2015/07/18 - 2015/07/18
29位(同エリア93件中)
こあひるさん
7月3連休は、東京の実家へ・・・。
18日正午ごろ東京駅へ着き・・・今回は取手の家に泊まらず(使用しちゃうと、出る前の大掃除が面倒・・・(´▽`*))、五反田のホテルに泊まるので、いったん荷物を預けて・・・。
実家を訪れる夕方まで3~4時間あるので・・・あまり離れていないエリアの中でどこに行こうかな~ぁと考え、地元なのに(地元すぎて)これまで行ったことはあると思うのだが、真面目に参拝したことのなかった池上本門寺に行ってみることにした。
池上本門寺は、もともと日蓮宗門徒の鎌倉幕府奉行・池上宗仲の館だった。1282年に日蓮聖人が、病気療養のために常陸の湯に向かい、その途中に立ち寄ったこの館で没した。
日蓮聖人入滅後、池上宗仲公が法華経の字数(69、384)に合わせて約7万坪の寺域を寄進され、お寺の礎が築かれ、以来「池上本門寺」と呼ばれている。
池上本門寺
http://honmonji.jp/00index/index2.html
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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五反田駅から徒歩10分弱。今夜から2泊お世話になるのは、五反田アリエッタホテル&トラットリア。
口コミで、ワンルームマンションみたいな造りだ(部屋を出ると外廊下・・・など)と言われていたけど、ほんと・・・っていうか、これはもともとワンルームマンションだったんだろうな〜。
五反田駅は、山手線で有楽町まで15分、渋谷まで7分・・・そして都営浅草線や東急池上線が通っているので、東京のどこへ出るにも便利で、東京滞在にはとっても便利な場所だと思います。高級ホテルが建ち並ぶエリアではなく、ビジネスホテルが多いエリアなので、宿泊費用も抑えられるし、周りには飲食店が多いのでお泊りにもおすすめエリアです。アリエッタ ホテル&トラットリア 宿・ホテル
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ホテルのロビー。
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通りに面してテラスもあります。無料の朝食はここで食べることができるのかな・・・?
まだ正午過ぎなので・・・フロントに荷物を預けて出かけます。
五反田アリエッタホテル&トラットリア
http://www.thehotel.co.jp/jp/arietta_gotanda/ -
五反田から東急池上線で20分ほど・・・池上駅に到着しました。
わ〜〜!なんか昔から変わってないな〜、池上駅!
私が高校生の時、東京都立高校は学区制だったため、お隣の大田区のクラスメイトが多く、大田区にはあちこちよく遊びに行っていたので、いろいろな場所が懐かしいんですよね〜。池上駅 駅
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東急線は、地下化されて昔と変わってしまった駅も多い中・・・池上駅はまだ・・・反対側ホームへ行くには線路を渡る・・・など、昔とちっとも変らないなぁ。
といっても、決して高校生の時以来ってわけでもなく・・・大人になっても来たことはあるんだけど・・・だいぶ前に・・・。 -
木製の長〜いベンチも、昔のまんま・・・。
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池上駅を出て・・・西へ延びる商店街の風情も変わらない。
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駅から池上本門寺へと至るまでには、何軒かのくずもち屋さんがあります。でもつい・・・最初の1軒目で足止めくらいました。
お昼なのでお腹はちょっと空いたけど、今日は、夕方早目に実家を訪れるので、今ランチを食べてしまうとお腹が空かなくなってしまうため、くずもちでも食べよう!と目論んでいました。
参拝もまだこれからなのに・・・まずは、くずもちを頂こう〜〜!浅野屋本店 グルメ・レストラン
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私は何でもつゆだくが好きで・・・もちろんくずもちも、きな粉と黒蜜がドロドロに絡んで・・・喉が痛くなるくらい甘いのを食べるのが好きです。
そうえいば・・・仙台に来てからくずもちって食べてないな・・・。東京の甘味なのかしら?
浅野屋本店
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131714/13008272/
いつも駅から出てすぐの浅野屋のくずもちをつい食べてしまいますが、池上には、相模屋、池田屋というくずもち屋さんもあります。今度、ぜひ食べ比べしてみたい〜。 -
池上本門寺は、池上駅に行けばわかるだろ〜と軽く考えていたけど・・・駅からすぐ・・・ってわけじゃなさそうで・・・方向的には正しいと思うのだが・・・住宅街の中を・・・どっちかな・・・?
