2015夏 ペルー再訪：リマ・ラファエル・ラルコ・エレラ博物館

2015/08/25 - 2015/08/26

リマも今回で５回目の訪問になります。これまで訪れたことがなかったラファエル・ラルコ・エレラ博物館に行ってみました。

エリア リマ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

新規就航したＡＮＡのヒューストン便を利用しました。ダブルマイルキャンペーンでラッキー。

ヒューストンまで１３時間強。南米がぐっと近くになりました。

ちょうどこの便の前の出発がシンガポール航空のＡ３８０。ルフトハンザ、タイ航空等に乗った経験はありますが、一度これにも乗ってみたいですね。

ヒューストンまでのルート。

シャンペンと先付け。

和食の前菜。

和食のメイン。

到着前の朝食。しばらく日本食ともお別れ。

ヒューストン郊外は緑が多いです。

６時間くらいトランジットがあったので空港の外へ出てみましたが、暑かった。

続いてリマへはユナイテッドで。

シートはエコノミープラスなので広め。楽でした。

２２：３０にリマ到着。

本日は空港前のホテルに宿泊。

空港周辺で一番いいホテルでしたのでキレイでした。

サービスドリンクのピスコサワーで一杯やって就寝。

部屋からは空港がよく見えました。

朝一番でラファエル・ラルコ・エレラ博物館へ。

外観は一般の邸宅みたいなのでわかりずらいです。

入って右手のお土産屋でチケットを購入。

博物館入口は坂を登った上にあります。

建物は美しい花で飾られてます。

ラファエル・ラルコ氏がペルー人考古学者の父から受け継いだ遺物を展示した博物館。１９６２年に開館。

建物は１８世紀のスペイン人貴族の邸宅を利用してます。

設立したラファエル・ラルコ・オイレ氏。

要所に日本語での解説があります。

内部はアンデス文明形成期のＢＣ１８００年からインカ期の１５００年くらいまでのコレクションが展示されてます。

アンデス形成期の土器。ＢＣ１３世紀〜１世紀のもの。

動物や人の土器が多いです。

象形土器が盛んに作られた時代。

このような解説があるのでわかりやすいです。

パコパンパの石彫。ＢＣ１２世紀〜ＢＣ５世紀のもの。

頭部が人間、体はネコ科動物、尾が蛇の土器。

続いて１〜７世紀のモチェ文化。

双頭の蛇のアーチに囲まれた男性像。

月の怪物の象形壺。架空動物を表現。

ワリ文化の土器。６世紀〜１０世紀。

シカン王国の土器。シカンもワリ文化に含まれます。

チムー文化。１２世紀〜１４世紀。インカの直前に栄えました。

インカ帝国期の土器。１６世紀後半。

インカ帝国支配下のチムー文化の土器。１３世紀〜１６世紀。

スペイン征服時代の土器。

リマ文化の土器。ＢＣ１世紀〜６世紀。

モチェ文化の肖像土器。リアル。

これもリアル。

生きているみたい。

インカ帝国期のチャンカイ文化。

パラカス文化。ＢＣ１３世紀〜１世紀。

サンタ文化。ＢＣ１世紀〜８世紀。

ナスカ文化。１〜８世紀。

ナスカらしい絵。

ナスカの太鼓。

ナスカは描かれている絵がおもしろい。現代でも通じそう。

インカ帝国期のアリバロ壺。

中央はゴルゴダの丘をモチーフにしたタペストリー。

インカ帝国の王。

ナスカ時代の上着。

パラカス時代の布。

ラルコ博物館の至宝のひとつ。人身供犠を描いた鎧形注口壺。

モチェ遺跡からの出土。

モチェの土器もおもしろい。

斬首のシーン。

儀式用ナイフのトゥミ。

船をこぐ神の鐙型注口壺。

生贄の杯とトゥミ。

ワリの埋葬用衣装。

チムーの儀式用脚付杯。

シカンの儀式用容器。黄金の人面形コップ。

銀の上衣。９世紀〜１６世紀。

金メッキ鋼の上衣。

ビクス文化の黄金飾り。

シカンの装身具。

ビクス文化の装身具。

こちらはモチェの黄金頭飾り。

ナスカの黄金の装飾品

首飾り。

黒斑岩のネックレス

出口付近にはこの博物館最大の目玉、

チムーの黄金製儀礼用装身具。重いでしょうね。

隣の部屋はたくさんの土器がケース内で眠っていました。

１階方向に降ります。

下には雰囲気の良いカフェがあります。

これはエロティックな土器の展示室。

ここもたくさんの土器がありました。

土産物ショップ。

ここでは展示品と同じ土器が購入できます。もちろんエロティックなものもあります。