2015/08/12 - 2015/08/18
70位(同エリア210件中)
さるおさん
御機嫌よう、アンペルマンさん。
アンペルマンさんとは、旧東ドイツの信号マークで、ベルリンのゆるキャラみたいなものかしら。
今も、ベルリンの信号の多くは、アンペルマンさんマークが使用されています。
そんなアンペルマンさんに見守られながら、初めてのベルリンを、一人旅してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 旅工房
PR
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ベルリン初日。ホントは、市内観光から始めたかったけど、天気予報によると、後半は雨。ならば、天気の良い日に、郊外から攻めようと、サンスーシー宮殿を観光することにした。
昨日、空港に着いた時点で「ベルリン・ウェルカムカード5日間」を購入。市内のA・B・Cゾーンまで、公共交通機関なら、このカード一枚で乗ることができる。サンスーシー宮殿のあるポツダムは、Cゾーンに属し、ベルリン・ウェルカムカード使用OK。
ホテルは、ツォー駅の近く。中央駅まで行かなくとも、ポツダム行きのDB快速列車は、ツォー駅から乗れる。そこから約25分。郊外と言っても、近いのだ。
ベルリンの列車は、自転車、持ち込みOK。自転車は、ベルリン市民の立派な足なのである。 -
ポツダム駅から、サンスーシー公園までは、バスに乗る。駅前にバス乗り場があるので、わかりやすい。
サンスーシー宮殿自体は、こじんまりしている。でも、フリードリヒ大王のお気に入りだったらしい。
楕円の広間・・・宮殿の中心のサンルーフのある部屋。おかげで、日差しが差し込み、とっても明るい。大王御自慢のお庭も、見渡せるぞい。
お音楽の部屋・・・大王御愛用のフルートが置いてある。
ヴォルテールの部屋・・・この部屋が、一番面白いかな。黄色い壁に、動物や植物が、木の彫刻で装飾されており、マイセン焼のシャンデリアも植物のデザインだ。名前の由来になったヴォルテールは、大王お気に入りのフランスの哲学者。その自然回帰の思想に影響を受け、この部屋の装飾も、こんなデザインになったみたい。装飾の中に、お猿さんの彫刻発見。ウキキ! -
この宮殿は、庭の方が見応えあるな。宮殿の下に階段状の温室があり、6段からからなる階段にはガラス扉が付けられて、葡萄やイチジクが植えられているの。この階段の下から見た宮殿の姿は、ホントに「サンスーシー(憂い無き物)」って感じよ。
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太陽のモチーフで装飾されたキオスク。
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フリードリヒ大王は、身長が158cmだったんですって。軍事的才能もあった人なのに意外ね。でも、朝の4時から仕事をしていたって言うから、真面目な人だわね。若いころは、ソリの合わない父親に、「女の腐ったの」なんて言われて、虐待まがいの扱いを受けていたみたいだけど、その人が、こんな偉大な王さまになるなんて、人生って不思議よね。
結婚はしたけど、ゲイだった大王は、王妃様とは別居婚。11匹のグレーハウンド犬を可愛がっていたらしい。孤独な人だったのね。だから、どこかシニカルなのかな。興味深い人物だわね。 -
歴史的風車。
大王が、邪魔だからって、粉屋に撤去を命じたら、粉屋が、言うことを聞かなくて、結局、大王が諦めた・・・って、この粉屋、大王に逆らうなんて勇気がある。 -
ここから、新宮殿までは約3K。バスもでているらしいけど、散歩がてら、歩くことにした。途中、中国茶館にもよりたかったしね。
でも、暑くってね。バスを待てば良かったと後悔したわ。この公園、小川なんかもあるけど、緑の広場の変わり映えしない景色が続くのよ。途中で飽きちゃった。 -
中国茶館。愛らしい建物よね。
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茶館を彩る金色の彫刻。
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新宮殿。
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外見は堂々としているけど、中は、よくある宮殿。
温室をモチーフにした丸い小部屋が可愛かったのと、貝で装飾された大広間が面白かったぐらいかな。 -
これが、貝で装飾された大広間。造られてから、何百年もたつのに、まだ潮の匂いがする。正直、豪華と言うよりは、なんか微妙だったな。
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ベルリンへの帰りは、パークサンスーシー駅から列車で。ちょうど、列車の終点がオスト駅だったので、そのままオスト駅へ。そこから、イーストサイドギャラリーまでは歩いて数分。
ベルリンの壁に、世界21カ国・118人のアーティストの描いた絵が見られるオープンギャラリー。1.3km続いている。 -
もしかしたら、世界で一番有名なキスかもしれない。
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日本代表。
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とにかく、落書きが多くて・・・。どこまでが作品で、どこからが落書きなのかわからない。こうなると、観る気がしなくなるねぇ。
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イーストギャラリーの裏側も、落書きだらけです。ベルリンは、落書きの多い街です。
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ベルリンのビルの横側。落書きじやないけど、イラストが書いてあるビルが多い。ベルリンでは、こういうアートも楽しめる。
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マルクトハレ。屋内市場です。最近、再開発が進んでいるらしいです。ランチもできるとか、いつ行っても楽しいとか、某ガイドブックに書いてあったので、イーストサイドギャラリーから、寄ってみた。暑い中、思った以上に歩いたのに、着いてみると、閑散としていました(笑)。
夕方からの市の準備をしている感じ。せっかく、歩いてきたのにね。このまま、手ぶらで帰るのも癪なので、開いていたお店で、サーモンサンドをテイクアウト。ホテルへ持ち帰り、本日の夕食としました。
このサーモンサンド(5ユーロ)、負け惜しみではなく、美味しかったです。サーモンも、たっぷり、はいってたよ。 -
ヴィルヘルム皇帝教会。ホテルの、すぐ近くなので、マルクトハレの帰りに寄ってみた。1943年に爆撃を受け、焼け残った姿が、戦争の悲惨さを伝える記念碑となっている。
今回のホテルは「ベルリナーホフ」。エアコン無しのシャワーだけの部屋。でも、シーツは清潔で、何より、朝食がおいしかった。交通の便が良くて、効率良く観光できたし、まずまずでした。 -
教会内部。ホーエンツォレルン家の人々が描かれたモザイク画。
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教会の隣の四角い建物。何かと思ったら、新しく建てられた礼拝堂だった。ブルーのガラスが美しい近代的建築。
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