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子どものころから、池上本門寺ってわりと身近にありながら(すごく近所ではないけれど)・・・そんなに由緒あるエライ(?)お寺だとは全く知らんかったわ・・・。まぁ、寺院仏閣に興味なかったし・・・壮大なお会式があるってことくらいは薄々知っていたけれど、行こうと思ったことなかったし・・・。
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こんなお豆屋さんのような・・・昔懐かしいお店も見かけます。
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駅からまっすぐな参道を・・・ってわけじゃないのねぇ・・・。こっちでいいのかな?
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自信がなくなり・・・道すがら出会った地元の人に聞きながら・・・
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やっと・・・池上本門寺の正面に出ました!南無妙法蓮華経と彫られた石碑があります。
池上本門寺は、日蓮聖人が弘安5年(1282年)10月13日辰の刻(午前8時頃)、61歳で入滅された霊跡です。
日蓮聖人は、弘安5年9月8日、9年間すみなれた身延山に別れを告げ、病気療養のため常陸の湯に向かわれ、その途中、武蔵国池上(現在の東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲公の館で亡くなられました。
日蓮聖人入滅の後、池上宗仲公が、法華経の字数(69、384)に合わせて約7万坪の寺域を寄進し、お寺の礎が築かれました。
「南無妙法蓮華経」というお題目(経典の名前)を唱えることで、現世での救いを得ようとする教えです。阿弥陀など仏の名前でなく、法華経(しかもお題目だけ)をひたすら唱える・・・ので、念仏とは異なります。
ちなみに、日蓮聖人が晩年、弟子の教育と信者の教化に専念するため構えた草庵に始まった伽藍が、日蓮宗の総本山・身延山久遠寺です。日蓮の遺骨は身延山にあります。 -
懐かしい感じのおせんべい屋さんもあります。
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左右に塔頭寺院がある参道を進むと、総門。
五重塔、大宝塔、経蔵などと共に、昭和20年4月15日の戦災を免れた数少ない古建築。安藤広重の『江戸百景』や『江戸近郊八景』にも描かれているそうです。
簡素ながら、主柱間5.3メートルを測る壮大な門であり、記録は失わていますが、第22世日玄聖人代の元禄年間に建立されたと伝えられています。池上本門寺 花見
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総門で気持ちよく寝ている猫ちゃん。
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総門を入って左側・・・・目を惹く朱色の門。
こちらは、元享年間(1321〜24)池上本門寺3世、日輪聖人の住坊として開創された「理境院」。
大坊本行寺、照栄院と共に、池上三院家の一つに列せられ、古来より朱塗りの山門(赤門)を許された格式ある寺院です。
慶応3年(1867)、官軍参謀西郷隆盛は当院を宿舎にあてた・・・と伝えられています。 -
小さいながらも、芝生が開放的で・・・とっても美しい庭園ですね。
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総門を入ると・・・うう〜〜っ・・・!目の前には石段がそびえたってます〜!
