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「別れは少なくとも出逢いの数だけある」<br /><br />何かの本で読んだ記憶がある。<br /><br />何事にも季節がある、<br />そして天の下の何事にも<br />時がある。<br /><br />笑う時、泣くとき<br />踊る時、嘆き悲しむ時<br />そして<br />出逢う時、別れる時<br /><br />今日はマリノエルさんたち一行の巡礼最終日である。<br /><br />出逢の数だけ別れがあることは頭では理解しているが<br />もう会えないと思うとやはり寂しさを感じる。<br /><br />今朝の朝食時、昨日のダンス会場で<br />私が二人の若いマドモアゼルに<br />アプローチされたことが話題になった。<br /><br />少し大人の会話になるが、<br /><br />パリジェンヌのマリさんが<br />「Tomoは私達カミーノ妻が5人もいるのに<br /> 若い女の子達と浮気をしようとしていた。」<br />と私をからかう。<br />「僕は彼女たちに言ってやったんだ。<br /> 『私にはカミーノ(巡礼路)妻が既に5人いる。<br />  5人で十分、7人は多すぎ。<br />  (”5 is enough,7 is too much.”)』とね。」とやり返すと、<br />みんなは大笑いしていた。<br />更に<br />「でも、もう一人くらいは可能かな?<br /> だって週に1日はお休みが取れるものね。」<br />と言おうと思っていたが<br />Tomoは悪い奴だと誤解されそうなので<br />止めておいた。<br /><br />朝の旅はみんなに遅れて一人で出発した。<br /><br />旅の中身を深くするためには一人で歩くことが必要である。<br /><br />ひとり歩きながら<br />自分と対話することで体験したことの意味を<br />考えることが出来る。<br /><br />「われわれは暗号の世界に生きている。」とは<br />ヤスパースの言葉だが<br />このカミーノ(巡礼路)で起きたことは<br />私の人生にとって何を<br />意味しているのかを<br />読み取ることが大切だと考えていた。<br /><br />カミーノ(巡礼路)を一人で黙々と歩き続けることは<br />沈思し黙考するチャンスをくれる。<br /><br />今日の巡礼路でも象徴的なハプニングが起こった。<br /><br />以下でこの出来事の説明をします。<br /><br />

還暦一人旅フランス巡礼路(巡礼14日目)出逢う時、別れる時、何事にも時がある

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2015/07/01 - 2015/07/20

2位(同エリア10件中)

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2013tomo

2013tomoさん

「別れは少なくとも出逢いの数だけある」

何かの本で読んだ記憶がある。

何事にも季節がある、
そして天の下の何事にも
時がある。

笑う時、泣くとき
踊る時、嘆き悲しむ時
そして
出逢う時、別れる時

今日はマリノエルさんたち一行の巡礼最終日である。

出逢の数だけ別れがあることは頭では理解しているが
もう会えないと思うとやはり寂しさを感じる。

今朝の朝食時、昨日のダンス会場で
私が二人の若いマドモアゼルに
アプローチされたことが話題になった。

少し大人の会話になるが、

パリジェンヌのマリさんが
「Tomoは私達カミーノ妻が5人もいるのに
 若い女の子達と浮気をしようとしていた。」
と私をからかう。
「僕は彼女たちに言ってやったんだ。
 『私にはカミーノ(巡礼路)妻が既に5人いる。
  5人で十分、7人は多すぎ。
  (”5 is enough,7 is too much.”)』とね。」とやり返すと、
みんなは大笑いしていた。
更に
「でも、もう一人くらいは可能かな?
 だって週に1日はお休みが取れるものね。」
と言おうと思っていたが
Tomoは悪い奴だと誤解されそうなので
止めておいた。

朝の旅はみんなに遅れて一人で出発した。

旅の中身を深くするためには一人で歩くことが必要である。

ひとり歩きながら
自分と対話することで体験したことの意味を
考えることが出来る。

「われわれは暗号の世界に生きている。」とは
ヤスパースの言葉だが
このカミーノ(巡礼路)で起きたことは
私の人生にとって何を
意味しているのかを
読み取ることが大切だと考えていた。

