カピバラとのふれあいの旅　AROUND　THE　KYUSHU（長崎編）

2015/08/11 - 2015/08/13

カピバラとのふれあいを堪能するため、「聖地」長崎バイオパークへ行ってきました。

ただ、出発前にドタバタがあり、結果的には目的地であった長崎バイオパークのほか、阿蘇ファームランドや天保山アニパでもカピバラとふれあってきました。

旅行記というよりは、カピバラとのふれあい日記になりますので、悪しからず。。。

エリア 西海(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

阿蘇編からのつづきです。
前日のうちに、阿蘇ファームランドから長崎県西海市に移動。
8/11〜8/13の３日間を、ここ長崎バイオパークですごします。

年間パスが年末で切れるのですが、年末は来れそうにありません。
今回偶然にも「年間パスを更新しておくと有効期限延長３０日間のオマケつき」のキャンペーン期間中。なので、入園前に年間パス更新手続き。

写真の霧は、暑さ緩和のためのミストです。
左方から大型扇風機でミストが流れてきてます。

長崎バイオパーク 公園・植物園

入園したら、一直線でカピバラのいる「カピバラの池とフシマオキザルの島」に向かいます。入口ゲートから５分くらい歩きますし、上り坂がけっこうあります。
暑いこともあり、「カピバラの池とフシマオキザルの島」に着いたときには早くも汗だらけ。

着くと、カピバラたちの朝食中。
エサを独り占めしているのは、ここの女将ともいえるメイプルちゃん。

このあとのスイカタイムにも関係してきますが、カピバラは群れの中で立場の順位があります。エサなんかも立場が上のカピバラが先に食べ、その隙を縫うかのように下のカピバラが食べるのです。

とくにメイプルちゃんはバイオパークのカピバラで１，２を争う食いしん坊。他のカピバラにエサを横取りされないよう身体を張ってブロックしています。

長崎バイオパーク 公園・植物園

このエリアには、コールダックやカモも一緒に住んでいます。
カモもおこぼれを「つまみ食い」しています。

※コールダックやカモには、別に専用のエサが与えられています。

長崎バイオパーク 公園・植物園

長崎バイオパークの大御所カピバラ、ドングリさん。
ひ孫まで産まれて、おばあちゃんの落ち着いたやさしい雰囲気が漂っています。

女将のメイプルちゃんも、大御所ドングリさんにはさすがに一切逆らいません。

長崎バイオパーク 公園・植物園

「カピバラの池とフシマオキザルの島」では、カピバラとのふれあいやエサやりができます。

買いエサには、竹の葉と草食動物用のペレット（通称：カリカリ）があります。

バイオパークのカピバラはメイプルちゃんをはじめみんな食い意地が張っており、竹の葉をつまみ食いする子もザラにいます。
このつまみ食い犯は、大人のカピバラって身体の大きさなので、ザボンちゃんかヒナセちゃんあたりか？？

長崎バイオパーク 公園・植物園

竹の葉を持っていると、こちらに寄ってきて「献上アピール」してきます。
ちなみに、エサを持ってないと見向きもしてくれません。

この子は物欲しそうにじ〜っと見てるだけなので、かなり控えめですね。
仔カピバラの中でも小さめの身体なので、クッキーちゃんですかね？？

※左手で竹の葉を持ちながら、右手だけでカメラを持って撮影しています。
　オートフォーカスにしておくとシャッターチャンスにシャッターを
　切れない場合も多いため、すべてマニュアルにしておき、露出やピントを
　決め打ちで撮影しています。

長崎バイオパーク 公園・植物園

この子はニヤニヤしながら「いいもの持ってるねぇ」とでも言いたそうな表情で近寄ってきますし、

長崎バイオパーク 公園・植物園

この子なんかは「いいから早くよこせ！」とでも言わんばかりにがっついてきます。

この子に限らず、エサを献上したら「もっとちょうだい！！」「おかわり！！」と言わんばかりに服を引っ張ったり抱き着いたりしてきます。

長崎バイオパーク 公園・植物園

食後の休憩。
もはや野生のかけらもありません。

長崎バイオパーク 公園・植物園

長崎バイオパークでは、夏季限定で13：30から「カピバラのスイカタイム」が始まります。準備されるスイカは約１０ｋｇとのことなので、中玉２個くらいですかね。

トレイが置かれると、カピバラたちも急にそわそわし始めます。
寝ていた子も例外ではなく、起きてそわそわし始めます。

スイカを食べるのにも立場の上下があり、まず上の立場のカピバラがガッツリ食べ始めます。そして下の立場のカピバラたちは、隙を縫うかのようにして食べていきます。これがカピバラの社会であり、こういうのを経験して子供たちもたくましくなっていくのです。

