2015/09/02 - 2015/09/09
1位(同エリア98件中)
norisaさん
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旅行3日目はオランダ鉄道に乗ってデン・ハーグとライデンを訪れました。
なぜデン・ハーグ?そしてなぜライデン?
オランダ第二の都市はロッテルダム、そしてフェルメールで有名なデルフトも観光コースとして有名です。
でもーー。
でもハーグには有名な美術館があります。
そこにはフェルメールの最高傑作が鎮座していますし、彼の最高の風景画が常設されています。
何より、オランダの実質的な政治首都でもありますし、世界の紛争を裁く国際司法裁判所が設置されています。
また、ライデンはレンブラントの生地、シーボルトの家、アインシュタインも学んだライデン大学があり、有名なライデン瓶もここで発明されました。
技術屋としてここも必見と感じました。
個別手配旅行の良いところ、それは行きたいスポットに行けるところではないでしょうかーーー。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝早めにアムステルダム中央駅に急ぎます。
といってもホテルから徒歩3分以内ですが(笑) -
いよいよユーレイルの使用初日です。
ヴァリデーションと呼ばれる使用可能化は昨日済ませてあります。
これから4日間はベネルクス三国は鉄道乗り放題です(喜)
(とはいえ我々の乗り方ではモトはとれません。でもいちいち切符を買う必要がないので飛び乗りもできますーー) -
ところが初日から小パニックに襲われます。
Den Haag Centraal(ハーグ中央駅)行きの8時27分の電車は時刻表では2aホームからの発車予定でした。
ところが、これがいきなり7aホームに変更になります。
オランダ鉄道に慣れっこの方は日常茶飯事でしょうが、シロートの夫妻、びっくりして7aに急ぎます。
ホームを4つも通り越しますが、広大な駅、なかなか大変です。 -
やっと、何とかハーグ行きのIC(インターシティ)電車の2等に座れました。
割合とすいています。 -
途中駅には待合室が本当にクラシックなムードあるところも多いです。
映画の撮影に使えそうな駅ばなかりーー。 -
そしてハーグ駅に到着します。
小一時間の乗車。
アムスと違いモダンな感じ。 -
まさしくダッチデザインのモダンな駅舎の向こうにも近代的なビルがあります。
ここが行政、立法、司法の中心地です。
ここには世界的に知られた国際司法裁判所があります。
1946年に国際連合の主要な司法機関として設立されました。
この裁判所は原則として常に開廷されていますし、実際法律で常設性が明言されています。
この裁判所の特徴は当事者となりうるのは国家のみということで、個人や法人は訴訟資格を有さないそうですから、オランダでも世界でもnorisa夫妻がこの裁判所に引っ立てられることはなさそうです(苦笑)
なお、肝心な判事ですが、これはアジアから3人、アフリカから3人、中南米から2人、東欧から2人、北米・西欧・その他から5人が選ばれているそうです。
判事の年収は約1600万円ということですから、日本の大企業の部長か本部長クラスとでもいえましょうかーーー!?
(高いとも安いとも言えませんーー) -
駅を出るとまさしくアムステルダム駅舎とは好対照の高層でモダンなビルが立ち並んでいます。
-
ここから中心地に向かって歩きます。
街並みはアムス同様、クラシックで楽しい外観です。 -
途中でパラパラと雨が降り出します。
先ほどまでは青空がでていたのにーー。
このベネルックスはこんな晴れ時々曇り時々雨が多いそうです。 -
楽しい形のビルが並びますが、これはアムステルダムにはありません。
そしてーー。 -
マウリッツハウス国立美術館です。
この美術館のコレクションはオランダ総督ウィレム5世とその子のオランダ初代国王ウィレム1世の収集が元となっているそうです。
ここが王立美術館として開館したのはウィレム1世の時代、1822年ですが、現在は国立美術館です。
外観はカワイイのですが、地下にも広がります。 -
