2015/07/03 - 2015/07/04
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Hiro Kayさん
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カタール航空で羽田からトビリシ(ドーハ・バクー経由)→
ズグディディ→【イングリ】→スフミ(アブハジア)→
【イングリ】→メスティア→クタイシ→トビリシ
グルジア料理をニューヨークで2001年に初めて食べて以来、ずっと気になっていたグルジア。そして、2011年にウクライナの旅の時(4トラベルに旅行記あり)ふたたび本格的なグルジア料理に出会い、次の旅行は、絶対ジョージア(グルジア)に行こうと決めていました。未承認国家アブハジアを後にし、メスティアで1泊。この日は、ウシュグリ村に行きます。朝10時に出発出、戻ってきたのは18時近く。やはり、移動がかかるので、メスティアもウシュグリも中途半端な感じになってしまった。。。昼は、ウシュグリでスヴァンの昼飯。夜は、メスティアでスヴァンの料理を食べます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝ごはん!この時は、20ラリでついて来ると思っていたので、すごく恐縮していましたが、まあ、10ラリだせばこのくらいは、出してくれるよね。
ヒルトップ メスティア ホテル
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こういうのもハチャプリになるんですね。チーズや牛乳製品がうまい!あんだけ、牛が道路にあふれているから、たくさんあって当たり前ですね。
ヒルトップ メスティア ホテル
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ジャムというよりコンポートみたいです。やはり自家製。普段こうしたジャムは、食べないけどこういう所だと食が進みます。
ヒルトップ メスティア ホテル
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朝、宿のおじさんに連れられ、ウシュグリに行くドライバーを探してくれる。このあたり、本当にリクエストするとこの宿なんでもやってくれます。それが丁寧です。ここは、街の広場で、ここにドライバーが集まっています。8時半にきたんですが、10時出発で、4人のチャーターがあるので、それに便乗することに。
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1時間半あるので、ぶらつきます。牛について行きます。
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メスティアの前にある川は、アブハジアとの国境のイングリ川の源流にあたるみたいです。断崖絶壁っぽくてかっこいいです。
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野鳥の会みたいな写真を撮ってみました。特に鳥に興味は、ないんですが逃げないで鳴いてたので、可愛かったです。
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今夜が最後の夜なので、街全体の夜景を撮るスポットを探しています。このホテルがベストメスティア夜景が見える位置にあります。
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そのホテルの麓から撮るとこんな感じ。夜にまた戻って写真撮ります。
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朝は、こんな感じで雲が迫ってました。これはこれで結構幻想的で良い。
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こうやって見ると、本当になんだこれって感じがします。この時は、メスティアだけでも充分楽しいなと思っていました。
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また、こういうデザインのものを建てちゃうジョージア。。。
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10時前に戻ってカフェでコーヒーを飲む。するとポーランド人4人がやってきて、出発です。相場が決まっていて、4WDチャーターで200ラリ。4人プラス私なので、一人頭40ラリ(2200円)で往復。ラッキーです。
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運転手は、ロシア語、ジョージア語、スヴァン語のみ。ポーランド人達は、ロシア語で会話してた。
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車は、トヨタ。中古らしくナビが日本語のまま。英語にできないかと運転手が頼んでくるが、そんな機能は残念ながらなかった。残念がる運転手。
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山を越えるあたりから車道が、こんな感じになります。2時間半くらい続きます。
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途中、ちょこちょこ塔のある村に出会います。どの村にもいくつか塔があるのがすごい。
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観光客の団体さん。ホテルとかがまとめて面倒みてるみたいです。
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1時間くらいして休憩。晴れてきたので、すごく気持ちがいいです。太陽の日差しは、強いけど風が冷たくてすごく気持ちが良いです。
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ウシュグリ村の手前は、こんな感じで崖っぷちの間を抜けていきます。
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途中、自転車で向かう人、歩いて向かう人、馬で向かう人、観光客が好きなスタイルで、この道をいったりきたりしているみたいです。ヨーロッパ人が多いです。特にポーランドは、多かった。ブダペストとクタイシを結ぶ安い飛行機があるらしく、それを使ってやってくるみたいです。
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崖を抜けると開けた緑が美しいです。ウシュグリが見えてきました。
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初め、メスティアだけでもいいかなとか思っていたのですが、この景色を見てやっぱ来てよかったと思いました。
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メスティアとは、また違った雰囲気があります。この緑が高地に来たんだなという印象を与えてくれるのと、ここまで来るとやっぱり辺境まで来たなという感覚が味わえます。
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村の入り口付近に大量の牛がゴロゴロしていました。ここの牛は、みんなハエが大量に顔のあたりにたかっていて可哀想だったけど、あとでその理由がわかった。
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ウシュグリの中でも、最も塔の多い村がChazhashi。世界遺産のページを見ると200以上あるって書いてあるけど、そんなにあるのか?!村自体がミュージアムに指定されているそうです。
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対岸から近くを撮ると幾つかの塔がくっついているように見えて、砦のようです。
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この密集度!やはりメスティアとは一味違います。
