ヴェネチア編　８　(イタリア四都市１０日間、歴史と芸術の旅)

2015/05/10 - 2015/05/15

・サン・マルコ広場
・コッレール博物館

「イタリア四都市１０日間　歴史と芸術を巡る旅」

【日程】2015年5月4日（月）〜2015年5月13日（水）　
【滞在都市】ローマ３泊、フィレンツェ２泊、ヴェネチア２泊、ミラノ１泊
【フライト】＜行き＞ANA（羽田）〜（パリ）経由　AZ（ローマ）
　　　　　　＜帰り＞AF（ミラノ・リナーテ）〜（パリ）経由　ANA（羽田）
【移動】ローマ−フィレンツェ（フレッチャ・ロッサ）、フィレンツェ−ヴェネチア（フレッチャ・アルジェント）、ヴェネチア−ミラノ（フレッチャ・ビアンカ）
【目的】歴史と芸術を巡る旅

１０日間の全日程の旅行記は以下のとおりです。

出発〜ローマ編
http://4travel.jp/travelogue/11011621
ローマ編　１
http://4travel.jp/travelogue/11011946
ローマ編　２
http://4travel.jp/travelogue/11012975
ローマ（ヴァチカン博物館）編　３
http://4travel.jp/travelogue/11014207
ローマ（サン・ピエトロ大聖堂）編　４
http://4travel.jp/travelogue/11014614
ローマ編　５
http://4travel.jp/travelogue/11016390
ローマ編　６
http://4travel.jp/travelogue/11017106
ローマ編（フィレンツェへ移動）７
http://4travel.jp/travelogue/11017850

フィレンツェ編　１
http://4travel.jp/travelogue/11018861
フィレンツェ編　２
http://4travel.jp/travelogue/11019844
フィレンツェ編　３　メディチ家の遺産
http://4travel.jp/travelogue/11021168
フィレンツェ編　４
http://4travel.jp/travelogue/11021900
フィレンツェ編　５　ピッティ宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11023785
フィレンツェ編　６　ウフィッツィ美術館
http://4travel.jp/travelogue/11024247
フィレンツェ編　７
http://4travel.jp/travelogue/11026780
フィレンツェ編　８
http://4travel.jp/travelogue/11028763
フィレンツェ編　９
http://4travel.jp/travelogue/11029067

ヴェネチア カナル・グランデ大運河クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/11031143
ヴェネチア編　１
http://4travel.jp/travelogue/11034415
ヴェネチア編　２　
http://4travel.jp/travelogue/11036573
ヴェネチア編　３
http://4travel.jp/travelogue/11037249
ヴェネチア編　４
http://4travel.jp/travelogue/11038113
ヴェネチア編　５
http://4travel.jp/travelogue/11040942
ヴェネチア編　６
http://4travel.jp/travelogue/11041892
ヴェネチア編　７
http://4travel.jp/travelogue/11044967
ヴェネチア編　８
http://4travel.jp/travelogue/11047496
ヴェネチア編　９
http://4travel.jp/travelogue/11049124
ヴェネチア編　１０
http://4travel.jp/travelogue/11052447
ヴェネチア編　１１
http://4travel.jp/travelogue/11055629

ミラノ編　１
http://4travel.jp/travelogue/11058381
ミラノ編　２
http://4travel.jp/travelogue/11059985
ミラノ編　３
http://4travel.jp/travelogue/11063284
ミラノ編　４
http://4travel.jp/travelogue/11063906
ミラノ編　５ 〜　帰国編＆番外編
http://4travel.jp/travelogue/11067684

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「サン・マルコ寺院」から徒歩数分のホテルに戻る途中・・

街角のカフェで美味しそうなお菓子’カンノーロ’を発見♪
ホテルの中庭にあるテラスで一息つきます。

’カンノーロ’は元々シチリアの郷土菓子ですが、今ではイタリア各地で見かける人気のスイーツ。
なんと、マフィアのボスの好物だったらしく映画「ゴッドファーザー」にも登場して、アメリカ人にも知られるようになったとか・・

