2015/08/02 - 2015/08/09
12位(同エリア321件中)
愛吉さん
旧満州を旅しています。
今回は2に続く瀋陽篇です。
張学良旧居、北陵、九・一八事変陳列館、中街と回ります。
表紙は北陵風景。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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故宮の見学を済ませ、張氏師府博物館に向かいます。
歩いて5分程の距離です、その間には大きな連絡歩道が設けられ、両側には清朝2代の歴史絵巻が刻まれています。 -
張氏師府博物館。
張氏とは、当時満州を支配していた軍閥で、張作霖、張学良の親子をさします。
二人はここを住居兼官邸として使用していました。
前の広場には張学良の銅像が建ちます。 -
ここが正門。
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玄関前にある石柱、何だと思います。
馬に乗る為の踏み台です。 -
住居部分、中院の玄関です。
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中院は四合院という、中庭を囲む四つの建物を配した中国の伝統的建築様式です。
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内部の様子。
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こちらの出口を出ると庭園。
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庭園
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庭園の向こうには假山が聳えます。
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假山の向こうは東院。
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トンネルを抜けて東院に向かいます。
東院には、大青楼、小青楼が建ちます。 -
大青楼。
オフィスや応接室、宴会場等があります。 -
内部の様子。
全部紫檀、黒檀が使われています。 -
執務室
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ロビー
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応接室
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小青楼、正妻以外の夫人の中で一番のお気に入りを住まわせた住居。
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内部の様子。
昭和3年6月4日の奉天事件で瀕死の重傷を負った張作霖が、運び込まれたのがこの小青楼。
息を引き取ったのが、カーテンが掛かった奥の寝室。
写真の婦人がその時の夫人で、夫の死をしばらく隠し通し、日本軍を慌てさせたそうです。 -
別の角度からカーテンの奥を覗いて見ましょう。
架けられている写真は2枚とも張作霖のポートレイトです。 -
張作霖が息を引き取ったベッドです。
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次は北陵(昭陵)の見学。清朝2代目の王ホンタイジと皇后を祀る墳墓です。
墳墓の入口大紅門。 -
竜の紋章
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門を入ると長い参道、電気自動車で進みます。
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途中大きな池があります。
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ホンタイジの銅像もあります。
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ようやく陵墓に到着。石碑坊
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ここにも竜の紋章です。
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碑亭、二層の門をくぐります。
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参道の両脇には、馬、象、駱駝等の動物が並びます。
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三層の門、隆恩門に到着。ここから先が方城と呼ばれる聖域。
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墳墓は城壁に囲まれ、出入口はここ1か所のみです。
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方城です、城壁の高さはこんなに有ります。
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正殿前から隆恩門を振り返ります。
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方城の内側
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正殿、隆恩殿。
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こんな物があります。御供え物なのでしょうか。
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墳墓(宝城)の正面に取り付けられた文様。
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ホンタイジと皇后の墳墓宝頂。
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正殿の横、城壁の上から隆恩門と方城を見た処。
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城壁の上にはこんな建物も在りました。
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いよいよ最後が、9・18歴史博物館です。
昭和6年9月18日に起きた満州事変のモニュメントでその現場に造られています。
満州事変は、日本の関東軍により引き起こされたもので、自ら満鉄柳条湖線を爆破、中国軍の仕業にして満州各地を占領します。
翌7年には満州国を建国します。
この日本軍の侵略と抗日の戦いを記録した記念館なのです。
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記念碑前から博物館へ流れます。
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入口には、流浪の民でしょうか。
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振り返って現場を眺めて見ましょう。
下を在来線、上の高架が旧満鉄線です、この高架部分を爆破したのです。 -
構内に大きな石柱が横たえてあります。日本軍が建てた爆破地点碑です。
説明文を拡大して読んで下さい。 -
その他、多くの石柱が横たえられて居ます。
1つ1つ見て行きます、ほとんどが門柱でした。 -
大き目の石柱を代表して1枚写します。
説明文を読んでください -
それでは中に入りましょう。
第1室には雪山のジオラマ。
第2室以降は、パネルと写真、抗日部隊の雪山での抵抗ジオラマ、日中会談の人形による再現等が続きます。
現物展示は、日本軍の使用した食器や日用品等が並びます。
終戦後の混乱で散逸してしまい、集めるのに苦労したのでしょう。 -
外に出て来ると戦車が1台展示してあります。
日本の戦車ではないようです。 -
瀋陽一の繁華街中街に来ました。
銀座通り位の道が終日歩行者天国で人通りも多いです。
こんなモニュメントがありました。 -
裏からも写しました。
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中国古来のカンザシ飴売りのモニュメント。
昔は人出の有る所には必ず居たそうです。 -
路地も覗いて見ます。
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ぼつぼつ街の中央にある夕食レストランに向かうとしましょう。
瀋陽は今夜が最後です、明日は長春に向かいます。 終
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