2015/08/17 - 2015/08/29
308位(同エリア822件中)
neisanさん
- neisanさんTOP
- 旅行記62冊
- クチコミ54件
- Q&A回答99件
- 167,410アクセス
- フォロワー20人
世界遺産メスキータ。不思議な形をしたアーチが並ぶモスクとも教会ともいえない不思議な建物。西ヨーロッパに残るイスラムの美術を是非この目で見てみたい。長い間の念願を叶える機会が訪れました。
今回は気楽な一人旅。旅程が少し長くなりますが、コルドバで1泊し、ゆっくりとコルドバ旧市街の街歩きを楽しむことにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
これよりRENFE(スペイン鉄道)にてコルドバへ向かいます。ホテルに残してきた荷物をピックアップしてアトーチャ駅へ向かいます。
-
アトーチャ駅の入口は坂になっています。荷物を抱えての移動はルートの選定に注意を要します。
マドリード プエルタ デ アトーチャ駅 (AVE) 駅
-
駅舎の中を歩いて行きます。荷物がなければ程よいプロムナードなのですが、荷物を押しながら進むには結構な距離になります。この駅舎はタクシーで乗り付けることを前提にしているみたいですね。
-
電光掲示板に、コルドバ方面の案内が出ました。16:00発のAVEに乗ります。スペインの高速鉄道初体験です。
-
アトーチャ駅の長距離列車乗り場は、1階と2階に分かれており、今ひとつ案内表示のみでは掴みきれません。何人もの乗客がプラットホームの場所を尋ねていました。このあたりの改良はどうにかならないかと思いますが。細々と気配りをするのは日本文化ですね。ここでは分からないことは、職員に尋ねることが基本です。
-
ようやくプラットホームが表示されました。発車までさほど時間はありません。始発駅は早めに入線して乗客の便宜を図るということも日本的サービスかもしれませんね。
-
ホームに向かいエスカレータを降りていくとAVEが入線していました。左はスペインのタルゴタイプ、右はドイツのICEタイプのようです。
-
外で写真を撮っているような時間はありませんので、早速乗車します。今回予約したのはツーリストクラスです。発売すぐに切符を購入したため、車両の中央辺りの乗り心地の良い席がとれました。
-
RENFEのWEBサイトで購入したコルドバまでのEチケットです。
-
16:00発の列車ですが、定刻前に出発しました。日本ではありえないことです。
-
列車はRENFE112系のようです。高速列車だけあり、260?を超えるスピードで運転しています。時々レールの繋ぎ目のような振動が伝わってきます。ロングレールにはなっていないのでしょうか?
ツーリストクラス(2等席)の1両の定員が28名。車両も日本の新幹線よりかなり短く感じます。脚周りが見えないでよくわかりませんが、これはスペインが得意な連接車のような印象を受けます。 -
列車はラ・マンチャ地方を南に向け走り続けています。それにしてもスペインの大地は乾いていますね。
-
車窓に2本の渦が・・・。竜巻それともこのレベルではつむじ風?
-
コルドバに到着。マドリードを出て最初の停車駅です。東京を出て名古屋で停まるような感じですね。
-
駅よりホテルまでタクシーで向かいます。
駅前のタクシースタンドにて、初めてのスペイン語です。
"Sr Hotel Eurostars Maimonides Por Favor"
ドライバーから聞き直されることもなく無事ホテルに到着。通じたようです。5ユーロ也。
メスキータとは道を一本挟んで面しており、絶好のローケーションです。ユーロスターズ マイモニデス ホテル ホテル
-
玄関を抜けるとパティオ(中庭)になっています。部屋はこのパティオを通り抜けた所です。なかなか感じの良いホテルです。
-
荷物を置き、早速街歩きにでます。まずは今夜のフラメンコショーの予約です。
-
ひとつ建物を挟んだ隣がフラメンコショー(http://www.flamencotickets.com/tablao-el-cardenal-cordoba)の会場であることは、フラメンコを探している内に偶然見つけました。入口の看板を見て中に入っていきます。
-
会場の中の様子です。ここのスタッフは英語が話せたため、スムーズに希望の座席を選ぶことができました。そして22時に来場とのこと。
スペイン2晩目ですが、体がまだ現地の時間帯に慣れていません。日本でも夜の10時とはずいぶん遅い開始だと思います。ここはスペインタイムですね。 -
フラメンコの予約表を受け取り、南に向かって歩きます。
途中に自動販売機を発見! ヨーロッパの街中の自販機は珍しいですね。
よく冷えた水1ユーロ也。 -
この橋も歴史的建造物のようですね。
ローマ橋 建造物
-
日がだいぶ傾いてきました。20時近くになっています。
-
ホテル前へ戻ってきました。
-
多くの観光客が歩いています。どうも20時はまだ昼間のようです。
-
ホテルの周辺は細い路地が入り組んでいます。
-
この旧市街もなかなか雰囲気があっていいですね。
-
街が少し暗くなり始め静かになってきました。
-
このホテルは予約時にハーフボードを付けておきました。レセプションでディーナータイムは20時からと聞き、20時を過ぎてやって来ると、誰もいません。やはりここではまだ昼間のようです。
近くにいたスタッフにディーナーに来たと話し、担当者がようやく現れました。 -