長崎バイオパーク 公園・植物園

一心不乱にスイカを貪ります。
ほかのことは眼中にありません。

長崎バイオパーク 公園・植物園

実はもちろんのこと、皮もしっかり食べます。

長崎バイオパーク 公園・植物園

地面に落ちたスイカの汁や種も啜ります。

スイカが配られてから完食まで、約１０分。
これほどまでに、カピバラたちはスイカが大好きなのです。

ほかの動物園でもカピバラにスイカをやったりしていますが、バイオパークは配るスイカの量が全然違います！！

長崎バイオパーク 公園・植物園

スイカを堪能した後は、また食後の休憩。
人間がいようといまいと、関係なく寝ます。。。

長崎バイオパーク 公園・植物園

池にはコブハクチョウも住んでいます。
陸には上がってきませんが、池の中ではカピバラにちょっかいを出してきます。

ケツをつつかれ、カピバラも早く陸に上がろうと必死です。

長崎バイオパーク 公園・植物園

西九州道の佐世保大塔インターからバイオパークまでの道中で「レモンステーキ」の看板が気になっていたので、夕食はレモンステーキを食すことにします。

ふつうはいわゆるステーキの形で出てくるらしいのですが、この店では焼き肉の形で出てきます。肉にレモン汁がかかっていますし、たれにもレモン汁が入っており、すごくさっぱりした味わいです。猛暑で食欲も減退していたんですが、完食できました。

佐世保出身の会社の後輩に聞くと、「佐世保バーガー」と「レモンステーキ」は佐世保名物らしいです。

焼肉 あいかわ グルメ・レストラン

ビジネスホテルに３泊したのですが、とにかく風呂が狭い！
３泊ともシャワーだけってのは味気ないなぁ・・・と思ってたら、宿のおばちゃんが「国道２０６号沿いに湯遊館って市営温泉があるよ」と教えてくれたので行ってみることに。
（宿からバイオパークまでの道中にありました）

西海市民は２００円、その他の人は３００円で入れます。
けっこうきれいな大浴場で人が少なかったこともあり、のんびりできました。
市の社会福祉センターの一部ということもあり付加価値的なものはありませんが、このクオリティで３００円は、非常にリーズナブルです。

３日間通ったバイオパークとも、今日でお別れです。
バイオパークのマスコットキャラクター「カピタン」の看板が見送ってくれます。

毎度のことながら、最終日になるとカピバラたちと別れて本州に戻るのが非常に悲しくなります。連日通うせいで、カピバラたちに情が移るんでしょうね。

長崎バイオパーク 公園・植物園

長崎バイオパークから新門司港を目指して、西九州道→九州道をひた走ります。

いつもは九州道に入ってから太宰府インターで渋滞にはまりますが、今回はさほどひどいものではありませんでした（軽い渋滞ではありましたが・・・）
太宰府インターで交通量が激減します。大半が福岡都市高速で福岡市内に入っていくんでしょうね。高速バスも天神や福岡空港が終点になっているため、太宰府インターで九州道から離脱していきます。
下り線にも言えることですが、太宰府インターが九州道での福岡市内の玄関口となっており、交通量の境目にもなっています。福岡インターも福岡市内と九州道の接続点ではありますが、太宰府インターほどの出入りはありません。

今回は幸いにも軽い渋滞ですみましたが、車や高速バス利用で旅の計画を立てる際は、太宰府インターでの渋滞を考えて最低でも３０分（できれば１時間くらい）は余裕をみておくべきかと。。。

新門司港からはフェリーに乗船して大阪南港へ。
19：50発に新門司港を出発し、大阪南港へは翌朝8：30に到着。部屋は予定どおりの２等室（ざこ寝部屋）です。

22：30消灯で就寝時はそうでもなかったんですが、夜中に起きると隣のおじさんのいびきがうるさくて、なかなか寝付けませんでした。。。

今回で、「カピバラとのふれあいの旅　ＡＲＯＵＮＤ　ＴＨＥ　ＫＹＵＳＨＵ」はおしまいです。

大阪南港到着後は京都に向かい、五山の送り火を鑑賞します。