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カンボジアには、現在、高速道路がありません。<br />高速道路建設に関する将来計画の検討に留まっています。<br /><br />写真は、メコン川に新設されたつばさ橋の様子です。<br /><br />一般住民生活の環境の中に建設された道路ですので、バイクが走っています。<br />国道1号線と合流した地域では、水牛や牛もともに利用します。<br /><br />メコン経済の中の南部経済回廊としては、安全な交通網が望まれています。<br /><br />将来的には、高速道路の整備が計画されることになるでしょう。

カンボジアの経済成長と高速道路計画

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2015/05/23 - 2015/06/06

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さいたまさん

カンボジアには、現在、高速道路がありません。
高速道路建設に関する将来計画の検討に留まっています。

写真は、メコン川に新設されたつばさ橋の様子です。

一般住民生活の環境の中に建設された道路ですので、バイクが走っています。
国道1号線と合流した地域では、水牛や牛もともに利用します。

メコン経済の中の南部経済回廊としては、安全な交通網が望まれています。

将来的には、高速道路の整備が計画されることになるでしょう。

旅行の満足度
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 同じくネアックルンのつばさ橋周辺の道路の状況です。<br /><br />夜間も照明の設置により、走行が可能となっていますが、生活道路としての共用の場合は、安全に特段の留意が必要になってきます。

    同じくネアックルンのつばさ橋周辺の道路の状況です。

    夜間も照明の設置により、走行が可能となっていますが、生活道路としての共用の場合は、安全に特段の留意が必要になってきます。

  • カンボジアの経済成長に伴い、GNPの伸びが毎年7%前後となっています。<br />カンボジアの経済成長は、外国資本の直接投資が大きな要因となっています。<br />安価な人件費ばかりではなく、経済特区の設置等による外国資本への優遇政策等で、海外からの直接投資を誘致しています。<br /><br />メコン経済圏のうちの南部経済回廊沿いのインフラ整備は、外国資本導入の要ともなっています。<br /><br />メコン川に架かるつばさ橋の開通や国道5号線の4車線化等の交通網の整備に努力しているところです。

    カンボジアの経済成長に伴い、GNPの伸びが毎年7%前後となっています。
    カンボジアの経済成長は、外国資本の直接投資が大きな要因となっています。
    安価な人件費ばかりではなく、経済特区の設置等による外国資本への優遇政策等で、海外からの直接投資を誘致しています。

    メコン経済圏のうちの南部経済回廊沿いのインフラ整備は、外国資本導入の要ともなっています。

    メコン川に架かるつばさ橋の開通や国道5号線の4車線化等の交通網の整備に努力しているところです。

  • メコン経済圏の幹線である国道5号線は、現在、4車線への拡幅工事が実施されています。<br /><br />写真の車両の背景には、新たに建設中の新たな2車線部分が、写っています。<br /><br />同様に、生活道路としても共用しているため、安全に留意する必要があります。

    メコン経済圏の幹線である国道5号線は、現在、4車線への拡幅工事が実施されています。

    写真の車両の背景には、新たに建設中の新たな2車線部分が、写っています。

    同様に、生活道路としても共用しているため、安全に留意する必要があります。

  • 国道5号線は、片側1車線の対面交通ですし、生活道路でもあることで、安全のためには、危険を避けるためにも、可能な場合は、中央部分を走りがちになります。

    国道5号線は、片側1車線の対面交通ですし、生活道路でもあることで、安全のためには、危険を避けるためにも、可能な場合は、中央部分を走りがちになります。

  • カンボジアにおける登録車両台数の推移を見てみますと、重車両も軽車両も、毎年登録車両台数(カンボジアの保有台数)が増加しています。<br /><br />車両の増加状況を考慮すると、引き続く交通網の計画的な整備が必要となります。

    カンボジアにおける登録車両台数の推移を見てみますと、重車両も軽車両も、毎年登録車両台数(カンボジアの保有台数)が増加しています。

    車両の増加状況を考慮すると、引き続く交通網の計画的な整備が必要となります。

  • 国道5号線の大型コンテナー車が通行している様子です。<br /><br />経済の成長とともに、陸上輸送におけるコンテナー物流がますます活発になって来るものと、予想されます。<br /><br />

    国道5号線の大型コンテナー車が通行している様子です。

    経済の成長とともに、陸上輸送におけるコンテナー物流がますます活発になって来るものと、予想されます。

  • 国道5号線で、タイとの国境が近くなった場所の様子です。<br /><br />大型車両と行き会います。

    国道5号線で、タイとの国境が近くなった場所の様子です。

    大型車両と行き会います。

  • カンボジアにおける毎年の年間車両登録台数を見てみますと、毎年、増加しています。<br />軽車両も増加していますが、重車両も大きく増加の傾向にあります。<br /><br />道路交通網の整備が必要となります。

    カンボジアにおける毎年の年間車両登録台数を見てみますと、毎年、増加しています。
    軽車両も増加していますが、重車両も大きく増加の傾向にあります。

    道路交通網の整備が必要となります。

  • 南部経済回廊の幹線としての国道5号線の様子です。<br /><br />歩行者、自転車、バイク、3輪車等も利用する生活道路の面も有しています。<br /><br />自動車専用道路も必要となってきます。

