猛暑の週末をレッサーパンダと涼みに長野・茶臼山動物園へ(3)大人レッサーパンダはのんびりチャオくんと猛暑でもお仕事頑張ったロンくん&バックヤードに早く戻りたくていきなり元気になったアムールトラのミライちゃんと双子&企画展の珍しいパンダマウスなど大急ぎで見て回ったその他の動物たち
2015/07/26 - 2015/07/26
89位(同エリア179件中)
まみさん
レッサーパンダは暑さに弱いので、夏の間、茶臼山動物園の「レッサーパンダの森」はお休みです。
なので、茶臼山動物園に14頭もいる大人のレッサーパンダたちのうち、会えたのは、屋内にいたチャオくん(奥さんのノンちゃんは出産・育児の可能性のため、おこもり中)と、13時半からのイベント「ロンくんのおさんぽ」を猛暑でも頑張ってくれたロンくんだけでした。
でも、ゴールデンウィーク中に茶臼山動物園に行ったとき、人出が多いことでロンくんのおさんぽはお休みだったので、飼育員さんに抱っこされたロンくんに久しぶりに会えるのを楽しみにやって来ました。
ただ、はじめは笑顔を浮かべていたロンくんも、暑さのため、だんだんと顔が引きつって、険しい表情になってきました。
だけど、途中で日陰に移動したとき、みるみる笑顔が戻りました。鮮やかなくらいの表情の変化でした@
もっともそれも長くは続かなかったけれど、予定の15分間、ロンくん、猛暑の中を、ほんとに頑張ってくれました。
レッサーパンダ以外で楽しみにしていたのは、もうだいぶ大きくなったけど、アムールトラのミライちゃんの今年3月生まれの双子でした。
あいにくレッサーパンダ舎とアムールトラ舎は北と南で一番離れているのですが、ミライちゃん母子の公開(外展示)は13時半から15時半となっていたので、ロンくんのおさんぽまではレッサーパンダにかかりきり、その後は、レッサーパンダ舎のある北から他の動物を見ながら南に向かって坂を登り、ミライちゃんたちには最後に会うことができました。
ミライちゃんも双子も、15時半までは、まったりのんびりしていたのですが、15時半ちょっきりから、バックヤードに戻るはずなのになかなか呼ばれなくて、落ち着かなくなりました。
5分たっても10分たっても、バックヤードへの扉は開かず、次第にミライちゃんたちは、扉に飛びついたり、走り回ったり、けんかしたり、水にじゃぶじゃぶ入ったり、とても躍動的な姿を見せてくれました。
その意味でも、展示終了が遅れたのを感謝したくなりました。
きっとミライちゃんたちは、おなかが空いていても、15時半までは、と思って我慢していたのかもしれません。
特にミライちゃんは、15時半より前に、お隣のライオン夫妻が呼ばれてバックヤードへ戻るのを、うらやましそうにじーっと眺めていましたから。
それまでは子トラが近づいてきても、やさしく毛づくろいしてあげていたミライ母さんは、15時半からは、お母さんの興奮がうつったように飛びついてきた子トラをガウガウ追い払ってしまったし、子トラ同士も、それまで半分眠っていたようだったのに、15時半からは活動的になり、ほとんど肉が残っていない骨を争ったりしました@
その他の動物では、公式フェイスブックで知っていたのですが、ビントロングのニューフェイスのシュートくんは、風邪のため、まだ大事をとって展示はお休みで会えませんでした。
他の動物園にはなかなかいないので楽しみだったウォンバットも、今回は外に出てきませんでした。
アジアゾウのフー子さんなど、暑さに強そうな気がしたのですが、暑い外に長居する気にはなれなかったらしく、外に出てはすぐに屋内に入ってしまう、の繰り返しでした。少し意外でしたが、それだけ日本の猛暑は年々厳しくなっているのかもしれません。
でも、企画展「小さな哺乳類〜ネズミの仲間たち〜」は、少し楽しみにしていましたが、なかなか良かったです。
展示されていた変わったネズミの仲間は、我が地元の埼玉こども動物自然公園の小獣舎でも見られるのも多かったですが、パンダマウスは珍しかったです。
その模様から確かにパンダに見えたパンダマウスたちは、とても可愛くて気に入りました。
<ふつうの週末の日曜日に北陸新幹線で日帰りした長野・茶臼山動物園の旅行記のシリーズ構成>
□(1)北陸新幹線かがやき号でのアクセス・ちょっぴりグルメ・おみやげ編
□(2)半日一緒に過ごしたレッサーパンダのポポくん・ジャジャちゃん、元気一杯遊んだりケンカしたりご飯を食べたり、時にはポーズをとってくれたり@
