１０歳・４歳兄弟台湾へ行く②猫空・動物園・中正紀念堂編

2015/08/01 - 2015/08/04

１０歳（小４・以下１号）と４歳（年中・以下２号）の息子二人と、家族４人で台湾へ行ってきました。

□１日目　名古屋→台北桃園　高速鉄道　龍山寺　士林夜市
■２日目　猫空ゴンドラ　台北市動物園　中正紀念堂　永康街
□３日目　台北駅地下街　二二八平和公園　九分
□４日目　台北１０１　台北桃園→名古屋

この日は、暑さで予定通り！とはいかなかったものの、台北で見たかったところをとりあえず見て回れました。２万歩近く歩きました！！

家族全員初めての台湾。
節約家族の子連れ旅行記、どなたかの参考になれば幸いです。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

台北２日目の朝です。今日も良いお天気。

我が家にしては珍しくホテルで朝食が付いているので、６階のカフェレストランで朝食をいただきました。

そんなに広くはないのですが、種類も中華風とと洋風、量も必要十分な感じ。
なにより嬉しいのは、このホテル自体団体さんが少ないですが、その数少ない団体さんも朝食会場が８階に分けられていて、６階は個人客（子連れファミリー多め）ばかりなので、うるさくもなく、ガツガツもせず、マナーが気になることもなく、落ち着いて食べられました。

外のテラス席もありましたが、暑いし、料理を取りに行きにくいので、我が家は３日とも屋内で食べました。
混んでないので、待つこともなく、相席もなく。
メニューも一応毎日少しずつ変化がありました。

まずはＭＲＴ。乗り継いで文湖線です。
この路線は高架を走るので、鉄ヲタの１号は当然先頭車両にかぶりつき。
（運よく乗るタイミングでいちばん前が空きました。）

無人運転（？）なので、先頭に乗ると本当に運転しているかのような景色が楽しめます。
鉄の１号はもちろん、ママ鉄気味の母もちょっと興奮！！

通常の電車賃だけで、ちょっとしたアトラクションです。
トンネルでは、前照灯もなく真っ暗な中を進むので、スペースマウンテンみたいな気分が味わえます。

日本からネットで猫空ゴンドラを９時４５分に予約していたのですが、ＭＲＴの動物園駅からゴンドラ乗り場までが５００Ｍくらい離れていて、ちょっと焦りました。
ギリギリセーフ！と思って慌てて予約票を見せたけど、そこまで厳密に見てないのかなぁ・・・あっさりスタンプ押されて、予約の列に行くよう指示されました。

猫空ゴンドラの予約、絶対にした方がいいです。
中国語（繁体字）のサイトしかありませんが、漢字の意味のわかる日本人にはそんなに難しくなく、１枚プリントした予約票を持参するだけ。

予約しても予約ナシの方の列に途中で何組かに１組の間隔でで横入りさせるので、待ち時間は少しはありますが、土曜の午前でも予約ナシは相当の行列だったので、予約をオススメします。
床が透明な水晶ゴンドラをご希望なら、なおさら。

猫空ロープウェイ その他の交通機関

待ち時間２０分〜３０分で水晶ゴンドラに乗れました。
安いのに、長くて乗りごたえがあります。

冷房が無いと聞いていたので、どれだけ暑いのかと心配して午前にしましたが、たしかに暑いには暑いけれども、頭の上の方と、座席の下の方に風が抜けるスリットがあるので、思ったよりは暑くなかったです。

扇子も持っていったので、使いましたが、猫空ゴンドラの駅で厚紙でできたうちわ代わりになるものももらえました。

水晶ゴンドラの足元はこんな感じで、山の緑が見えています。

下が見えるのも面白くてオススメなのですが、もう一つ利点が。
一般のゴンドラは８人定員なので、４人家族でも他人と相乗りになりますが、水晶は５人定員なので、家族で貸切にできます。

写真撮ったり、席替わったり、他人がいないので気を遣わなくていいです。

遠くに小さく台北１０１も見えました。

だいぶ上ってきました。

台北のセレブなかたのおうちでしょうか。プールつきのマンションとかも見えました。

すごく良いお天気なのですが、ミラーレスで撮った写真がなぜかもやがかかったような白っぽい感じになっちゃいました。

パパさん、写真の腕上げてください・・・。

山頂に上がったものの、茶芸館でゆっくりお茶をするガラじゃない子連れ家族。
ちょっと景色を見て、暑いので、すぐ下りに乗ることにしました。

１０時半くらいだったかな。
この時間はまだ下りる人は少ないので、待ち時間ナシで、せっかくなので下りも水晶にしました。

動物園内駅で降りることもできますが、駅の周りに何もなく、降りてから入場するまでの流れがよくわからなくて不安だったので、終点まで乗って、徒歩で動物園に向いました。

右手が入場券売り場ですが、悠遊カードでそのまま入場できます。
が、母は入場したものの、次に１号が入場しようとしたら残高不足。
しまった・・・。
父が入場してなくて良かったです。１号を連れて入場券を買いに行ってくれました。

