10回目の巾着田ヒガンバナ詣と今年12回目の埼玉こども動物自然公園のはしごはシルバーウィーク最終日（２）巾着田（後編）きらきらふわふわな真紅の曼珠沙華絨毯が撮りたくて@

2015/09/23 - 2015/09/23

巾着田の曼珠沙華（ヒガンバナ）詣は今年2015年で10回目になります。
達成、２桁！

よくぞ飽きないと我ながら思いますが、今年も行った後で、来年もぜひ行きたいと思っています。
最近の私の撮影散策は、動物園に比重が移行し、花撮影がたまに、になってしまったので、花撮影ばかり行っていた頃に比べると、季節の花への新鮮さが再びよみがえったせいもあると思います。
限られたチャンスに本腰すえて出かけるなら、感動が期待できるところがいいです。
だから来年も行きたいと思いました。
10回とも感動をくれた巾着田のヒガンバナ詣に。

これには、ちょうど見頃と晴天というダブルなタイミングにめぐまれたおかげもありました。
晴天でなくても巾着田の曼珠沙華絨毯はすばらしいので、見頃のタイミングの方を優先すると思いますが、やっぱり今度もまた良いタイミングで愛でたいものです。

今年2015年は、去年よりやや開花が早まり、シルバーウィーク期間中はずっと見頃だったろうと思います。
私が行ったシルバーウィーク最終日は、早咲き地点のうち高麗川沿いは、もう終わってしまった花の方が目立ったので、晴れていても、川の水面のきらめきを背景に、というのは、あまり撮れませんでした。

でも、早咲きエリアの林の中の、まさにヒガンバナ絨毯が見られるエリアは、まだ痛んだ花はほとんどなくて、その意味でもすばらしい見頃でした。
なにしろ、痛んだ花が混ざっていると、肉眼は本人の希望を汲んで脳がごまかしてくれますが、カメラはそうはいかないからです。
それに遅咲きエリアよりは、早咲きエリアの方が、花が密集して咲きます。
遅咲きエリアの緑混じりの絨毯ぶりもなかなか良いと最近は思い始めていますが、両方愛でられるのが一番です！

今回は、あいあい橋の土手の白いヒガンバナも、まだまだ瑞々しい状態でした。
ここは、白いヒガンバナがとてもたくさん咲くわりには、雰囲気のある写真を撮るのが難しいです。
でも、標準のシンデレラレンズに切り替えて、白いヒガンバナを景色の一部としてチャレンジしてみたら、なんとか今の私には満足できる写真がゲットできました。

＜2015年度のシルバーウィーク最終日（秋分の日）の巾着田ヒガンバナ詣と埼玉こども動物自然公園の１日の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）巾着田（前編）シンデレラレンズでチャレンジした高麗川沿いの散策エリア
■（２）巾着田（後編）きらきらふわふわな真紅の曼珠沙華絨毯が撮りたくて@
□（３）動物園編：Hello！ ヒマメーラの赤ちゃん＆動物慰霊碑に墓参り＆レッサーパンダ・クイズ15問全問正解！

開花状況も分かる巾着田の公式サイト
http://kinchakuda.com/

＜タイムメモ＞
07:00頃　家を出る
07:58　高麗駅到着
08:00-09:35　高麗川沿いの無料エリア
09:35-10:40　巾着田の有料エリア（早咲き群生地）
10:40-11:00　売店エリアで朝食兼早めのランチ
11:00-11:40　巾着田の有料エリア（遅咲き群生地）
11:40　巾着田の有料エリアを出る
12:24　高麗駅発飯能行きの西武池袋秩父線各停に乗車
12:29　東飯能到着
12:50　JR八高線川越行きに乗車
13:27　川越駅発東武東上線に乗換え
13:46　高坂駅到着
13:53　鳩山ニュータウン行きバスに乗車
14:00　埼玉こども動物自然公園に入園
14:05-14:10　キリン
14:10-14:15　動物慰霊碑へ墓参り
14:15-14:35　焼き鳥串＆豚汁休憩
14:35-14:40　ピーターラビットの森
14:45-14:55　ヒメマーラ
14:55-15:00　放し飼いでないマーラ
15:00-15:10　乳牛
15:15-15:35　レッサーパンダ
15:35-15:45　フェネック・ミーアキャット等
16:10-16:15　つぶつぶアイス休憩
16:20-16:45　コアラ館
17:00　動物園を出る
18:00すぎ　帰宅

