はじめの一歩　in　ドイツ　～計画通りいかないさ～　８.　ポツダムにて、もの思う　編

2015/08/09 - 2015/08/09

　前から気になっていたマインツのシャガールのステンドグラス、ベルリンの壁、イシュタールの門、ネフェルティティの頭部、と言えばドイツ。
　ANAとJALのホテル付チケットを見ながら金額見つつ「無理かな～」と現実逃避の日々を過ごし、何だかPCいじりながらやってると「えッ！？この金額で・・・」となり、しかも、前から乗りたかったルフトハンザに当たり、抜け出せなくなり、とうとう海外初一人、チケット手配、鉄道旅行決定！！自慢じゃないけれど英検絶対に四級も受からない語学力、ドイツ語なんかさらに？？？な私・・・。しかし、このチャンスを棒に振るにはもったいない。と、いうことで旅行決定！！


９日

出発前計画　　ポツダム市内観光　（大雑把な計画だな・・・。）

エリア ポツダム(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

９：１７発のREにてポツダムへ。

中央駅着いたら、バスに乗ってサンスーシ宮殿へ。


入場チケット日本で予約しているから安心！！

（予約⇒http://www.spsg.de/schloesser-gaerten/unesco-welterbe/）

ポツダム中央駅 駅

ところが,

写真撮影券３ユーロのために並び、予約時間5分前に購入できた（怒）
HPで入場券と一緒に購入できるようにしていてほしい！！
もしくは、写真撮影券だけの窓口作るとか！！

イライラしました。何組か同じような人がいました。みんな日本人だったけど・・・。

10時に並び、35分・・・。

チケット売り場から走ってサンスーシ宮殿内入口へ。
この入口が分かりにくい。人が並んでいたのでわかったくらいだもの。

サンスーシー宮殿 城・宮殿

まあ想像できた部屋の中。

こんな世界が

意外と廊下は狭い

昔の暖炉にエアコン・・・。

コラボレーションがすごい。

この模様がステキ〜☆

細かいです。石を加工して作ってあります。

このお部屋のシャンデリアもかわいい。

宮殿内のあとは外へ。

これですよ。

福岡在住の方は、ご存知かと思いますが、天神アクロス福岡。

目の前の公園から見るとこの風景。

かなり雄大さは違うけれど、よかったら福岡旅行のついでにでも散歩してみてください。

噴水もいい感じ！！

色とりどりの花も。

中国茶館に行きたかったけど先にツェツィーリエンホーフ宮殿へ行くことにする。

再び中央駅へ。
サンスーシ宮殿からいける方法があったのだけれど、バスを待つ時間がもったいなくて中央駅を拠点にした。

ここでバスを乗り換えて

ポツダム中央駅 駅

着きました。

しかし、サンスーシー宮殿と雰囲気が全然違う。

やっぱり表示が不案内なのでバスの乗客、みんな迷いながら到着。

ツェツィーリエンホーフ宮殿 城・宮殿

サンスーシ宮殿のチケット見せたらすぐに入れた。

目の前には日本人の団体。

現地ガイドさんが、年表に沿ってこの宮殿の持ち主や歴史など説明中。

わたし、日本語のガイドホンで説明を聞きなが団体の後ろから年表を見る。なんだか気まずい雰囲気。

仕方ないじゃん！！一緒になったんだから。ガイドフォン聞いてるからいいじゃん！！

どこかの代表の部屋だったらしいところ。

ここらあたりで疲れが。

この部屋です。

第二次世界大戦後のポツダム宣言の話し合いをした部屋。


ここら辺りから、戦勝国側の都合のいい説明が始まり、原爆投下のことを正当化したもの言いにムカついてきてしまいました（怒）

このガイドフォンの日本語解説された方は、台本を読みながらどんな気持ちだったのかしら・・・。

私も正しい歴史認識はもっていない方だと思います。
が、広島や長崎での原爆投下時から現代までの苦しい、壮絶な状況は知っている。被ばく２世や３世の方々のことも。
そして、核実験で被害にあわれた方々のことも。