その向かい側は有名なビネンホッフの一部です。
つまり行政区の建物です。 -
この二つの建物の間を地下?に降りて美術家の正門へと急ぎます。
まだ10時前ですが結構込み合いつつあります。
やはりアムステルダム国立美術館に次ぐ人気です。 -
料金を支払って階段を上がります。
天井からしてゲージュツ的です(笑) -
まずお出迎えいただいたのはレンブラント作。
スザンナという題名です。
(本当はもっと多くの絵画、特に肖像画がお出迎えしてくれたぼですが、絵も作者も知らないので省略です(苦笑)) -
そして、やはり有名な自画像です。
レンブラントさん、自画像がかなりお好きなようです。
(まあ、モデル料がタダですから(苦笑)) -
そして、さらに有名なテュルプ博士の解剖学講義という題名の絵画です。
これは1632年におこなわれたアムステルダム外科組合主任解剖官ニコラス・トゥルプ博士の公開解剖学講義を記念して描かれたものです。
ちょうどライデンからアムステルダムへと移住したばかりのレンブラントへテュルプ博士を始めとした数名の人物から依頼され制作された作品だそうです。
この時点で有名になりつつあったレンブラントの名声を確立した作品だといわれています。
登場人物が実際に講義をおこなっているかのような臨場感に溢れる表現が絶賛されました。
(一方であの夜警は依頼主たちから不評で裁判沙汰にまでなったそうで、人間一体なにが幸不幸を左右するのかわかりませんーー) -
これもレンブラント作です。
貴族の方の肖像画のようです。 -
これも有名なレンブラントの自画像。
かなりお年を召した頃ですね。 -
その他にも名作が目白押し。
これはヤン ボスさん作のイタリアの風景という美しい絵です。
自宅に飾りたいような絵です。 -
そしてお待ちかねの名作に行き当たります。
そう、フェルメールのデルフトの眺望という名画です。
生涯を過ごしたデルフトの朝七時頃(作品内の時計塔はその時刻を指している)の街並みを描いた風景画です。
この絵の特徴は街の前景に影を、後景に光を当てる光の描写です。
さらに理想的な美を追求し、現実の街の姿に手を加えて描いた表現は同時代の他の画家の風景画と比べて突出した秀作です。
こんな絵を描くには10000年くらいかかりそうなヘボ日曜画家です(苦笑) -
そして、この旅行で最も拝みたかった名作があります。
ご存じ、フェルメールの真珠の耳飾りの少女(青いターバンの娘)です。
おもわずぞっとします! -
この世界でも最も人気の絵画も、何と!1882年のオークションでわずか2.5ギルダー(1ポンド以下)で売却されたそうですから、見る目のある人は少ないものです!
そしてこの作品の最も大きな謎のひとつである、誰を描いたものか?ということについては、理想化された人物であるとする説や、フェルメールの娘のひとりを描いたものであるとする説など諸説ありますが、今のところ決定打となる証拠はないそうです。
彼の娘さんだったら、それは思い入れもハンパではなかったでしょう!
でも永遠にわからないのが理想かもしれませんーーー(苦笑) -
さて、これもフェルメール作です。
題してディアナとニンフたちです。 -
これはウイレム ファン デ ヴェルデさんのSkips in the roadという題名の絵です。
停泊地の帆船たちとでも訳すのでしょうか? -
これは例のヤン ボスさんの風景画です。
やはりイタリアの風景という題名です。 -
これはペーテル コッデさんという方の作品。
さて、この美術館はアムステルダム国立美術館に比べ小さいためそう時間はかかりませんでした。 -
外にでると雨は上がっています。
ビネンホッフのお堀です。 -
これから行政府を歩いてみます。
日本でいうと霞が関でしょうか。 -
とはいえ霞が関よりも重みがありそうです。
-
いや、むしろ貫禄があるというべきでしょうか。
-
国際司法裁判所は遠いので行くのはやめてライデンに行くことにします。
-
その前にハーグ駅近くのスーパーでお買い物。
marqt、これはどうやらマーケットの意味のようです。 -
中に入るとカラフルな野菜や果物が!
