りますが、、、 -
元のバス停に戻ると誰もおらず
事実を知り、愕然となる -
しかし
世の中には同じような粗忽者がいまして
一組のアメリカ人夫婦が先に困っていて
近くにいた地元の人が駅まで送ると
じゃあ、あなたも乗って行きなさいと -
気さくなオジサンが
なんと駅まで車で送ってくれましたとさ
グダグダだけど
最後には何とかなるこの感じが好き -
そしてまた
のどかな風景を見ながらの復路 -
3時間後
車窓の景色が変わり -
パレルモに戻ってきました
-
その日の夕方
夕食に出かける私に
アレッサンドロ2から
「うちのお勧めのレストラン(20%OFF)是非行ってよ〜」
と猛烈なプッシュあり
それは初日にアレッサンドロ1から紹介された
2店のうちのもうひとつの方でしたが
最初の店に素直に行って
まずかったのを思い出して
生返事をして宿を出ました -
まあでも通り道なので
とりあえずその店に行ってみました
暗い広場に面した陰気な店で
客は一組しかおらず
どうしてもそこで一人で食べる気にならず
アレッサンドロ2、ゴメン -
ウロウロしているうちに
前日の散歩中に気になっていた店が現れ
決めました -
そこは大はやりしていて
待ち行列が歩道に溢れるほど
私は一人だったせいかすぐに
カウンターの女性一人客の隣へ案内されました -
なかなかオーダー取りに来なくて
その女性と話すうちに
「地球の歩き方」が見えて
「日本人ですか?!」
「日本人に見えなかった!」
と笑い合いました -
その後
料理をシェアしたり
(イワシのベッカフィーコが美味しかった)
ワインをお代わりしたり
話題も多岐にわたり
久しぶりに大人の会話ができました -
途中で雑誌の撮影が始まり
2人のアジア系中年女性は
どこかのファッション雑誌の
背景に収まったようでした -
ほろ酔い気分で別れたその女性
実は著名人だったと
後で知りました -
楽しい遠足と
楽しい会話
いい日でした
「予想外の連続・南イタリア7(パレルモ街歩き)」に続く
http://4travel.jp/travelogue/11089990
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