2015秋の川崎工場夜景

2015/09/26 - 2015/09/26

最近ブームになっている工場夜景。
なんだか気になるので、はとバスツアー「川崎工場夜景スポット」に参加してみた。
工場夜景を説明してくれる川崎市民ガイドの話を聞いていると、工場夜景ってのも奥深いんだなと思った。

エリア 川崎(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

東京駅丸の内改札を出たのが15時半頃。
祝日だとここに日の丸が掲げられて雰囲気でるのだけれど、この日は普通の土曜日なのでポールだけです。

東京駅 赤レンガ駅舎 名所・史跡

折角だから、丸天井もしっかり見ておきますよ。

丸の内改札からすぐ南側にあるのがkitte。
低層部は旧中央郵便局の外観を残し、高層部は最近よくある全面ガラス張りの建物。

kitte公式
http://jptower-kitte.jp

KITTE (キッテ) ショッピングモール

kitteには、飲食、衣類、雑貨などのお店が入っていたけれど、私が一番興味を惹かれたのは日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営しているミュージアム、インターメディアテク。
もともと、東大博物館は面白い収蔵品を持っていて、本郷の大学敷地内にある博物館でそれらを見られるのだけれど、それをもっと気楽に公開しちゃいましょって感じ。
まさに博物学の宝庫。私らは時間がなかったのでサッとしか見られなかったけど、再訪を固く決意しましたよ。
メディアテークは入場無料。写真撮影NG。

インターメディアテク公式
http://www.intermediatheque.jp

16時頃にkitteを出る。
はとバス乗り場はkitteからすぐ。
線路沿いにずらりと黄色いバスが並んでいるので、見つけるのも簡単。
自分の参加するコースのばす乗り場を掲示板で確認。
16:10頃から乗車開始。

定刻の16:20、バスは丸の内を出発。

なにやらドア上にあるなと思ったら、東京タワー、スカイツリー、東京都庁、国会議事堂でした。

高速に乗って

17時頃、川崎のコリアタウンに到着（お尻側で失礼！）

夕食の時間には若干早いけど、ここでいきなり夕食の焼肉を食べます。
ふつうに美味しくいただきました。

焼肉 西の屋 グルメ・レストラン

焼肉食べ終わってバスの出発まで時間があったので、コリアンタウンを散歩してみた。
コリアン推し！！な感じの町なのかと思ったら全然そんなことなくて、ちょっと焼肉店が多いよねって程度で、それ以外にコリアンな感じはゼロ。

むしろ、風呂屋とか

甘味屋の方が気になったりして。
この通り自体は「セメント通り」と呼ばれていて、韓国語でセメントって何か意味があるのか？まさかね？むしろ太平洋セメントと関係ある？って思ったらビンゴで、どうやら太平洋セメントの工場で働く人たちが安くてうまい焼肉を食べに繰り出したのが、このセメント通りでありコリアンタウン、らしい。

さて、バスは17:50頃コリアンタウンを後にして、18時過ぎに最初の工場夜景スポット根本造船所着。
根本造船所は船の修理をしている会社だそう。
その敷地内に入れてもらい、

「船の名前で『すいせん』ってちょっと面白いね」なんて言いながら

船越しに、工場の水蒸気（煙突から立ち上っている煙みたいなやつ）を見る。
手持ちのiPhoneだとこの程度の写真しか撮れなかったけど、肉眼で見る分にはもう少し工場の建物や煙突の上のフレアがはっきり見えた。

工場夜景ガイドさん曰く「夏だと18時過ぎでもまだ明るいので工場のシルエットがしっかり見えるし、夕焼けの中の工場のライトアップという感じになってまた違った面白さがある」とのこと。なるほどね。
ちなみに、この辺の地名は夜光（やこう）なのだ。昔から夜も光っていた場所なのだなということが良く分かる地名。
30分ほど根本造船所で工場夜景を楽しんだ後

またバスに乗って次の工場夜景ポイントへ。
途中、橋の上でバスを止めて、工場夜景ガイドさんが「右に見えるのがＡ企業の工場、その奥がB企業の工場・・・」と説明してくれたんだが、全部忘れた！

工場の外側、歩道の上を走るパイプライン。
企業Cの工場（名前はれいによって失念）で発生した廃熱を、他の施設でも利用してもらっているらしい。

18:40頃、市営埠頭前着。
左手に見えるのが日本触媒のプラント。

神奈川臨海鉄道千鳥町貨物ヤードと工場。
ここが川崎工場夜景の一押しポイントとされるのは良く分かる。
すごく、良い！
線路脇のフェンスを三脚代わりにしてデジカメで写真撮ってみたら、わりとうまく撮れたよ。

工場が発光してるみたい。
ちなみに、白い光は作業プラント、赤い光は燃料プラントの印だそう。

お次は、川崎マリエンの展望室。
展望室に設置された空中写真を使って、工場夜景ガイドさんが「さっき見学したのがココで、今いるのがココで、見えていた工場がアレで・・・」と説明してくれた。

川崎マリエン(川崎市港湾振興会館) 名所・史跡

写真に撮るとイマイチだけど、実際には綺麗に夜景が見えて、羽田空港がかなり近いのも良く分かる。

横浜方面の工場夜景も説明してくれたのだけれど、川崎の東扇島から横浜方向を見るとどうみえるのか、というのが自分の中でちょっとイメージ湧きにくくて「？？」になったり。

4番目の工場夜景ポイントである東扇島東公園に着いたのは20:15頃。
煙突から立ち上がるフレアが京浜運河の水面に映って面白い感じに。
そして、ひっきりなしに飛行機が羽田空港に着陸しようとしているのも良く分かる。

東扇島東公園 公園・植物園

東扇島東公園を少し散歩した後バスに乗り、首都高速川崎線を走るバスの窓越しに、星屑を撒き散らしたような工場夜景を眺める。東燃ゼネラル石油、だったかな。
左側の座席の人、いいな〜。

右側の座席だと、羽田空港が見えます（写真だとボケボケで全然わかんないけどね！）

その後、お台場の観覧車が車窓からちらっと見えて

パレットタウン大観覧車 名所・史跡

レインボーブリッジを過ぎて

レインボーブリッジ 名所・史跡

21:15頃、東銀座の歌舞伎座前を通過し、定刻の21時半に東京駅丸の内南口のはとバス乗り場に戻ってきたのでした。

面白かったね。
夜景撮影のために三脚、買う？

歌舞伎座 名所・史跡