トマトは随分と色彩豊かですね。 -
野菜は見たことがないものもあります。
お値段はリーズナブル。
ここでポテトチップスなどを買います。 -
さらにnorisa妻のご要望でユニクロのようなお店に入ります。
なかなかお安いようです。 -
ここでnorisa妻のご所望の服を買います。
しかし、至る所で英語が通じる国。
うわさどおり旅しやすい国ですね! -
お昼をかなり過ぎたのでバーガーキングでお昼です。
いろいろ探しましたが、やはりお値段と品質が推測できるお店が安心です。 -
そして再び電車に揺られライデンに向かいます。
オランダの電車、時間の正確さは日本並みですし、なにより静かです。
(少なくともJRよりも静かですね)
norisa妻、寝ているのではありません。車室内撮影の邪魔にならないよう隠れたつもりです(笑) -
そして、ライデン駅に到着します。
ここも駅は近代的なガラス張りです。
しかし、街並みはーーー。 -
とても重厚、シックです。
-
これから南の方に歩きます。
遠くに風車が見えます。 -
まずは民俗学博物館の前を通りかかります。
ここでは日本の出島の様子や漆塗りの紹介などが行われているそうですが、時間の関係でスルーします。 -
そして、風車の真下を通ります。
こちらは有名な風車博物館ではありません。 -
そしてはね橋のある川をわたります。
至るところ、花が出迎えてくれます。 -
そしてーー。
有名なレンブラントの生地に到着します。
現在は家はありません。
若者が掲示板を熟読していますが、あいにく当方、オランダ語は全くワカリマセン(苦笑)
(でも、実はオランダ語はドイツ語と英語の中間的な感じです。なれれば大丈夫かも??) -
そして、ライデン大学に裏口入学します(爆)
-
ここは右手がライデン大学、左が民家です)
とても静かな通りです。 -
自家用船を持つ方も多いようです。
風もなく穏やかな午後ーー。 -
大学ということもあるのでしょうが、本当に静かな空間です。
ライデンはピルグリム・ファーザーズの地としても知られますが(というか今回の旅行で初めて知りました(苦笑)
このライデン大学は1746年にムッセンブロークにより発明された有名なライデン瓶を含む、多くの発明品で有名です。
(昔の理科を思い出してください!)
その他にヘイケ・オンネス(1913年ノーベル物理学賞)が1908年にヘリウムの液化を初めて行い、低温物理学の発展に貢献したこともこの大学を有名にしました。
そして、あのアインシュタインは若かりし学者時代にこのライデン大学に籍を置いていました。
まさしく、歴史ある、そして実績のある学問の府です。 -
美しい運河が続く学生街?です。
静かで落ち着いた学府です。 -
本当に静寂が支配する学びの園。
アインシュタインもここで将来の大理論のヒントを得たかもしれませんーー。 -
さて、大学とお別れして西に歩きます。
-
これは由緒ある建物のようですが、分かりません。
-
こちらは聖ピータース教会の一部のようです。
そこを曲がるとーー。 -
もしかして、いにしえのロールスロイスかしら?
この街並みにぴったりですね! -
路地も昔の暮らしが続いているようです。
-
この街も運河や川がいたるところにあります。
まさに中世からさほど変わっていないようなーー。 -
遠くに見えるのは計量所のようです。
アムステルダムもそうですが、主要都市には必ず計量所がありそうです。
昔、各種計量精度がそれほど良くなかった時代、そして重量計や物差しが広く市民にいきわたっていなかった時代に重さや長さの測定に活躍したのでしょうか。
もちろんお墨付きある重さや長さをーーー。 -
一番広い橋を渡ります。
-
ここから市庁舎の尖塔が見えます。
その前を大型船がゆっくりと通り過ぎます。 -
鋭い尖塔ですが、街の景色に溶け込んでいます。
色彩的な統一感が計算されているようです。
ここから反対側に歩くとーーー。 -
オランダには珍しい急斜面があります。
ここはライデン中心部にある高さ20mの要塞であり、かつては町の防衛の要所でした。
ここの丘の造成は何と!芝土や泥を使い、実に9世紀の頃から始まっていたと考えられています。
階段を上っています。
(無料です(^^♪)) -
するとにわかに視界が開けます。
この荘厳な寺院は聖パンクラス教会です。 -
要塞は、高さ6メートルの壁に多くの銃眼を備えています。
要塞がある、それほどに交通の要衝でもあったということです。 -
要塞のカーブが美しい。
手すりはもちろん現代ものですが、要塞そのものは1000年の歴史ーー。 -
こうして見るとライデンの街は一望できます。
同時にオランダがいかに起伏がなく、平坦かもわかります。
平均海抜2mの国。
日本では想像すらできません。 -
要塞から市庁舎に戻ってきます。
目指すは、ここーー。 -
シーボルトハウスです。
ここは日蘭交流400周年にあたる2000年に改装され、2005年に博物館として開館しました。
そして、2000年5月25日には何と、天皇皇后両陛下とオランダ国王ベアトリクスが来館したそうです。
内部は彼が持ち帰った日本の品々であふれかえっています。 -
タカアシガニまで持ち帰った!?
