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 旧満州を旅しています。<br />今回は2に続く瀋陽篇です。<br />張学良旧居、北陵、九・一八事変陳列館、中街と回ります。<br /><br /> 表紙は北陵風景。<br />

旧満州を訪ねて 3 瀋陽 (下)

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2015/08/02 - 2015/08/09

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愛吉

愛吉さん

 旧満州を旅しています。
今回は2に続く瀋陽篇です。
張学良旧居、北陵、九・一八事変陳列館、中街と回ります。

 表紙は北陵風景。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  •  故宮の見学を済ませ、張氏師府博物館に向かいます。<br />歩いて5分程の距離です、その間には大きな連絡歩道が設けられ、両側には清朝2代の歴史絵巻が刻まれています。<br />

     故宮の見学を済ませ、張氏師府博物館に向かいます。
    歩いて5分程の距離です、その間には大きな連絡歩道が設けられ、両側には清朝2代の歴史絵巻が刻まれています。

  •  張氏師府博物館。<br />張氏とは、当時満州を支配していた軍閥で、張作霖、張学良の親子をさします。<br />二人はここを住居兼官邸として使用していました。<br /> 前の広場には張学良の銅像が建ちます。<br />

     張氏師府博物館。
    張氏とは、当時満州を支配していた軍閥で、張作霖、張学良の親子をさします。
    二人はここを住居兼官邸として使用していました。
     前の広場には張学良の銅像が建ちます。

  • ここが正門。

    ここが正門。

  •  玄関前にある石柱、何だと思います。<br />馬に乗る為の踏み台です。<br />

     玄関前にある石柱、何だと思います。
    馬に乗る為の踏み台です。

  • 住居部分、中院の玄関です。

    住居部分、中院の玄関です。

  •  中院は四合院という、中庭を囲む四つの建物を配した中国の伝統的建築様式です。<br /><br />

     中院は四合院という、中庭を囲む四つの建物を配した中国の伝統的建築様式です。

  • 内部の様子。

    内部の様子。

  • こちらの出口を出ると庭園。

    こちらの出口を出ると庭園。

  • 庭園

    庭園

  • 庭園の向こうには假山が聳えます。

    庭園の向こうには假山が聳えます。

  • 假山の向こうは東院。

    假山の向こうは東院。

  •  トンネルを抜けて東院に向かいます。<br />東院には、大青楼、小青楼が建ちます。<br />

     トンネルを抜けて東院に向かいます。
    東院には、大青楼、小青楼が建ちます。

  •  大青楼。<br />オフィスや応接室、宴会場等があります。<br />

     大青楼。
    オフィスや応接室、宴会場等があります。

  •  内部の様子。<br />全部紫檀、黒檀が使われています。<br />

     内部の様子。
    全部紫檀、黒檀が使われています。

  • 執務室

    執務室

  • ロビー

    ロビー

  • 応接室

    応接室

  • 小青楼、正妻以外の夫人の中で一番のお気に入りを住まわせた住居。

    小青楼、正妻以外の夫人の中で一番のお気に入りを住まわせた住居。

  •  内部の様子。<br />昭和3年6月4日の奉天事件で瀕死の重傷を負った張作霖が、運び込まれたのがこの小青楼。<br />息を引き取ったのが、カーテンが掛かった奥の寝室。<br /> 写真の婦人がその時の夫人で、夫の死をしばらく隠し通し、日本軍を慌てさせたそうです。<br />

     内部の様子。
    昭和3年6月4日の奉天事件で瀕死の重傷を負った張作霖が、運び込まれたのがこの小青楼。
    息を引き取ったのが、カーテンが掛かった奥の寝室。
     写真の婦人がその時の夫人で、夫の死をしばらく隠し通し、日本軍を慌てさせたそうです。