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村に入る前に、こんな看板。それを見てたらガキンチョがやってきて、スヴァンの塩を一袋2ラリで売りにきました。二袋買ってあげました。
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初めの村に入ります。
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入り口付近でばあちゃんが一休みしていました。このあたりにミュージアムがあって、中を見学。キリスト教のイコンとか展示してました。写真撮影禁止で、ガードの人までいるので中の写真はありません。
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さらに奥に進むと瓦礫の山やら、荒れた盛り土やら。なんかこれから綺麗に舗装しようとしてるんでしょうねえ。でも、この雰囲気がすごくよかった。
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とにかく村の中の道が荒れているんです。多分、中世の村ってこんなだろうと思いました。この建物も廃墟です。この村は、人が住む気配をあまり感じませんでした。
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塔の間も自然にこんな風に侵食されてたりします。その地面には、至るところに牛の糞が落ちています。そこにハエがたかっており、卵を産んでいるのでしょう。
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もう牛が小さな村の道路でウロウロしています。そして至るところで糞をしているのです。この感覚が自分の中で、今までなかったので強烈でした。ロシア映画「神々のたそがれ」という中世を舞台(実際は違うのですが、それは映画を見てください)にしていて、その映画を見て感じた汚れた村の雰囲気に近いものを感じました。ヨーロッパの中世ってのは、こういうことだったんだって。
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泥だか、糞だか、わからないような場所が、村の路地には多々あります。これは、本当にカルチャーショックを受けました。雨とか降ってたら、相当厳しいと思いました。
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その糞の多い集落を抜けて、さらに高い位置にあるZhibianiという村へ。こちらは、まだ小綺麗です。もちろん糞は、所々落ちています。
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なんか、久々にジョージアらしい建物。トビリシでは、良くみかけました。
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絵になりますなあ。雲の様子が刻々と変わるので、見ていて飽きません。
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上の方に行くと塔がなくなって、家が多くなります。
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家のトイレ。トイレの下には、小川が流れているという仕組みです。
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今回、グルジア軍用道路に行けなかったのですが、それを彷彿させる緑の山。これが結構見たかった。昔、モンゴルの草原にも憧れていたので、それを感じさせてくれます。右下に牛の群れ。
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村の一番の高台に教会があります。あんまりこの村に関して、下調べをしていなかったので、ポーランド人について行った次第。定番コースのようです。
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というのもここは、ヨーロッパで一番高い場所にある村なので、その教会というのは、やはり同じ西欧人として気になるみたいでした。右の建物が教会。
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個人的に、モスクと神社は興味あるんだけど、あまり教会や寺には興味がない私。でも、こういう形の教会だとは思ってなかったので、ちょっと興味をそそる。
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でも、普段は、鍵がかかって閉まっています。
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ご近所の犬。やったら人懐っこい。犬嫌いの私でもかわいいと思えるほど。犬は、こういう草原で自由にウロウロしている方が似合います。都会の犬は、可哀想だなあと思う。
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「この教会どうすかね。私、守ってんすよ!」みたいなこと言ってそう。餌目当てって感じでもなかったのも良し。
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教会も見たので、後は降って運転手と待ち合わせているカフェへ。なんか、馬がこっち見てた。
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子供達が馬でウロウロしてる。カフェの場所を教えてもらうポーランド人たち。それに着いていく私。
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カフェです。みんなウシュグリに行った人は、ここに来てますね。ちゃんとしたカフェは、ここだけなのかな。
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カフェの中の定番写真スポット。みんなこの村でやることそんなにないから、みんな写真撮ってます。
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メニューを見ると見慣れたジョージア料理がいくつか。せっかくなので、スヴァンの料理はないかと聞くと、下から2つ目のクブダーリというのが、スヴァン料理の定番だというので、それを注文。
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ワインは、やはりカヘティ地方のものだけということなので、普通にビール。さすがに歩き疲れて汗かいたあと、赤ワインではなかった。
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これがクブダーリ。ハチャプリのパンよりどっしりしていて、塩分強めでハーブで炒めた肉が入ってます。調べたら牛と豚を混ぜてあるのが一番ポピュラーだそうなので、これもそうだったのでしょう。食べた時は、牛だとばかり思ってた。筋肉っぽい部位が結構あって、ポーランド人は、そこは食べないで出してました。
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中は、こんな感じ。美味しいけど、結構油っぽいので、3枚でお腹いっぱいです。(4枚7ラリ・350円)
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ポーランド人も何枚か余ったので、全部犬にあげました。犬がみんな体格いいのは、こういうことなんですね。
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メスティアに帰ります。未舗装の道が舗装された道になったあたりで休憩。ちょうど山を越えるくらいのところ。ここも眺めがよくて、風が気持ちよかった。