この博物館は両国の友好の証ですが、2005年にはここで小泉純一郎首相とバルケネンデ首相の首脳会談も行われ、一層重みを増しました。 -
これは愛犬のはく製のようです。
-
日本家屋の模型。
-
こちらは日本画の掛け軸がずらりーー。
シーボルトは国禁の日本地図も持ち出したりしましたが、疑いもなくオランダとの友好に多大な功績がありました。 -
政治都市のハーグ、いや美術館もありましたーー、そして技術と芸術の都ライデンを巡ってきました。
夕暮れ近くに風車博物館に着きましたが時間も遅いので駅へと向かいます。
フェルメールや美しいライデンの街並みを堪能した3日目でしたーーー。
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この旅行記へのコメント (14)
-
- hot chocolateさん 2015/10/29 20:02:36
- 名画を巡る旅・・・♪
- norisaさま
こんばんは〜
ハーグとライデンの旅行記にお邪魔しています。
ハーグ中央駅、突然のホーム変更・・・
日本の信頼の鉄道に慣れていると、突然ホームが変わったり、当たり前の電車の遅れは本当にあせりますね。
日本のように正確に出来ないものでしょうかね。
レンブラントの自画像好き・・・モデル代がタダというのもありますが(笑)、ご自分のお顔に自信がおありなんでしょうかね。(汗)
世界の名画は、画集や写真で知ることが出来ますが、やはり本物を見た時の感動は得られないですね。
絵画のことはよく分かりませんが、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの娘)」、少女の顔の表情と、軽く開いた唇、ターバンの布の光沢まで、とても魅力的な作品ですよね。
こんな素敵な絵画が、1882年のオークションでわずか1ポンド以下で売却されたとは驚きです。
hot chocolate
- norisaさん からの返信 2015/10/29 21:43:00
- RE: 名画を巡る旅・・・♪
- hot chocolateさん
こんばんわ。
いつもありがとうございます。
さて、駅でのホーム変更。
何人かの方からご指摘いただきましたが、これは欧州では日常茶飯事とのこと。
なるほど、欧州個別手配旅行のビギナーには辛いわけです(苦笑)
変更しないほうが駅員も楽だと思うのですが、そこがどうもーー??
ホントにレンブラントは自画像が多いですね。
売れないうちはいいのですが、売れても描くのはナルシストかも(爆)?
彼の自画像はともかくとして、レンブラントはもちろん、フェルメールの生の絵は感動的でした。
やはり牛乳を注ぐ女、そしてこの真珠の耳飾りの少女は彼の作品のベスト3に入るのではないかと思います。
あのわずかに開けた口元と瞳に魅了された老若男女を数多く知っています(笑)
あれがその値段とは、いかに世の流行の移り変わりがいい加減な古都か思い知らされますね!
(ま、チューリップの球根ひとつが2000万円以上した欧州ですから(苦笑))
norisa
-
- いつのんさん 2015/10/20 07:08:48
- 閣下、相変わらずアカデミックな旅で・・・素敵ざます!
閣下どん、御機嫌よう!
色々な名画を求めてのヨーロッパ周遊・・エエですね。
特にフェルメールさんの絵は数少ないうえに世界中?に
ちょこちょこしかないみたいで?
なかなか機会ないと見れないとか・・芸術音痴なんで(笑)
アメリカとフランスでは全作観たような?
でもやっぱバーグとアムスは良さそうですね・・羨ましい!
ヨーロッパのドイツ、イギリスあたりでも観られたのでしょうか?
たまに作品来日時には観に行きますがどえりゃ混雑で・・アハ!
とても参考になる旅行記ありがとさんです。
いつのん
- norisaさん からの返信 2015/10/20 15:25:30
- RE: 閣下、相変わらずアカデミックな旅で・・・素敵ざます!
- いつのんさん
こんにちは。
いつもありがとうございます。
アカデミックならぬ垢出見っくな汚れた?旅行記訪問感謝です!(爆)
そうそう、名画を求めて何千里!
(春画じゃないですよ(爆))
フェルメールの絵は世界に37枚程度しかないとか。
しかも、当時はそう高くは売れていないようですので、どうやって暮らしていたのか心配です(苦笑)
生のフェルメールはやはり感慨深いです。
特に牛乳を注ぐ女と真珠の耳飾りの少女はそれぞれに素晴らしい!
