バリ島での夏休み マンボウダイビング　前編　Summer vacation in BALI ~mola mola diving 1~

2015/09/26 - 2015/10/03

今年の夏休みは、バリ島に行ってきました。

1日目　成田出発　～　デンパサール着（ガルーダインドネシア直行便）
2日目　ホテルでゆっくり滞在＠フェアモント・サヌール・ビーチ・バリ(Fairmont Sanur Beach, Bali)
3日目　ダイビング　ヌサペニダ NUSA PENIDA (1. Crystal Bay / 2. PED / 3. SAKENAN)
4日目　ダイビング　チャンディダサ CANDIDASA (1. MIMPANG / 2. JEPUN / 3. DROP OFF ~ BLUE LAGOON)　
5日目　ダイビング　ヌサペニダ NUSA PENIDA (1. & 2. MANTA POINT / 3. SAKENAN)
6日目　ダイビング　ヌサペニダ NUSA PENIDA (1. MANTA POINT / 2. Crystal Bay / 3. SAKENAN)
7～8日目　スパ、サヌールでお買い物♪　～　18:00 レイトチェックアウト　深夜デンパサール発 ～ 成田帰国

ホテル：フェモント サヌール ビーチ バリ (Fairmont Sanur Beach Bali)
*特典　1. ニャラレストランディナー 1回
2. アフタヌーンティー 1回
3. スパ75分 1回
4. レイトチェックアウト（18時）

＊サヌール地区にした理由＊
マンボウに会いたくて、バリ島に行くことにしたのですが、マンボウポイントであるヌサペニダはサヌールの港から出船するとのことだったので、移動が一番楽なサヌールエリアに決めました。

サヌール地区にして大正解♪　
サヌール地区は、いわゆるバリっぽさは少ない感じがしましたが、西洋人が多く、のんびりした時間が流れています。
更に宿泊したフェアモントから、ダイビング船が出る港までは徒歩１分！
初日はダイビングショップで申込み用紙を書く必要があるので、ダイビングショップに行きましたが、次の日からは港集合でOKとの事で、朝ゆっくりできます。（注：ダイビングショップにもよると思いますので、事前確認必要です。）

利用したダイビングショップ:Blue Season Bali
毎年５月に大瀬崎でマンボウ狙いのダイビングをしているもの、いつも撃沈・・・(T T)
毎年、マンボウに会えていないので、バリと言えどマンボウに会える気がせず、４日間全てマンボウダイビングを申し込むという本気モード！（それでも、会える気がしなかったのですが・・・。）
結果、４日間毎日マンボウに会うことができました♪全部で１０匹と、大満足な内容♪

＊ヌサペニダでのダイビングの注意点＊（個人的な感想です。）
◎持っているなら、５mmフルウェット＋フードベストを持って行ったほうがいいです。
マンボウが見れる時の水温は18℃～20℃位です。
私の利用したショップはウェットのレンタルもありますが、ブカブカの3mmフルとハーフの２枚重ねです。寒さで、どの女性ゲストも唇まで真っ青になっていました・・・> <

◎人が多すぎです！
マンボウが見つかると、あっという間に人だかり！20~30人くらいダイバーが押し寄せてきます。ロストしないように気をつけましょう。
ちなみに、私は１回、本気でロストしたと思って焦りました。（結局見つかりましたが・・・）

◎カレント逆走します！
マンボウが見つかれば（時々見つからなくても）、カレント逆走して泳ぎます。泳いでも泳いでも進まない位のカレントの時は、正直、かなり疲れます。

◎フロート必須で！
もちろん、ドリフトダイブする海ではフロートは必須なんですけど、
特にヌサペニダは潮の流れも複雑で、流されたり、ロストしたりでいつトラブルが起きてもおかしくない感じでした。
最後は自分の身は自分で守るしかありませんので、少なくともフロートは持って行ったほうが良いと思います。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

1日目　Dive1 Crystal Bay

ダイビング予約時のメールで「初日はマンボウ以外の穏やかなポイントがいい。」とリクエスト。
ショップからの返信メールで、「ヌサペニダでもマンボウ狙い以外であれば、穏やかだし大丈夫ですよ。」と提案があったので、初日はヌサペニダ（マンボウ狙い以外）で予約しました。

だから、本当に「今日はマンタ（ヌサペニダはマンタも見れることで有名）を見てゆっくりダイビングするチームなんだ。」と本気で思ってました。

担当ガイドが、ブリーフィングで「Mola Molaがいたら、このポーズで知らせるから。」と言われても、「そもそもMola Molaって何？」という感じでした。

MolaMolaは英語名、日本語でマンボウのこと。
本気でマンボウ見たいくせに、Mola Molaという言葉を知らないお粗末さ。

それでも、「あぁ運良くマンボウが見れたら、教えてくれるんだ！まぁ、マンボウ狙い以外のチームだから、マンボウなんて簡単に見れないでしょ。」と思って、エントリー。この後、マンボウを見るまでは、ここがマンボウポイントだとも知りませんでした・・・。

ちなみに、ガイドのブリーフィングは、「MolaMolaが見つかった時の合図のみ。」
雑すぎです・・・！

エントリーして、人・人・人！！
私もその１人なんですれど・・・、人の多さにびっくりしました(@ @)