カミーノ(巡礼路)を一人で黙々と歩き続けることは
沈思し黙考するチャンスをくれる。

今日の巡礼路でも象徴的なハプニングが起こった。

以下でこの出来事の説明をします。

旅行の満足度
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 途中に美しい小さな湖があった。<br /><br />昨夜の大騒ぎとは打って変わった<br />静けさが漂っている。

    途中に美しい小さな湖があった。

    昨夜の大騒ぎとは打って変わった
    静けさが漂っている。

  • 更に歩いていくと巡礼飾りが施されている<br />大きな木が見えてきた。<br /><br />フランスに依然として残る古代ケルト人文化の<br />ドルイド(樹木信仰)を感じさせた。<br /><br />樹木の表面が梟の顔のように見える。<br />飾っている貝殻が首飾りのように見えた。<br /><br />カミーノ(巡礼路)にはキリスト文化と異なる<br />文化がいまだに併存しているように感じた。

    更に歩いていくと巡礼飾りが施されている
    大きな木が見えてきた。

    フランスに依然として残る古代ケルト人文化の
    ドルイド(樹木信仰)を感じさせた。

    樹木の表面が梟の顔のように見える。
    飾っている貝殻が首飾りのように見えた。

    カミーノ(巡礼路)にはキリスト文化と異なる
    文化がいまだに併存しているように感じた。

  • 写真ではよく見えないが遠くに巡礼路を急ぐ<br />マリノエルさん達一行の姿が写っている。<br /><br />今日宿泊予定のPompsのジットでお別れパーティ<br />をするそうだ。<br /><br />私も遅れないように足を早めた。<br /><br />昔に練習した「ナンバ走法」を応用した歩き方をする。<br /><br />たちまち歩く速度が速まって<br />マリノエルさん達一行を追い抜かし、<br /><br />マリさんとジェロームさんの二人連れも追い越し、<br /><br />早朝に出発したドイツ人のステファニーさんにも追いついた。<br /><br />ステファニーさんが<br />「Tomo、面白い歩き方をするのね。ずいぶん早いわよ。」<br />と言う。<br />「これはダンシングウオークと言うんだ。<br /> 早く歩けるし、疲れないんだよ。」と得意になる。<br /><br />私がそのままダンシングウオークを続けながら<br />細い山道を<br />歩いていると突然後ろから爆音が聞こえてきた。<br /><br />何だろうと振り返るとオートバイが<br />すぐ後ろに迫って来ていた。<br /><br />驚いて道脇に避けようとするとバランスを崩して<br />茨のつる草の中<br />に転倒してしまった。<br /><br />何台ものオートバイが爆音を上げながら<br />私の足元を通り過ぎて行った。<br /><br />私は呆然としたまま道端に座っていた。<br /><br />追いついたステファニーさんが<br />「Tomo、大丈夫?こんな細い山道をオートバイで走るなんて<br /> クレージーね。」と<br />言いながら手を差し伸べて起こしてくれた。<br /><br />私の手の甲はつる草の茨に引っかかれて<br />何か所か血がにじんでいる。<br /><br />その血を舐めながら<br />このハプニングの意味を考えステファニーさんに言った。<br /><br />「これは僕の責任だ。<br /> さっきまで僕は傲慢になっていた。<br /> 僕の巡礼の目的は「自分を知ること」で「仲間より早く歩く」<br /> ことではなかったはずだ。<br /> それなのにみんなを<br /> 追い越せることで有頂天になっていた。<br /> 今のハプニングはカミーノの神様が<br /> 僕に注意してくれたんだよ。」<br /><br />ここで起きることには必ず意味がある。<br />その意味を読み取ることが必要だと思った。

    写真ではよく見えないが遠くに巡礼路を急ぐ
    マリノエルさん達一行の姿が写っている。

    今日宿泊予定のPompsのジットでお別れパーティ
    をするそうだ。

    私も遅れないように足を早めた。

    昔に練習した「ナンバ走法」を応用した歩き方をする。

    たちまち歩く速度が速まって
    マリノエルさん達一行を追い抜かし、

    マリさんとジェロームさんの二人連れも追い越し、

    早朝に出発したドイツ人のステファニーさんにも追いついた。

    ステファニーさんが
    「Tomo、面白い歩き方をするのね。ずいぶん早いわよ。」
    と言う。
    「これはダンシングウオークと言うんだ。
     早く歩けるし、疲れないんだよ。」と得意になる。

