2015/08/14 - 2015/08/16
269位(同エリア584件中)
トントさん
気難しそうな番頭さんが老眼鏡を鼻に掛けて上目遣いで我々を睨みつけ、ここは療養場だからと念を押す。部屋でテレビを見ていると音が大きいと長年の住民から注意される。温泉には難しい入浴のルールが多く、ここでも常連さんに白い目で睨みつけられる。しまいには番頭さんにこれだから観光客は困るんだと怒られる。ひっそりと温泉に入り、配給される少な目の飯を食べると消灯となり、真っ暗な中あとは寝るだけ。
そんな期待?は完全に裏切られました。従業員のホスピタリティーは素晴らしく今まで訪れた中でも最高レベル。湯治部と言っても部屋こそは狭く古臭いもののそれ以外は温泉自慢の老舗旅館。飯も旨く、酒も楽しめる、素晴らしい経験をすることができます。とはいっても湯治部のコンセプトは重々理解した上で利用するべきです。部屋が汚いとかクレームつけたりするのはお門違いだし、夜遅く宴会したりとか、友達同士大盛り上がりしたりとか、やはりそんな雰囲気ではありません。しっとりとゆっくりと温泉を楽しむ方ならなんら不自由ないと思います。
だいぶ前になりますがスカパーの「レールのあった街」という旅番組で鉛温泉と藤三旅館、そしてその湯治部の存在を知り、以来いつか行ってみたいとずーっと思っていました。今回は念願が叶いました。
今回は「【湯治部限定】旅館部お手頃膳&源泉湯めぐりプラン♪」にて利用。食事が素晴らしく大満足のプランです。二人で2万円ちょっと。リーズナブルでうれしいです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
盛岡から花巻駅へ移動してきました。花巻温泉が有名なので駅も栄えているかと思いきやびっくり。1件のお土産もの店があるくらい。
反対側が栄えているのかも。有名なマルカンデパートなんかも反対側だし。 -
花巻駅より鉛温泉までは路線バスを使用。
無料の送迎間バスもあるのですが、送迎バスは15:25発⇒16:05着
対して路線バスは15:00発⇒15:25着少し早く旅館に着けます。
但し金額は730円かかってしまう。
土休日の時刻表はこちら
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/PDF資料/時刻表pdf/21花巻地区/21060_yuguchi_s_zouzei.pdf
あるいは岩手県交通花巻地区ページ
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/hanamaki_tiku.html -
定刻より数分遅れて到着。これはまた古いバスで味がある。
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少し経つと乗客は我々だけに。。
乗り過ごさないように車内アナウンスに耳を傾ける。
鉛温泉なんかは車で行く人が大半なんだろうなあ。。 -
無事降りられました。運賃は後払い。
花巻から2015年現在730円なので用意しておくといいです。 -
バス停は道の片側にしかありません。
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本数は当たり前ながら少ないです。
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由来なんぞまったりとみながら行くといいでしょう。
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まさかバス停から旅館まで離れて無いだろうな。と心配していたのですが無用。バス停目の前に派手めな看板があります。
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坂道を下るように10分も歩かないとと思いますが、送迎バスだと先の停留所乗り換えでホテルのワゴンで送ってくれるようです。帰りがそうでした。
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湯治部と旅館部と入り口が分かれています。
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旅館前の商店は残念ながらやっていませんでした。
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リニューアルしたのかな?綺麗な外観です。
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入り口。
湯治部利用。とてもよかったです。 by トントさん岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 宿・ホテル
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扉を開けると従業員の方がお出迎えしてくれます。
ここでスリッパに履き替え、靴は部屋まで持ってく。左側に写っている帳場でチェックイン。丁寧に施設の説明をしてくれます。
夕食は18時から別室でとのこと。 -
従業員の方が荷物を持って案内してくれます。
扉に鍵が掛からないと思っていたのですが鍵付きでした。アパートのドアのような感じ。 -
古いですがいい感じの部屋です。表向きの部屋だったので眺望が良いとは言いませんが木々が見えて気持ち良いです。
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広くはないですが2人なら充分。
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部屋にはエアコンがありません。
これが心配でした。しかも訪れたのは猛暑日。
到着時〜19時位までは蒸し暑さを感じたものの夜は冷たい風が吹き込み寒いくらい。布団にくるまって寝たほどでしたのであまり心配する必要はないかもしれません。
連泊時の昼間は暑いかも。都心部のような暑さとは違うとは思いますが。
湯上りは、水シャワーを浴びてほてりを冷ました方が良いでしょう。 -
館内の案内図。
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部屋からの眺望。網戸もある。
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真正面の坂を人が通といえば通るのですが人は少なく気になりません。
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この古臭さを良い雰囲気と感じるか汚いと感じるかで滞在の楽しさが真逆になります。
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早速館内を探検。
階段部。木造なのでバタバタ歩くと響くので注意。 -
廊下。
他の方のブログとかで見て、なんて薄暗いんだろう。と思っていましたが多分に写真のせいもあるのかも?
