2015/09/19 - 2015/09/23
34位(同エリア421件中)
mickさん
今年はシルバーウィークなる5連休があるということで、これは旅行に行かねば!と準備を始めたものの、ヨーロッパ方面はすでに航空券が取れず、アジア方面はこの時季台風が心配、ということで、アジアの中でも台風が来ないらしいシンガポールを行先候補にしましたが、ちょうどF1開催中のため、普通に観光するのは難しそうで、しかもホテルはものすごい値段になっています。諦めようかとも思いましたが、改めてよく調べてみたところ、シンガポールから船でわずか1時間のところに、インドネシアのビンタン島というリゾート地があるのを発見しました。ここを利用すれば、F1が終わるまでのんびりリゾートを楽しみ、その後でシンガポールも観光できそうです。というわけで、シンガポール旅行記と銘打っておきながら、インドネシアからのスタートです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 船
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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始発のビンタン島行きフェリーに間に合わせるため、夜中の0時半頃にシンガポールに到着する飛行機を選びました。朝まで空港内のラウンジ「THE HAVEN」で仮眠します。このラウンジはパブリックエリア内にあるため、入国審査も荷物引取りも済ませてから利用することになります。
シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
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このラウンジにはベッドを備えた個室スペースがあります。数は少ないので事前予約が必須です。料金は5時間で9千円ぐらいしますが、わざわざトランジットホテルに泊まるのと比べれば格安です。本当に寝るためだけの空間ですが、外の物音もあまり気にならず、思いのほか良く眠れました。一応、ごく簡素な朝食も付いています。
シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
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夜が明けて、ビンタン島行きフェリーが発着するタナメラ・フェリーターミナルへタクシーで向かいます。タクシーを降りると、まだ早朝なので暑さはそれほどではありませんが、すごい湿気です。
タナメラ フェリーターミナル 船系
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ターミナルの建物は大きくはありませんが、中は意外と綺麗で、先程の空港ほどではありませんが、国際線ターミナル、という雰囲気はあります。案内表示には日本語の表記も見られます。
タナメラ フェリーターミナル 船系
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今回利用した、ビジネスクラス的な位置付けの「エメラルドクラス」の座席です。エメラルドクラスは、ラウンジ利用や優先下船などのほかに、到着ビザを窓口で並ばずに船内で購入できるという特典があったのですが、ほんの2週間ほど前に制度改正があり、日本人はビザ不要、ということになりました。それ自体はすごくラッキーなことですが、エメラルドクラスの旨みは減ってしまうことになり、やや複雑な気分です。
タナメラ フェリーターミナル 船系
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船の窓から海を眺めると、何隻もの巨大な船が、まるで車の渋滞のように並んでいて、この辺りが海上交通の要衝であることを実感させられます。
タナメラ フェリーターミナル 船系
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船は1時間でビンタン島に到着です。ビンタン島のフェリーターミナルでは、なぜか入国審査後に金属探知機のセキュリティチェックがあって、戸惑いのあまり荷物をそこに置き忘れそうになったり、色々あったものの、何とかホテルの送迎バスに乗り込み、宿泊する「ニルワナリゾートホテル」に到着することができました。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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ホテルのロビーは広々としていて開放感があり、いかにもリゾート地らしい雰囲気です。バスの到着に合わせて民族舞踊も披露してくれます。このホテルはビンタン島のリゾートエリア内のホテルの中ではかなり安い方ですが、今回はアーリーチェックインのために前日分から予約を入れたので、結果的にシンガポールの安ホテルに泊まるのと大して変わらない値段になりました。それでも、ただF1期間中という理由だけで高い宿泊費を払うのではなく、ちゃんと実のある出費になるので、自分の中ではまあ良しとすることにします。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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ロビーから客室までは遠いですが、客室からビーチへは、ロビーを通らなくても、近くの出入口からすぐにアクセスできます。このホテルはどちらかといえば海よりもプールが売りということもあり、ビーチにはあまり人がいません。まあ、人が多少いたとしても、この広さなら混雑することもないでしょう。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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この付近の海には、タール(船から垂れ流された石油が粒状になったもの)が漂着することがあり、注意書きの看板もあちこちに立てられていましたが、幸いにも見かけることはありませんでした。同様に、クラゲ注意の看板も沢山ありましたが、こちらも遭遇することはありませんでした。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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陸から見ると、水はきれいなように見えましたが、持参したシュノーケルセットを身に着けて海に入ってみると、意外と透明度は低く、魚は肉眼では何とか見えるものの、写真に収められるようなチャンスは中々ありませんでした。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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こちらがホテル自慢のプールです。それほど広大というわけではありませんでしたが、競技用プールのような四角い形ではなく、自然の海岸を思わせるような入り組んだ形をしていて、ジャグジーのようになっている場所もありました。