この石段は、加藤清正(1562〜1611)の寄進によって造営されたと伝えられ、「法華経」宝塔品の偈分96文字にちなみ、96段に構築され、別称を「此経難持坂」といいます。
元禄(1688〜1704)の頃に改修されていますが、造営当時の祖型を残した貴重な石造遺構です。
加藤清正は、慶長11年(1606)に祖師堂を寄進建立し、寺域を整備しているので、この石段もその頃の所産と考えられています。 -
石段の両脇には石塔が配され、緑に覆われた森も気持ちがいいですが・・・さきほどから・・・わりと大き目の雨粒がぽつぽつと降り始めています。
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境内に、約500個の風鈴が吊されていました(6月28日〜7月19日)。
木々の間・・・枝から枝へ・・・涼しげな風鈴が並んでいるのですが・・・この日は雨の前触れのせいかかなりの強風で・・・風鈴の音というより・・・連れ合いは、ムクドリか何かが集まってきていっせいに鳴いている・・・ように聴こえたそうです。
ちりん・・・という音の点の集まりというよりも・・・ち〜〜っという音の線のような感じです。 -
空もどんよりで・・・風鈴が風になびく(というより吹き飛びそうですが)・・・せっかくフォトジェニクなシーンなのに・・・小さくて地味な色の風鈴のせいか・・・写真だとあまりうまく捉えられません。
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まずは参拝しに行きましょう。石段を上り終わると、三門(仁王門)。
旧三門は、昭和20年4月15日の空襲で灰燼に帰し、現・三門は昭和52年に再建、現・仁王尊は昭和54年に新造されました。扁額の「長栄山」の「栄」の字は旧字ですが、火伏せのため、冠を「火」2つでなく「土」2つとするのが伝統的な慣習となっているそうです。
戦災で焼失した旧三門は、慶長13年(1608)に、徳川2代将軍秀忠公が五重塔と共に建立。桃山期の豪壮な門として旧国宝に指定されていました。 -
仁王像。
戦災で焼失した旧仁王尊は、宗論による古川薬師(大田区安養寺)からの勝利尊像で、上田一族の寄進になるもので、和銅3年(710)行基菩薩作と伝えられた古像であったそうです。残念ですね・・・。 -
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お清めして・・・
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正面にそびえるのが大堂(祖師堂)。
旧大堂は、慶長11年(1606)、熱心な法華信者として有名な加藤清正公が、慈母の七回忌追善供養のために建立、間口25間の堂々たる大建築であったそうです。その壮観さを江戸の人々は「池上の大堂」と称し、これに対して、上野(寛永寺)は中堂、芝(増上寺)は小堂と呼んでいたといいます。旧大堂は、惜しくも宝永7年(1710)に焼失、享保8年(1723)、徳川8代将軍吉宗公の用材寄進で、当時の倹約令に従い間口13間に縮小されて再建されました。
しかしながらその旧大堂も、昭和20年4月15日の空襲で焼失し、昭和39年、鉄筋コンクリート造りの現・大堂が再建されました。
内陣中央の大型御宮殿(建築厨子)に日蓮聖人の御尊像、いわゆる祖師像を奉安し、向かって左に第2世日朗聖人像、右に第3世日輪聖人像を安置しています。 -
内部は撮影禁止。厨子の中の祖師像は、御開帳祈願をお願いすれば拝見できるようです。
池上本門寺は、日蓮聖人入滅の霊跡なので、本尊・・・にあたる像は、日蓮聖人となっているようです。 -
大堂を横から・・・。
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大堂の隣にあるのは経蔵。
現・経蔵は、天明4年(1784)に再建されたものと伝えられています。経蔵内部の柱等には、工事に関係した職人をはじめ、多くの寄進者の名が刻まれています。
独立した堂宇のため、幸いにも昭和20年4月15日の空襲の際、五重塔・大宝塔・総門などとともに炎上を免れました。 -
経蔵内部には、心柱を軸に回転する八角形の書架(輪蔵)があり、かつては一切経が納められていました。
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内部の輪蔵は・・・外から見ても・・・ちょっとわかりづらいですね。
昭和46年、経蔵は、境内整備により現在地に移築されました。江戸期の輪蔵形式の経蔵は都内でも残存例が少なく貴重とされています。 -
経蔵の手前(写真だと奥)にある霊宝殿。な〜んだ・・・開いていないんだ〜ぁと思ったら、毎週日曜日だけオープンしているみたいです。まぁ・・・仏像以外にそんなには興味ないのでいいのですが・・・。
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さらに・・・大殿の後ろを進んでいくと・・・こちらが本殿のようです。
