2015/08/17 - 2015/08/28
577位(同エリア1890件中)
K.Hさん
5日目。ストックホルムでのんびり。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
8月21日(金)晴れ
結局ウトウトしながら朝を迎えました。ほとんど眠れなかったので、フラフラしながら2段ベッドの上から下りました。4:15。なぜこんなにはやいのかというと、6:15にスウェーデン・バッタハムン港に到着するため、朝食は5:00からとなっているからです。 -
4:45頃に部屋を出ると、朝食ビュッフェ会場の前には某国団体旅行客が列を作り始めていました。少し出足が遅れると、いろんな意味で占領されてしまいそうな勢いです。
4:55には列が動き始めたので、スムーズに動いている列にさっと入り、窓際の席をキープすることに成功しました。ルールなき団体旅行客は、あっと言う間に我が物顔でビュッフェを制圧しました。その間を縫って食事を取るのは大変でした。また、大声で話し、食べ終わりのテーブルの汚さも不快でした。水筒を持ってきて水筒に入れることは、添乗員が指示していることなのでしょうか?もし同じ旅行をするのなら、今度は多少高くついても部屋のクラスを上げた方がいいと思いました。
さて、部屋に戻ると、5:45頃でした。団体旅行客たちは足早に下船に向かっています。僕たちが6:10頃に部屋を出た時にはもぬけの殻でした。 -
6:15。定刻通りにストックホルムバッタハムン港到着。バルティックプリンセス号の写真を撮りながら、通路に従って歩いて行くと、特に入国審査などはなく、スウェーデン入国。
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さて、シリアシティトランスファーバスに乗ろうとエスカレーターを下りてバス停の時刻表を見ると…9:40!?え?どういうこと???バスでストックホルム市内に行くにはあと3時間待てと?いやいや。ありえない。近くにいた日本人の方と一緒にこれまた近くにいたここで働いているとおぼしき人に声をかけると、「ここから街中に行くには、地下鉄の駅まで歩くしかないよ。」しかし、その日本人の人は91歳の高齢のお父さんが連れなので、そんなに遠くには歩けないとのこと。「共通1日券を買って市バスで行く方法は?」と尋ねると、「それもやっぱり地下鉄のキオスクでしか売ってないよ。」みたいなことを言ってる。その日本人の人と検討した結果、僕とその人の2人で駅まで走って、チケットを購入し、バ
ス停に戻る。ということになりました。たぶん息子とママも一緒に歩くことはできるけど、旅は道づれ。行ってみることにしました。「地下鉄の駅の行き方は分かる?」と聞いてくれましたが、「It's ok. I have google maps!」と答えると、「いいね!君らはチャイニーズ?」と聞かれたので、そこはしっかりと「I am Japanese!」と答えました。「なるほど、日本人か。」って顔してましたよ。
ポケットWi-Fiの電源を入れ、Google
mapを開きながら、地下鉄のgardet駅を目指します。トゥルクに行くまでどんな旅をしていたのかなどと話していると、10分ほどで到着しました。駅員さんに「チケット買いたいんだけど。」というと、「ここじゃないよ。そこのキオスクで買え。」と指差されたところに行って「ストックホルムカード1日券を大人2枚と子ども1枚。」と伝えると、「ストックホルムカードは2日券か3日券しかないよ。」と言われてしまいました。まぁ、明日もノーベル博物館とか行く予定だから、まぁ、いいっか。「2日券でいいです。」と伝えると、「大人765クローナ。」え!?値上がりしてる…待たせていることをグズグズ言ってる場合じゃないので、大人2枚、子ども1枚購入。高いなぁ、と思いつつバス停に戻りました。
市バス76番はRopsten行きです。下りたら、地下鉄T13に乗って、テー・セントラレン駅を目指します。ここでその日本人の方とはお別れ。お互いいい旅を!と言葉を交わして下車しました。
地下鉄の出口からこの日の宿泊地、クラリオン・サインまでは少し迷いましたが、ここでもGoogle mapを開くとすぐにホテルを探しあてることができました。
大きなホテルの割にレセプションが狭く、団体客と居合わせたせいで混みあっていましたが、受け付けてくれたお姉さんに、「今日宿泊するんだけど、荷物預けたいんだけど。」「いいわよ。お名前は?1泊ね。ついてきて。」とbaggage roomへ連れて行ってくれました。「チェックインは15:00からよ。」と教えてもらい、身軽になったので、とりあえずロビーでこの日の動きを確認しました。Clarion Hotel Sign ホテル
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この時時刻はまだ7:30過ぎ。まだ観光地はオープンしてない時刻なので、まずは地下鉄でいける世界遺産「スクーグシェルコゴーデン」を散歩することにします。
地下鉄のテー・セントラレン駅の改札を通ってもなかなかT18線が見つかりません。どうも日本的にいうと東西線のホームに入ってしまい、南北線はホームを通って乗り換えのようです。ちょうど通勤ラッシュの人の波に紛れて、T18線を目指しました。
ホームに着くと、なかなか目的地行きの電車が来ないようなので、まずT19線でgullmarsplanという駅まで行って、T18線に乗り換え、スクーグシェルコゴーデン駅で下車しました。スクーグシュルコゴーデン 文化・芸術・歴史
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スクーグシェルコゴーデンは、スウェーデンの市民墓地でありながら、その美しいデザインで1994年にユネスコ世界遺産に登録された場所です。朝の散歩にはうってつけでした。青空と緑と澄み切った空気に包まれて、マイナスイオンをたっぷり吸い込みました。朝の気だるさが吹き飛ぶようでした。
スクーグシュルコゴーデン 文化・芸術・歴史