こんな絵を描くためには悪魔に100回魂を売らないとーー(笑)
norisa
-
- ryujiさん 2015/10/18 19:18:37
- いいなぁ〜、いいなぁ〜名画「真珠の耳飾りの少女」
- こんばんは、norisaさん。 ずいぶんと長い事ご無沙汰していました。
オランダへ行かれたのですね。 そしてフェルメールの名画の観賞を、小生は羨ましい限りです。 かねがね思っている事ですが、norisaさんの旅行記はハイセンスで気品があります。(決してお世辞ではありません) そんな事で日頃より旅行記を楽しみに拝見しています。
小生は歳を重ね、ほんのボチボチとですが投稿しフォートラでお世話になっているのが現状です。 小生は(も)絵画を見るのは好きで、norisaさんには及びませんがそこそこ趣味としています。
タイトルの名画は是非とも見たいものですね。 そして彼女を一日中眺めていたい思いです。(ストーカー老人になりませんよね) おそらくは「叶わぬ夢」となりましよう。 話は少しだけそれますが、アオイトモさんの旅行記で大塚美術館(徳島)が投稿されていて、その中にこの名画がありました。 模写でもいいから機会があれば行こうと考えています。ここだったら不可能ではない。
素敵な旅行記をありがとうございます。 norisaさん、これからも旅行記に磨きをかけ益々輝いてください。
ryuji
、
- norisaさん からの返信 2015/10/18 21:34:48
- RE: いいなぁ〜、いいなぁ〜名画「真珠の耳飾りの少女」
- ryujiさん
こんばんわ。
こちらこそ大変ご無沙汰しており恐縮至極です。
いつもながらの美しい風景や天空の星々などを楽しませていただいております。
品があるとは4トラではもしかして最上級の賛辞かもしれませんので、ありがたいご評価ですが、そっくりそのままryujiさんにお返しいたします(笑)
さて、フェルメールの絵。
今回はアムステルダム国立美術館とマウリッツハウス国立美術館で堪能しました。
レンブラントの絵に比べると地味かもしれませんが、我々夫婦は興奮させていただきました。
おそらくツアーではどちらも1時間くらいしか鑑賞時間がないのでしょうが、個人旅行なので、両方で5時間近く鑑賞しました。
撮影可ということもあり、投稿した旅行記の数倍の絵画を撮影しましたが、やはりフェルメールの絵、両方で6枚ですが、傑出していました。
そして、やはり真珠の首飾りの少女、この瞳には人を引き込む魅力がありますね。
妖しいような、清純なような、軽い驚きの表情を活写した傑作です。
大塚美術館でも(できればライデンでも)結構ですから、ぜひご訪問されて妖しい魅力に溺れてください(笑)
では、今後とも宜しくお願いいたします。
norisa
-
- 前日光さん 2015/10/13 16:35:43
- 真珠の耳飾りの少女とは、毎日居間で顔を合わせています(^_-)
- nori…あれ、pedaru?いえ、やっぱりnorisaさんですよね(*^ー゜)
こんにちは〜
いよいよマウリッツハイス美術館ですね!
4年前の夏、彼女が上野の美術館にやって来たとき、私は奇跡としか思えない待ち時間で、彼女と対面することができました!(^^)!
ちょうど出雲に向かう前、夜の10時に出発する「サンライズ出雲」に乗車する前に、上野に寄ったのです。
どうせ無理かもと思いながら美術館に向かったところ、確か待ち時間が10分くらいという奇跡的な数字に大喜びし、本当にほとんど待たずに、彼女を見ることができました。
思ったよりも小さな絵でしたが、愛くるしい目と下唇の艶めいた美しさに目が離せませんでした!
以前にも申し上げたように思いますが、我が家の台所兼居間には、彼女と藤田嗣治のバラ、小山敬三の美少女、川上澄生の版画が、何の脈絡も無く並んでいます。(もちろん川上澄生以外は、レプリカですよ。念のため(>_<))
「デルフトの眺望」も大変に好きな風景画の一つです。
「牛乳を注ぐ女」もいいですね。
「手紙」がモチーフになっている寓意的な絵も、左側から降り注ぐ光線の中で、主人公の女性の表情に微妙な陰を与えていて、素晴らしいです。
フェルメールの故郷で眺められた「真珠の耳飾りの少女」、また格別のものがあったのではないでしょうか?
レンブラントは、自画像がお好きですね!
