2015/07/20 - 2015/07/20
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nakaohidekiさん
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阪和道が南紀田辺から白浜まで開通したので行ってみることにした。
これまで南紀田辺で高速を降りると、国道42号線のバイパスを通って白浜まで行くのであるが、白浜の入り口が結構渋滞する。その混雑を避けて快適に白浜まで行けるならこんな有難いことはない。
海の日の祝日、南紀田辺の出口に差し掛かると、ここで高速を降りろと電光掲示板の表示である。路肩にはガードマンも出て高速を降りろと旗を振っている。これはいったいどいういうことかと仕方なく南紀田辺の料金所へ向かうと、台風11号の影響で土砂崩れがあったと料金所のオジサンが教えてくれた。開通まもなくで、こういう被害が出るとは手抜き工事かと疑ってしまうが、仕方なく白浜に繋がるバイパスへと向かった。しかし、今度できた高速道路は白浜のどこまで繋がったのだろうか。気になったので高速道路の白浜出口を探して国道42号線を走ることにした。
そこで上富田までやってくると高速道路に向かって車が入って行くではないか。どうやら南紀田辺と上富田の間で土砂崩れがあったようだ。僕も他の車の後をついて上富田から高速に入った。
出来たばかりの高速道路は実に美しい。路肩の芝生の緑が雨上がりに映えてやけに美しいのだ。走りはもちろん快適そのもの。ドライブと景色の美しさに見とれていると出口に10分ばかりで着いてしまった。ここは白浜町の南の端、富田の入り口である。ここから白浜の温泉街に入るようだ。しかし、これは白浜温泉街には遠回りである。温泉へ行くにはバイパスを通った方がよさそうだ。
高速道路の出口も分かったことなので、せっかく南紀白浜まで来たのであるから、涼を求めて京都大学水族館に行くことにした。温泉街を通り抜け、円月島の向かいにある番所の鼻の山裾にある水族館に行った。正式名称は、京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所。通称、京都大学白浜水族館である。
中に入ると、四つの展示室に分かれており、第一水槽室から第四水槽室まで見ることができる。およそ40分もあればひと通り見て回れる小ぶりな水族館である。第一水槽室は回遊魚とサメの展示、第二水槽室は無脊椎動物、第三は珍しい海洋生物の飼育展示方法の試みや各種実験を行っている。第四水槽室は干潟、岩礁、砂底など、各海洋生物の住み場所ごとの展示を行っている。これらすべては南紀白浜周辺の海洋生物を集めたものである。この近海にこれほど多くの海洋生物が生息しているとは驚きである。総数は無脊椎動物(411種、4820点)、脊椎動物(魚類のみ、269種、3158点)、海藻、海草(8種、47点)となっている(2013年実績)。日本でも数少ない大学付属の水族館である。入場料は大人600円、子ども200円であるが、白良浜で泳ぎ疲れた帰りに寄るのもいいのではないか。涼みがてらに夏休みの思い出となるに違いない。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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