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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プールと海が繋がっているように見える場所ですが、このあたりには大人でも背が届かないぐらい深い所もあるので要注意です。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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この辺りでプールに浸かりながら海を眺めている人も多く見かけました。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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プール内から見たプールサイドとホテルの姿です。やはりプールはビーチよりも賑わっていますが、大混雑というほどでもなく、のんびり過ごすことができます。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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ビーチには象がいましたが、檻に入っているわけでもなく、ただ木に繋がれているだけです。料金を払うと象に乗せてもらうこともできるようです。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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敷地内には小動物を飼っている場所もいくつかあります。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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こちらはホテルの建物を少し離れた場所からの眺めです。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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敷地内にはレストランが何軒かありますが、夕食は最も人気のあるケロン・レストランに行ってみることにしました。ホテルから送迎バスが出ているようですが、時間などが分からなかったので、歩いて行ってみることにしました。ホテルから15分ぐらいで、レストランに併設する海上バーの姿が見えてきました。
ケロン レストラン シーフード
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こちらがレストランの入口です。
ケロン レストラン シーフード
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海側の座席は予約で埋まっていましたが、店員さんに「7時までに終わるか?」と聞かれ、はいと答えたところ、予約席の1つを空けて座らせてくれました。
ケロン レストラン シーフード
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水平線付近に雲があり、日が沈む瞬間までは見られませんでしたが、それでも十分に、夕暮れ時の美しい海の眺めを楽しむことができました。
ケロン レストラン シーフード
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食事を終えて帰る頃には日も暮れて、海上バーの照明が海面を美しく照らしていました。
ケロン レストラン シーフード
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夜は特にすることもないので、マングローブツアーに参加してみました。といっても夜なのでマングローブ自体は見えず、付近に生息するホタルを見に行くのがツアーの目的になります。夜は気温も涼しくなり、十数人乗りのモーターボートで水面を疾走するクルージングはそれ自体が爽快で、観賞ポイントに着くと、沢山のホタルが光を点滅させてマングローブの木々をクリスマスツリーのように飾る、幻想的な光景を見ることができました。何とか写真に収めようとしましたが、撮った写真はどれも真っ黒でした・・・。
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翌朝、前日のシュノーケリングの結果が今一つだったので、限られた時間ではありますが、もう一度海に入ってみることにしました。この時間は干潮だったようで、前日よりもかなり干潟が広がっています。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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水の透明度は前日と大差ありませんでしたが、干潮でポイントが浅くなって魚に近付きやすくなり、明るさも増したので、写真は撮りやすくなりました。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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まあ、これぐらい魚を見られれば、わざわざシュノーケルセットを持ってきたのも無駄にはならなかった、と言えるかもしれません。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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さて、そろそろ出発の時です。ロビーでは、今到着したバスの客を出迎えるため、昨日とは違った衣装で民族舞踊が披露されていました。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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ロビーからプールや海を眺め、滞在中の思い出を振り返ります。1泊だけの慌しい滞在でしたが、南国の雰囲気に包まれ、それなりにのんびりした癒しの時間を過ごせたのではないかと思います。
ニルワナ リゾート ホテル ホテル
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帰りは帰りで、本当は前日までにフェリーのチェックイン手続をしておくべきなのをやっていなかったりして、また色々とバタバタしましたが、何とかシンガポールへ帰るフェリーに乗ることができました。船が進むにつれて、相変わらずの大型船の渋滞の向こうに、シンガポールの高層マンション群が見えてきました。さあ、これからが正真正銘のシンガポール旅行の始まりです。
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