事前のリサーチではわからなかったのですが、８月１日２日の週末は台北市民は入場無料だったみたいです。混んでました・・・。

台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

公衆電話の台が鳥。使ってる人見ないけど。

父と１号を待つ間に、園内のＭＡＰをもらっておくことにしました。
目に付くところには中国語のしかなかったので、カウンターで英語で英語のマップがあるか訊いたら出してくれました。
ダメ元で日本語のもあるか訊いてみたら日本語のもありました・・・。
（あ、じゃあ英語のやつもういらないんだけど・・・とりあえずもらっとくか。）

入ってすぐ左手にマックがあったので、お昼の混雑前に済ませてしまうことにしました。

１１時過ぎでしたが、席は満席。買うのも行列ができていました。

店内といっても屋根はあるけど壁がない半屋外のつくりなので、冷房も無いし、暑いです。
２号と先に座席を探してたら、地元の若いカップルの男性が席を詰めて２号を座れるようにしてくださいました。本当に台湾の方は優しいです。
そして、程なく食べ終わったそのカップル、テーブルの上のカップの周りのしずくまで綺麗に拭き取ってから、私たち家族に席を空けてくださいました。

我が家は見た目によらず（？）清潔好きで、国内でもフードコートなどでは使用前後に除菌ウェットティッシュで拭いてますが、海外でこんなに綺麗に片付ける人を初めて見たので、ちょっと感動。

すぐ近くには床にもテーブルにも盛大にゴミを散らかす某国の大家族・・・。
食べ散らかしたり、わざと与える人もいるので、足元に鳩がやってくるので、全然落ち着いて食べられません。

入口でパンダ館の時間指定券みたいなのを渡されますが、母と父１号で時間がずれてしまってましたが、特に問題なく一緒に入れました。
時間はあまり関係ないけど、混むから一人１回しか入場しないでねって意味ですかね。

パンダ館は唯一冷房が効いていて、快適でした。

パンダは２頭いて、ちゃんと起きてて良く見えますが、立ち止まらず進むよう誘導する係員がいるので、シンガポールのように長い時間ぼーっと見ているわけにはいきません。
写真もさっさと撮らないと怒られそう・・・。

台湾の動物たちを「アランジアロンゾ」っぽく表現したオブジェが。

母はかわいいと思うのに、子どもたち無視。

台北市動物園、なにせ広いし、坂なので疲れます。

園内を走るトラムに乗って上まで行って、歩いて動物を見ながら下りてくることにしました。

一人５元。悠遊カードで乗れます。
蒸気機関車風のもありますが、私たちが乗ったのは、普通にバスみたいなのが牽引してました。

それでは、動物を・・・と思ったら、しょっぱなからブチハイエナ、爆睡中。
おなかがかろうじて動いてたので、生きてるのはわかります。

ワオキツネザル、だったような。
とりあえず、動いてないので、どこにいるか探すのも大変。

サイ、日陰に避難中。

ライオン、日陰で昼寝中。

東洋一の規模なので、じっくり見てたら本当に一日じゃ足りないと思いますが、広すぎて一つ一つの動物の間隔もあいてるので、歩く距離も長いし、日陰も少ない。
２号に日傘を貸して日よけにしてましたが、それでも暑かった・・・。
シンガポール動物園より暑く感じました。

シンガポールに比べたら入場料がとっても良心的なのですが、来るなら冬場にしましょう・・・。

入口付近まで下りてきたので、コアラだけ見て出ることにしました。

コアラさんたちがいるお部屋はエアコン完備みたいですが、客は外の暑さに耐えながら見ます。

ホテルで無料で４本もらったペットボトルの水をを全部持ってきたけど、足りずに園内で買い足しました。

園内には飲食店が何件かありますが（名古屋でおなじみのスガキヤラーメンも）、基本的にマックと同じく席は壁のない半屋外なので、暑さがしのげるところは無さそうでした。

ところどころ申し訳程度にミストが出てますが、夏はキビシイですね。

中正紀念堂に来ました。
駅をでたら、なんとなく横から入るような位置にたどり着きました。

国立中正紀念堂 建造物

広ーい！！

余りに広いので、調子に乗っていっぱい写真も撮ったけど、結果同じような写真が続くので、省略。

この建物の中にたしかタピオカミルクティーの春水堂があったはず、と思って探してみました。正面の大階段の下を横から入っていくとありました。が、日曜は定休日だった(ﾟ◇ﾟ)

