18きっぷ⑩『第2回 乗り鉄強化月間 【2日目・上編】 長野県縦断となるか？冷や冷やドキドキ大糸線の旅』

2015/09/08 - 2015/09/09

ご覧いただきありがとうございます。

初日（9月8日）は、台風18号接近による大雨で列車が遅れや運転見合わせがあり急遽新幹線に乗り豊橋駅で無事に飯田線に乗換えることができました。

その飯田線も夕方頃になると一部区間（天竜峡駅～中部天竜駅）で運転見合わせになりましたが、何とか目的地の松本へ着くことができました。

宴では、久々に信州の珍味をいただきながら長野の銘酒「真澄」を飲みました～旨かった！

今日は台風18号が昼ころに東海地区に上陸するようです。
その中で列車に乗り長野県を縦断したいと思います。

どんな旅になることでしょう。

2日目も上編・中編・下編でご紹介いたします。

エリア 栂池・白馬乗鞍(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

※参考画像（気象庁より）

おはようございます。

今朝は6時に起きました。

コーヒーを飲みながら台風情報を取集しました。

昨夜の予報通りで、昼ころには東海地区に上陸します。

今のところ、長野県内の交通機関への影響は飯田線の一部区間（天竜峡駅〜中部天竜）で運転見合わせているだけでした。

この時点で、計画通りに旅行をすることを最終決断しました。

朝食は昨夜松本駅構内で買った駅弁「山賊焼」とカップ麺です。

■松本・塩尻のB級グルメ「山賊焼」

山賊焼きは松本・塩尻等のご当地B級グルメで、鶏のもも肉にニンニクをきかせたタレに漬け込み、片栗粉をまぶして高温の油で丸ごと揚げた郷土料理です。

■駅弁・山賊焼

松本駅の社員が「松本らしい駅弁をつくりたい」とのおもいで考案した駅弁です。松本の名物「山賊焼き」（鶏のから揚げ）を中心に、わさび漬けや地元山形村の長芋の天ぷらが入ったお弁当です。（JR東日本・駅弁味の陣2014より）

