長女の結婚式で一時帰国し訪問した広島で、時間が有ったので、念願だった呉の海上自衛隊「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」に出かけてきました。<br />大和ミュージアムは、「まあ、こんなものか」（とは云え多くの現物やレプリカの展示など素晴らしいですが）と云う感じでしたが、海上自衛隊「てつのくじら館」は入館が無料なのに凄い展示内容！館内では定期的に案内役として張り付く現役の自衛官の方やOBが丁寧な説明をしてくれますが、何といっても圧巻は30年前から10年前までの20年間現役だった潜水艦「あきしお」の現物が世界でもここだけという地上展示されている事です。<br />中に入って、居住区や操舵室までも見れるのが魅力です。<br />でも一番の感想は「でっかい！」ですね。

広島、念願だった呉の「海上自衛隊てつのクジラ館」と「大和ミュージアム」に行って来ました！

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2015/09/18 - 2015/09/23

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polodaddyさん

長女の結婚式で一時帰国し訪問した広島で、時間が有ったので、念願だった呉の海上自衛隊「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」に出かけてきました。
大和ミュージアムは、「まあ、こんなものか」（とは云え多くの現物やレプリカの展示など素晴らしいですが）と云う感じでしたが、海上自衛隊「てつのくじら館」は入館が無料なのに凄い展示内容！館内では定期的に案内役として張り付く現役の自衛官の方やOBが丁寧な説明をしてくれますが、何といっても圧巻は30年前から10年前までの20年間現役だった潜水艦「あきしお」の現物が世界でもここだけという地上展示されている事です。
中に入って、居住区や操舵室までも見れるのが魅力です。
でも一番の感想は「でっかい！」ですね。

エリア

呉・海田・安浦(広島)

交通手段: タクシー ANAグループ新幹線 JR特急 JRローカル

此れは呉駅前のレストラン「りゅう」で食べた「けんりゅう」シーフードカレー。最新の潜水艦「けんりゅう」の艦長もお墨付きを与えたという同艦で作られているのと同じレシピのシーフードカレーです。
シーフードの香りとコクが素晴らしいカレーでした。
てつのくじら館の内部。
始めは掃海艇についての説明や展示が多く、色んな種類の機雷や戦後や朝鮮戦争当時の掃海艇の働きなどの説明でしたが、私は既にその大まかな事実については知っていました。
「あきしお」の切断模型。
さすがに30年前に就航した潜水艦だけあって艦内装備もレトロな感じ。この実物艦が展示を許されているのは、同級型の潜水艦が既に全て引退しており、仮にスパイが艦内をくまなく探査したとしても、もう問題ないからだそうです。
狭い艦内を進む。居住環境は新型艦でも大して変わらないのでしょうから、潜水艦乗りは大変ですね。
食堂兼手術室。緊急時にはこのテーブルが手術台になる。
いよいよ艦の心臓部へ。
艦長室でもこの狭さ
こんな環境で仕事が出来る潜水艦乗りは矢張り海自のエリートとしか言いようがありませんねぇ。
此れで仮にトラブルがあっても、乗員は絶対にパニックにならない！って、どんだけ精神力が強いんだか？本当に頭が下がります。

掲示板、スイッチ類やパイプの取回しなどが非常に昭和でレトロですねぇ。
奥が操舵席。左手のおじさんは昔この艦に乗艦していた自衛官OB。
多分機密の塊である筈のこの潜水艦が展示を許されているのは、この艦と次世代の潜水艦との間に技術的に大きなギャップがあるからに他なく、艦内のレトロな機器類も今の現役艦とは大きな開きがあるに違いありません。
深度計器は隠されています。こんな旧式の潜水艦の深度計が隠されているという事は、現在最新艦に繋がる技術の系譜や可能性、目標を秘匿したいからに違いありません。
30年前に就航していた潜水艦の深度計のメモリに400mや500mなどと書かれていては「それなら今の最新艦ならどんだけー？」となってしまって困りますからね。
判らなくて残念でしたが、これが日本の海を守っているのであれば仕方ありません。
魚雷室を外から眺めた処。担当自衛官は此処で就寝するらしいので大変だと思います。
ソナーも多分とっても旧式なんでしょうね。お隣のK国みたいに魚探よりはましでしょうが・・・。
これは特殊作業用潜水服。まるで宇宙服です。今は新しい潜水艦救難艇があるので使われていないとの事。
基準排水量２２００トンだそうですが、傍で見ると本当に大きいです。最新艦では3000トンぐらいあるのでもっと大きい筈です。
此れは大和ミュージアム前
此れが１／１０の戦艦大和の模型。