ナルシストだったのでしょうかねぇ〜
絵のことは良く分かりませんが、フェルメールの絵は好きですね!
多くの学者を輩出しているライデン大学のあるライデンも、アカデミックな雰囲気が漂っていますね。
電車の中で、身を隠そうとしている奥様を思わずカメラに収めてしまうnorisaさん、愛妻家ぶりが窺えます(^_-)
前日光
- norisaさん からの返信 2015/10/13 17:42:11
- RE: 真珠の耳飾りの少女とは、毎日居間で顔を合わせています(^_-)
- 前日光さん
こんばんわ。norisaでございます(爆)
そうそう、フェルメールのこの絵、日本に来ましたよね!
大変な人気で待ち時間もかなりあったようですが、前日光さんのいらっしゃったお時間は最高でしたね。
私はレプリカ(フェルメール全作品展)で見ただけでしたのでハーグで見つめあった(笑)少女はそれはそれは魅惑的でした。
妻と警備員がいなければ抱擁したいところでした(爆)
彼の絵はほとんどの絵が寓意に満ち、それを完璧に表現しているところがスゴイですね。
光の使い方もこたえられませんーーー。
その集大成の風景画がデルフト風景ですね。
この絵も欲しい!?
前日光さんのお宅には藤田嗣治のバラ、小山敬三の美少女、川上澄生の版画などもあるそうですが、かなりの絵画趣味とお見受けします。
あまり海外はお好きでないようですが、オランダはおススメです。
丸三日くらい各種美術館に籠るのもおつなもんです(笑)
ライデン大学は今まで見た日本の大学はもちろん、カリフォルニア大学やMITなどと全く違う、中世そのものの大学でした。
アインシュタインもここで大理論のヒントを得た(と信じたい)ような気がしますーー。
norisa
PS:そろそろ紅葉や食欲の秋、次はいずこに行かれるのでしょうーー(あ、娘さんのご結婚でそれどころではない??(うれしい忙しさですね!))
-
- liberty-libertyさん 2015/10/10 14:07:54
- 有り難うございます〜(>▽<)
- norisaさん、こんにちは(^o^)
すっごくすっごく楽しみにしてました〜(*^o^*)
フェルメールファンの私
牛乳を注ぐ女の次に好きな絵が
デルフトの眺望なんですよ〜(>▽<)
どちらも残念ながら本の中でしか見たことありませんが
今回のnorisaさんの旅行記を通じで
美術館でホンモノを眺める疑似体験をさせて頂きました(*´∇`*)
有難や有難や〜(^人^)
オランダの空って低いんだな、と
デルフトの眺望を見た時に思いました。
低いけれど広い空。
色も構図も大好きな風景画。
真珠の耳飾りの少女とディアナとニンフたちは
数年前に神戸でホンモノ見ました(^^)
真珠の〜の存在感はハンパじゃなかったっけ( ̄□ ̄;)
唇が好きでした(*^^*)
それから真珠に映る光源(窓?)と襟元。
マウリッツハイス美術館そのものが見られたのも感激です!
とっても可愛い建物なんですね(^o^)
とっても幸せな気分になれました♪
また次回もお邪魔します(^o^)/
リバ2
- norisaさん からの返信 2015/10/10 17:26:36
- RE: 有り難うございます〜(>▽<)
- リバ2さん
こんばんわ。
フェルメールのデルフトの眺望お好きでしたか!
大概の方は真珠の耳飾りの少女の魅力に負けるようです(笑)
この風景画は逆光を巧みに表現したものだそうで、午前7時のデルフトの静かな雰囲気がスゴイですね。
もちろん耳飾りの少女の実在感、魅力は捨てがたいものです。
何とも光と影の表現がいいですよね。
こういう絵を描きたいと思いますが、100回生まれ変わってもダメそうです(苦笑)
さて、この美術館自身、とても素敵です。
え、というくらいカワイイ建物ですが、内部は中身が濃いです!
もしオランダに行かれることがあったらアムスの次はハーグ!
これで決まりです(爆)
次回からは絵画から離れて街歩きや風景になりますが、懲りずに訪問いただけると幸いです。
norisa
-
- aoitomoさん 2015/10/10 02:44:44
- フェルメールもレンブラントもコンプリート!