・イイダヤ軒（駅弁）
　http://www.iidayaken.co.jp/index.html

東横イン松本駅前本町 宿・ホテル

いただきま〜す！

買ってから時間が経過しているのでサクサク感はありませんが、鶏肉に味が付いているので美味しいです。（カップ麺：緑のたぬきとの相性は最高です）

アッという間の完食です。

美味しかった〜

ご馳走さまでした。

いつもに比べ朝がゆっくりなのでテレビを観ながらノンビリしていました。

チェックアウトして駅へ向かいます。

今日も短パン・Tシャツで旅をします。（正直肌寒いです）

昨夜、珍味をいただいた「新ゴールデン信州」の前を通ります。

信州 ゴールデン 新館 グルメ・レストラン

松本駅に着きました。

気温は19℃でした。（寒〜い）

松本駅 駅

お城口（東口）

西口側に来ました。

天気が良いと北アルプスの山々を見ることができます。（下記をご覧ください）

※参考画像（2013.1.3撮影）

【ザ・乗り鉄】　暴飲暴食の旅③（上田～篠ノ井～松本～飯田～豊橋～新横浜）
　http://4travel.jp/travelogue/10947275

北アルプス（飛騨山脈）大滝山（標高26167m）蝶ケ岳(標高2677m）が見えます。

改札口で駅員に大糸線の運転状況を確認したところ「今のところ通常通りに運転している」との返答でした。

何とか長野県縦断ができそうです。

松本駅は中央本線・篠ノ井線・大糸線・飯田線（一部の直列車）と上高地線［アルピコ交通］の乗換駅です。

松本駅の列車到着後の自動放送が昔の上野駅のような放送で懐かしく思います。

「♪まつもと〜〜ぉ・まつもと〜〜ぉ・まつもと」語尾が長いのが特徴です。

松本へ行く機会がありましたら、ぜひ聞いてみてください。

松本駅（東京寄り）には留置線がたくさんあり「特急あずさ」の車両たちを見ることができます。

アルピコ交通上高地線です。

営業キロは14.4kmで終点の新島々駅で上高地・乗鞍方面のバスに接続しています。

車両は京王井の頭線で走っていた3000形です。

今日は大糸線に乗り新潟県糸魚川駅に向かいます。

9:04　2両編成の南小谷行（みなみおたり）が到着しました。（画像右側の列車）

この列車は岡谷駅始発で松本駅にて18分停車し9:22に発車します。

小生はボックスシートをキープするため列車が到着する前から並んでいました。

列車が到着後しばらくしてから大糸線の運転情報に関する放送があり「大糸線は南小谷〜糸魚川間で運転を見合わせていますが、代行バスまたは代行タクシーに乗換えることができます」とアナウンスがありました。

あぁ〜良かった！

これで心配事がなくなり、今日は思い存分に旅が楽しめそうです。

小生が乗り込んだ車両は先頭車両です。

セミクロスシートですが他の車両に比べてロングシートの割合が多い車両です。

※セミクロスシート

ロングシートとクロスシートを組み合わせた配置で、通常は乗降が円滑になるようドア付近をロングシート、ドア間にクロスシートを配置する。（ウィキペディアより）

豊橋駅（太平洋側）から長野県を縦断して糸魚川駅（日本海側）までの距離は335.6kmです。（旅行の最大の目的）

偶然にも、昔「塩の道」と呼ばれていた街道とほぼ同じコースです。

■塩の道

塩や海産物を内陸に運ぶのに使われた道のことをいう。また逆に内陸からは、山の幸（食料に限らず、木材や鉱物も含む）が運ばれた道でもある。

千国街道（ちくにかいどう）（糸魚川街道、松本街道とも呼ばれる、新潟県糸魚川から長野県大町そして松本、塩尻）や、 三州街道（伊那街道、飯田街道とも呼ばれる、愛知県岡崎から長野県飯田、塩尻）、 秋葉街道（静岡県御前崎から長野県飯田、塩尻） などが日本の塩の道を代表している。（ウィキペディアより）

大糸線は中央本線・松本駅（長野県）を起点とし、えちごキラめき鉄道・糸魚川駅（新潟県）を結ぶ路線（営業キロ105.4km・42駅）で、松本駅〜南小谷駅間（70.1km：電化区間)はJR東日本、南小谷駅〜糸魚川駅間（35.3km：非電化区間）をJR西日本が管轄しています。

9:22　松本駅を発車しました。

9:28　島内駅に着きました。（松本駅から6分）

上り列車とすれ違いです。

島内駅 駅

犀川を渡ります。

■梓川（あずさがわ）

長野県内を流れる信濃川水系の一級河川。一般に、松本市島内で奈良井川を合流させて以降の下流部から長野市での千曲川との合流部までを犀川（さいがわ）で、上流部は梓川（あずさがわ）と呼ばれる。（ウィキペディアより）

9:42　南豊科駅に着きました。（松本駅から20分）

南豊科駅 駅

9:44　豊科駅に着きました。（松本駅から22分）

■コハクチョウが飛来する豊科地区

安曇野の豊科地区を流れる犀川。湖というより流れのゆるやかな川で白鳥湖には昭和59年(1984)頃から越冬のためコハクチョウが飛来。多い年には、飛来数が1000羽以上にもなり、毎年10月下旬に第1陣が飛来し、3月頃北国へ帰っていく。

・白鳥湖アクセスマップ（安曇野市ホームページより）
　http://www.city.azumino.nagano.jp/kanko/fubutsushi/hakuchou/hakuchomap_t.html

