2015/09/19 - 2015/09/23
4421位(同エリア14876件中)
mickさん
シンガポールは多種多様な見所があちこちに散りばめられているので、旅行記は時系列をある程度無視して、テーマ別に編集してみようと思います。まずは、多民族国家シンガポールならではの、中国・マレー・西洋など様々な文化が融合して生まれた「プラナカン文化」の特徴的な町並みや博物館をメインにまとめてみました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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プラナカン風の建物が多く残る、チャイナタウンの西の外れ、ブレア・ロードを目指してホテルから歩きます。ブレア・ロードは、わざわざ訪ねて行くにはやや不便な場所なので、「ブレア・ロードから徒歩圏内」というのが今回のホテル選びの決め手になりました。ホテルのあるタンジョン・パガー地区から、クレイグ・ロードを経由してニール・ロードに入り、独特の姿の巨大マンション、ピナクル・アット・ダクストンを眺めながら歩いていきます。
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しばらくはマンションなどの多い景色が続きます。普通のマンションも、何やら派手に飾られていることが多いです。建国50周年を祝う現在だけなのか、普段からそうなのかは不明ですが・・・。
ニール ロード 散歩・街歩き
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ニール・ロードも終わりの方に近付くと、次第に趣のある建物が増えてきます。
ニール ロード 散歩・街歩き
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こちらの建物、「ババ・ハウス」は、プラナカン文化の紹介の場として昔ながらの状態に復元され、予約をすれば内部の見学もできるそうです。
ババ ハウス 史跡・遺跡
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ブレア・ロードに到着しました。短い通りですが、プラナカン風のショップハウスが整然と並んでいます。
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多くの建物が現在も住宅として使われていて、植木などで飾られています。
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建物には多くの装飾が施されていますが、派手すぎず、優雅で上品な感じです。
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建物本体だけでなく、塀や門扉、路面に至るまで、装飾にこだわりが感じられます。
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色とりどりの建物が並びます。雨戸が開いた状態の姿も、立体感があって、また違った美しさがあります。
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爽やかなパステルカラーの建物です。
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ブレア・ロードに繋がっている、エバートン・ロードにも、プラナカン風の建物が並んでいます。その向こうには、さっき通ってきた巨大マンションの姿が見え、いかにもシンガポールらしい、ごちゃ混ぜ感の漂う風景になっています。
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優雅な雰囲気のブレア・ロードと比べて、エバートン・ロードの建物は、色使いが鮮明で装飾はシンプルで、力強さを感じます。
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訪れる前は、エバートン・ロードには特に注目していなかったんですが、ブレア・ロードに負けないぐらい個性的な町並みで、思いのほか楽しめました。
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プラナカンの話からは離れますが、一応行ってみた定番中の定番、ラッフルズホテルの写真も、他に載せる所もなさそうなので、ここで載せておこうと思います。
ラッフルズ ホテル シンガポール ホテル
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建物は豪華な西洋式建築ですが、屋根の辺りなどにはアジアっぽい雰囲気も感じられます。そして、建物の合間を、まるで熱帯のジャングルのように植物が覆っています。プラナカンとは違った形ではありますが、これもまた「文化の融合」によって生み出された、シンガポールを象徴するような風景だと思います。
ラッフルズ ホテル アーケード 専門店
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さて、プラナカンの話に戻ります。元々の計画には入っていなかったんですが、時間に余裕ができたので、ラッフルズホテルから歩いて、プラナカン博物館を訪れました。建物自体も、これまで見てきたプラナカン建築の豪華版といった感じの、個性的な造りになっています。
プラナカン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館には、プラナカンの人々が使っていた日用品や工芸品などが展示されています。
プラナカン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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刺繍はプラナカンの最も代表的な工芸品です。個人的には、5月のハンガリーに続いて、今年は何かと刺繍に縁があるようです。
プラナカン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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家具類にも、精密な装飾が施されています。
プラナカン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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刺繍と彫刻の技術をふんだんに取り入れた、豪華絢爛な寝室の様子です。
プラナカン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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衣服の展示です。鮮やかな色合いと独創的なデザインが目を引きます。
プラナカン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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最後に、やはり代表的な工芸品である陶器の展示です。この陶器やその他の展示物、さらには建築物などにも共通する特徴として、鮮やかな色彩や精緻な技術を駆使して、とても豪華でありながら、決してケバケバしくはならず、上品さが保たれている、ということが挙げられると思います。今回の旅で触れることができたのは、奥深いプラナカン文化のほんの一部に過ぎないのかもしれませんが、短いシンガポール旅行の期間の中で、最新のアトラクションだけでなく、こうした伝統文化を少しでも知る機会を得られたのは、とても有意義だったと思います。
プラナカン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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