少ししてガイドが必死で遠くをめっちゃ指差しています。
その時も、うっすら見えてきた大きな魚を本気で、「あぁ、マンタね・・・笑」と思ってました。（笑）

「いや、マンタじゃない！こ、これは・・・マンボウ！！」

気がついたら、マンボウダッシュ！！してました。

水深38メートル。

1本目にして、いきなり出会えてしまいました！

記念すべきマンボウとのファーストコンタクト♪

あっという間に沖へ逃げて行ってしまいました・・・。
後ろを振り返ると、20人以上のダイバー・・・。
「バディの旦那はどこ？ガイドはどこ？」の洗礼をいきなり受けました。

1本目終えて、旦那より「今日、マンボウ狙いじゃないの？」

ガイドに次は何を見るのか聞いて見る・・・。

帰ってきた答えは「Mola Mola」

・・・リクエストは全く伝わっておりませんでした。

基本的に、マンボウシーズン中のヌサペニダは、マンボウ狙いになってしまうようです。それもそうですよね。みんなマンボウリクエストをするので、少数派のリクエストなど忘れられてしまうんでしょう。なので、穏やかなところに行きたかったら、そもそもヌサペニダ以外のダイビングポイント（トランベンなど）をリクエストしましょう。

DIVE 2 PED

中層をドリフトしていると、マンボウ発見！！
PEDでは、他のダイバーはいないし、私が第１発見者であったこともあって、かなり近づくことができました♪

ただ、こちらのマンボウはクリーニングが終わってしまっていたようで、私が視界に入った瞬間、沖へと方向転換・・・> <

通りすがりのマンボウに近づく時は、沖側からゆっくり近づいてあげたほうが、沖への方向転換が遅くなるかもしれません。
もう一組のゲストがあまり近づけなかったので申し訳ないことをしてしまいました・・・。

あっという間に沖へと・・・さようなら！

でも、透明度も良くて、太陽の光も入って、なんかいい感じのシルエットマンボウを見ることができました(^ ^)

エキジット直前には、可愛い小さなタイマイも泳いでました(^ ^)

3本目は、レンボンガン島まで戻ってきて、マンボウ狙いではない普通のドリフトダイビングです。

Dive 3 SAKENAN
サンゴが綺麗な癒しなダイビングポイント。
このSAKENANは３日目、４日目ともに３本目で潜りましたが、毎回海の表情が違っていました。
ちなみに、後日、このSAKENANの衝撃の真実を知ることになります。

この日は、潮止まり。穏やかなダイビングです。

タテジマキンチャクダイとサンゴ。

トサカリュウグウウミウシ。

他にもウミウシはいたのですが、このサイズ感が精一杯。
今度はマクロレンズで小物と向き合ってみるのも楽しそうだなぁ〜。

タイマイもいました(^ ^)

タイマイ&同じチームのゲスト。

スダレチョウチョウウオの群れ

枝サンゴの群生。本当に綺麗で癒されます。

2日目 DIVE 1 MIMPANG

２日目からは私１人でのダイビング参加です。私は日本から予約して行ったのですが、旦那は初日以外は現地で様子を見てその後を決めるつもりでした。しかし、さすがマンボウシーズン！ヌサペニダ方面はフルブックとのこと。シーズン中のヌサペニダダイビングは前もって予約しておいた方が良いです。

またこの日は、宗教のため、ヌサペニダの海域は全ての船の出入りが禁止とのこと。
そのため、ミンパンでマンボウ狙いのダイビングです。
エントリーしてすぐにマンボウ♪しかも、2枚です。

お、追いつかない・・・(> <)

マンボウって意外に速いです。

ただ1匹はそのまま水深20メートルくらいまで上がってきて、クリーニングをしてもらうため、じっと動きません。
チャンス到来♪

ハタタテダイがクリーニングしてあげてます。

クリーニング中だと近寄ってもダイバーをあまり気にしていないようで、逃げません。

マンボウと追いかけるダイバーたち。なんだかパパラッチしているみたい・・・＞＜

マンボウを取り囲むダイバーたち。

ダイバーに取り囲まれているからか、逃げ始めてしまいました。

沖側にもダイバーがいるので、私の方に向かってきて（ちょっとラッキー♪）、そのまま沖へ逃げて行きました・・・。

私もそのダイバーの１人なんですけど、これだけダイバーがいると、マンボウへのストレスが大きいんじゃないかと、複雑な気持ちになりました。

ちなみに、この後、本当にロストしたと思って、焦りました。
2~30人いるダイバーの中から、同じチームの人が見当たらないのです。

ロストした時の対応方法を聞いていなかったので、「どうしよう・・・」状態。
結局、見つかったんですけれど、かなり焦りました。
ブリーフィングの時に必ず、ロスト時の対応方法を確認しておいた方がいいです。

エキジット後、別のボートから、９匹のマンボウを見たと報告してくるチームが！
それはそれで、うらやましぃっ！

DIVE2 JEPUN

ミスジアオイロウミウシ

ミノカサゴ

ネズミフグ
目が可愛い♪

この角度可愛くて好きです♪

海底仏像。
前までは３体ほどあったそうなのですが、今は１体のみ・・・。

このダイブポイントの目玉は、多分こちらの沈船。
これを見るために、ここまでずっと潮の流れを逆走して泳いだので、相当疲れました。

沈船の内部

結構流れてます・・・。
マンボウ見るためなら頑張るけど、沈船での逆走は辛かった(> <)

DIVE 3 DROP OFF ~ BLUE LAGOON

実はここでの記憶がほぼありません。
撮った写真を見ると、マクロ生物メインのポイントのようです。
シマウミスズメ。

モンハナシャコ。

２日目も無事３本終えてサヌールの港へ。
帰港時は、ちょうど干潮の時間帯です。