エリア 日高・鶴ヶ島・坂戸(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

有料エリアの入口

入場料は300円です。
美しい一面のヒガンバナを維持する手入れのことを思うと、安いくらいです。

今年も見られた、すばらしい曼珠沙華絨毯！

ぴょこんと飛び出た元気っ子を中心に

真紅の世界で

きらめくヒガンバナたち

巨人とヒガンバナの行進

みんな走れーっ！

その空間になにがあるの？

ヒガンバナの軌跡

すっきりと首が長いヒガンバナ

バリアングル液晶を使ったろーアングル撮りです。
散策路のすぐそばまで咲いているおかげでできる技です。

ヒガンバナの光と影

我も我もと高みをめざす

切り株さん、こんにちは

半分だけでもチャーミング

ヒガンバナの森

これもローアングル撮りです。
カメラを地面すれすれに構えました。

集まった仲間たち

生命のたくましさを知る

白い川岸が見える景色

空を見上げるヒガンバナ

肉眼ではとても得られないローアングル撮りが楽しいのです。
バランスを崩して倒れないように、杭で体をささえられるところで撮影しました。

みんなも空に憧れる

しかし、ずっとしゃがんで撮るのは疲れるのです。

ヒガンバナの赤との対比で緑も映える

静かに集まってきたヒガンバナ

背中合わせで手を差し伸べた群舞のポーズのような花

ユニークな形のつぼみも

とりまきよりちょっと小さな女王さま

虫の視点で空を眺める

ひざを曲げてヒガンバナたちを迎える木

真っ赤っかのふわもこ世界の中に

真紅のもこもこ絨毯

すんなり長い茎がたまに見えるのもいい

きりりと背筋を伸ばしたおひいさま

川へ向かうなだらかな土手にて

白いヒガンバナが遊びに来た@

アルビノたちを囲んで

３人娘の真ん中の子

スポットライトを浴びて・その１

スポットライトを浴びて・その２

おしべの上を光の筋が走る

抽象画みたいな空とヒガンバナ

もう一度、紅い海を見渡して

じっくり時間をかけて鑑賞した早咲きエリア

ゆっくり歩いて10分くらいで通り抜けられるエリアに約１時間！
思う存分時間をかけて楽しむことができました。

巾着田の間の小路

人が切れてすきを狙ってぱちり。

早咲きエリアの真っ赤な曼珠沙華絨毯

早咲きエリアのおわり近くには、売店エリアの入口があります。
時刻は10時40分。
朝食を食べていないので、意識したら急激におなかがすいてきてしまいました。
このくらいの時間なら売店エリアの混雑もまだましだろうと思い、早めのランチ（兼・朝食）をとることにしました。
しばしの休憩も兼ねて。

ランチ後、中間地点にて、高麗川の流れを背景に

高麗川に迫るように咲く中間地点のヒガンバナたち

中間地点のヒガンバナはしっとりと

遅咲きエリアもヒガンバナでぎっしり！

お見事！
去年は々時期で、まだここまで咲きそろっていませんでした。

乙女は複雑@

枯れかけた切り株を見舞うヒガンバナたち

少しまばらなのいいかんじ@

白い貴婦人は、今回、遅咲きエリアで多く見かけた@

真珠のような白さ

遅咲きエリアの方が広々と感じる

小路に沿ってぎっしり並んで

木立の周りは注目したくなる

放射状に広がった花を愛でる

うっとりする曼珠沙華の海

美しい人のシルエット

高麗川のせせらぎを感じながら

どこまでも続く真っ赤なふわもこ

赤い絨毯に木立が所々で突き刺さる

さっきと同じ位置で、18-270mm の広角ズームレンズから、フルサイズ対応の50mmの単焦点のシンデレラレンズに切り替えました。
フルサイズ対応なので、私の一眼レフだと、焦点距離は80mmくらいに換算されるようです。
ここから残り少ない有料エリアは、そのシンデレラレンズで撮影しました。

あまりにもぎっしりで木立も驚いているよう@

大木に甘える

ヒガンバナと共にに、あいあい橋を見上げる

広角ズームレンズではなく単焦点の標準レンズなので橋を入れるアングルに苦労しました。

あいあい橋とたもとのヒガンバナ

シンデレラレンズでとらえた曼珠沙華絨毯

あいあい橋の入口の紅白のヒガンバナ

ここは白いヒガンバナがたくさん咲くエリアなのですが、近づけないせいもあって、いいかんじで撮るのは難しいです。
なので、シンデレラレンズで、景色の一部として撮るようにしてみました。

紅白入り乱れたビガンバナ

この木の手すりもいいのです。
人が切れる瞬間を辛抱強く待ちました。

もこもこもこもこヒガンバナ

ヒガンバナみんなが主役！

遅咲きエリアは少しペースをあげましたが、それでも40分かけて鑑賞しました。
ただ、あいあい橋には上りませんでした。
11時40分、有料エリアを出ました。
コスモスはまだ全然咲いていなかったので、まっすぐに駅に戻りました。
次は、動物園だ！

「10回目の巾着田ヒガンバナ詣と今年12回目の埼玉こども動物自然公園のはしごはシルバーウィーク最終日（３）動物園編：Hello！ ヒメマールの赤ちゃん＆動物慰霊碑に墓参り＆レッサーパンダ・クイズ15問全問正解！」へとつづく。