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昭和20年4月15日の空襲で灰燼に帰した釈迦堂を再建したのがこの本殿。もとは旧祖師堂の左隣にあったそうですが、今は境内の奥へ移りました。
鉄筋コンクリートですが、どことなく古めかしいスタイルを残した美しいフォルムの建物です。
建物内に入ってみましたが、ガラス扉が施錠されていて、中は見えませんでした。
正面内陣には、久遠の本師釈迦牟尼仏坐像と、本化地涌の四大菩薩立像、ならびに大堂尊像を模刻した祖師像が祀られているそうです。さほど古くないもののようですが・・・。ちなみに、釈迦仏の胎内には、インドのガンジー伝来で故ネール首相より寄贈された釈尊の真舎利2粒が奉安されているそうです。 -
本殿を入ったところにある仁王像。
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衣の流れがなかなかダイナミック。
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傘を差さないとダメなほどの降りっぷりになってきたこともあり、本殿から、仁王門のほうへ引き返してしまいましたが・・・本殿から少し離れたところに、江戸後期に再建された多宝塔(日蓮聖人御荼毘所)という重要スポットがあったようで・・・。
ちゃんと調べて行かないから・・・また重要なスポットが抜けちゃった〜〜(爆)。 -
雨は降ってますが・・・周りに広がる墓地を挟んで・・・たくさんの塔頭寺院などが点在しているようなので・・・もうちょこっと歩いてみます。
こちらは、前田利家の側室・寿福院が元和8年(1622)に、自身の逆修供養のために建てた十一重の層塔。福寿院は、三代加賀藩主・利常の生母で、秀吉没後、徳川家との微妙な臣従関係を解決するために、江戸に差し出され人質となりました。
現在では、相輪と上部の数層を失って、わずか五重を残すのみとなっています。 -
しばらく墓地を歩くと・・・現れたのが、慶長13年(1608)に建てられた五重塔。
関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔です。
本塔のそもそもの発願は、のちに徳川2代将軍となる秀忠公の病気平癒祈願にありました。文禄2年(1593)、15歳の秀忠公が悪性の疱瘡にかかり、一命も危うい容態におちいってしまいました。そこで、熱心な法華信者であった乳母岡部の局(のち正心院)が、大奥より池上へ日参し、あつく帰依していた第12世日惺聖人に病気平癒の祈願を託され、「心願が成就したあかつきには御礼に仏塔を寄進する」との念でひたすら祈りました。その甲斐あって快癒し、将軍となった後、その御礼と、あわせて武運長久を祈り、慶長12年(1607)に建立、翌13年に上棟式が行われました。
いわば幕府のお声掛かりで建造された当時第一級の塔であるにもかかわらず、江戸建築が確立する前の桃山期の建立であるため、特に構造上、過渡期の特色が濃厚となっています。桃山期の五重塔は全国で1基だけであり、文化遺産としての価値は極めて高いといわれています。
当初、大堂の右手前、現在の鐘楼堂と対の位置に建てらましたが、直後の慶長19年(1614)の大地震で傾き、元禄15年(1701)、5代将軍綱吉公の命で現在地へ移築、修復されました。
特徴としては、初層のみを和様(二重平行垂木・十二支彫刻付蟇股など)とし、二層以上を唐様(扇垂木・高欄付廻縁など)とする点、上層への逓減率が少ない点、相輪長が短い点、心柱が初層天井の梁上に立つ点、等があげられ、極めて貴重な塔建築です。なお、平成13年に全面修復が終了しました。 -
意外とシンプルな感じがします。
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装飾は桃山っぽいです。
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昔懐かしの井戸も健在ですね。
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墓地エリアはかなり広いです。
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力道山のお墓もありました。
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古いながらも立派なお墓がたくさんあります。
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また仁王門のあたりに戻ってきました。仁王門を出て、石段までの間にいくつかの建物があります。
ひとつは鐘楼堂。 -
鐘楼堂のお隣に安置されている梵鐘は、第17世日東聖人の代、加藤清正公の娘で御三家紀州藩祖徳川頼宣公の正室となった瑤林院が、正保4年(1647)に寄進したもの。
その後、正徳4年(1714)、第23世日潤聖人の代に改鋳されたが、当初の銘文が残っている点は貴重。
昭和20年4月15日の空襲で火をかぶり、一部に亀裂と歪みが生じたため、現在は傍らに仮安置されています。 -
鐘楼堂のお隣には日朝堂。