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トヨタ車なんだけど、よくわからないエンブレムになってるねえという話題に。買った時には、すでにこのエンブレムだったそうだ。
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メスティアに18時に帰還。一旦、ホテルに戻りガイドなどを見て、何をするか決める。もう博物館もやっていないので、歩いてぶらぶらすることにした。
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昨日は、19時にホテルで食事というのがあったので、夕暮れまでの景色を楽しむ。
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とはいえ、昨日行ったあたりが一番眺めも良いので、同じ場所をウロウロしながら写真を撮る。雲と山の絡みと塔とのコンビネーションにうっとり。
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ウットリしながら、井上陽水の「つめたい部屋の世界地図」を聞きいってました。今回スフミの海を見渡しながら聞いて以来、この旅のテーマ曲にして楽しんでました。
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逆を見渡すとメスティアの街。じっくり見ていると、気づかなかったものに色々と気づくようになる。昨日は、こっち側の山の美しさに気づかなかった。
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モノリスみたい。
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日本人にとって富士山より高い山ってどうしても尊敬しちゃうよね。
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大分、露光が厳しくなってきたので(山との露出が違いすぎてきちゃって)、街へ降りていきます。牛も夕飯の時間ですね。もう8時半くらいです。
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後は、この人たち寝るだけですかね。
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坂の途中に一軒だけある小さなお店。ここでもスヴァンの塩が名物。おばあちゃん、いる時といない時がある。まったりやってます。
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帰る途中で、色々な人と会う。地元の若者兄ちゃんたち。お調子者っぽいけど、人が良さそう。挨拶して、写真撮ろうとしたら、変なジョージアダンスを踊って(手前左)おどけるのがおもろい。
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続いて子供達が集まってくる。俺が持っていた水が欲しかったらしい。飲みかけをあげると3人でとりあいしながら、ジョージア語(スヴァン語?)で色々話しかけてくる。適当に日本語で対応して写真を撮っているとどっかからこんな剣を出してきた。何して遊んでるんだろう。前の二人は、飲み終えて、後ろの一人が飲んでる最中。アブハジアで会った子に比べると、明らかに田舎のやんちゃ坊主どもです。
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続いて女子二人にであう。突然、一緒に写真撮って〜ん。とくるから、右の子と一緒に撮られる。東洋人がまだ珍しいんですね。。。じゃあ、俺も撮っていい?というとポーズを決める二人。英語も話せたし、どこか東欧圏の観光客なんだろうなあ。何人か聞くの忘れた。
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そんな私のノホホンとした姿を見ていた犬たち。
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牛も家に帰るみたいです。私もお腹が空いてきたので、レストランへ向かいます。
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街にレストランらしいレストランが一個しかないので、宿以外だとみんなここに集まるっぽかった。雰囲気もおしゃれで、西欧人好みな感じ。定番、ボルジョミとサペラヴィ。ここのサペレヴィも美味しかった。昨夜飲んだのよりちょい落ちる程度。
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基本、スヴァン一筋で行きたかったんですが、サラダはそれっぽいものが無かったので、ナスとコリアンダーの入っている、ジョージアっぽいサラダ。こういう料理は、間違いないです。日本でなかなかここまでの盛り付けで食べられない、たっぷりのナスとたっぷりのコリアンダー!ナスのまったりとした重みと他の野菜とのあっさり感のバランスが楽しい。
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KUPATIというスヴァンのソーセージ。色々なハーブが入ってるんでしょう。今回、ジョージアで食べた中では、一番どっしりとしたソーセージで肉肉して好みです。やはりコリアンダー!
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油がちょい多めなので、途中からトケマリ(ジョージアの定番プラムソース)をかけて食べましたが、酸っぱいものがそんなに得意でないので、個人的には、ソーセージのみの方が好きかも。
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ズグディディに出てきた分量を予想して、2品で足りると思ったら、まだ食べられそう。やっぱり外国人意識しての分量なんでしょう。なので、もう気になっていたもの一品追加。TASHIMJABIという料理。
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マッシュポテトとチーズと書いてあったので、またスフミで食べたママリンガっぽいものを想像していたら、なんと混ざっていた。ちょうど半分半分な感じの分量。結構伸びるので、チーズの方が多いかも。味は、想像通りの味。でも、この組み合わせの料理って、ありそうでなかった。味は、シンプルで美味しいです。家で簡単にできそう。
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こんな洒落乙空間。夜10時くらいになると、さらに人が来て賑わっていました。
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なんとなくスイスとかのロッジにありそうな雰囲気です。あんまりジョージアらしさを感じません。でも、日本のスキー場もこんな感じですもんね。外国人も日本に来ると同じように日本らしさを感じないなあとか思うんでしょうね。
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さて、やっと暗くなったので、夜景を撮りに朝歩いたスポットへ。街は、中心以外は真っ暗です。でも、車は、走って走っていないし、人も観光客がまばらにいるだけなので、夜の散歩は、気持ちが良いです。ライトアップされた塔が目印になるので、トビリシより歩き易いです。
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もっと明るいかと思っていたら、かなり暗めのライティング。なので、この写真も塀の上にカメラを置いて、感度あげて、長時間露光で撮影してます。人間の目には、もっと暗くて、雰囲気あります。これで、メスティアともお別れです。また絶対来るぞ!今度は、レンタカーで来てもいいな。
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帰り道。こういうのは、もうこれ以上建って欲しくないなと思う。
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