サクサクの筒状生地に、甘さ控えめのクリームがたっぷり入っているので日本人の舌にも合うと思いますよ！

時間は17:00過ぎ。
これから向かうのは、「コッレール博物館」と「リアルト橋」界隈です。

何度も通って、すっかりおなじみになった光景・・！
哀愁とロマンに満ちた「溜息橋」の、ゴンドラ渋滞です♪

「サン・マルコ寺院」を通り抜け、広場を囲んでいる回廊アーチを通っていきます。
振り返ると、まだまだ西日が寺院全体に降り注ぎ、黄金のモザイク画を照らしていました。

黄色いチェアがあるのは、「グランカフェ・ラヴェーナ」
この景観を見ながらのカフェタイムは最高ですね♪

赤いチェアが見えるこちらのカフェは「グランカフェ・クアドリ」
メロディアスな旋律の楽団演奏が、今日も心地よく響きます♪

この前方、サン・マルコ寺院に向き合って建つ、「ナポレオン翼」と言われる建物が「コッレール博物館」
19:00まで開いていて、「ドゥカーレ宮殿」との共通券で入場できます。

これは、「鐘楼」から見たサン・マルコ広場の様子です。
正面の白い建物が「ナポレオン翼」

1797年にヴェネチア共和国を全面降伏させたナポレオンが、元々あった教会を取り壊して官邸として建設。
上から見ると、左にある新政庁と右の旧政庁を繋ぐようにコの字形に建てられているのが分かります。

「コッレール博物館」

ヨーロッパが1789年の’フランス革命’後に政情不安に陥る中、ヴェネチア共和国は非武装中立を掲げ各国とのバランスを保っていたのですが・・
それが裏目に出てナポレオンの怒りを買い、とうとう宣戦布告を受けてしまいます。

得意の外交手腕も活かせず万策尽きた共和国の国会は、ついに全面降伏を決断・・！
あの繁栄と栄光に満ち溢れた「ドゥカーレ宮殿」の大評議会の間、テイントレットの「天国」のある部屋が沈痛な空気に包まれたそうです。

1100年もの長きにわたり、政治と経済が一体となった独自の国家体制で自由と独立を維持し続けてきた、ヴェネチア共和国の静かなる終焉・・

建築様式の違いも明らかです。

その後、ナポレオン失脚を経て新たに統治したのはオーストリア帝国。
ハプスブルグ家の皇帝、フランツ・ヨーゼフ１世と美貌の皇妃エリザベート（愛称シシィ）も７か月間、ここを宮殿として滞在しました。

ナポレオン翼から振り返ってみると・・
「サン・マルコ寺院」も遠くに感じられます。

入口は、一階から天井のフレスコ画と大理石の彫像で装飾された大階段を上がった所にあります。

ゆったりとした空間。

それなりに洗練された格式を感じますが、「ドゥカーレ宮殿」の豪華さ、華麗さを見た後なのでシンプルな気もします。

ここは、並ぶ列もなくすんなり入場できました。

この先に、広場を見渡せるエレガントなカフェがあります。

サン・マルコ広場が見える位置にあるので、ゆっくりお茶しながらヴェネチアの栄枯盛衰に思いを馳せるのもいいかもしれません。

オーストリア支配時に改装されたBallroom（舞踏室）
祝宴やイベントの時に使われた部屋です。

ヴェネチアが育てた偉大な彫刻家、アントニオ・カノーヴァのコレクションが展示されています。

’オルフェウスとエウリュディケ’
ギリシャ神話の悲しい物語。

毒蛇に噛まれて冥界に連れていかれた、エウリュディケ。

女性を美しく表現するカノーヴァの彫刻は、ナポレオンもお気に入りだったようです。

’皇帝の居室’

非公式の昼食をいただく場合の食事室だそうです。
1836年に設計された、ネオ・クラシックスタイル。

’ロンバルド・ヴェネト王国玉座の間’

ナポレオン失脚後の’ウイーン会議’で、オーストリア帝国支配下のロンバルド・ヴェネト王国の一部として統治されていた時の部屋。

家具は当時のものです。
赤と金の壁のテキスタイルは、ヴェネチアの高級装飾生地で有名なルベッリ社によって再現されたもの。

華やかなヴェネチアングラスのシャンデリア。
１８世紀にムラーノ島で制作されたものです。

こちらは、’謁見の間’

