北欧４か国９都市１０泊１２日子連れ旅　２日目

2015/08/17 - 2015/08/28

２日目です。ヘルシンキからタンペレに移動します。

エリア タンペレ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

8月18日(火)晴れ
昨夜は現地時刻22:00頃からウトウトし始めました。窓の外はまだうっすら明るい感じでした。部屋の問題ではないのですが、時差に馴染めず、1時間おきに起きて、寝ての繰り返し。4:00前には明るくなってきたので、この日記を書き始めました。こういう緊張感のある旅は、書き始めるときりがありません。ふと気づくと6:00を過ぎていました。
6:30から朝食ビュッフェがいただけるので、10階のレストランに行きました。エレベーターが自分のルームキーを入れると反応するタイプなのですが、行き先階を押すのが先か、カードキーをさすのが先か、慣れないものです。
さて、朝食ビュッフェ。この旅の楽しみの一つです。気に入ったのは、ボールのような揚げパン。外はカリカリ、中はモチモチ。おかわりしちゃいました。あと、ハムやヨーグルトやベリーも美味しかった。コーヒーが薄くてアメリカンだったのはイマイチだったけど、十分美味しくいただきました。

オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル

さて、部屋に戻って大きなテレビのスイッチを入れて2チャンネルを何気なく見てると、どうもこれって日本でいうところのNHK・Eテレみたい。フィンランドのワクワクさんみたいな人が、「つくってあそぼ」みたいな番組やってたよ。
タイムリミットは11:00！ヘルシンキ観光全力で頑張るぞ〜！チェックアウトは12:00でOKなので荷物の整理をしっかりやって、身軽な状態で観光スタート！

オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ ホテル

まだ8:00なので、行けるところから。まずは、8:00オープンのホテルのお隣、中央郵便局へ。とりあえず、迷った挙げ句、1ユーロの切手6枚セットのみ購入。我が家の記念用です。
そして、少し歩いてウスペンスキー寺院へ。荘厳な佇まいにただただiPhoneのシャッターを押しまくり。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

さらに寺院の裏手には、ムーミンの作者のトーベ・ヤンソンさんの生家があります。生家なのに派手に商業施設化してないのが、またいいですね。

その向かいの公園は、昨年トーベ・ヤンソン生誕100年を記念してトーベ・ヤンソン公園と名が改められました。

さて、次に向かったのはヘルシンキ大聖堂。9:00オープン見学無料なのでちょうどいい時刻…と思いきや誰も中に入らず写真をパシャパシャ。改装中のためか、中には入れないようです。でも、この大聖堂の大きさや美しさは、息子も惚れ惚れするほどだったようです。訪れてよかった。

元老院広場 広場・公園

次は、フォルムショッピングセンターの中にあるムーミンショップ。どれもいいお値段するのね〜。とりあえずお土産用にムーミン絆創膏購入。他にもかわいいのあったけど、ね。
定番観光地のテンペリアウキオ教会にも行きました。中国人観光客でいっぱいでした。まぁ、そういったわけであまり雰囲気は感じられませんでしたが、入場無料なのでOKとしましょう。

テンペリアウキオ教会 寺院・教会

時刻は10:30。時間ないけど、ガイドブックおすすめのホームセンター、コディン・ウユッコネンにムーミンマグを買いに行こう！！安く買える穴場なのだ〜！！
店内はキレイなIKEA調。…あった！13．95ユーロ！安い！迷わず家族3人分購入。パパはスナフキン。ママはトーベ・ヤンソン生誕100年記念。息子は今年の新作。いい買い物できました。
さて、それでは急いでチェックアウトしなきゃ。駅の東側から西側へ急ぎます。
北欧のトイレは有料のところが多いので、慌てつつホテルでちゃんと済ませて、ヘルシンキ中央駅へ。北欧の道はスーツケースをゴトゴト進むのは大変。
駅のバーガーキングでワッパーセットを購入して(7ユーロ！高っ)7番ホームで待ちました。
特急は終点、そして始発なのでクリーンキーパーのお姉さんが出てくるの待つべき？と迷っていると、皆さん清掃中でもフツーに青いボタン押してドア開けて入っていきます。そんなものなのね。新幹線の東京駅の感覚との違いに少々戸惑いつつ乗車。困ったのは、でっかい方のスーツケースが上の荷台にも入らないし、かといって東京モノレールのような荷物置き場があるわけでもないので、仕方なく、邪魔だと思いつつ通路に置かせてもらいました。けっこう席空いてるんだから、隣の席あけてくれたらいいのに！フィンランドVR！
出発と同時にバーガーいただきます。ん？他のお客さんにニオイで迷惑だったかも。仕方ない。ごめんなさいね。
でも、僕たちよりも迷惑な客が1人。ちょうど僕の後ろの席のおばあちゃん、酔っ払ってずっと独り言。しかも大きな声で。まぁ、何言ってるかさっぱりわからないので、僕にとっては、地元のラジオが流れているような感覚でしたけどね。
車内では、もう一つ驚くことが。黒人のお兄さんが、急に僕のところに来て、「助けてくれない？」と。たぶん、タンペレ行きの特急に乗ったんだけど、行きたいところが途中通過駅だったらしい。携帯も持ってないみたいで、「このナンバーに電話したいんだけど。」って、何でこの車内でよりによって僕なのさ！車内でWi-Fiは繋がってるけど、僕のケータイはJAPAN仕様なのでSIMなしだよって、力になれなくてごめんねって。そしたら他のお客さんに声かけてた。でもその後、駅員さんが巡回に来た時は声かけてなかったな。何でだろ？もしかして、あそこで電話してあげてたらサギられてた？そんなこと考えながらタンペレに到着しました。

