2015/08/14 - 2015/08/16
453位(同エリア1014件中)
トントさん
今回、ネットでたまたま見つけてどうしても行ってみたかった昭和レトロスポット、「盛岡バスセンター」と、乗ってみたかった「横浜(本厚木)発盛岡行きの夜行バス」、そして前々から泊まりたいと思っていたやはりレトロなスポットの「鉛温泉・湯治部」。これらを一気に体験するプランを計画しました。
横浜から夜行バスで「盛岡バスセンター」に到着する。好きな人間にはたまらない、素晴らしいプランです。元々一人でバス一泊でとんぼ返りで行こうとしていたのですが妻が行きたいと言うので鉛温泉を絡めて二泊にしたという経緯もあります。
しかし夜行バスの人気を侮っており、チケット発売初日の夜に予約しようとしたらもう満席。仕方なしに池袋発なんかを検討したり、盛岡周辺到着で妥協しようとしたり、新幹線で行くかとか元の計画が全く意味ない事を考えていましたが、早々に続行便の運行が決まり、なんとかチケットを確保できました。
ただし続行便は正規の便の3列シートトイレ付きとは違い、4列シートの観光バス仕様。トイレが心配だけど仕方ない。
夜行バスではアイマスク、耳せんをして寝ようとしたのですがよくは寝られませんでした。好き好んで最後部席をチョイスしたので覚悟していたもののやはりエンジン音、上下動が気になります。元々バスが好きなのと普段車を運転するので余計な事を色々考えてしまいます。いまギアが何速だなーとか、ゆっくり走っているなーとか、坂を登っているなとか。
まあそれでも恐らく寝ているのでしょうが、眠りは浅く、寝ているにもかかわらずバスに乗っている夢をみて、それが起きていると錯覚しているのか、あるいは深い眠から覚めたあと、起きても雰囲気が一緒なので寝ていないと錯覚しているのか。ちょっと説明が難しいのですがそんな感じです。あくまでも私の感想で、同行者の妻はグッスリ眠っていました。
また、トイレなし車両だったため約2時間おきにPAによるのですがしっかりアナウンスも入りますし、そのたびに起きてしまいます。うつらうつらしながらの到着となりました。乗客も圧倒的に若い人が多かったし、帰省などでバス下車後、しっかり寝られる環境がある人向けだなとは思いました。
飛行機では夜行便でよく眠れるので大丈夫だろうと思っていましたが大分違っていました。トイレなし車両のためトイレが心配で出発前酒を飲まなかったことも眠れなかった原因だと思います。飛行機の揺れは心地よく、ぐっすり熟睡できるのに不思議だなあ。。
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横浜東口バスターミナル、14番乗り場発です。
同ターミナルはYCATの対面に位置していて、高速・夜行バスが頻繁に発着しますが待合スペースはないに等しく脆弱。かろうじてセブンイレブンがあるのが救いか。早く着きすぎると退屈すぎるターミナルです。横浜駅東口バスターミナル 乗り物
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時間通りに盛岡行岩手県交通の夜行バスが到着。
こちらは本来の便である1号車。3列シート、トイレ付がうらやましい。 -
我々はこちらの2号車。
トイレはなく4列シートの普通の観光バス仕様。きっぷ取れただけでも良しとしないと。 -
後ろを気にすることなくリクライニングできそうだったので最後部席を指定していました。発車前の車内の様子。
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発車早々に消灯となります。読書灯があり、読書したい人は可能。
アイマスクと耳せんをして、早速寝ます。しかし寝られません。 -
発車後2時間弱で1回目のトイレ休憩。
決められたトイレ休憩以外にも我慢できないときは声をかけてくださいとアナウンスがあったり、トイレに関しては心配なかったです。 -
3度目の休憩だったかな?長者原。
結局体を伸ばしたいこともあり、2回トイレに行きました。 -
トイレ休憩中は車内灯も点灯するので、アイマスクは必須だと思う。
ちなみに耳栓は、バスのディーゼルエンジン音を全くカットしないことが判明。 -
うつらうつらしていると最初の停車場所、北上駅に到着。まだ5時半。
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ここからがまた眠れない・・花巻などを経由して盛岡へ。
ぼちぼち起きだす人もおり。。 -
やっとこさ雨の盛岡駅に到着。
乗客は我々を残し全員ここで下車してしまいました。 -
座席はこんな感じ。シートピッチは最後部とその前列がかなり広めになっていました。
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私の利用した最後部席。
フットレストも装備されています。
リクライニング角も満足いくものでした。 -
中程のシートピッチは狭め。
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車内。
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定刻通り、盛岡バスセンターに到着しました。
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遠路お疲れ様でした。
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その後も続々と夜行バスが到着する。
待合室で休憩する人もいて朝にしては賑やか。 -
このあと休憩して朝飯がわりに盛岡じゃじゃ麺を食べに、9時からやっている白龍本店へ行ってみたのですがまさかのお盆休み!ほかの店も大体11時オープンなのでまたバスセンターに戻ってきました。元々は昼頃にバスセンター見学を予定していたのですが。
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国道側入り口になります。
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国道側入り口から奥方向を望む。
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バスの切符販売窓口。
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今回は残念ながら利用せず。
仙台行きの特急バスが人気あるようでした。 -
上方には路線図が掲げられています。
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この奥が喫茶コーナーになっています。気さくな店員さんがいて、気軽に入れます。
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こちらの喫茶でコーヒーと軽食を。トーストのほかタコ焼きなんかもありました。