赤と金の情熱的な組み合わせは、権力者に好まれるようですね。

ビロード張りの肘掛け椅子は、１８世紀に流行したスタイル。
背あての模様には王冠がデザインされています。

この部屋には、皇妃エリザベートの肖像画が残されています。

皇帝本人に見初められ１５歳でハプスブルグ家に嫁ぐも、宮廷生活に馴染めず生涯のほとんどを（心身の療養のための）旅行に費やし、旅先でイタリア人アナーキストに暗殺された悲劇の皇妃。

絶世の美女と称されたその美しさを保つために、ストイックな食事制限とエクササイズを怠らなかったそうですが・・
水の都ヴェネチアでの滞在は、心休まるものだったのでしょうか。

シシィゆかりの品。

凝った造りの家具調度品。

寝室として使われた部屋のようです。
実際に使われていた寝台は残っていませんが、インペリアル・スタイルの休息ベッドが展示されています。

向かい合うように飾られているのは・・

皇帝フランツ・ヨーゼフ１世。

実直で几帳面に執務をこなしたことで知られています。
世界大戦に突入・・という動乱の中、名門ハプスブルグ家の治世も幕を閉じ最後の皇帝になってしまいました。
机の上や壁に、愛妻シシィや子供たちの肖像画や写真をたくさん飾っていた家族思いの皇帝で、今も多くの国民から敬愛されているようです。

’楕円の間’

朝食から夕食まで、プライベートな食事をとった部屋。
胸像はナポレオンと、２番目の妻マリア・ルイーザ。

アントニオ・カノーヴァの代表作「アモールとプシュケ」の絵画版？

人気のあるギリシャ神話、’アモールの接吻で蘇るプシュケ’の彫刻は有名ですが、その絵画版でしょうか。

これらの部屋（全９室）は長い修復期間を終え、近年一般公開されるようになりました。

アントニオ・カノーヴァ作「イタリアのヴィーナス」

別名’恥じらいのヴィーナス’または’美尻のヴィーナス’
フィレンツェのパラティーナ美術館にもありました。
ナポレオンが発注したもの。

大理石の精巧なレリーフが全面に施されています。

ここからは、ヴェネチア共和国の歴史や文化を伝える資料や絵画が展示されています。

これらのコレクションは、１８〜１９世紀に生きた裕福な貴族テオドーロ・コッレールが収集した貴重なもの。彼の死後、遺言によってヴェネチアに寄贈されました。

この部屋の絵画は、１５世紀にヴェネチア共和国の息女としてキプロス島の王家に嫁いだカテリーナ・コルネールの生涯を描いています。

当時、東西交易により東地中海の制海権を握っていたヴェネチアが重要基地として、どうしても手に入れたかったキプロス島・・！
ドージェや海軍提督を輩出した名門貴族コルネール家から、政略結婚の切り札として遠く離れた島に渡ったカテリーナは、その後キプロス女王として波乱の生涯を送ることになります。

歴史小説家、塩野七生さんの『ルネサンスの女たち』にもカテリーナ・コルネールの物語がドラマチックに描かれています！

陰謀あり・・暗殺あり・・海の覇権をめぐる国家間の争いの中で翻弄された激動の人生。
当時の時代背景もよく分かるので一読をお勧めします。

右側にいる女性たち・・
美しい光沢のある絹のドレスをまとった、上品そうな貴婦人にも見えますが・・

’コルティジャーナ’と呼ばれる高級娼婦かもしれません。

歓楽都市ヴェネチアにはたくさんの政府公認の娼婦がいて、重要な財源の一つになっていたと言われます。

その中でも’コルティジャーナ’たちは、高い教養と美貌を誇り上流階級のサロンを通して富裕層や文化人と、時には政治家や聖職者とも交流していました。
当然その地位や生活も優遇され、まるで貴族のように贅を尽くした衣装や宝石で着飾っていたので、絵画の中では見分けがつかないことがあります。