ヘルシンキ中央駅 駅

わざわざタンペレを訪れたのは、ここにムーミン谷博物館があるから。そのためだけに、タンペレのホテルの宿泊を選んだのに…
さて、その前にこの重い荷物をいったんホテルに預けよう！え〜っと確かホテルはこの裏手…ありました。入り口が駅の裏手のショッピングモールから繋がってるソコス・ヴィラ。
フロントのおばさんに「荷物預けたいんだけど…」と伝えると、まだ13:00過ぎにも関わらず、チェックインさせてくれました。よかったよかった。
おかげで、部屋で荷物の整理をして軽くしてからムーミン谷博物館に行けます。

オリジナル ソコス ホテル ヴィラ タンペレ ホテル

さて、それでは出発〜！ここへの行き方はガイドブックにもあまり詳しく書かれてないので、とりあえずGoogle mapを片手に歩いて行くことにしました。ポケットWi-FiとiPhoneあれば、世界中どこでも迷わず歩けるものだね。ところが、ヘルシンキ市内観光で疲れているのと、ヘルシンキほどコンパクトな街ではないので、思った以上に遠く感じました。息子は着く前にヘトヘトの状態でした。

タンペレ大聖堂 寺院・教会

30分は歩いたでしょうか。ようやくムーミン谷博物館に到着。ドアを開けて、受付らしい女性に声をかけると、いろいろ英語で説明してくれていますが、あまりよく分かりませんでした。とりあえずそのエレベーターで地下へ行けというのは分かったけど、あれ？入場料は？
ドアを開けるとエレベーター。壁に全て剥き出し。こんなエレベーター初めて。地下のドアを開けると「ようこそムーミン谷へ」ここだ〜！テンション上がりました。トーベ・ヤンソンさんの原画の一つ一つや、ムーミンの模型を見て、あれ？もう1周？確かガイドブックには2000点の展示物って。せいぜい100点ほどしか見てないぞ〜！
博物館出て、なぜ無料だったのかを考えました。展示物が貸し出されているのか、あるいはつい2日前まで館内メンテナンスだったので展示が間に合っていないのか、どちらにしても少ないけどよかったらどうぞ…って受付の人は言ってくれてたみたい。ん〜っ、このためにタンペレ宿泊までしてるのに〜！

ムーミン谷博物館 博物館・美術館・ギャラリー

息子がヘロヘロなので、芝生のベンチで一休みして、バスでホテル帰ろうか？と声をかけると、タンペレ第2の目的地ピューニッキ展望台に行ってみようということになりました。
地図では近く見えるけど、これも歩いてみると上り坂で、これまでの蓄積疲労もあって、もうクタクタです。
展望台に来た目的は、展望台を登るのではなく、展望台1Fの喫茶のドーナツがフィンランドいち美味しいとの噂。それを食べてみたい！ということでしたので、さっそくドーナツ3つとコーヒー2つ、ジュースを一つ購入し、テラス席でいただきます！んっ？うまし！この食感、この味はどこから？ゴマの風味、生姜の風味、紅茶の風味を感じる甘〜いドーナツでした。これまでの疲れが少しとれた！息子も元気をチャージしたようです。

プーニッキ展望タワー 建造物

展望台近くにバス停があるとガイドブックに書いてあったけど、どこにあるかわからなかったので、Googlemapみながらバス停探しても見つからず、ムーミン谷博物館の方に戻り、タンペレ行きのバスに手を挙げ、「タンペレステーション」と行き先を告げて、乗りました。
ホテルまでの道にスーパーがあったけど、あまり食欲がわくものが見つからず、そのままホテルに戻りました。
息子は体力の限界。すぐにベッドに倒れこんでしまいました。お疲れさま。僕はとりあえず、シャワーを浴びて、フィンエアーの機内でいただいたブラックサンダーとチョコケーキとクラッカーをコーラでお腹に流し込み、夕飯代わりにしました。
ソコス・ヴィラは、内装がかなり雑だけど、モダンな感じのインテリア。浴槽はなし。ボディソープとシャンプーは、合わせて一つみたいな感じ。ニオイも香水くさい感じ。家からコンディショナー持って来てよかったね。困ったのはWi-Fiマークはしっかり点灯してるのに、Wi-Fiが入らない…う〜ん。フロントに問い合わせてもきっと説明を理解できないだろうから、もういいや。必要な時だけポケットWi-Fiの電源ONすることにします。

オリジナル ソコス ホテル ヴィラ タンペレ ホテル