２０１５年夏ベルギー・オランダ（その２）

2015/08/11 - 2015/08/19

昨年の夏、チェコ、スロバキア、ウィーンを旅行しましたが、ビールがとてもおいしかったことが記憶に残っていて、今年はベルギービールを飲みに２０年近くぶりにベルギー・オランダを再訪することにしました。
今回は３月に購入したＳＩＭフリースマートフォン　ascend mate7 が大活躍。
ＳＩＭフリー携帯は海外旅行にはとても便利な存在だと実感しました。

日程は次の通りです。
８月１１日・１２日アントワープ　Lindner Hotel & City Lounge Antwerpen泊
８月１３日・１４日ブルージュ　　Hotel Restaurant Loreto, Bruges泊
８月１５日・１６日ブリュッセル　Pullman Brussels Centre Midi泊
８月１７日・１８日アムステルダム　INK Hotel Amsterdam - MGallery Collection泊

前回とコースはほとんど同じですが、妻の希望でフランダースの犬の舞台になったアントワープを追加し、ゲントとディナンをコースから外しました。

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝はブルージュに向かいます。切符は昨日、駅の切符売り場にて29.6ユーロ（２人分）で購入しておきました。お願いしたら、時刻表もプリントアウトしてくれました。朝食はPANOSでサンドイッチパンを買って車内で食べることにします。

アントワープ中央駅 駅

Gent経由でブリュージュ（Brugge）に向かいます。所要時間は１時25分ほどです。ベルギーの国内線はＩＣでも座席指定はありませんが、観光のピークシーズンでも座席数にはかなり余裕がある印象でした。

午前11時30分くらいにブルージュの駅に到着しました。
ここから旧市街のホテルまで歩くのが大変で、凸凹の石畳の道を重いトランクのキャスターが壊れないか心配しながら、ゆっくりゆっくり歩いて900mほどの道のりを歩くのに1時間近くかかってしまいました。

ブルージュ駅 駅

何とか本日宿泊のHotel Restaurant Loretoに到着しましたが、まだ部屋の用意はできていないとのことで、荷物を預けてさっそく街歩きにでかけます。ホテルから少し歩くと観光客でいっぱいの運河クルーズのボートが見えてきました。左手に見えるたくさんの人影は運河クルーズの順番待ちをしている観光客です。

右手に見えるののが聖母教会、左手がメムリンク美術館です。

聖母教会 (ブルージュ) 寺院・教会

前日までのこの日の天気予報は雨でしたが、天気が良すぎて暑く、たまらずアイスクリームを食べることにしました。

アイスクリームを食べて復活。
さらに歩くと救世主大聖堂が姿を現しました。

救世主大聖堂/聖愛博物館 寺院・教会

こんなオブジェもできていました。

向こうにはブルージュのランドマーク“鐘楼”が姿を現しわした。

マクドナルドです。

鐘楼のあるマルクト広場に到着しました。

マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園

鐘楼。カリオンの音が15分ごとに鳴り響きます。

ブルージュの鐘楼 建造物

州庁舎

マルクト広場の中心に建つブルージュの英雄ヤン・ブレーテルとビーテル・デ・コーニングの銅像。その向こうに見えるのはレストラン。

セグウェイのツアーあります

ブルージュにもゲーテウォルファルトがありました。

行列ができていて、あまりにもおいしそうなのでワッフルを１つ購入しました。

ベルギーレースの専門店。観光客が覗いているの２階の窓です。

おばあさんの人形がこちらを覗いています。

この看板。２０年ほど前に来た時もあったのを覚えています。

運河クルーズに行こうと思ったのですが、すごい行列ができていました。
乗り場は何か所かあるので、別の乗り場から乗ることにしました。

こちらが私達が乗ったボート乗り場です。数百ｍほどしか離れていないのにこちらの方は十分な人数が集まるまで客待ちです。商売は１にロケーション、２にロケーションですね。

運河から見る風景はまた違っていてなかなか良かったです。

おばあさんが手を振ってくれました。

運河に面した窓辺で昼寝をする犬。平和ですね。

運河クルーズはここまでで終わりです。

旧市街のはずれにある風車を目指して歩き始めました。

ここにも猫の看板がありました。

聖ヤンハイス風車。有料ですが中を見学できます。

聖ヤンハイス風車/ボンヌ シエール風車 建造物

風車の近くにあるDe Verloren Hoekという名前のレストラン。地元の常連客も訪れる手頃な値段のお店です。

左はブルージュの地ビール“Zot”、右はベルギーで一番よく売れている“Jupiler”