１６世紀の地球儀もありました！

時代ごとの出来事を記録した、’年代記’のようです。

１６世紀に活躍したドージェ、アンドレア・グリッティに関する記述が残っています。

大運河沿いに建つ宮殿を改築した５つ星ホテル「グリッティ・パラス」も有名ですね。

若い時からコンスタンティノープルでの交易で大成功をおさめ、その非凡な交渉能力でドージェにまで上り詰めた・・という輝かしい功績を誇る有能な人物です。

「サン・ザッカリア教会」前での宗教行事でしょうか。

当時、アドリア海から東地中海にかけて大活躍した帆船やガレー船の様子。
海で生きた国ヴェネチアは、大規模な国営造船所を持ちその造船技術も超一級でした！

ここに描かれているような帆船は主に、交易の商品を積む商船として使われました。

ヨーロッパで需要が高かったのは、香辛料、絹製品、高級生地、金銀の細工品、宝石、毛皮など。
当時は東方世界の方が文化レベルがはるかに高かったそうです。

大運河の商館や倉庫に到着したこれらの貴重な品々は、飛ぶように売れました。

こちらの部屋の書架には、古い書物がたくさん残されています。

年代を感じるものばかりです。

手描きのカラーページ。

装丁も凝っています。

オリエントの香りが漂う色彩と文様です。

海戦の様子を伝える展示室にあった、ヴェネチア共和国の国旗。

ドージェ、ドメニコ・コンタリーニの旗艦に掲げられていた１１世紀の旗なので、丁寧に修復、復元されているようです。

緋色の生地に、聖マルコの獅子が金糸で刺繍されています！

前足を陸に、後ろ足は海に・・
これは当時のヴェネチアが、海陸両方に領土を広げていたことを表しています。

ガレー船の模型がありました！

帆船と違って、風向きに左右されず迅速果敢な動きのとれるガレー船は、主に軍船としてその機能を発揮し大活躍します。

尖った舟先は凶器のように相手の船腹を突き破り、船乗りや漕ぎ手たちも即、戦闘員として攻撃できるほどの高い技術や能力を持っていました。

ヴェネチアの場合、櫂を漕ぐのは奴隷ではなく一般の成年男子。
教区ごとに召集される兵役のような務めですが、お給料も十分出ます。
何より、国を挙げて海賊や海戦から海上の利益を守る！という使命感が強かったので、当時は最強の海軍国と怖れられていたほどです。

海戦の様子でしょうか。

まだ大砲が普及する以前なので、直接船と船がぶつかり合って戦います。
乗組員はみな、武具や武器（剣、斧、槍、弓矢、石弾など）を備えていました。

帆船も有事の際にはすぐに駆けつけ、海軍提督の指揮のもと一致団結して戦ったそうです。

アルヴィーゼ・ビアンコ作「木彫りの聖マルコ」

政府の役職についた貴族男子の冬の礼装です。
エルメリーノ（上質な冬毛を持つ白テン）の毛皮で縁取られた外套を着ています。

地面に届くほど長くゆったりしていたので、彼らの動きも重々しく堂々とした印象を与えたようです。
ビザンチン式のあごひげもヴェネチアでは一般的で、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。

女性たちのファッションも見逃せません♪

ラッザロ・バスティアーニ作「ドージェ、フランチェスコ・フォスカリの肖像画」

フランチェスコ・フォスカリは1423年、比較的若い５０代の時にドージェに選ばれました。
治世中にドゥカーレ宮殿や布告門を完成させましたが、この横顔には晩年の悲劇や明暗を味わった後の深みが感じられます。