豊科駅 駅

9:51　穂高駅に着きました。（松本駅から29分）

穂高駅近くには安曇野の名産「わさび」を栽培する「大王わさび農場」があります。

以前にわさび農場で「わさび漬け体験」をしたことがあります。
わさび漬けはピリッとした辛さがお酒に合いますね。（実に美味しかった〜）

■大王わさび農場
　http://www.daiowasabi.co.jp/

穂高駅 駅

9:55　有明駅に着きました。（松本駅から33分）

9:58　安曇追分駅に着きました。（松本駅から36分）

■開業当初はお洒落な駅名だった安曇追分駅

1915年（大正4年）の開業当初は「アルプス追分駅」と名乗っていたが、北アルプスの登山口と間違えて下車する人が多く、また本来の登山口である有明地区からの抗議もあって1919年に安曇追分駅に改称した。（ウィキペディアより）

安曇追分駅 駅

10:01　細野駅に着きました。（松本駅から39分）

細野駅 駅

10:07　信濃松川駅に着きました。（松本駅から45分）

信濃松川駅 駅

10:10　安曇沓掛駅に着きました。（松本駅から48分）

安曇沓掛駅 駅

10:13　信濃常盤駅に着きました。（松本駅から51分）

信濃常盤駅 駅

高瀬川を渡ります。

川は茶色く濁っています。

10:17　南大町駅に着きました。（松本駅から55分）

南大町駅 駅

10:20　大町駅に着きました。（松本駅から58分）

すれ違いはありませんが、大町駅で15分停車します。

信濃大町駅 駅

信濃大町駅は「立山黒部アルペンルート」の長野県側の玄関口です。

小生はまだアルペンルートを通ったことはありません。いつかは行ってみたいコースです。

■立山黒部アルペンルート

富山県中新川郡立山町の立山駅（富山地方鉄道）と、長野県大町市の扇沢駅（関電トンネルトロリーバス）とを結ぶ交通路であり、国際的にも大規模な山岳観光ルートである。

1971年（昭和46年）6月1日全通。なお、富山地方鉄道の電鉄富山駅からJR東日本大糸線信濃大町駅までとされる場合もある。

立山駅から扇沢駅までは、ほぼ西から東に25km足らずの直線距離だが、最大高低差は1975mあり、ルート内の交通機関として、立山連峰の景観を望む立山ロープウェイ、全線地下式のケーブルカー、黒部ダム建設に用いられたトンネルを通るトロリーバス、日本国内一の堤高を持つ黒部ダムの堰堤上の徒歩での移動など、様々な乗り物を乗り継いで移動する。

そのほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、飛騨山脈・立山連峰を貫き、黒部ダムなどのいくつもの景勝地を通る。（ウィキペディアより）

改札口がある1番線ホームには「歓迎太鼓」が置かれています。

信濃大町駅付近から見える北アルプスの山々が駅名標になっています。

左から

・岩小屋沢岳（いわごやざわだけ）標高2630m
・爺ヶ岳（じいがたけ）標高2670m
・鹿島槍ヶ岳（かしまやりがたけ）標高2889m
・五竜岳（ごりゅうだけ）標高2814m

大町民話の里づくり「もんぺの会」では地元安曇野地方に伝わる民話を多くの人に知ってもらい、後世に伝えるため日々活動しています。

現在は毎週土曜日、現在新型リゾートトレイン『リゾートビューふるさと』の車内（穂高駅〜白馬駅間）において地域の民話の語りと沿線のご案内、仁科三湖を展望しながら手回しオルゴールの上演を行っています。　(※日程が変更になる場合あり）

■1番線ホームに展示されている「さらさら越え」

戦国時代、越中富山の城主・佐々木成政は天下統一を狙う羽柴秀吉（後に豊臣秀吉）に対抗しようと、厳寒豪雪の立山「さらさら峠（針ノ木峠）」と黒部渓谷を越えて大町に出、遠州浜松の徳川家康のもとへと向かいました。

道中安全加護のため立山・芦峅寺（あしくらじ）で頂いた「大姥尊像」を背負っての「さらさら越え」は、辛苦（しんく）を極めましたが、辿り着いた大出（おおいで）で村人の手厚いもてなしを受け元気を回復しました。