ここに祀られる日朝は身延山11世で、61歳の時に失明しましたが、後に視力を回復したことから、眼病平癒、学業成就の利益があるとされています。
常唱堂、題目堂とも呼ばれ、行学院日朝聖人像を奉安しています。お題目修行の場として昭和48年に再建されました。 -
ちょっと遠いけれど、日朝聖人像でしょうねぇ。
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浄行さま(洗い仏)。法華経の教えを人々に広める役目を持った菩薩さま。南無妙法蓮華経のお題目を唱えながら、浄行さまの体を洗い清めることで、病や痛み、厄難を取り除いてくれるそうです。
病んだ部分をたわしで洗って祈願する・・・って観音さま、御徒町の摩利支天にもありました・・・。 -
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参道をはさんで、鐘楼堂と日朝堂に対面してあるのが長栄堂。
当山の守護神「長栄大威徳天」を奉安しています。現在の堂は昭和34年に再建されたもの。 -
日蓮聖人が、佐渡ヶ島に流刑になった際に現れたという長栄大威徳天。法華経の信者・行者を守護し、また海上安全を守護してくれる神さまです。
老翁の姿で、左右の手にそれぞれお経と剣を持しています。遠いし小さいし影になっているので(大体そういうのが多いですが)全然見えませんが・・・。 -
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さて・・・雨も酷くなってきたし・・・そろそろ引き揚げましょうか・・・。
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境内には猫ちゃんがけっこういるね〜。
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石段を上がったすぐ右側には、日蓮聖人像もありました。
日蓮聖人といったら・・・他教を邪教と批判し、幕府や他教の信者たちによって殺されかかったり、流刑になったり・・・家を焼かれたり・・・処刑されそうになったり・・・とかなり波乱万丈で激しい生涯を送った・・・というお話は、仏教本を読んで知っていました。運命という点でいうと(仏教的には運命って捉え方ではないでしょうが)、運がいいのか悪いのか・・・果たしてどちらなのか・・・って思っちゃいますが・・・なかなか興味を惹かれる強烈な人物像ではあります。
連れ合いは、奥田英二が演っていた〜(大河ドラマ北条時宗のときに出ていたそうです)、処刑されそうになったときに雷が落ちて(だっけ?)処刑が遂行できなくなり、結局、流罪になったというシーンが印象的だったそうです。大河・・・観てたんか・・・? -
往きと同じ正面石段を降りて戻るのもつまらないので・・・まだ色々ありそうだから・・・と思い・・・ちょっと回り道しながら戻ることに・・・。
本門寺とその墓地の南東あたり・・・呑川と本門寺墓地に挟まれた辺りに、いくつかの塔頭寺院があるようです。
こちらは永寿院。永寿院 寺・神社・教会
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鉄門がオシャレ。蝶の紋章なのかな。
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ここのお庭もキレイですね。
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しばらくまた鬱蒼とした木々の間を歩いていくと・・・妙見堂です。裏手から入っちゃったけど・・・。
最後の名残りの紫陽花が・・・。 -
妙見堂。
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妙見菩薩立像が安置されているということですが・・・やっぱりガラス扉は施錠され、反射で全く見えません。
日蓮宗の寺院では、原則的に非公開の仏像や聖人像ばかりみたいです。つまんないの〜〜・・・(こら!)。 -
妙見菩薩立像は・・・木造寄木造り、玉眼、彩色、箔押。像高43cm。
この像を安置する厨子扉に記された銘文から、寛文4年(1664)に、徳川家康の子で、紀伊徳川藩の祖である頼宣(よりのぶ)の「現世安穏後世善処」を祈念して造像されたことがわかります。
頼宣の妻、瑤林院(ようりんいん・加藤清正の娘)が、本門寺に寄進したもので、元禄期(1688〜1704)に南谷檀林(僧侶の学校)が開設された際に、その守護の尊像として当院に移管されたものだそうです。
無理やりガラス越しに覗いて見ても(こら!)亀に乗った足元あたりしか見えませんが・・・ -
こういう仏像のようです。
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こっちの急な石段が、妙見堂の正面参道なんですね。両脇には、ほぼ終わってますが紫陽花の株がいっぱい〜。紫陽花シーズンにはけっこうキレイなんだろうな〜〜!
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石段を降りながら・・・斜面の向こうまで紫陽花がいっぱい!ここ、けっこう紫陽花の穴場じゃない・・・?