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半分食べてしまったのですがあまりに美味しかったので。ハチミツバタートースト。200円!安い。
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このバスセンターの見どころは何と言ってもこの売店です。
これこそまさに昭和の雰囲気です。子供の頃に見た事のあるような、ないような。 -
お土産、バスで食べる為なのかオヤツ類などが並ぶ。
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ショーケースの物は店員さんに声をかけて取ってもらいます。
真ん中のショーケースには串団子類などが。 -
蜂蜜屋の経営らしく、蜂蜜類が豊富な品揃え。
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行燈になっている、商品広告が良い味を出しています。このまま残してほしいなあ。
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もちろん飲み物も豊富な品揃え。
しかしそういえばアルコール類はなかったような・・朝着なので全く気にしていませんでした。 -
フルヤキャラメルか、最近あまり見ないな。森永のに比べて安いけどちょっと粉っぽかった記憶があるけど。
と思ってネットで調べたらとうの昔に倒産してました、、、 -
いくら見ていても飽きない。
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のり団子、牛乳を購入。長距離バスのお供に良さそうだ。
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かわいらしい看板。
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一番奥側から国道側入り口方向。
右手のそば店はまだオープン前でした。11時オープン。 -
これは翌日撮影した、オープンしている状態のそば・うどん・ラーメン店。
食べたかったが今回どうしてもお腹の都合がつかず・・・ -
中程から国道側入り口方向を望む。
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表側に出ると、我々も朝到着したバスの発着場が並びます。
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バスは到着時頭から入り、出発時は端部にある発車合図灯が点灯すると発車オーケーとなり、運転手さんはこれを確認するとハザードを点滅させて誘導員の笛の合図でバックして出ます。
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発車合図灯。当然LEDなどではなく、白熱球を使用しています。
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バスの到着時、出発時ほかセンターの女性がアナウンスをしているのですが独特の歌うようなリズムで案内し聞き入ってしまう。旅情をそそります。
「まもなく〜2〜番線から〜仙台行き〜」のように。番線というのも興味深い。 -
横浜の東急東横線、綱島駅のバス発着場にも似ている。ただしあちらはバックで到着するので待合客は排気ガスを浴びてしまうのがよくない。
写真真ん中辺に「横浜行」のポールが。
そうだ、次は土曜の晩にここから横浜の自宅にむけて乗ろう!バスセンターがあるうちに早くしないと。。 -
想像以上にひっきりなしにバスが入ってきます。
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2階は使用していなく、3階は関係者以外立ち入り禁止でした。
なお、このあたりにトイレがあります。トイレは非常に清潔。 -
中森明菜のポスターが。時計屋は残念ながら休みだった模様(時間が早かったのか?)。
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おもてからバスの発着場を。
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バスセンター周辺からもバスの発着がある。
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遠景。いい佇まい。いつまでも残ってほしい。
勝手な思いですが。再開発の計画もあるような無いような。 -
バスセンターを堪能し、もうそろそろ11時頃なので朝昼兼用食を探しに市街地へ。
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この店は土日とも休みだった。お盆なのか?
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盛岡はお盆休みを取っている店が多く大変。
ガイドブックにも載っているこの店で盛岡じゃじゃ麺を頂くことに。盛岡じゃじゃ麺 あきを。 グルメ・レストラン
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ノーマルなものの中盛にしました。
味はまあ、美味しいです。個人的には中華のじゃじゃ屋麺の方が好みです。 -
ちーたんたん無料。
頼むタイミングが分からず、ほかの人をまねて頼む。
麺数本残して「ちーたんください」といったら「えっ」とか聞き返されてしまったり。 -
しかし街中を走るバスは古いものが多くたまらない。
ほぼすべていすゞのものでした。キュービック?だったっけかな?
25年くらい前のタイプじゃないかな?? -
その後中心街を散策するが飲食店が多い。
地元百貨店の「川徳」へ行ってみるが洗練されていて東京のそれと何ら変わらず。 -
ガイドブックに載っていたこんなレトロっぽい喫茶店で休んだり。
この店はチーズケーキがおいしかった。コーヒーも安かった。 -
これはかの、「びっくりどんきー」の1号店。
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メニューもおんなじ。食べたかったけど、盛岡来てまでなあ。
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時間的にそんなに腹は減っていないが後食べるタイミングは余りない。
結構無理に冷麺を食べることに。大体13時頃。
本当は食道園かぴょんぴょん舎に行きたかったがどちらも大行列。
こちらは10分程度で入れました。盛岡冷麺 寿々苑 グルメ・レストラン
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ハーフ冷麺。中辛。
ハーフながらそれなりに量がある。あさっりさっぱりしていながらも出汁に風味があり、麺にも甘みがあってとてもおいしかったです。 -
さあ、花巻へ移動して鉛温泉を目指します。
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