    私がそのままダンシングウオークを続けながら
    細い山道を
    歩いていると突然後ろから爆音が聞こえてきた。

    何だろうと振り返るとオートバイが
    すぐ後ろに迫って来ていた。

    驚いて道脇に避けようとするとバランスを崩して
    茨のつる草の中
    に転倒してしまった。

    何台ものオートバイが爆音を上げながら
    私の足元を通り過ぎて行った。

    私は呆然としたまま道端に座っていた。

    追いついたステファニーさんが
    「Tomo、大丈夫?こんな細い山道をオートバイで走るなんて
     クレージーね。」と
    言いながら手を差し伸べて起こしてくれた。

    私の手の甲はつる草の茨に引っかかれて
    何か所か血がにじんでいる。

    その血を舐めながら
    このハプニングの意味を考えステファニーさんに言った。

    「これは僕の責任だ。
     さっきまで僕は傲慢になっていた。
     僕の巡礼の目的は「自分を知ること」で「仲間より早く歩く」
     ことではなかったはずだ。
     それなのにみんなを
     追い越せることで有頂天になっていた。
     今のハプニングはカミーノの神様が
     僕に注意してくれたんだよ。」

    ここで起きることには必ず意味がある。
    その意味を読み取ることが必要だと思った。

  • ジットでは夕方にささやかな送別会兼夕食会が開かれた。<br /><br />私は近くにあったマーケットでビールを買った。<br /><br />ビールはマリノエルさんの息子さんのセバスチャンの<br />好物だ(私の好物でもあるが)。<br /><br />ステファニーさんと一緒に買い物に行った。<br /><br />その時彼女から昨日の夜、<br />ダンスパーティから帰って来たときに<br />フランス人のエティチェンさんから<br />叱られたことを気にしてると<br />話された。<br /><br />経緯を聞くとダンスパーティの前に<br />みんなで闘牛ショーを見学したとき<br />(私は欠席していた)血が流れるような<br />シーンがあったらしい。<br />彼女が「こんな残酷なシーン見ていられないわ」と<br />言って帰ろうとすると<br />エティチェンさんが<br />「これは我々の文化だ!」と言われたようだ。<br /><br />この発言には微妙な文化差別の匂いが<br />あるように思えたので<br /><br />「そんな時は『用件があるから。』と<br /> いって黙って立ち去った方が<br /> 良かったかもしれない。<br /> ステファニーさんの言葉は<br /> 彼の愛国心を傷つけてしまったかもしれないね。」<br />と私の考えを説明した。<br /><br />ステファニーさんは頭の良い方なので<br />彼の怒りの背景を理解したようだ。<br /><br />夕食のテーブルでは<br />エティチェンさんの近く(彼女の左前方)に座り<br />楽しいそうに話していたので安心した。<br /><br />カミーノの巡礼仲間は<br />お互い似たような人が自然発生的に集まったグループ<br />だが国籍、性別、年齢、生きてきた背景が<br />それぞれ異なるので細やかな配慮が<br />必要だと思う。<br /><br />夕食後、ステファニーさんから<br />「Tomoは思慮深い人ね。」と言われてしまった。<br />至近距離で彼女の大きな青い瞳で真剣に<br />見つめられると胸がドキドキしてくる。<br /><br />「僕は思慮深くありません。<br /> 矛盾した(Contradictive)、混乱した(Confusied)、臆病(Coward)な<br /> 人間です。<br /> でも失敗を沢山してきたおかげで<br /> 自分が何をしているのか少しだけ<br /> 分かるようになりました。<br /> カミーノ(巡礼路)はこんな僕でも受け入れてくれています。」<br />と答えるのが精いっぱいであった。<br /><br />カミーノは自分自身を考えるチャンスをくれるようだ。<br /><br />写真の右下に写真はホセ・フェルナンデスだ。<br /><br />彼は幼いころスペインのガリシア地方から父親と一緒にパリに<br />移住して来たとのことでスペイン語が話せる。<br />フランス語が中心の生活の中でスペイン語でコミュニケーションが<br />できるので彼には随分助けられた。<br />2015年の12月14日に彼から写真と一緒にクリスマス・新年のあいさつメール<br />が届いた。<br />昨日、会社の同期との飲み会でカミーノの話題が出たところなのでこの<br />偶然(シンクロニシティか?)には驚いた。<br />彼に早速スペイン語で返事を書いた。<br />(ホセへの返信メール)<br />Hola!! Mi amigo Jose.<br />Soy tomo de Japon.<br />Gracias por  su e-mail y  fotos.<br />Ahora,disfruto de la vida con mi esposa y nietos<br />en japon.<br />Todo cambia es principio de la vida.<br />Pero pienso que no cambia nos  amistad en Camino.<br />Gracias otra vez,<br />y te saludo y deseo un feliz y prospero ano nuevo <br />en compania de tu familia.<br />                                                  Buen camino!