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はぁ〜〜。階段は下りでよかった・・・。
ここは妙見坂と呼ばれているようです。 -
妙見坂を降りたところには、照栄院。
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照栄院。
照栄院 寺・神社・教会
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照栄院は、正応4年(1291)、日朗聖人の庵室として開創しました。
日朗聖人没後には荒廃しましたが、嘉吉年間(1441〜1444)に再興されました。元禄2年(1689)南谷檀林という僧侶教育の学校を開設、明治2年(1869)に廃されるまで多くの高僧を送り出しました。
本門寺の役寺としての三院家のひとつ。 -
池上本門寺だけでなく、そのあたりの塔頭寺院などまで参拝しようとすると・・・1日かがりだなぁ・・・。
昔、本門寺には行ったことがあると思うんですが・・・こんなに広いエリアに渡って寺域があるなんて記憶ないなぁ・・・。 -
呑川。なんだか運河のよう。ここを渡ると住宅街・・・。
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ところどころ・・・風情のある家屋が残っていますね。
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今度は、商店街を通って戻ります。
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飲み屋さんが並ぶ横丁もいい感じ。
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お寺散策のときが・・・雨が一番酷かったんじゃないかしら・・・??今になってだいぶ小降りになってきました。
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実家へ向かいます。
池上線も、新しい車両が多いんだけど・・・こんなレトロな扇風機のついた車両も見かけたります。 -
日蓮宗のお寺では、御朱印は戴くことはできます。私みたいに一般的なご朱印は、写真のように「妙法」・・・といったものになります。
それとは別に「御首題」というものがあり、御首題を頂くためには、日蓮宗専用の御首題帳というものが必要になります。もちろんその場でも購入できます。
今回は時間がなかったけど・・・重要な多宝塔を見損ねたし、池上三院家も知らなくて全部訪れることはできなかったし・・・また機会があったら再訪して、その時には御首題を頂きたいですね〜。ただ・・・仏像はほとんど非公開だし・・・しかも日蓮聖人像などが多いので、私の個人的な嗜好にとっては微妙なのですが・・・。
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この旅行記へのコメント (8)
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- 旅姿さん 2015/08/03 10:46:08
- ようこそ、池上へ!
- こあひるさん
久しぶりの池上ですか〜。 こちらも池上は懐かしいところです。
くずもち屋さん、本門寺の96段の階段。あの階段は昔は一気に駆けあがりましたが、今は休み休みです。若い人がトレーニングしているのを良く見かけます。
力道山のお墓まで行かれて---、子供の頃のスパ―マンでしたね。
池上駅、池上線の扇風機---「♪池上線」の歌が聞こえて来るようです!
旅姿
- こあひるさん からの返信 2015/08/12 08:46:47
- RE: ようこそ、池上へ!
- 旅姿さ〜ん、おはようございます!
返信が大変遅くなりまして、ごめんなさい。
大田区のあのあたりは、高校生の頃には当たり前によく行っていたエリアなので、ほんとうに懐かしい気持ちになります。当時とあまり変わらない雰囲気がまたいいのですねぇ・・・。
池上本門寺には、高校のコーラス大会のようなイベントの練習で使った記憶があるのですが・・・今回、改めて真面目に行ってみたら、ほんとにこの境内のどこかで練習したんだっけ?とわからなくなっちゃいました。
くずもち屋さんの食べ比べもトライしてみたいところです。
取手に引っ越して10年以上経って・・・実家あたりまで出る機会がかなり少なくなってしまっていましたが、取手に戻ったら、懐かしスポットを改めて訪ねてみたいな〜なんて思いました。
池上線も、地下にもぐってキレイな駅になったところも多いし、電車も新しいものなんですが・・・たまたまレトロな扇風機のついた車両だったんでしょうね。昔、木の床だった緑色の池上線の頃もなんとなく覚えています。
こあひる
-
- ko-nomoriさん 2015/07/26 17:29:18
- ちょっとお礼を
- こあひるさん、こんにちは。
このあたり、近所なのです。素敵な写真をたくさん見せていただき、ありがとうございました。
ko−nomori
- こあひるさん からの返信 2015/07/27 23:05:18
- RE: ちょっとお礼を
- ko−nomoriさん、こんばんは!