別れに寄進された「大姥尊像」は、以来幾百年今日まで、大出の「大姥堂」に大切に祀られています。

ただ今、地元の中学生2名が職業体験中で、運転台に入室し運転士より列車の運転方などの説明を受けていました。（指導役の駅員はホームで見守っています）

職業体験用の制服が用意されており、二人の中学生は制服制帽姿が様になっていました。（小生も着用してみた〜い）

ある程度撮影が終わり、改札口を出て一服タイムです。

ただ今の気温は19℃です。

■信濃大町駅舎

駅舎は2010年の改装により、屋根の形状などを変更して山岳都市をイメージした山小屋風となった。長野県産杉材を壁に利用している。（ウィキペディアより）

あと5分ほどで発車時間となりますので列車に戻ります。

10:35　15分間の停車が終わり信濃大町駅を発車しました。

10:42　信濃木崎に着きました。（松本駅から1時間20分）

上り列車とのすれ違いのため2分停車します。

信濃木崎駅 駅

上り列車が到着しました。

まもなく発車します。

徐々に山間が迫ってきました。

車窓からは木崎湖が見えてきました。

10:48　稲尾駅に着きました。（松本駅から1時間26分）

稲尾駅 駅

この悪天候中でボート釣りをしている人たちがいます。（画面左）

■木崎湖

長野県大町市にある、仁科三湖のうちのひとつで、最も南側（最も下流川）に位置する湖である。

※仁科三湖とは、は長野県大町市北部にある3つの湖の総称。

・青木湖
・中綱湖
・木崎湖

■木崎湖周辺

近隣の葛温泉から引湯をしている木崎湖温泉を擁し、湖周辺にはいくつかの旅館や民宿が軒をつらねている。 湖畔には総合温泉施設ゆーぷる木崎湖があり、木崎湖温泉の湯をふんだんに使ったさまざまな風呂や温水プールを利用できる。湖畔にはスポーツ施設があり、スポーツ合宿の地としても利用されている。

冬にスキー客でにぎわう白馬村に近く、木崎湖の近くにもサンアルピナ鹿島槍スキー場・ヤナバスキー場があり、冬は多くの観光客が訪れる。また、立山黒部アルペンルートにも近く、黒部方面を利用する宿泊客も多いる。（ウィキペディアより）

10:51　海ノ口駅に着きました。（松本駅から1時間29分）

■駅名の由来

海ノ口駅は内陸部に所在するが、農具川が流れこむ「湖の口」の地に置かれたことから付いた名前である。

隣の稲尾駅と同じようにホーム正面から木崎湖が見えるが、木崎湖は近世には「海之口池」と呼ばれていた。（ウィキペディアより）

海ノ口駅 駅

10:56　簗場駅（やなば）に着きました。（松本駅から1時間34分）

簗場駅 駅

車窓からは中綱湖が見えてきました。

■中綱湖

仁科三湖（木崎湖・中綱湖・青木湖）の中では一番小さい湖です。

コイ、フナ類、およびワカサギ釣り目当ての観光客が多いが、中でもヘラブナ釣りが有名である。（ウィキペディアより）

小生のつま先側の隣席には若い女性が一人旅をしています。（小生同様に車窓からの景色を撮っていました）

雨が強くなってきました〜

車窓からは仁科三湖（木崎湖・中綱湖・青木湖）の三番目の湖「青木湖」が見えてきました。

■青木湖

面積は1.7平方キロメートルで、長野県内では諏訪湖・野尻湖についで3番目、全国では59番目の広さ、標高822m、周囲長6.5km、全面結氷はしない、貧栄養湖で透明度9.8m。西側には北アルプスがある。

透明度が高く、水深58mは長野県内で最も深い。流入河川が無いにもかかわらず水位が維持されていることから、湖底にかなりの量の湧水があると考えられている。流出河川は農具川で中綱湖、木崎湖へと繋がる。