そうだった。事前に調べて日曜定休日なのも見て、「気をつけなきゃ」と思ってたのに、それを閉まってる店の前で思い出す自分にさらにショック。

しかも暑くて、疲れてるのに、他にお茶できそうなところがない。
仕方なく、次の衛兵交代まで時間があるからゆっくり紀念堂を見学することにしました。

正面の工事は終わってましたが、側面は修復工事中。

館内の展示スペースはそう面白い物があるわけではないですが、冷房がきいているので、快適に見学できます。

ここで２号がついに電池切れ。
寝てる子を抱っこしたまま見学はツラいので、早めに衛兵交代が行われる4階に上がって待つことにしました。

衛兵さんの写真を撮ったりしてるうちにロープで仕切られはじめ、ちょうど最前列の良い位置をキープできました。
ただ、この階は写真でもわかるように開口部が大きいので、冷房がありません。15キロの2号を父母で交代で抱っこして待ちましたが、暑くて大変でした…。

銃を床にゴンと打ちつける音で、寝ていた２号も目を覚ましました。

衛兵さんたちは蒋介石像に向って、右から出入りします。
終始動かずに見やすい場所をキープするなら、像の正面か左側で陣取った方が良いと思います。

真下から見上げてみました。
キレイな青空。

ピーク時を避けて、早めの夕食に向いました。

事前に中正紀念堂の近くに小籠包のお店「杭州小籠湯包」と「盛園絲瓜湯包」２件すぐ近所にあったので、どちらか空いてる方にする計画でした。

「杭州」の方は歩道に並んでる人が見えたので、角を曲がったところにある「盛園」の方に入りました。
入店時は他に１組しかお客さんがいなくて、「おや、流行ってない？」と思いましたが、すぐ満席、行列になりました。１７時前入店だったので、タイミングが良かったんですね。

これは空芯菜の炒め物。
美味しくて、野菜がちょっと苦手な２号もしっかり食べました。

盛園絲瓜小籠湯包 中華

こちらは名前忘れましたが、期間限定メニューでした。
きゅうりとこんにゃく（？）と裂いた蒸し鶏にピーナッツソースがかかっているような。甘めの味付けで、美味しかったです。

名物の絲瓜小籠包。期待通りの美味しさ。
８個なのも４人家族で平等に分けやすい。

美味しかったので、普通の上海小籠包も追加で注文しました。
おや、子供たちはこっちの方が好きみたい。

牛肉餡餅。

とにかく肉汁がすごい。箸で割ろうと思ったけど、肉汁が多すぎて、苦戦しました。隣の席の地元のファミリーがお店の人にカットをお願いしていたのを見て、カットしてもらえばよかった・・・と後悔。

味は美味しかったです。

今までの旅行では子供用に短めの割り箸を持参していたのですが、今回は持っていきませんでした。
でも台湾もお箸はプラスチックの長めのが多かったので、やっぱり割り箸持っていけば良かった・・・と思います。

お店を出て、徒歩で永康街方面に向います。

目的は小学校の向かいにある「永業書店」。
思っていたより小さなお店でしたが、自分が子供の頃、小学校の校門の前にあったような懐かしい文房具屋さんの雰囲気のあるお店です。

ちょっとした玩具から雑誌、文房具、地下１階には台湾の小学生が使う学用品が揃ってます。
台湾の小学生の指定ノートは単価が安くて、レトロなデザイン、中が無地のは普通に自由帳として使えるので、子供の友達へのお土産にもいいと思います。

デザートにすぐ近くの「思慕昔」へ。
ご覧の通り混んでます。

子連れなので、できれば座って食べたいので、２階席に上がりました。
２階も数組並んでいました。
席が空くと注文も２階のカウンターでします。先払いでレシートに番号を書かれ、電光掲示板にその番号が表示されたら取りに行けばＯＫ。
中国語が全然わからなくても大丈夫でした。

思慕昔 (本館二楼) スイーツ

４人でこれを２つオーダー。
スプーンはセルフで取るので、４本もらっても大丈夫でした。

マンゴーがごろごろ、上にマンゴーアイスも載ってて、マンゴー好きにはたまらん！！

２階席、冷房効いてて涼しいし、落ち着いて食べられるので、良かったです。

すっかり暗くなりましたが、お土産を買いに行ける日がこの日しかないだろうということで、カルフールへ向いました。
タクシーにすればよいものをわざわざＭＲＴで。
雙連駅から歩きましたが、結構距離ありました。

途中でかき氷の有名店「冰讃」がありましたが、さっき食べたばかりなので断念。
寧夏夜市もありましたが、足の疲れが限界で断念。

カルフールでじっくり見てたら面白そうだったけど、足の疲れと子供たちの体力の限界を考えて、会社用のかさばるお土産を中心に調達し、我が家用にドライマンゴーやすぐ飲む飲み物など買って、さすがにタクシーでホテルへ帰りました。

ホテルがやや郊外なのですが、途中タクシーの車窓から別のカルフールが見えましたよ・・・。こっちの方が大きいし近かった・・・。