    ジットでは夕方にささやかな送別会兼夕食会が開かれた。

    私は近くにあったマーケットでビールを買った。

    ビールはマリノエルさんの息子さんのセバスチャンの
    好物だ(私の好物でもあるが)。

    ステファニーさんと一緒に買い物に行った。

    その時彼女から昨日の夜、
    ダンスパーティから帰って来たときに
    フランス人のエティチェンさんから
    叱られたことを気にしてると
    話された。

    経緯を聞くとダンスパーティの前に
    みんなで闘牛ショーを見学したとき
    (私は欠席していた)血が流れるような
    シーンがあったらしい。
    彼女が「こんな残酷なシーン見ていられないわ」と
    言って帰ろうとすると
    エティチェンさんが
    「これは我々の文化だ!」と言われたようだ。

    この発言には微妙な文化差別の匂いが
    あるように思えたので

    「そんな時は『用件があるから。』と
     いって黙って立ち去った方が
     良かったかもしれない。
     ステファニーさんの言葉は
     彼の愛国心を傷つけてしまったかもしれないね。」
    と私の考えを説明した。

    ステファニーさんは頭の良い方なので
    彼の怒りの背景を理解したようだ。

    夕食のテーブルでは
    エティチェンさんの近く(彼女の左前方)に座り
    楽しいそうに話していたので安心した。

    カミーノの巡礼仲間は
    お互い似たような人が自然発生的に集まったグループ
    だが国籍、性別、年齢、生きてきた背景が
    それぞれ異なるので細やかな配慮が
    必要だと思う。

    夕食後、ステファニーさんから
    「Tomoは思慮深い人ね。」と言われてしまった。
    至近距離で彼女の大きな青い瞳で真剣に
    見つめられると胸がドキドキしてくる。

    「僕は思慮深くありません。
     矛盾した(Contradictive)、混乱した(Confusied)、臆病(Coward)な
     人間です。
     でも失敗を沢山してきたおかげで
     自分が何をしているのか少しだけ
     分かるようになりました。
     カミーノ(巡礼路)はこんな僕でも受け入れてくれています。」
    と答えるのが精いっぱいであった。

    カミーノは自分自身を考えるチャンスをくれるようだ。

    写真の右下に写真はホセ・フェルナンデスだ。

    彼は幼いころスペインのガリシア地方から父親と一緒にパリに
    移住して来たとのことでスペイン語が話せる。
    フランス語が中心の生活の中でスペイン語でコミュニケーションが
    できるので彼には随分助けられた。
    2015年の12月14日に彼から写真と一緒にクリスマス・新年のあいさつメール
    が届いた。
    昨日、会社の同期との飲み会でカミーノの話題が出たところなのでこの
    偶然(シンクロニシティか?)には驚いた。
    彼に早速スペイン語で返事を書いた。
    (ホセへの返信メール)
    Hola!! Mi amigo Jose.
    Soy tomo de Japon.
    Gracias por su e-mail y fotos.
    Ahora,disfruto de la vida con mi esposa y nietos
    en japon.
    Todo cambia es principio de la vida.
    Pero pienso que no cambia nos amistad en Camino.
    Gracias otra vez,
    y te saludo y deseo un feliz y prospero ano nuevo
    en compania de tu familia.
    Buen camino!