■青木湖は映画「犬神家の一族」の撮影地

「湖面から逆さに突き出す両足」は、青木湖で撮影されたものである。（ウィキペディアより）

11:06　南神城駅に着きました。（松本駅から1時間44分）

駅名標の隣には「JR東日本最西端の駅」の標柱があります。

南神城駅 駅

11:10　神城駅に着きました。（松本駅から1時間48分）

神城駅から見える「五竜（龍）岳［標高2814m］」が駅名標になっています。

11:13　飯森駅に着きました。（松本駅から1時間51分）

飯森駅 駅

『遠方減速！制限60！』

遠方…遠方信号機（曲線等で場内信号機が見通し困難なとき、または直線区間で場内信号機手前までに一定の速度以下に減速させるために設置されています）

場内信号機…ポイントのある駅で駅進入側に設置されています。

『場内注意！制限45！進路3番』

場内…場内信号機（ポイントのある駅で駅進入側に設置されています）

11:18　白馬駅に着きました。（松本駅から1時間56分）

特急あずさ3号（千葉6:38発）の待ち合わせのため21分停車します。

白馬駅 駅

■白馬村

白馬村（はくばむら）は、長野県北西部に位置する北安曇郡の村。北アルプスの麓にあり、夏は登山、冬はスキーの観光客が訪れ、避暑地として知られる。単体のスキー場としては国内最大規模の八方尾根スキー場があり、長野オリンピックの会場にもなった。（ウィキペディアより）

■白馬駅の駅舎

長野オリンピック開催決定をきっかけに1996年に駅舎の改修が行われ、それまでの箱形の外観をもつ駅舎から、北アルプスの景観に合わせた三角屋根を持つロッジ風の駅舎となった。

ここで、白馬についてご案内いたします

■春の風物詩「白馬の雪形（ゆきがた）」

白馬の雪形は、遅い春を迎える4月下旬から5月下旬頃に、雪解けとともに山肌と残雪が作り出す模様として現れます。先人たちが様々な形に見立てて名づけたもので、かつては農作業開始の目安として、暦代わりに用いられたりもしたようです。

白馬を代表する雪形といえば、「白馬岳（しろうまだけ）」や「白馬村（はくばむら）」の名前の由来にもなった、この「代掻き馬（しろかきうま）」です。

なぜこの「黒い馬」が「白馬岳」の由来になったのか？ その経緯は、地図製作時に｢代馬岳」を「白馬岳」と誤って当て字してしまったところによります。

代掻きとは、田植えの前に田の土と水をかき混ぜて、田植えができる状態に準備することを言います。代掻き馬はこの代掻きの時期を教えてくれる雪形として、地元の人々に親しまれています。（白馬村ドットネットより）

※参考画像（2002.8.12撮影）

長野オリンピックのジャンプ競技の会場となった「白馬ジャンプ競技場」です。

日本で唯一ノーマルヒル（画像左）、ラージヒル用（画像右）のジャンプ台が2つ並んでいるジャンプ競技場です。

■小生も観に行った長野オリンピック

長野オリンピックは、1998年（平成10年）2月7日から2月22日まで、日本の長野市とその周辺を会場にして開催された、20世紀最後の冬季オリンピック。冬季オリンピックとしては、最も南に位置する都市で開催された。