十分休んだので、再び街歩き再開です。

ホテルの前にあった酒屋さん。あまりにたくさんの種類のビールがあったので１枚写真を撮らせてもらいました。

Hotel Restaurant Loretoの室内。旧市街にあるので広さはそれほどでもありませんが、スーツケース１つくらいなら開ける余裕がありました。

ホテル ロレート ホテル

この後、ホテルで一休みしていると急に雲行きが怪しくなり、夜は嵐になりました。

本当は夜の街歩きを楽しみたかったのですが、明日に期待してホテルの向いにある“Marco Polo Noodlebarで夕食です。アジアの麺が恋しかったわけではなく、嵐の中、遠くまで行く気にはなれなかった。それだけの理由でこの店にしました。

店は中国人らしい人たちが経営していて、こちらの牛肉麺が10.9ユーロ（約1,500円）。

こちらの海老麺が11.9ユーロ（約1,640円）。結構な値段ですが、味は中の下くらいでした。

レストランを出たら、雨が小降りになっていたので、チョコレートを試食しようといくつか買って帰りました。

翌朝、幸い雨はやんでいましたが、天気予報では雨が降る可能性もあるようです。
最悪の状況は回避できそうなので、気を取り直して朝食にします。

小さなホテルの割に種類も豊富でおいしかったです。

食堂の天井には模型飛行がつるしてありました。

こちらはかなり大型の模型飛行です。

旧市街の南にある愛の湖公園から、街歩きを始めました。旧市街の入口にあるので、次から次へと観光客がやってくるのですが、みんな通り過ぎていくので、観光客の集団が通り過ぎた後は、とても落ち着いた雰囲気です。

観光馬車が走っていました

一瞬、本物かと思いましたがよく見るとぬいぐるみでした。

街を歩くごとにきれいな風景が現れて、ブルージュの街歩きは飽きることがありません。

ベルギーの７大秘宝のひとつとされる『聖ウルスラの聖遺物箱』に惹かれて、メムリンク美術館に入館しました。入館料は一人８ユーロ。人影はまばらでしたが、日本人が比較的多かったように思います。

メムリンク美術館 (聖ヨハネ施療院) 博物館・美術館・ギャラリー

次はメムリンク美術館の向いにある聖母教会の有料部分に入場（３ユーロ）です。こちらには、ミケランジェロの彫刻『聖母子像』を見ることができます。

聖母教会 (ブルージュ) 寺院・教会

教会の中の大部分は無料で拝観でき、結構見応えもありました。

ブルージュ唯一のビール醸造所ハルヴ・マーン社が経営するビール博物館のツアーに参加しました。今でもここでビールを製造していて、ツアーの終了後にはできたてのビールを試飲できます。醸造所の歴史が興味深く、なかなか良かったです。

博物館の屋上からは旧市街が一望できます。ひとつだけ残念なのは鐘楼が救世主教会の塔に隠れて見えないことです。

ビール工場のタンクが見えます。

見学が終わっていよいよ試飲です。ビール酵母が生きたままのビールが飲めるのは工場ならではです。

レストランからは工場が見えるようになっています

世界一小さな窓だそうです。工事中で見つけるのが大変でした。

ゴディバの苺のチョコディップスの看板を発見

苺のチョコディップスはブリュッセルのグランプラス店が有名ですが、値段はこちらの方が安く、客も少ないのでお勧めです。店員さんがフレンドリーで苺をいくつかおまけしてくれました。

こんなミュージアムもありました。
フリッツミュージアム。ベルギー人のソウルフードなんですね。

ヤン・ファン・アイクの像

ホテルで一休みして、日本から予約しておいた聖母教会のすぐ近くにあるGruuthuse Hofで夕食です。

グルートフーゼ ホフ カフェ

トリップアドバイザーの評判が良かったので日本から予約して行きました。

スープとメインディッシュ、デザートのセットメニューを注文。

メインとデザートは何種類かから選べますがメインは２人ともステーキを注文。ソースは追加料金３．５ユーロを払って、妻がマッシュルームソース、私がぺっぱソースを注文。どちらも大正解でした。

デザートです。この後、食後のコーヒー・紅茶を頼んで２人で合計8,000円ほどでした。支払いはＡＭＥＸは使えないのにＪＣＢカードが使え、暗証番号で決済ができました。
ちなみにベルギーではクレジットカードにはＩＣチップがついているのが一般的なようで、ついていないカードだと使用を断られることが何度かありましたので注意してください。

Gruuthuse Hofを出たころにはすっかり暗くなっていました。手前の建物がGruuthuse Hofです。

いよいよ楽しみにしていたブルジューの街歩きです。

マルクト広場

マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園