- norisaさん こんばんは〜
『マウリッツハウス美術館』
憧れの美術館ですよ〜
『アムステルダム国立美術館』とセットで、フェルメールもレンブラントも有名どころをコンプリート。
しかも個別手配旅行ですから御自分のペースで鑑賞できますね〜
レンブラントの『ニコラス・トゥルプ博士の解剖学講義』の絶賛。
こちらは、集団肖像画で博士も医師にも全員の顔にスポットライトが当たったかのように綺麗に描かれて
しかも公開解剖学講義の絵になっていますから。
『夜警』も全員の顔にスポットライトが当たったかのように綺麗に描かれていれば、晩年の苦労はなかったかもしれません。(爆)
その『夜警』の評価もなかったでしょうが。
たくさんの当事者である人物の入った絵画は色々ありますね〜
フェルメールの真珠の『耳飾りの少女(青いターバンの娘)』も目の前で見れて、撮影もできてしまうのが嬉しいですね〜
美術館もマウリッツハウスぐらいに小さめだと、疲れずに満喫できそうです。
『ライデン』
近代的な駅には驚きますが、風車や運河、はね橋のある景観はやはり素敵なオランダです。
高さ20mの要塞には驚きます。
20mで十分に美しい景観が眺められます。
聖パンクラス教会の巨大さがここからだとよくわかります。
『シーボルトハウス』
お恥ずかしい話、いつもシーベルトとごっちゃになります。(^_^;)
シーボルトが日本研究に熱心だったのですね〜
この博物館は両国の友好の証というのも頷けます。
ここも覗いてみたくなりました。
aoitomo
- norisaさん からの返信 2015/10/10 06:36:59
- RE: フェルメールもレンブラントもコンプリート!
- aoitomoさん
おはようございます。
いつもありがとうございます!
この美術館は絶対行きたかったので、あまり人気のないハーグに立ち寄りました。
個人手配なので疲れたらスケジュールを省略する予定でしたが、ここは外せませんねーー。
この講義の絵は確かに公平ですね。
題材はなかなか怖いのですが、絵はしっかりとした光線のもとに描かれていますね。
もちろん夜警の迫力には勝てませんが。
生のフェルメールは真珠の首飾りの少女も素晴らしいのですが、デルフト風景も感銘を受けました。
難しい風景をさらりと描いています。
ライデンの要塞は全て人が盛り上げたのかと思うとビックリです。
(もちろんピラミッドの数千分の一でしょうが(笑))
周りがすべて平坦なので眺望は抜群です。
ここでスカイツリーを建てたなら国土すべてが見えそうです!
シーボルトハウスは思ったよりもこぶりでしたが、観光客がそこそこ来ていて熱心に見ていました。
一度覗いてみてください。
norisa
-
- rinnmamaさん 2015/10/09 20:17:47
- マウリッツハウス国立美術館
- norisaさん、こんばんは
美術館の階段・・素敵ですね〜〜
海外の美術館は歴史のある建物ですので、絵画鑑賞もですが見所満載ですよね!
私は鑑賞に疲れると、ふらふらと建物巡りをしたりします^^
真珠の耳飾の少女は必見ですものね!羨ましいです・・
ハーグにはベアトリクス女王さまの居城もあるんですね!
そして、近代的な建物と歴史ある建物との、対比を見るのも楽しそう^^
政治の中心らしい佇まいですね〜〜
ライデンは更によい雰囲気・・
のんびりと散策してみたいですね〜〜
シーボルトハウスが目的だったんですね!
興味深いお話で由来もわかりましたが、広いのでしょうか?
それにしても展示品も多いですね・・すごい蒐集です事^^
楽しまれたご様子が伝わってまいりました。
rinnmama
- norisaさん からの返信 2015/10/10 06:26:10
- RE: マウリッツハウス国立美術館
- rinnmamaさん
おはようございます。
いつもご訪問やご投票ありがとうございます。
美術館の階段のご注目とはさすがです。
確かにこの美術館、内装もステキです。
真珠の首飾りの少女は日本にも来たようですが、やはり現地現物ですね!
ビネンホッフは時間があればもっと探検すべきところです。
国際裁判所もそうですね。
ライデンは雨模様でしたが、とても素晴らしい小都市です。
大学の雰囲気も全く日本と違います。
シーボルトハウスは川の対岸からなら建物の全貌を撮影できそうです。
内部は3階か4階建て(複雑な構造)ですが、日本の物が多かったですね。
日蘭友好の館ですね。
良くもこれだけ持ち帰ったなという感想です。
norisa
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