72の国（地域）から選手・役員4638人が参加し、延べ144万2700人の観客が会場に集った。（ウィキペディアより）

※参考画像（1988.2.18付日刊スポーツより）

悪天候の中、ジャンプ競技・ラージヒル団体戦で日本勢が金メダルを獲得したときは嬉し涙が出ました。（今でも、当時の原田選手の男泣きを忘れません）

その感動の余韻に浸りながら、3日後（2月20日）に志賀高原（東館山スキー場）で行われる「女子大回転」を数名で応援に行きました。

※参考画像（2002.8.12撮影）

※参考画像（2002.8.12撮影）

選手たちが練習しています。

※参考画像（2002.8.12撮影）

ラージヒルのスタート地点より眺めたところです。

高所恐怖症の小生には腰が引けます。（笑）

■コースの概要

【ラージヒル】

・全長：385m
・標高差：138m
・最大斜度：37.5°

【ノーマルヒル】

・全長：318m
・標高差：107m
・最大斜度：36.5°

※参考画像（2002.8.12撮影）

眺めは最高です。（白馬駅周辺を眺めることができます）

※参考画像（2002.8.12撮影）

白馬をはじめ大糸線沿線は見所満載ですので、ぜひお出かけください。（自称：長野県観光大使）

11:29　特急あずさ3号（9両編成）が到着しました。

特急あずさ3号が白馬駅を発車しました。

9両編成で乗客は『7名』しかいませんでした。（台風18号接近するので出掛ける人はいませんよね〜）

雨が強く降っています。

姫川の支流は茶色く濁り増水しています。

11:42　信濃森上駅に着きました。（松本駅から2時間20分）

信濃森上駅 駅

姫川を渡ります。

■姫川

長野県北安曇郡および新潟県糸魚川市を流れ日本海に注ぐ河川で、国土交通省が公表している一級河川の水質現況において、1999年以降4回にわたって水質ランキング日本一に輝いている。

流路が北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界となっている糸魚川静岡構造線にほぼ沿い、東西にある急峻な西頸城山地と北アルプスから供給される土砂が多い。

また、飛騨外縁帯の脆弱な蛇紋岩が上流部の八方尾根、中流部の平岩・小滝付近、および支流の大所川上流部に広く分布するため、地すべり地形が広く分布する。

そのため豪雨による土砂災害が絶えず、道路や鉄道が不通となることがたびたびあり、暴れ川として知られている。（ウィキペディアより）

11:48　白馬大池に着きました。（松本駅から2時間26分）

駅名標は栂池自然園にあるミズバショウ湿原と白馬乗鞍岳です。

■栂池自然園（おたり振興公社）
　http://sizenen.otarimura.com/viewpoints.html

11:53　千国駅に着きました。（松本駅から2時間31分）

千国駅 駅

11:57　南小谷駅（みなみおたり）に着きました。（松本駅から2時間35分）

南小谷駅 駅

当初の計画では、南小谷駅で列車（1両のディーゼルカー）を乗換える予定でしたが、台風18号接近に伴い、JR西日本管轄の南小谷駅〜糸魚川駅間（35.3km）は運転見合わせにより代行バスに乗換えます。（松本駅〜南小谷駅間はJR東日本）