平和のために・・・？

核兵器を背景に、戦勝国が勝手に自国の都合いいように取り決めたルールのせいで、現在もいろんな人々が苦しんで争ってるじゃん！！ふざけるんじゃねぇ！！

と、説明を聞きながらムカムカして・・・（あくまで私個人の思いです）。

核兵器の使用の正否は、人類としてきちんと正視して反省してほしい！！

と思ういち日本人の私。

ここでしみじみ「日本人だったんだな〜」と再確認した場所でした。

NO　MORE　HIROSIMA ＆　NAGASAKI

NO　MORE　Nuclear test

これらの事故は意図的でないにしても
　
NO MORE　Chernobyl ＆　Three Mile Island　＆　FUKUSIMA


100％安全なんて、ない！！

電気代、高くなっても我慢するから、自然エネルギーを使おうよ〜。

ここでこんな思いを抱くことになるとは、予想外。

　この団体さんはガイドさんの説明で、ガイドホンのような不愉快な説明は無かったと思います。もし、私が現地ガイドだったとしてもあのような説明はしたくない。

日本人団体は、旅行会社の力のせいか、夫人の部屋が特別見られるらしい。
私のような語学力ないものでも、自力でここまで来れるから、何か「特別」がないと団体旅行参加少なくなるもんね〜。

もやもやした気持ちのまま、外に出るとのどか。

ブルーシートは、工事。

バス停に向かって歩いていたはずなのに、駐車場辺りで方向を間違えたらしく川沿いに。

いい景色だった。

ここも飲み物だけだったような・・・。

バス停で30分くらい待つ・・・。

ここら辺は優雅な時間が流れている雰囲気でした。

帰りの時間確認しておくべきだった。
観光地とはいえ、こちらは不便です。

一人でバス停にいるの心細かったです・・・。
バス来るのかな〜って。

中央駅に戻る途中、こんな城壁が見えたので降りてみた。

Nauener Tor

するとガイドブックに乗っていたオランダ人街のよう。

St. Peter und Paul Kirche　　かな？

今日のお昼。

写真があったので写真の名前を確認し、注文。

安心できた味で、中国人のやっているお店でした。

食べ終えて「ハオツー。」て言ったらとても嫌な顔をされてしまった・・・。
なぜ？

デザートにアイス食べながら適当に歩いていたら着いちゃった。

Brandenburger Tor Potsdam

帰国してグーグルマップ調べたら、知らず知らず歩いていた模様・・・。

私ってすごい？

ここからバスに乗り

新宮殿へ。

この宮殿の中は、おもしろかった。

サンスーシ宮殿の共通チケットで入場。

新宮殿 (ポツダム) 城・宮殿

貝殻だけで装飾した部屋。

部屋全体が芸術。

こんなスリッパ履いて、みんなでスケート状態・・・。

滑る滑る。

笑顔いっぱい。

修復のため？一堂に集められてます。

世界遺産マーク。

中国茶館目指して歩くが、広すぎて方向感覚？？？

4人のロシア人御一行様と自然に合流。

ここでロシア人一行は上へ。

私は、登る元気はないのでバスが来るのを期待して道なりに進む。

オランジェリー宮殿

遠くで見るだけ

工事中だし。

オランジェリー 現代・近代建築

階段降りて

こんな像を背景にして、かな〜り歩くと

見つけた・・・。

中国茶館

しかし、タイムオーバー。

係員のおじちゃんは、中の人も追い出し、さっさと閉めてしまいました。

ここも次回だな・・・

ここから、サンスーシ宮殿のバス停までしっかり歩きました。

へとへとです。

バス停で足をマッサージしながら待っていたら、この宮殿内の働いている方が、気遣ってくれて、バスの中で「ここに座りなさい」と席を空けてくれました。時々、「ブランデンブルグ・・・」など説明もしてくれて、中央駅についたら「また来てね。」らしいことを言ってくれました。

うれしかった。ありがとう。

今日も一日、無事に目的達成できました。

明日、どこに行こうかな・・・。