  • この日、7月14日はパリ祭で<br />フランス革命記念日だ。<br /><br />シャンソンの得意なエティチェンさんは<br />この日は私がリクエストしても<br />フランス国歌である「ラ・マルセイエーズ」を歌おうとしなかた。<br /><br />この理由は翌日に分かったので次回で説明します。<br /><br />この夕食では新しい仲間として<br /><br />フランス人ご夫妻(ステファンさんとセシリアさん)、<br />ドイツ人の青年二人が合流した。<br /><br />この日以降、彼等とも仲良くなって一緒に歩くことになった。<br /><br />

    この日、7月14日はパリ祭で
    フランス革命記念日だ。

    シャンソンの得意なエティチェンさんは
    この日は私がリクエストしても
    フランス国歌である「ラ・マルセイエーズ」を歌おうとしなかた。

    この理由は翌日に分かったので次回で説明します。

    この夕食では新しい仲間として

    フランス人ご夫妻(ステファンさんとセシリアさん)、
    ドイツ人の青年二人が合流した。

    この日以降、彼等とも仲良くなって一緒に歩くことになった。

  • 翌朝は朝霧の深く立ち込めた巡礼路であった。<br /><br />昨夜はマリノエルさんのお母さんのマリさんが<br />私の部屋を訪問してきた。<br /><br />寂しいそうな顔をして「Tomo・・。」というので<br />「ママ(マリさん)、さようなら。」と<br />言ってお互いにハグした。<br /><br />翌朝はマリノエルさん一行と<br />別れるときに声を掛け合った。<br /><br />従妹のカリーンさんに<br />「Tomoは面白い人だったわ。」と言われたので<br />「最高のほめ言葉だね。」と言った。<br />息子のセバスチャンさんとはお互いに<br />「今度会ったらまた美味しいビールを<br />飲もうぜ!」と誓い合った。<br />マリノエルさんとは<br />「帰国したらダンスパーティの写真を送ります。<br />あなたのダンスはとても素適でした。」と言った。<br /><br />出逢いが楽しければ楽しいほど別れはつらくなる。<br /><br />これが人生だとあきらめて歩き始めた。

    翌朝は朝霧の深く立ち込めた巡礼路であった。

    昨夜はマリノエルさんのお母さんのマリさんが
    私の部屋を訪問してきた。

    寂しいそうな顔をして「Tomo・・。」というので
    「ママ(マリさん)、さようなら。」と
    言ってお互いにハグした。

    翌朝はマリノエルさん一行と
    別れるときに声を掛け合った。

    従妹のカリーンさんに
    「Tomoは面白い人だったわ。」と言われたので
    「最高のほめ言葉だね。」と言った。
    息子のセバスチャンさんとはお互いに
    「今度会ったらまた美味しいビールを
    飲もうぜ!」と誓い合った。
    マリノエルさんとは
    「帰国したらダンスパーティの写真を送ります。
    あなたのダンスはとても素適でした。」と言った。

    出逢いが楽しければ楽しいほど別れはつらくなる。

    これが人生だとあきらめて歩き始めた。

  • 歩き始めると巡礼路の朝霧は晴れてきた。<br /><br />今日は一人で歩きたい気持ちだ。<br /><br />次回は口笛で小鳥と会話するシャンソンが得意な<br />元軍人のフランス人<br />エティチェンさんとの会話を中心に説明します。<br /><br />フランスもかつて激しい戦場であったことが分かりました。

    歩き始めると巡礼路の朝霧は晴れてきた。

    今日は一人で歩きたい気持ちだ。

    次回は口笛で小鳥と会話するシャンソンが得意な
    元軍人のフランス人
    エティチェンさんとの会話を中心に説明します。

    フランスもかつて激しい戦場であったことが分かりました。

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