■(3)大人レッサーパンダはのんびりチャオくんと猛暑でもお仕事頑張ったロンくん&バックヤードに早く戻りたくていきなり元気になったアムールトラのミライちゃんと双子&企画展の珍しいパンダマウスなど大急ぎで見て回ったその他の動物たち
茶臼山動物園の公式サイト
http://www.chausuyama.com/
<タイムメモ>
05:50頃 家を出る
06:40 大宮駅着
06:54 大宮駅発新幹線はくたか551号に乗車
08:08 長野駅到着
08:18 長野駅発信越本線・甲府行きに乗車
08:30 篠ノ井駅到着
09:15 篠ノ井駅西口発 Zooぐるバス始発に乗車
09:25 茶臼山動物園北口停留所到着
09:30 茶臼山モノレール始発で北口から茶臼山動物園入園
09:35〜12:35 レッサーパンダ(屋内のみ)
12:35〜13:10 ランチ休憩
13:10〜13:25 その他の動物
13:30〜13:45 レッサーパンダのロンくんのおさんぽ
13:45〜13:55 休憩
13:55〜14:55 その他の動物
14:55〜15:40 アムールトラ(主にミライちゃん母子)
(アムールトラの母子の屋外展示は15:30のはずだったが延期?)
15:45 動物園を出る(閉園時間は16:30)
15:50 Zooぐるバスで篠ノ井駅へ
16:14 篠ノ井駅発長野行き快速に乗車
16:24 長野駅に到着
17:02 長野駅発新幹線かがやき530号に乗車
(16:41発のはくたか号に乗れたが指定席は満席だったので変更せず)
18:02 大宮駅に到着
18:50頃 帰宅
※これまでの動物旅行記の目次を作成しています。随時更新中。
「動物/動物園と水族館の旅行記〜レッサーパンダ大好き〜 目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
子パンダと一緒に屋内にいたチャオ父さん
ただし、子供たちとは敷居が別です。
奥さんのノンちゃんは展示はお休みでした。
きっと秋に赤ちゃんと一緒に会えるのではないかと期待しています。 -
チャオくんの朝一番のリンゴ・タイム
-
チャオくん十八番の首を傾げた笑顔
-
階段を下りるときは真顔で
-
イチオシ
へたれチャオくんも可愛い
-
ちょっと上を向いたけど
-
もうお昼寝態勢
-
しばらくして起きてきたところ
-
お昼近くなったので、笹ごはんタイム
-
アジアゾウのフー子さんのいるおうち
レッサーパンダ舎の隣で、園内で唯一、ランチの売店があるところです。 -
フー子さんはちょっと外に出ては、すぐおうちに戻ることの繰り返し
外は出たいけれど、出てみると暑くてヤになった、というジレンマが見て取れました@ -
死んだように眠っていたホンドタヌキ
ランチ後、ロンくんのおさんぽタイムまでちょっとだけ時間があったので、周辺の動物たちを見に行きました。 -
木の株の影であおむけで@
ホンドタヌキは夜行性なので、この状態は暑さのせいだけではないだろうと思いますけど……やっぱり暑いせいもあるよね? -
ビントロングのシュートくんは残念ながら展示お休み
前回はまだ公開前で、今回は会えるかな、と期待していたのですが、残念でした。
直前に公式フェイスブックを確認し、シュートくんは風邪をひいてしまったため、大事をとって展示はお休みということを知りました。 -
ひっくり返って寝ていたハクビシン
ハクビシンも夜行性とはいえ@ -
また一頭だけ手前の日影にいた、くりくりおめめのアライグマ
以前は3頭でぴったり寄り添っている姿が見られたのに、他の2頭はどうしたのかな、と思ったら。 -
1頭はあんなところに@
あそこの方が暑そうです(苦笑)。 -
ちょっとだけウォークインバードケージに入ってみる
-
通路を歩いていたツクシガモ
-
仲睦まじそうなジュズカケバト
-
マガモの女の子かな
-
並んでぷかぷか、ミドリガメ
-
羽根が雪のように白いなダイサギ
-
12時半にはロンくんのおさんぽの案内が準備されていた@
暑いけど、ロンくん、出てくるんですね、嬉しいな。 -
ロンくんのおさんぽ会場のレッサーパンダの森の前
5分前は人の集まり具合もこんなかんじでしたが、5分後、ロンくんが出てきたあとは、たくさんの人が集まりました。
30人くらいはいたかな。
たぶん、そのときに動物園にいたほとんどの人が集まったのではないかと。 -
飼育員さんに抱っこされて、ロンくん、出勤!