この写真も薄暗いですが、実際はこんなではありません。
また無機質なアパートチックな印象を受けると思いますが、廊下には飾り物とかがおいてあったりして、結構良い雰囲気なのです。 -
炊事場です。
長期滞在者はここで自炊が可能。鍋や皿は用意されています。包丁も帳場で借りられます。 -
ここで夕食でも調理出来たら風情があって良いなとか思っていました。
実際来てみるとどうかなー。長年染み付いた調理臭とか共同の食器とか。若干下水の臭いが上がっているのが気になったり。人のむすんだおむすびを食べられる人がどうか。
私は冬場、スーパーで買った鍋焼きうどんを持ち込んで温めて食べる位ならいいかな。というのが正直な気持ちです。 -
10円で7分程度使用できるガス自販機。今回は使う機会がありませんでした。
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食器類は借りられる。今回ビールを飲むのにグラスを借りました。
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洗い物はもちろん自分で。
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ここは、共同の洗面台。
部屋には洗面台はありません。ここで歯磨きします。鏡もあります。
また、コイン式の洗濯機もあります。 -
トイレも共同。清潔なので心配無用。ウォッシュレット付きの個室も一つだけありました。
夜トイレに起きた時は少し不便かな。 -
名物のおばあちゃんがいる売店です。
帳場の前にあり、お土産・お菓子・カップラーメンやパンなどが売っています。
地酒なんかがあるかなと思ったら日本酒はありませんでした。旅館部の自販機にカップ酒が売っていますがその程度。
もっとも食事の時には地酒を楽しめましたが。 -
店内も撮らせてもらいました。気さくで親切なおばあちゃんです。
ついついいろいろなものを買ってしまった。 -
お風呂は4か所。名物の混浴の白猿の湯はおすすめ。
桂の湯は男女別、内湯・露天があります。洗い場は少ない。
桂の湯の露天風呂を一段降りると川沿いの露天。温度が熱めのせいかいつ行っても誰もいない、大変気持ちのいいお湯です。のぼせて横に流れている川にザブッと入ると気持ちよさそうだけど結構な流れで落ちたら溺れ死ぬと思います。
白糸の湯は旅館部の奥にあり、洗い場が多いのでこちらで体を洗うといいかも。 -
そんなこんなで温泉に入ります。
立って入る白猿の湯はやはり素晴らしい。大きい湯船の奥にぬるめの湯がありそこで冷ますことができる。
石鹸使用禁止なので体は洗えません。 -
「旅館部」の風呂に行ってみます。
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この奥が旅館部の2種類の風呂。こちらはいつ行ってもガラガラでした。
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今回のプランでは夕食はこちらでとります。
18時からだったのですが少し早めに行っても大丈夫でした。というか、来るのを待っていてくれたみたい。時間ぴったりでないと悪いと思ってプラプラ時間調整してました。 -
なんかだいぶ空いていました。。。
18時まで時間調整していたのも最近行った巨大温泉ホテルでの食事の混雑による入れ替え制になれてしまっていたせい。
ここは本当にゆったりできます。 -
自分でプランを申し込んでおきながら忘れていました。
こんなに豪華な食事だったなんて。冒頭書いたように、配給メシ然としたものを想像しており、カップめんを買って持って来てしまっていました。
豚しゃぶ、刺身、焼魚、、、味も素晴らしく高級旅館に引けを取らず。ご飯はお替り可能でお腹一杯。
ビールと日本酒を飲んでいい気持ち。 -
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夜の炊事場。自炊している人は一人だけ見かけました。
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夜は寂しげです。
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夜の廊下。怖さとかはないから大丈夫。一人でもトイレ行けます。
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21時に消灯。どんな感じに消灯を迎えるのかは知りません。なぜなら20時過ぎには布団に入ってしまったから。この宿の雰囲気と前日の夜行バスの疲れが相まって眠くなってしまって。
ちなみに夜はエアコンがない事もあり虫が沢山入って虫地獄だったら嫌だと思っていましたがそれもなかった。露天風呂で蚊に刺された他は蛾なんかも居なかった。だけども窓の外から聞こえる虫の音は心地良く子守唄代わり。虫がいいかな。 -
5時半前に起きてしまう。早寝したのでいい目覚め。
早速朝風呂三昧。ほぼどの湯も貸切状態なので最高。 -
7時には朝ごはん。部屋まで運んでくれます。
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量も充分。味も美味しい。言うことないです。
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楽しかったひと時も終わり。
チェックアウトです。帰りの送迎バス(というかワゴン)に乗る人は9:25に集合。
最後は従業員の方がバスが見えなくなるまでお見送りしてくれます。
本当に心がこもったサービスでした。 -
旅館の送迎バスは旅館〜鉛温泉バス停までの送迎。
鉛温泉バス停に花巻温泉峡の送迎バスが迎えに来てくれ、花巻まで行ってくれます。写真はその車内。 -
送迎バスのカラーリングはこれです。
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花巻〜盛岡間は2両編成の普通電車で結構な混雑率。首都圏並み。
東海道線熱海以西もそうだけどもっと長編成にして着座率をあげるべき。これじゃどんどん列車離れが加速する。この混雑じゃ旅情もなく疲れるだけ。もう乗りたくないです。
それはさておき盛岡に戻りました。旧型バスがお出迎え。 -
最後の食事はわんこそばで。
わんこそばは生まれて初めてです。
生暖かいものだと聞いていましたがその通り。ざるそばみたいなのをイメージしませんか?
3000円以上しますが高いよなあ。直利庵 グルメ・レストラン
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1杯はこんなの。
ひっきりなしにお代わりを入れるのではなく、何杯かおきに係りの人がお代わりを取りに行き、その間一休みできる。そりゃそうだよな。 -
こちらのお店でした。
素直に美味しかったです。ちなみに40杯。少な目かとは思いますが大食いしに来ているわけでも無いしと思って。 -
盛岡ともお別れの時間が近づく。
ななっくタウンとアーケード街を散歩したり、 -
こんな路地を散策しながら盛岡駅に向かいます。
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帰りのはやぶさはお盆のピークなので1ヶ月前の発売初日に買いました。
盛岡は初めてでしたが楽しかったです。名物料理も沢山あるし。また来たいです。
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