ウエイターが英語でメニューの説明をしてくれました。最初の一皿目は冷製スープをお願いしました。
美味そのもの! トマトがこんなに旨い物だとは知りませんでした。 -
二皿目はテールの煮込みです。これも美味! このホテルを選んだことは料理だけでも正解でした。
-
デザートのアイスクリーム。これだけでもお腹が膨らむ量があります。日本ではアイスクリームはティースプーンで食べますが、ここでは普通サイズのスプーンで食べます。それでもなかなか無くならなりません。
-
ディーナーを終え、外に出てみるとメスキータの塔が夕日に赤く染まっています。なかなか暗くなりません。
-
だいぶ日没に近づきました。
-
先程の橋まで行くときれいな夕景が見られます。
-
今夜は遅くなるので、先に風呂に入り、夜の街をフラメンコ会場に向かいます。
-
ショーが始まりました。
-
フラメンコが身体表現であることがよく分かります。
-
-
-
-
ショーが終わったのは24時過ぎです。
-
外に出るとメスキータがライトアップされていました。
-
24時は、深夜だと思っていましたが、ここでは違うようです。まだ街のレストランは普通に営業しています。
-
一夜明け、ホテルレストランへ。さすがスペイン。朝食から甘いものが並んでいます。
-
野菜代わりのフルーツ多めです。昨夜のディナーがあまりに多く、まだお腹が空いていませんが、今日一日を始めるエネルギーをチャージします。
-
メスキータは朝8:30から無料で1時間ほど信者のために開放されるということで、すでにたくさんのにわか信者(旅行者)が入口近くで開門を待っています。ホテルが隣だと実に助かります。
-
8:30を過ぎて、まだ開かないかと待っていると、妙な人の流れが始まりました。これは何かあるとついて行くと・・・・。
-
正門は閉じたままですが、西側の通用門が開いたようです。やられました。
-
人の流れに乗って中庭へと入ってきました。
-
教会(モスク?)の中に入りました。既成の知識はイスラム建築のモスクの上にキリスト教会が乗っている。そして写真で見たアーチです。
中に入って驚きました。メスキータ 寺院・教会
-
「美しい!」の一言に尽きます。歴史的建造物という知識のみで入った自分には、まさかメスキータがこのように美しい建物だとは想像もつきませんでした。
-
-
-
-
-
-
細かい装飾がイスラム的です。
-
イスラム文化の上にキリスト教会のドームが載っています。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1時間が過ぎ、係の人から外に出るように促されます。
-
メスキータを十分堪能し、外に出てきました。
-
次は西隣にあるアルカサルへ向かいます。
-
入場料7ユーロを払い、中に入りました。塔に向け階段を登っていきます。周囲の眺めはよくなるのですが、結構登るのがきついですね。
アルカサル (コルドバ) 城・宮殿
-
東方向を眺めた様子です。正面の建物の奥にメスキータが見えます。
-
さらに上へ上へと登って行きます。
-
-
反対側を振り返ると、アルカサルの西側は庭園になっています。
-
ここのメインはこの庭園かもしれませんね。
-
-
-
-
-
2本の長い池が平行して造られています。水と緑の組み合わせが実にきれいですね。
-
入口に戻ってきました。コルドバはメスキータだけではなく、ぜひここも訪れてみたい所です。
-
アルカサルを出て再びメスキータに沿って北へ向かいます。
-
メスキータの北に隣接するユダヤ人街の花の小径と呼ばれる地区にやって来ました。狭い道が入り組んでおり、方向感覚を失ってしまいます。
花の小径 建造物
-
気ままな散歩を続けていますが、いつの間にか元の場所に戻ったり、方向が分からなくなったりします。また、狭い小径のためメスキータも見えなくなります。また見えたら見えたで、その方向に進めないこともありました。
初めはホテル近くの散歩ということで、場所を気にすることなく歩いていましたが、途中でそれも怪しくなってきました。ユダヤ人街 散歩・街歩き
-
旧市街のような入り組んだ街や初めての街で頼りになるのは、持参したタブレット(NEXUS7)です。電子地図とGPSの組み合わせで、曲がりくねった小径を目的地に向かい、迷うこと通り抜けることができました。
タブレットにオフラインモードで使用できる地図をインストールしておけば、Wifiや現地の通信回線に接続することなく随時使用できます。このような旧市街を歩くには必須のアイテムですね。 -
-
旧市街の城壁の西側を歩いています。ここより外は新市街でした。
-
再び曲がりくねった迷路を歩いて行きます。
-
-
-
ようやくホテル近くへ戻って来ました。ホテルから直線距離で100m程度しか離れていませんが、紙の地図のみで歩くには難しい所です。
コルドバの旧市街を堪能し、荷物をピックアップして次はグラナダへ向かいます。
ホテルの隣はタクシースタンドです。実に地の利の良いホテルでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
neisanさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
ユーロスターズ マイモニデス ホテル
3.51
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
101