    南部経済回廊の幹線としての国道5号線の様子です。

    歩行者、自転車、バイク、3輪車等も利用する生活道路の面も有しています。

    自動車専用道路も必要となってきます。

  • 国境を隔てたタイの高速道路です。<br /><br />物流の活発化に応ずる高速道路が発達しています。<br /><br />経済活動の活発化のための基盤となっています。

    国境を隔てたタイの高速道路です。

    物流の活発化に応ずる高速道路が発達しています。

    経済活動の活発化のための基盤となっています。

  • アジアにおける高速道路の建設開始の時期と1人あたりのGNPの関係を見てみました。<br /><br />いろいろなケースによる差異がありますが、1人当たりのGNPが1,000ドル程度になる時点が、高速道路の開発の目安になっているものと考えられます。<br /><br />カンボジアも、交通網の整備状況、車両の増加状況等に加え、1人当たりのGNPも考慮すると、高速道路の建設に向かう時期が近付いてきているものと考えられます。

    アジアにおける高速道路の建設開始の時期と1人あたりのGNPの関係を見てみました。

    いろいろなケースによる差異がありますが、1人当たりのGNPが1,000ドル程度になる時点が、高速道路の開発の目安になっているものと考えられます。

    カンボジアも、交通網の整備状況、車両の増加状況等に加え、1人当たりのGNPも考慮すると、高速道路の建設に向かう時期が近付いてきているものと考えられます。

  • カンボジアの道路整備の将来計画をJICAの資料をもとに確認して見ました。<br /><br />関係国際機関、関係国による協力を得て、将来、整備すべき道路が示されています。<br /><br />高速道路についての言及が見えません。今後、検討すべきかと思われます。<br />

    カンボジアの道路整備の将来計画をJICAの資料をもとに確認して見ました。

    関係国際機関、関係国による協力を得て、将来、整備すべき道路が示されています。

    高速道路についての言及が見えません。今後、検討すべきかと思われます。

  • JICAの資料によりますと、中国は、首都プノンペンの環状高速道路をはじめとして、南部経済回廊沿いを重点としつつ、シアヌークビル等への高速道路網整備を提案しています。

    JICAの資料によりますと、中国は、首都プノンペンの環状高速道路をはじめとして、南部経済回廊沿いを重点としつつ、シアヌークビル等への高速道路網整備を提案しています。

  • JICAの資料により、日本の提案する高速道路建設計画の概要を見る事ができました。<br /><br />メコン経済圏の南部経済回廊としての国道1号線と国道5号線沿いの道路の建設が主軸となっています。<br /><br />シアヌークビルへの道路整備も、2番目の列に記載されています。<br />(1番上の行は、プノンペン〜ベトナム国境の地バベット)

    JICAの資料により、日本の提案する高速道路建設計画の概要を見る事ができました。

    メコン経済圏の南部経済回廊としての国道1号線と国道5号線沿いの道路の建設が主軸となっています。

    シアヌークビルへの道路整備も、2番目の列に記載されています。
    (1番上の行は、プノンペン〜ベトナム国境の地バベット)

  • JICAの高速道路に関する提案です。<br />プノンペンからバベットの間に、高速道路を建設する計画を提案しています。<br /><br />資料によりますと、中央分離帯により分離された片側2車線の合計4車線の高速道路となっています。

    JICAの高速道路に関する提案です。
    プノンペンからバベットの間に、高速道路を建設する計画を提案しています。

    資料によりますと、中央分離帯により分離された片側2車線の合計4車線の高速道路となっています。

  • 高速道路の候補経路の国道1号線周辺は、平坦かつ開闊した平地部が続いている地形です。

    高速道路の候補経路の国道1号線周辺は、平坦かつ開闊した平地部が続いている地形です。

  • 平坦な緑地帯が続いています。<br /><br />経済特区も近くにあります。

    平坦な緑地帯が続いています。

    経済特区も近くにあります。

  • プノンペンから国境の地バベットまでの間に高速道路を建設するよう提案しています。<br /><br />プノンペンからの環状道路を過ぎてから、候補経路Bと候補経路Cのいずれかを経て、ブベーレンの西側で、1本化されます。<br />その後は、バベットまで国道1号線沿いの経路となります。

    プノンペンから国境の地バベットまでの間に高速道路を建設するよう提案しています。

    プノンペンからの環状道路を過ぎてから、候補経路Bと候補経路Cのいずれかを経て、ブベーレンの西側で、1本化されます。
    その後は、バベットまで国道1号線沿いの経路となります。

  • 地形的には、平坦な地形となっていて、処所に灌漑用の池が見られます。

    地形的には、平坦な地形となっていて、処所に灌漑用の池が見られます。

  • 広大な平たんな地形が続いています。メコン川のデルタ地帯であり、稲作に適した地形となっています。

    広大な平たんな地形が続いています。メコン川のデルタ地帯であり、稲作に適した地形となっています。

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