いつもありがとうございま〜す。
このあたり、ご近所なんですね。私は、池上線沿線の品川区内だったので・・・わりと知っているスポットが重なるかもしれませんね〜。
今回は懐かしいスポットに久々に訪れることができて・・・改めて真面目に見て歩いて・・・すごく新鮮で楽しかったです。
こあひる
-
- aoitomoさん 2015/07/26 01:15:22
- 日蓮聖人の気合いも感じます。
- こあひるさん
『池上本門寺』
ここも、広いですね。
真剣に見ていたら1日かかりそうです。
風鈴が見事にたなびいて素敵な風物詩になってますね。
『五重塔』
後の正心院の秀忠の病気平癒祈願の叶った御礼でできた五重塔。
由来を知ると面白いです。
桃山期の五重塔というのも貴重な建造物です。
『力道山のお墓』
力道山のお墓も池上本門寺でしたね。
有名人のお墓もたくさんあるのでしょうね。
広大な墓地の敷地にも驚きます。
『日蓮聖人像』
ここの日蓮聖人像が右手を上げて一番気合いを感じますね〜
波乱万丈さを物語っているかのように。(笑)
『妙見堂』
妙見菩薩立像を苦労して見る気持ちがわかります。(笑)
でも、ガラス扉があるのなら『もっと見せてよっ!』て感じですがね。
寺も広くて管理しきれないためガラス扉が多いのでしょうが、
興味のある人に見せる工夫もしてほしいですね〜
池上本門寺のGoogleMapのStreetviewも見ましたが桜が綺麗でした。
桜の季節もこれたらいいかもしれません。
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2015/07/27 23:02:19
- RE: 日蓮聖人の気合いも感じます。
- aoitomoさん、こんばんは〜!
池上本門寺の周りには、塔頭寺院が点在していて、意外と見ごたえがありそうで、ここら辺ってこんなに寺ばっかだっけ?と、改めて驚きました。
五重塔は、桃山様式ならばもっと装飾が派手でもよいのに・・・わりと地味なデザインでシンプルだな〜という印象ですが、ほかの建物がほとんど戦火で焼けてしまった中で、よく残ったなぁ・・・と思います。
ほかにも有名な人物のお墓もあるようですが、調べてなかったし・・・お墓探しはあんまり趣味でもないので・・・。連れ合いに、力道山のお墓があるらしいよ・・・と伝えたら、見たいといったので、力道山のお墓だけ訪ねてみました。
墓地は広くて、なかなか散策しがいのある感じでした。うろついていると、思わぬところまで行ってしまいそうな広さでした。
どこのお堂の本尊も非公開で・・・ガラス扉も、なんだか覗きづらくなっているんですよねぇ・・・(こらこら!)。仏像好きの私には、ちょっとつまんない・・・いまいち満たされずに帰ってきました(笑)。
そうそう、桜もキレイなんですよね〜。昔、見たことがあるような・・・ないような・・・(笑)。
お会式も、昔は全く興味なかったですが、今は写真撮影のために・・・ちょっと行ってみたいかも・・・なんて思います。でも30万人も集まるらしい・・・です、すごいですね。
こあひる
-
- pioさん 2015/07/26 00:39:54
- まるで知らない町の様。素敵。
- こあひるちゃん(いきなり親しげにちゃん付け)、こんばんは。
大田区在住のpioです。
こあひるちゃんの目から見ると、池上本門寺はこんなに素敵なお寺だったのねぇ・・・と、改めて感心して、楽しく拝見させて頂きました。
日常では全く気に止めてない所も、一歩離れて見ると、気がつかないところが見えるんだなぁ。。
ともあれ、東京を、大田区を楽しんで頂けたようで、嬉しいです。
またね〜。
pio
- こあひるさん からの返信 2015/07/27 22:46:05
- RE: まるで知らない町の様。素敵。
- pioちゃん(わたしもいきなりちゃんづけで・・・)、こんばんは!
大田区在住なのですね〜。私は実家が品川区で、十数年前までずっとそのあたりで過ごしました。
高校のクラスメイトに大田区の人が多かったし、池上線沿線に住んでいたので、大田区は品川区と同じくらい馴染みのあるスポットが多いんです。
実家から離れて取手に住んでからは、実家に帰るとき以外にあのあたりを訪れる機会がなくて・・・今回は久々に、懐かしいスポットを訪れる時間がとれて懐かしさを味わえました。
池上本門寺は・・・昨年までは、寺院仏閣にはさほど興味がなかったってこともあり・・・こんなに偉いお寺だったなんて全く知りませんでした。日蓮関連・・・ってことくらいは昔から薄々知ってましたが・・・。こんなところだっけ??と、初めて見るような気持ちでした。
久々に訪れると、懐かしさと、新鮮さと両方あってなかなか楽しかったです。
こあひる
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