前日に運転見合わせを決めていたのでJR西日本が代行バスまたは代行タクシーを乗客のために用意してありました。

改札を出るとJR西日本の社員［南小谷駅〜糸魚川駅を担当する運転士］が代行バスへ誘導案内していました。（駅業務はJR東日本）

バス車内は、白馬駅で追い越された特急あずさ号の乗客と思われる7名と小生が乗っていた普通列車の乗客が8名の計15名が糸魚川駅に向かいます。

代行バスには、小生が乗換える予定だった南小谷駅12:00発糸魚川行［列車番号427D］の担当運転士も同乗していました。

代行バスが南小谷駅を発車すると同乗した運転士が乗客ひとり一人に行き先を確認し関係個所に方面別に人数を報告していました。

・北陸新幹線…5名
・在来線（富山方面）…4名
・在来線（新潟方面）…5名
・糸魚川駅…1名

中土駅に着きました。（南小谷駅から4.0km）

バス車内から列車の運転士が駅舎内を目視して居ないことを確認すると次の駅に向かいます。

中土駅 駅

代行バスは、姫川に沿って国道148号線を走ります。

北小谷駅付近に着きました。（南小谷駅から8.4km）

駅前には寄らずにこの位置から駅舎内を確認し乗客が居ないので通過します。

北小谷駅 駅

列車では味わえない駅前通りを代行バスが走ります。

平岩駅に着きました。（南小谷駅から14.9km）

新潟県最初の駅です。

大糸線は平岩駅を発車（糸魚川方向）すると数キロ区間は長野県側を走り再び新潟県に入ります。

平岩駅 駅

かなり増水している姫川

車窓からは大糸線の線路が見えます。

代行バスは、列車のダイヤ通りに国道を快走しています。（速度はご想像にお任せします）

大糸線の上を通過します。

根知駅に着きました。（南小谷駅から25.3km）

根知駅 駅

駅舎の扉が開いていたので、代行バスの運転手が駅舎内を確認します。

結局は誰も居なかったので発車しました。

根知駅の隣「頸城大野駅（くびきおおの）」で女子高生1名が乗ってきました。

青空が出てきました。

姫川駅に着きました。（南小谷駅から32.1km）

乗客が居ないので通過します。

姫川駅 駅

徐々に山間が広くなり民家が多くなってきました。

北陸新幹線の高架橋が見えてきました。

バス車内では、糸魚川駅の接続について案内があり、在来線（富山方面）の接続依頼（糸魚川駅で発車時間の繰り下げ）をしてあるとのことでした。（小生が乗換える列車は余裕があります）

12:59　糸魚川駅（南口）に着きました。（松本駅から3時間37分）

列車のダイヤと比較すると3分の遅れで済みました。（早かった〜）

バスの降車場所にはJR西日本の職員が待機していて乗場への案内をしていました。

糸魚川駅 駅

小生が糸魚川駅に着いた時は青空が広がっていました。（さすが晴れ男！）

前日は大雨の中、豊橋駅から飯田線に乗り、今日は大糸線に乗り、長野県縦断と太平洋から日本海への縦断の任務（旅）が無事に終わりました。

この後は、日本海に沿って旅を続けます。

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続きは『第2回 乗り鉄強化月間【2日目・中編】』でご紹介いたします。

ご覧いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• フロンティアさん 2015/10/13 19:26:15

  大糸線の代行バス

  　こんばんは。
  　体育の日の３連休は帰省を兼ねて久々の本格的な観光旅行をされたんですね。
  　私設観光大使とのことですが、どこかの駅で俳優の田中要次さんによる長野県の観光ポスターを見かけました。しかもいくつかのバージョンがあり、例えばこの時期ならではの絶景…「あるよっ！」というキャッチフレーズもしっかり表示されていました。
  　それにしても南小谷以北の大糸線の代行バス、JR西日本の輸送に対する責任感を感じ、とても評価出来ます。荒天が見込まれるという理由で安易に運転見合わせのみをするのではなく、安全を第一にしつつも移動客の利便性も最大限考慮するよう努力されているのでしょうね。
  　なお知ってはいましたが、長野県・新潟県内にJR西日本のエリアがあるのは違和感を感じます。ちなみに例えが違いますが、自分が住んでいる静岡県の場合、NTT東日本ではなくNTT西日本のエリアになるのですが、それと同じくらい違和感を覚えます。（新潟・長野・山梨はいずれもNTT東日本エリアです。）

  BTSさん からの返信 2015/10/14 08:57:59

  RE: 大糸線の代行バス

  フロンティアさまへ
  
  おはようございます。
  
  田中要次さんは小生の好きな俳優です。
  この方は長野県木曽郡木曽福島町の出身で元JR東海に勤務されていました。
  
  今回の南小谷〜糸魚川駅間の代行バスは小生も素晴らしい対応だと評価し
  ます。
  
  大糸線は長野県の青木湖を源流とする姫川に沿って走りますが、大雨が降る
  と姫川は「あばれ川」に豹変し、過去に何回も水害が発生しています。
  
  今回は大雨の予報が出ていたので前日には運転見合わせを発表し代行バスを
  手配してありました。（計画的運休）
  
  静岡県・長野県・新潟県（糸魚川）は東日本と西日本を分ける要衝なところです。
  
  例えば家庭用電気の周波数が静岡県や長野県を境に50Hzと60Hzに分かれたり
  新潟県糸魚川駅構内には交流と直流の境（デッドセクション）があったりと…
  境目って何か楽しいですね。
  
  昨年、北欧へ旅行した際にバスでフィンランドからスウェーデンに国境越え
  をした際は、EUの加盟国同士なので検問はなく、そのままバスで国境を通過
  し時刻の整正をしました。（フィンランド時刻から1時間繰り下げます）
  
  小生、意外にも境目フェチかもしれません。（笑）
  
  BTS