知床羅臼岳と斜里ねぷた　道東百名山めぐり3泊4日2日目

2015/07/24 - 2015/07/27

道東百名山めぐり。初日は移動日で羅臼岳麓のウトロに飛行機、レンタカーを使いたどり着きました。前日知床峠から見た羅臼の高さに大丈夫かなとたじろぎつつも期待に胸膨らませます。
天気予報に反して天気がまずまずの中2日目。標高差1400ｍと登山時間9時間となかなかハードな山です。今回は岩尾別登山口からピストンで登りました。

2日目：往復9時間
ホテル地の涯〜木下小屋〜弥三吉水〜極楽平〜銀冷水〜大沢〜8:15羅臼平〜岩清水〜羅臼岳直下の岩場〜9:00羅臼岳〜岩清水〜羅臼平〜大沢〜銀冷水〜極楽平〜弥三吉水〜木下小屋〜登山口

岩尾別温泉三段の湯〜道の駅〜知床世界遺産センター〜オシンコシンの滝〜斜里宿泊〜斜里ねぷた

エリア 羅臼（らうす）(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー タクシー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

早朝3時起床3:50知床ホテルを出発し岩尾別温泉の登山口に3:50到着。
地のハテってネーミングを見るとゲド戦記を思い出します。

羅臼岳登山口の案内板が貼り付けたありました。
駐車場にはバイオトイレが設置してあります。

早速ホテルの脇を抜けて羅臼岳登山口へ向かいました。

岩尾別登山道は羅臼平に向かう雪渓にたどり着くまで樹林帯歩きになります。標高差1400mありますが意外に登山道は歩き易いです。ただし、樹林が低い箇所も多々あり頭は注意。
標高650mの付近でヒグマ注意の看板がありました。

樹林帯なのでいつ出てきてもおかしくないので、熊鈴りんりん鳴らしながら、たまにダブルストックをたたきながら登ります。

弥三吉水に到着

弥三吉水で中休憩。
冷たい水がとても美味しいです。

しばらく樹林帯を歩くと突然目の前に雪渓が！
大沢の雪渓です。途中結構急斜面そうなので軽アイゼンを付けてから登り始めます。

大沢の雪渓はなかなか歯ごたえがありました。眼下は雲海が広がり知床の海は見えません。

雪渓を登りきると羅臼平に行くまでは御花畑。
エゾコザクラがキレイです。

エゾツツジ。
結構エゾの名を冠した花があります。

登山道の脇にはチシマキンバイが咲き乱れます。

羅臼平に到着しました。
素晴らしい見晴らしです。正面はこれから登る羅臼岳。

ゴゼンタチバナ

イワギキョウでしょうか

羅臼平はテン場になっていますが、熊に襲われないように食料はフードポットに格納します。

羅臼岳 自然・景勝地

山頂直下に岩清水がありました。
とても冷たい清水で癒しのスポットですね。

イワブクロ

岩清水付近に咲いていた

ピンク色のエゾツガザクラも満開です。

アオノツガザクラも満開。

チングルマ

羅臼平からの岩稜帯のぼりを経て羅臼岳山頂に到着しました！
無事道東百名山最初の1座登頂。

正面は知床連山が峰を連ねています。素晴らしい景色ですね。

羅臼岳 自然・景勝地

仲間も登ってきました。天気が回復してくれたおかげで北海道の海が青くキレイです。

20分ほど山頂で休憩しましたが、次の斜里に向かわなければならないので後ろ髪惹かれつつも下山を開始しました。
いつかはこの知床連山を硫黄から縦走したいと思う気持ちよい景色です。

羅臼平に下山してきました。

登りは雲海だった雪渓も下りは青空と海が広がります。
丁度正面に知床五湖が見えました。
今日もあそこから知床連山を眺めている人がたくさんいるんだろうな＾＾

無事下山。
女性はホテルの温泉に入ってもらい、男性は駐車場からすぐの露天風呂に向かいます。

滝見の湯。
当然洗い場や脱衣所はありません。
ちょっと小さい。

駐車場から見える三段の湯。こちらも脱衣所などありませんが、ぱぱっと服を脱ぎ風呂に入りました。
が、昨日の熊の湯と同じでチョー熱い！
と思ったら3段目はまー何とか入れました。
大自然に囲まれながらの露天風呂はとても気持ちよいですね。

着替える時に蚊の猛攻で足が大変なことになってしましましたが･･･。

ウトロに戻って道の駅シリエトクへ。時間は少し遅めですが昼食です。
土産もたくさん売っていて、今日の晩酌のワインを購入しました。

道の駅 ウトロ観光案内所(うとろ シリエトク内) 道の駅

道の駅で海鮮丼2200円を奮発していただきました。

お腹を満たしたら道の駅に隣接する知床世界遺産センターへ。
無料です。

知床世界遺産センター 美術館・博物館

知床世界遺産センターでは知床の動物の生態系や植物の説明がたくさんあって、知識も満たせました。
特に花ポスターはためになりましたね。

知床世界遺産センター 美術館・博物館

斜里に向かう途中。道路沿いには観光名所「オシンコシンの滝」。
当然寄ります。
駐車場は無料で数分歩くと滝を見ることが出来ます。

オシンコシンの滝 自然・景勝地

滝がすぐに見えてきました。

オシンコシンの滝 自然・景勝地

水量豊富で迫力満点。
日本の滝百選に選ばれている滝です。落差30mくらいでしょうか、水量半端なく屋久島の大川の滝を思い起こしました。

オシンコシンの滝 自然・景勝地

斜里町に到着。今日は知床ねぷたがある日なので、とりあえず下見によりました。
昼から弘前の物産が販売されていてねぷたの準備は着々と始まってました。

道の駅しゃり 道の駅

道の駅しゃりの中にはねぷたが展示されています。

道の駅しゃり 道の駅

下見が終わったら今回の宿泊先「斜里温泉湯元館」へ到着。
斜里市街からは2キロくらいの場所にあります。

斜里温泉　湯元館 宿・ホテル

湯元館への到着が17:00でねぷた祭りまでまだ時間があったので先に登頂祝いといきます。
北海道限定のサッポロクラシック！旨い！

道の駅で購入した知床ワイン。ご当地物を頂くのは楽しみの１つ。

湯元館からは明日登る予定の斜里岳が良く見えました。

19:00タクシーで斜里市街に向かいます。湯元館からは1,000円くらいでした。
青森のねぶたは数回見たことありますが、まさか斜里でねぷたが見れるとは思ってもみなかったです。
こういう出会いに感謝ですね。

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント

弘前ねぷたは扇方。

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント

太鼓の音が響き渡ります。

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント

これって妖怪ウォッチなのかな？

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント

次から次へとねぷたがきますね。

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント

キレイなお姉さま方が太鼓にまたがってたたく姿は美しい。

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント

ねぷた勢ぞろい。イヤー楽しかったです。
そしてビールのみ過ぎました。
帰って湯元館の立派な岩風呂で汗を流して酔い覚まし。

そして翌日の斜里岳へと続きます。
道東百名山目指している方は是非斜里ねぷたの時期に訪れて欲しいですね。

しれとこ斜里ねぷた 祭り・イベント