日本の暑さから逃げ出して「スカンジナビアとロシア１２日間」のクルーズへ。２日目オスロに到着。

2015/08/09 - 2015/08/21

クルーズ第２日目は朝１０時にオスロに到着でした。
今日は、エクスカーションに申し込んでいたので、１２時集合で、「フィヨルドクルーズとフラム、海洋博物館」のコースに参加です。

出港は１９:００。


８月７日１１:４５　成田発スカンジナビア航空
　　７日１６:０５　コペンハーゲン着　Radisson Blu２泊
　　９日（１日目）１５:００　リーガルプリンセス乗船・１８：００出港
　１０日（２日目）１０:００　オスロ（ノルウェー）　出港１９:００
　１１日（３日目）　７:００　オーフス（デンマーク）出港１４:００
　１２日（４日目）　７:００　ヴァルネミュンデ（ドイツ）出港２１:００
　１３日（５日目）　一日クルージング
　１４日（６日目）　８:００　タリン（エストニア）　出港１７:００
　１５日（７日目）　６:３０　サンクトペテルブルク（ロシア）　停泊
　１６日（８日目）　　　　　　サンクトペテルブルク（ロシア）
　１７日（９日目）　７:００　ヘルシンキ（フィンランド）出港１６:００
　１８日（10日目）　７:００ニーネスハムン（スウェーデン）出港１９:００
　１９日(11日目）　クルージング
　２０日(１２日目）午前中下船　　
　　　　　　　　　１５:４５　コペンハーゲン出発　スカンジナビア航空

エリア オスロ(ノルウェー)

遠くにオスロの街並みが見えます。モダンな建物です。

昨年の地中海クルーズの時には良くテラスで本を読んだものですが、さすがに寒くて、今回はこんな感じ…。（笑）

でも２度と出ませんでした！それほど寒いのです。

今日はこちらのお金です。
今回のクルーズで困ったのがこのお金の換算です。

ノルウェーもフィンランドもスウェーデンもデンマークも、そしてロシアはルーブル。それぞれ自国の通貨。
これはノルウェーのお金。いまひとつピンときませんでした。

船の中はあらかじめカード番号を知らせるので、すべてカードの支払です。

これが今日一日の全財産。二人でお土産代も含めて２万円を成田で替えました。

現金で買うのはドキドキものでした！（笑）

早速港の銅像前でほかのガイドさんが説明を始めています。

私たちのガイドさんは、品の良い初老の方で、どうも昔先生でもしていたのではないかと言う雰囲気で、自国のエネルギー問題やら、税金の話などをしていたようです。

まさかこんなに風が吹きすさぶ帆船で巡るとは思っていなかったので、この時が一番寒かったですね。
隣のアメリカ人の方は半そでのTシャツ一枚で震えていました。

私も春のコートを着てストールを巻きつけて「風」と「風邪」と闘いました！

モダンな建物と帆船の対比。

これは確かコンサートホールと説明していたような気がします。調べましたらやはり「国立オペラ＆バレエ劇場」でした。

この屋根が直接海に入っているということで有名だとか…。

そういえば人が歩いていましたが、どこから来たかと言えば…。

ぐっとカメラを引くと、このガラスの建物の屋上にも人が沢山いましたので、きっとここから屋根伝いに歩けるのでしょうか？
よ〜〜く目を凝らすと、この屋上に足をかけて座っている人もいますが、すごいですね！！

どんな景色が見えるのでしょうか。

船の右側にガラスのオブジェが見えてきました。

少し離れるとこんな感じ。モダンアートです。

遠くの方にコペンハーゲンで泊まったRadisson Bluのホテルが見えたので。
チェーンなんですね。

鳥も寒そう…。

夏の間だけ、こんな可愛らしいおうちに住んで夏を満喫するんですね。

ガイドさんが、移民問題についてもかなり話をしていたようです。難しい英語はね…。パスです。

この船で約１時間、湾内をぐるりとして終わりでした。
「あら？フィヨルドクルーズと書いてあったのに…」と言うのが正直な感想。

もっともよく考えたら、オスロのこんな都会で、そんなすぐにフィヨルドが見られると思った私たちが浅はかだったということでしょう。でも、ガイドブックを読むと先ほどのオペラ劇場が「オスロフィヨルド」に面して建つと書かれていましたので、この湾でもフィヨルドと言うことなのですね。知りませんでした〜。

私達のイメージしている「フィヨルド」を見るにはもっと北の方へ行かなければいけないということなのでしょう。

その後「ノルウェーで一番良い博物館」と自称している「フラム号博物館」に行きました。

そう自称するだけあって、この展示には圧倒されました。
全長３９ｍの極地探検船フラム号をそのまま展示してあるのです。南と北の極地を３度航海したそうです。

大きさが分かりますか？こちらは３階です。

船の一番先っぽ。これが氷を砕いたのでしょう。

目の前にこれが現れると、その凄さが伝わります。

こちらは絵ですが、１８８０年代の北極は想像を絶する世界だったことでしょう。
途中で船は動かなくなったので、後は徒歩で行ったと説明していた気がします。

聳え立つフラム号。

そんなに厚着ではないようですが、こんなでは寒かったでしょうね。

人気があるようで、ショップも混んでいます。

一番上まで登って見ました。
とにかく、今回、殆どすべての高いところには登ってきました！

帆船なんですね。

ところが、船内ですごいことを発見！！ピアノが置いてあったのです。
北極や南極の極地に行く探検船なのに、このようにピアノや蓄音機を持ち込んだとは信じられません。

音楽の力を感じていたのですね。嬉しい限りです。
人は音楽が無ければ心が乾いて弱くなってしまうのかもしれません。

一番隅に行って、なんとか全体像を撮ってみました。

入口です。

次は海洋博物館に行って巨大なスクリーンで雄大な北の海の映像を楽しみました。
ところが、隣では、今夜コンサートでもあるのでしょうか、響きの良い会場で一生懸命シューベルトの「冬の旅」の練習中。

ざっとした飾り。

外に出ると右手の海の見える方に向けてアムンゼンたちの像が飾ってありました。

遠くの方には、リーガルプリンセスの姿が見えます。

これは私のお気に入りの写真。
旗と船がいい感じに写っている気がするのです。

後はバスで市内を少し観光しました。

これはなんでしょうか？交番？？？

こちらは劇場？？

船は１９:００に出港して行きました。

吹き抜けロビーでは、毎晩何かしらの演奏が行われていて、飽きさせないようにしています。

この日はジャズ。このほかシアターもあって、そちらでも毎晩毎晩楽しいショーを行っています。

さて、毎晩疲れて昨夜も早めにダウンしてしまいました。この日も１１時にはすやすや。風邪も良い方向に向かいました。。次の日は、スウェーデンのヨーテボリの予定だったのですが、港の都合で、またデンマークに戻りオーフスに寄港します。