-
イチオシ
やあっ、てかんじに手を伸ばしたロンくん
-
ロンくんの笑顔がひきつってきたよう
-
「あぢーっ!」って声が聞こえそう(苦笑)
-
ぽけらっ
-
ワンちゃんみたいに、はっはっはっはっ…と息が荒い
-
おさわりタイムのロンくん、眉間にくっきりしわが……
日ざらしのところにいて、周りにいる私たちですらどんどん暑くなってきたので、このあと日陰に移動しました。 -
日陰にやってきたとたん、表情が変わったロンくん
-
イチオシ
おめめぱっちりで、ぺろりん
-
イチオシ
すっかり笑顔が戻ったネ
-
いつものロンくんの可愛い笑顔にほっとする
-
抱っこされ方も可愛い
-
でもやっぱり暑いのでおとなしい
ふだんはもっとおちつきなくもそもそ動くそうです。
確かにそうでしたね。 -
予定の15分間をがんばったロンくん
ひととおり希望者みんなと記念撮影をして、ロンくんのおさんぽタイムは終わりました。 -
最後にとびきりの笑顔
-
南口方面へ向かう途中で、子供動物園に寄る
-
頭をなでなでしてもらっていたアルパカのパールくん
-
パールくんは暑さに弱いので、冷房のきいた部屋から外を覗いてた@
暑くても外には興味があったみたいですす。
顔を出すパールくんのために、外から扇風機の風が当たるようになっていました。 -
もぐもぐ可愛いモルモット
-
おさわりタイムの交代要員たちのランチタイム
-
緊張気味のこのウサギさんは
-
ヤギさんと同居してたからかな
-
おひげがふっさふさ
シバヤギの八木蕗之薹(やぎふきのとう)くんです。 -
ワンちゃんみたいなウサギ
-
ステキなおうちだね
-
子供動物園の動物たちにエサをあげようイベントの最中
エサは無料でしたが、大人の私は遠慮しておきました。
このエサをヤギは食べましたが、パールくんは食べませんでした。 -
企画展「小さな哺乳類」を見に行く
-
レクチャールームのゲート
-
企画展「小さな哺乳類〜ネズミの仲間たち〜」の案内
「企画展「小さな哺乳類〜ネズミの仲間たち〜」始まりました!
夏の恒例イベント“動物園の企画展”が今年もレクチャールームで始まりました。
今年の企画展は、ネズミの仲間たちということで、齧歯目の動物たちを中心に14種約110点の動物たちが飼育展示されています。
展示動物は、オブトアレチネズミ1匹、カラージャービル5匹、カイロトゲマウス3匹、ホンドハタネズミ14匹、パンダマウス50匹、マウス約10匹、スキニーラット2匹、デグー1匹、チンチラ1匹、リチャードソンジリス1匹、ニホンリス2匹、ホンシュウモモンガ8匹と、齧歯目ではありませんがフクロモモンガ5匹とハリネズミ4匹です(写真はカイロトゲマウス)。
特に動物園でないと見られないような珍しい動物を飼育しているわけではありませんが、ネズミたちの様子をなるべく間近で観察できるよう展示しています。ネズミワールドにきてかわいい動物たちに癒されてみませんか!」
(公式サイトのニュースより引用)
http://www.chausuyama.com/zukan/zukan/2015#a699 -
1番最初の大きな水槽の中には
-
珍しいパンダマウス@
日本の野生のハツカネズミの子孫で、江戸時代によーろっぱに持ち込まれジャパニーズ・マウスと呼ばれていたそうです。
日本では飼育が途絶えてしまいましたが、ヨーロッパでは続けられ、昭和になってからデンマークから再び日本に持ち込まれたそうです。
私は初めて見ました。 -
イチオシ
確かにジャイアントパンダみたいな子がいる@
-
真っ黒ちゃんもいる
-
この子は小さなジャイアントパンダのよう
-
顔が白い子と、まことにジャイアントパンダ顔の子
-
他のネズミたちの展示の様子
-
通路も設けられていて
-
この通路を通るのはカラージャービルらしい
-
通路の先にいたカラージャービル
結構可愛かったです。 -
眠っていたチンチラ
アンデス山脈の標高3000mの高山に棲息。
毛皮をとるために乱獲されたので、絶滅危惧種だそうです。 -
夜行性動物を展示していた暗室
-
この中でフクロモモンガは見られた@
暗かったので写真は無理でした。
企画展の部屋は冷房がよくきいていたので、見学と同時に涼むこともできました。 -
ウォンバットの屋外展示場の様子
斜面に沿って上へ伸びています。
扉は開いていましたが、ウォンバットは出ていませんでした。 -
スミレちゃん、今日は外には出ないの?