  •  別の角度からカーテンの奥を覗いて見ましょう。<br />架けられている写真は2枚とも張作霖のポートレイトです。<br />

     別の角度からカーテンの奥を覗いて見ましょう。
    架けられている写真は2枚とも張作霖のポートレイトです。

  • 張作霖が息を引き取ったベッドです。

    張作霖が息を引き取ったベッドです。

  •  次は北陵(昭陵)の見学。清朝2代目の王ホンタイジと皇后を祀る墳墓です。<br />墳墓の入口大紅門。

     次は北陵(昭陵)の見学。清朝2代目の王ホンタイジと皇后を祀る墳墓です。
    墳墓の入口大紅門。

  • 竜の紋章

    竜の紋章

  • 門を入ると長い参道、電気自動車で進みます。

    門を入ると長い参道、電気自動車で進みます。

  • 途中大きな池があります。

    途中大きな池があります。

  • ホンタイジの銅像もあります。

    ホンタイジの銅像もあります。

  • ようやく陵墓に到着。石碑坊

    ようやく陵墓に到着。石碑坊

  • ここにも竜の紋章です。

    ここにも竜の紋章です。

  • 碑亭、二層の門をくぐります。

    碑亭、二層の門をくぐります。

  • 参道の両脇には、馬、象、駱駝等の動物が並びます。

    参道の両脇には、馬、象、駱駝等の動物が並びます。

  • 三層の門、隆恩門に到着。ここから先が方城と呼ばれる聖域。

    三層の門、隆恩門に到着。ここから先が方城と呼ばれる聖域。

  • 墳墓は城壁に囲まれ、出入口はここ1か所のみです。

    墳墓は城壁に囲まれ、出入口はここ1か所のみです。

  • 方城です、城壁の高さはこんなに有ります。

    方城です、城壁の高さはこんなに有ります。

  • 正殿前から隆恩門を振り返ります。

    正殿前から隆恩門を振り返ります。

  • 方城の内側

    方城の内側

  • 正殿、隆恩殿。

    正殿、隆恩殿。

  • こんな物があります。御供え物なのでしょうか。

    こんな物があります。御供え物なのでしょうか。

  • 墳墓(宝城)の正面に取り付けられた文様。

    墳墓(宝城)の正面に取り付けられた文様。

  • ホンタイジと皇后の墳墓宝頂。

    ホンタイジと皇后の墳墓宝頂。

  • 正殿の横、城壁の上から隆恩門と方城を見た処。

    正殿の横、城壁の上から隆恩門と方城を見た処。

  • 城壁の上にはこんな建物も在りました。

    城壁の上にはこんな建物も在りました。

  •  いよいよ最後が、9・18歴史博物館です。<br />昭和6年9月18日に起きた満州事変のモニュメントでその現場に造られています。<br /> 満州事変は、日本の関東軍により引き起こされたもので、自ら満鉄柳条湖線を爆破、中国軍の仕業にして満州各地を占領します。<br />翌7年には満州国を建国します。<br /> この日本軍の侵略と抗日の戦いを記録した記念館なのです。<br /> <br /><br />

     いよいよ最後が、9・18歴史博物館です。
    昭和6年9月18日に起きた満州事変のモニュメントでその現場に造られています。
     満州事変は、日本の関東軍により引き起こされたもので、自ら満鉄柳条湖線を爆破、中国軍の仕業にして満州各地を占領します。
    翌7年には満州国を建国します。
     この日本軍の侵略と抗日の戦いを記録した記念館なのです。
     

  • 記念碑前から博物館へ流れます。

    記念碑前から博物館へ流れます。

  • 入口には、流浪の民でしょうか。

    入口には、流浪の民でしょうか。

  •  振り返って現場を眺めて見ましょう。<br />下を在来線、上の高架が旧満鉄線です、この高架部分を爆破したのです。<br />

     振り返って現場を眺めて見ましょう。
    下を在来線、上の高架が旧満鉄線です、この高架部分を爆破したのです。

  •  構内に大きな石柱が横たえてあります。日本軍が建てた爆破地点碑です。<br />説明文を拡大して読んで下さい。<br />

     構内に大きな石柱が横たえてあります。日本軍が建てた爆破地点碑です。
    説明文を拡大して読んで下さい。

  •  その他、多くの石柱が横たえられて居ます。<br />1つ1つ見て行きます、ほとんどが門柱でした。<br />

     その他、多くの石柱が横たえられて居ます。
    1つ1つ見て行きます、ほとんどが門柱でした。

  •  大き目の石柱を代表して1枚写します。<br />説明文を読んでください<br />

     大き目の石柱を代表して1枚写します。
    説明文を読んでください

  •  それでは中に入りましょう。<br />第1室には雪山のジオラマ。<br />第2室以降は、パネルと写真、抗日部隊の雪山での抵抗ジオラマ、日中会談の人形による再現等が続きます。<br />現物展示は、日本軍の使用した食器や日用品等が並びます。<br />終戦後の混乱で散逸してしまい、集めるのに苦労したのでしょう。<br />

     それでは中に入りましょう。
    第1室には雪山のジオラマ。
    第2室以降は、パネルと写真、抗日部隊の雪山での抵抗ジオラマ、日中会談の人形による再現等が続きます。
    現物展示は、日本軍の使用した食器や日用品等が並びます。
    終戦後の混乱で散逸してしまい、集めるのに苦労したのでしょう。

  •  外に出て来ると戦車が1台展示してあります。<br />日本の戦車ではないようです。<br />

     外に出て来ると戦車が1台展示してあります。
    日本の戦車ではないようです。

  •  瀋陽一の繁華街中街に来ました。<br />銀座通り位の道が終日歩行者天国で人通りも多いです。<br />こんなモニュメントがありました。<br />

     瀋陽一の繁華街中街に来ました。
    銀座通り位の道が終日歩行者天国で人通りも多いです。
    こんなモニュメントがありました。

  • 裏からも写しました。

    裏からも写しました。

  •  中国古来のカンザシ飴売りのモニュメント。<br />昔は人出の有る所には必ず居たそうです。<br />

     中国古来のカンザシ飴売りのモニュメント。
    昔は人出の有る所には必ず居たそうです。

  • 路地も覗いて見ます。

    路地も覗いて見ます。

  •  ぼつぼつ街の中央にある夕食レストランに向かうとしましょう。<br />瀋陽は今夜が最後です、明日は長春に向かいます。  終<br />

     ぼつぼつ街の中央にある夕食レストランに向かうとしましょう。
    瀋陽は今夜が最後です、明日は長春に向かいます。  終

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