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時刻は9:00を過ぎ、観光地も開く時刻になったので地下鉄でまたテー・セントラレン駅に戻り、トラムの始発駅セルゲル広場を歩きます。トラム初乗車で少し緊張しましたが、車内の笑顔がかわいい女性が降り方を英語で優しく教えてくれました。
スカンセン駅で下車すると目の前はスカンセン野外博物館でした。スカンセン 博物館・美術館・ギャラリー
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入り口は日本の豊島園のような感じですが、中はアトラクションなどが多くある訳ではなく、スウェーデンの昔の住宅や店舗、生活などが再現されています。横浜こどもの国くらいの広さでしょうか?全てを周るには半日では足りないので、ミニケーブルカーみたいなのに乗ったり、ベンチで休憩したり、写真を撮ったりしながら、2時間弱過ごしました。
スカンセン 博物館・美術館・ギャラリー
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昼食はスカンセン前にあるホットドッグとピザで済ませ、もう一度トラムに乗って、北方民俗博物館前で下車し、ユニバッケンに向かいます。この時乗ったトラムが超レトロなトラムでカッコよかった!まさか別料金とかはないよね。と心配しつつ、おじいちゃん乗務員さん(レトロなトラムだけに?)に念のため「ストックホルムカードOK?」と聞いて乗車しました。おじいちゃん乗務員さんは、こくりと頷くと、どうぞとばかりに手招きしてくれました。ユニバッケンは「長靴下のピッピ」などの作品で有名な児童文学作家リンドグレーンのテーマパークです。
ところが、そこで驚くべきことが!せっかく購入したストックホルムカードが使えないなんて!受け付けのお姉さんは、「ごめんね。去年までは使えたんだけど…」と言っているようでした。僕たちは相談の結果、僕と息子だけ入場することにしました。大人159スウェーデンクローナ。2300円くらい?けっこう高い…子ども料金も139スウェーデンクローナだから、大して変わらず。
さてさてこれだけ支払ったんだから…と意気込んで入場すると、リンドグレーンの作品とムーミンの世界で子どもが遊べる施設とグッズショップのみ?おいおい、いい加減にしてくれよ〜。と思っていると、その間の狭い入り口に人の列が。そういえば、入り口のお姉さん、「トレインには乗るの?」みたいなこと言ってたっけ。入ってみると、もぎりのお姉さんが「何語がいい?」と聞いてくれたので、「Japanese.」と答えると、なんだか機械のスイッチをカチャカチャ。横並びのシートに座ると、そのままゆっくり横へ上へ下へ。ディズニーランドのイッツアスモールワールドみたいな感じです。日本語ガイドのおかげで、終わった時には長い絵本を一冊読み終えたように感じました。リンドグレーンの作品に出
てくるキャラクターのようなので、日本に戻ったら読み直したいと思いました。値段相応かというと微妙な感じですが、今回の研修の目的「北欧児童文学作家の世界を学ぶ」ことはできたと思います。ユニバッケン テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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さて、次はお隣のヴァーサ号博物館。1628年に海に沈んだ戦艦を1961年に引き揚げ、それをその大きさのまま修復したもの。建物いっぱいに展示されている。17世紀の軍艦とは思えない大きさでした。そして、船体に彩られた数々の彫刻がさらに素晴らしい。入り口は団体観光客で長蛇の列ですが、ストックホルムカードを持っていたので優先入場できました。
ヴァーサ号博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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14:00。すでに7時間歩きっぱなしで3人ともクタクタでしたが、チェックインは15:00なので、頑張ってもう少し観光します。北方民俗博物館には特に興味がなかったのですが、ストックホルムカードで入場できるので休憩がてら入場しました。建物があまりにも立派だったのが、いちばん印象に残ったことかなぁ。ちなみにヴァーサ号博物館のトイレは長蛇の列になっています。ここはとても空いていました。一度英語のガイドをもらってイヤホンで聞いてみましたが、さっぱりわからずすぐに返却しました。
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14:30。トラムに乗ってNybroplan駅に向かいます。ここには、旅行前に下調べしておいたGUCCIとPRADAがあります。global TAXで多少安く買えるかな、と。円安なのであまり期待はできないけど。旅行前に両親から多額の餞別をいただいたので、PRADAのお財布をお土産に買いました。もちろん免税手続きはしっかりしましたよ。ママは、これでずいぶん肩の荷が下りたようでした。
まだまだ日は長いけど、もうチェックインできる時刻になったので、ホテルに向かいます。途中のスーパーでチキンライスとオリーブオイルのパスタ、チリソースのパスタを購入し、これを夕食にします。栄養補給に牛乳も1ℓ購入しました。 -
クラリオン・サインはモダンな感じの女性受けするタイプのホテルです。アメニティもよかったです。シャンプーとコンディショナーもあります。Wi-Fiは部屋でもしっかり入ります。ありがたいことにチェックインから24時間はロビー等でも使えます。行きませんでしたが、最上階にはシティスパが営業しており、それもあってかレセプションはいつも列ができていました。
この日は、テレビでチャンピオンズリーグのセルティック戦を見ながら、かなりはやい時刻に熟睡してしまいました。Clarion Hotel Sign ホテル
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