あとモモコちゃんがいますが、モモコちゃんを外で見たことはないです。
ウォンバットの寿命は、野生では12〜15年くらいですが、飼育下では25年を超える個体もいるようです。
モモコちゃんもスミレちゃんも1991年生まれの24才。もう若くないけれど、ぜひ長生きしてね。 -
檻が邪魔でいつもうまく写真を撮れないニホンツキノワグマ
-
胸のマークがきれいに見えた@
顔つきから、このあいだモスクワの本場のボリショイ・サーカスと、その後、東京体育館での来日公演で見たクマを思い出しました。
サーカスはどちらも面白かったですが、クマのことを思うと、ちょっとかわいそうでした。 -
テツちゃんとミヤちゃんは女の子同士?
-
茶臼山動物園のニホンカモシカに久しぶりに会いに寄る
-
ジョウくん、いた@
1998年富士見市ファミリーパーク生まれ。 -
白い毛並みがふわふわの17才の男の子
ただし、野生のカモシカの平均年齢は5才、飼育下で15才というので、セブンティーンはすでにもうおじいちゃん。 -
おばちゃんという名のカモシカは、お隣を気にしていたところ
-
25才という長老のおばちゃん
1990年広島県安佐市動物公園生まれ。 -
人工哺育で育ったという、むーくん、14才、屋根の下で夕ご飯中。
茶臼山動物園には立派なニホンカモシカが3頭いましたが、どの子もかなりのお年らしいです。 -
15時、アムールトラ舎に到着
15時半の公開終了まで、ミライちゃん母子に張り付きます!
なので、今回は隣のライオン夫妻の写真は撮れませんでした。 -
眠そうな子トラ
-
双子ともまったり
-
こっちの子は目がぱっちり開いていた@
-
子トラの足裏の肉球@
-
屋内に用意されていた夕食
-
屋内にいたリングくん
ミライちゃん母子が午後展示なので、きっとリングくんは午前中は屋外展示だったのでしょう。 -
むしゃしむゃ肉を食べる
-
屋外ではミライもまったり
-
イチオシ
近くにやってきた子トラの毛づくろいょしてあげるミライちゃんママ
甘えん坊なの男の子の方だというので、この子は男の子かな。 -
ミライちゃんの鋭いあくび
-
イチオシ
母子でまったりツーショット
-
イチオシ
ママからちょっと離れたところにたたずむ子トラ
-
イチオシ
美人なミライ母さん
-
今度はあくびでなくフレーミング
-
15時半、なかなかバックヤードに戻れないので、次第にいらだってきたミライちゃん
-
ドアノブを開けようとする子トラ
ミライ母さんの興奮が子トラたちにも伝染したようです。 -
ちょっとだけ肉が残った骨をめぐって争う子トラ
それまでこの骨は無視されていましたが、15時半からなかなかバックヤードでのご飯にありつけなくて、急におなかが空いたのか、ちょっとしか残っていない骨肉にかぶりつきだしました。
大きな骨で、ウシの大腿部とかかな、と思いました。 -
子トラが近づいて、軽くバトルになったミライ母子
-
イチオシ
この一瞬だけを見ると微笑ましくみえるけど@
子トラはお母さんのお乳が飲みたかった様子を見せましたが、ミライちゃんは止まろうと動き回り、背中にのっかってこようとする子トラを追い払ったりしてしまいました。 -
水の中にもじゃぶじゃぶ入った母子
このあともますます楽しい様子を見せてくれそうなミライちゃん母子でしたが、残念ながらタイムアウト!
15時50分南口発のZooぐるバスに乗って篠ノ井駅に向かわなければ、予約しておいた新幹線に乗れなくなるので、惜しみつつも、15時40分には動物園を出ました。
おわり。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
99