ハプスブルグ家の紋章’双頭の鷲’
鷲（ワシ）は、勇猛さや無敵を意味するようです。

ラピスラズリ、アラバスターなど高価な貴石加工の調度品。

黄金のレリーフに光が当たり、眩いほどです。

ブック型の収納ケースでしょうか。

航路確認のための観測盤のようです。

右は、機械仕掛けの天球・地球儀（真鍮製）
羅針盤を装備したプトレマイオス型で、地球儀の中にはゼンマイ式の時計が仕込まれているそうです。

海運国ヴェネチアの必需品ですね！

水差し、スプーン、フォーク、ナイフなど。

この辺り・・
館内マップがないので、よく分からないまま歩いています。

こちらは、彫刻コレクションの部屋。

天井の補修部分に貼られたテープ。

ヴェネチアの風俗や生活の様子を伝える展示室に来ました。

大運河を埋め尽くすゴンドラやガレー船に混じって、左端に浮かんでいるのは・・！

’ブチントーロ’と呼ばれる、ドージェ専用のガレー船のようです。

目立つように緋色と金で飾られた、主に儀式用の豪華な御用船。
正装のドージェが政府の高官たちを従えて、厳かに乗り込みます。

この、今となっては歴史的価値のある’ブチントーロ’を、なんとナポレオンは焼き払ってしまいました・・！

東のアルセナーレ地区にある「海洋史博物館」に、精巧に再現された模型が残っています。

「ゾッコリ」と呼ばれた高下駄のような木製サンダル。

歓楽都市ヴェネチアで１６〜１７世紀に流行したもの。
このサンダルは、華美なドレスで着飾った娼婦たちがスタイルを強調するために履いていたようです。高さは１５．５cm。

１５世紀半ばの「カルカニェッティ」

木となめし革で作られたこの靴は、なんと高さ５０cm・・！
当然ですが、一人で履きこなすのは難しく、左右の侍女が手を支えて歩いたそうです。

染料で生地を染めている絵がありました。

こちらは、ビロードなどの高級織物。

絵にあるような木製の織機を使った作業で、金糸や銀糸なども織り込んでいきます。
熟練の織物職人でも相当の時間と手間がかかる作業。

その分高価ですが、富の象徴でもあるので王侯貴族や貴婦人たちがこぞって買い求めました。
ヴェネチアは、いわば当時の流行発信地だったと言えます♪

「かつら用の化粧箱」
中国や日本の漆を真似て、木と粘土で作られています。

かつらはフランス革命の頃まで、王侯貴族たちの富と威厳を示す必須アイテムでした。
宮廷音楽家や裁判官まで、公の場では銀色のカールしたかつらを着用していたほど。
もちろん衛生面からもお手入れは欠かせませんでした！

この立派な化粧箱は、裕福な貴婦人のものでしょうか。

これも東方の雰囲気いっぱいの絵柄です。

置物でしょうか。
ヴェネチアらしく官能的なものもありますね！
絵画でも彫刻でも、こういった作品のモデルを務めたのは娼婦たちでした。

ティツィアーノの名画「ウルビーノのヴィーナス」のモデルも、友人の独身貴族がお気に入りだった娼婦・・と言われています。

テーブルですが・・

インパクトのあるデザインです！

案内図も見当たらないので、今いる位置がよく分かりませんが美しい天井装飾の階段がありました。

途中の景色です♪

写真の右に見える新政庁にも「コッレール博物館」の展示室がいくつか続いています。
私たちは、マップや案内図もない状態で見学したので未だに何がどの位置にあったのか、実はよく分かりません・・！
もしかしたら入口にあったのかもしれないので、これから見学される方は確認した方がいいでしょう。

ヴェネチア共和国の興亡史を、肌で感じることのできた「コッレール博物館」

少し感傷的な気持ちを感じつつ、黄昏の近づいた海沿いを歩きながらホテルに戻ります。

時刻は18:30頃。

この日の日没時間は19:30頃なので、今夜は「リアルト橋」界隈の夕暮れを楽しみたいなぁ〜と思っていたのですが、そこで予想外の現実に直面することに・・！

幻想的なグラン・カナル（大運河）沿いの夜景も合わせてお届けしたいと思います♪

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2015/09/22 08:31:14

  恐れ入りました

  初めまして
  
  いいね頂き有難うございました。
  nonさまもベネチアへ行ってたんだ、という事で旅行記パラパラと覗くと
  何とびっくり。豊富な写真と詳しい解説。
  私なんかの良かった綺麗かっただけの旅行記とはえらく違う。
  大方行っている場所は同じかと思いますが、解説が読めなかったり、見落としの物もありますので、nonさまのご案内で大変助かります。
  
  時間、金額なんかも正確に把握しているので、もうこの旅行記が本年度の最新ガイドブックになりますね。
  
  いやー大変恐れ入りました。今後ともよろしくお願いいたします。
  　　　　　　　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　olive　kenji

  nonさん からの返信 2015/10/04 22:37:13

  RE: 恐れ入りました

  olive　kenjiさん
  
  こんばんは。
  コメントいただきありがとうございます。
  帰国後５カ月ともなると、ほとんど記憶が薄れてしまい、せめて２カ月以内でないと細かいことや、その時感じたこともすっかり忘れてしまいますね。
  
  こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。