2015/05/20 - 2015/07/09
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keithforestさん
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2013年に続いて二度目のスター・アライアンス・周回の旅 今年のテーマは「Glacier」でございます。
前半はオランダ、ドイツ、スイス、そして北米東海岸、西海岸に飛んでから東京へ帰ります。
フランクフルトから南へ30kmほど行ったところにあるダルムシュタットという街に遊びに行きます。マチルダの丘というところが、正に丸ごとアール・ヌーボーの塊でございますよ!面白い、面白い!
フランクフルト中央駅からダルムシュタット行き、all dayのグループ切符を買います。途中、FUJITSUの工場があるLangenという駅に止まるだけで15分ほどでREが到着します。私たちの席の前に座ったおじさん、どうも日本人だったみたいでしきりにこっちを伺っています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテル・クリストールの朝ご飯です。何度も何度もいいますが、これで5ユーロは安い。
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やや、随分大きな駅じゃないか!前日ネットで調べました。この駅の裏口からバスがでます。
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中央駅の(裏側)東側に出ると、Fバスの停留所があってそのバスの運転手にグループ一日券を売ってもらいました。6.80ユーロです。
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丘の下、病院の傍でバスを降りました。すぐに見えてきます。これが。
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この街は19世紀に初代大公ルートヴィヒ1世の下に発展したらしく、大学の街としても知られているらしいのですが、なにしろ最後のヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒが、マチルダ妃と結婚したことを記念してマチルダの丘なる高台に「結婚記念塔」なるものを建てています。世間は第一次大戦に突入せんとする時期でございますねぇ。この塔がものの見事な典型的なアール・ヌーボー、ま、ドイツではこれをユーゲント・シュティール (Jugend Stil) と称しておりますが、なんでございます。
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しかも、この丘に芸術村として何軒ものその種の趣向を凝らした建物を続々と建てさせたようでございます。いや、金があったらこれくらい凝りに凝った家や調度の中で暮らしてもいいんじゃないかと思いますねぇ。江戸指物も、この方向で欧州で復活するというのはいかがかと思うのですけれどねぇ。
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前の床だって。
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こりゃ面白いです。
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で中に入ってみます。
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金ぴか貼りでございますよ。
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反対側!
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10:00-18:00が開いている時間なんですね。
塔に上がるのに3ユーロ要るみたいですねぇ。 -
こんな日時計があるのです。凝ってますねぇ。
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うわぁ、こりゃ良いなぁ。
読めないけど。 -
こんなところにこんなに凝っているんですよ。
あの時代の人たちはお金に糸目は付けないんですが、必ず長いこと持たないんですよねぇ。だから次の世代が保存する気がないとすぐなくなっちゃう。 -
どういう意味なんだろう、このポーズ。
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大したものだとは思われないんでしょうけれど、この類いが良いんだなぁ。
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こんなところの壁にも、こんなレリーフ!
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どうしてなの!?と思わず口をついてでますが、ロシア正教会があります。今でも使われています。今日は日曜日ですから、礼拝があります。
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咲いているです。
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隣にひとり5ユーロで入ることができる美術館が出来ておりまして、漫才のくわばた似のおばさんから「カバンは前に、フラッシュは焚かないで」と注意を受けました。
私のツボにはまりまくりの製品の数々で、ため息でございます。例えば、食器棚の扉なのでしょうか、寄木細工で描かれた風景絵もさることながら、その下をよく見ると、寄木で文章が書かれているのです。
しかもそれが目立つようで目立たないような微妙な作り。こういう、これ見よがしでないところにとんでもない細工が施してあるところが粋でございます。 -
オルガンだ!
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この時代の焼き物、あるいはガラスものというもののデザインが、まぁ、ねちっこくって、ベタベタという感じが私は好きになれませんが、それは人それぞれってやつです。
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な、なんだよ、これ!?
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宝石箱かなんかですか?映り込んでいるのは撮影者です、申し訳ありませぬ。
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中国ですかね?腹を抱えて笑う!
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どこかにこんなオヤジがいるよなぁ。
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良いですねぇ〜!
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怪しいなぁ〜!耽美っていうような。
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こういう家具は良いよねぇ。こんなにびたびたに鋲を嵌めるとは!
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当時のポスターでしょ?良いですよ。
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これ、扉なんですが、しつこいっちゃありゃしないでしょ?そのしつこさが堪らない。
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違う種類の木を木目込んだンですよね、凝ってます。
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よぉぉくみると文字がはめ込んである!すごい、すごい!
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こんな郵便受け、洒落てて良いけれど、勿体なくて外に出せないだろ!
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かわってんなあ。劇画みたいだぜ。
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なんです?
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扇風機!洒落てる!
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庭の藤棚だったかバラの棚だったかの支え。
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裏口!
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これが正面入り口です。
ど派手だなぁ〜!
恥ずかしいくらいの派手さ!
成金的な派手さ! -
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これが外灯!
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ふっひゃぁ〜〜!
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単なる外壁だぜ。それをこんなことするんだよ、わざわざ。
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この柵がねぇ。
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ふふふ、こりゃすごい!
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門扉だってこうなんだもの!良いですねぇ。
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番地のフォントだって、本格的なアール・ヌーボーフォント!
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たまりませんねぇ。
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雨樋までこんななんだもの、参っちゃうよなぁ。
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今はもうなんか組織の事務所になっているみたいですが、個人の住宅として持ち続けるのは大変なんですかねぇ。
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家全体のシェイプが、良いです。
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堪らん!
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このうちの入り口がこんな。大事にしてくださいねぇ!
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良い緑です!
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こんな簡単なところもひねってある!
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クジャクを思わせますね!
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大きなオタクの庭でパーティーなのか、と思ったら教会なんですってよ。
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な、な、なんで、そんなところに!?!?
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街まで出て行ったんだけれど、日曜日でろくな店は開いちゃいない。
サンドイッチでお昼です。 -
街の中にはドームを戴いたカソリック教会もドォ〜ンと聳え立っております。中に入って上を見るとドームのてっぺんに大きな鳩が浮いています。ドームは水色ですし、円形に椅子が配置されているし、とても変わった教会です。
どこかチェコだったかの街で、元オスマントルコが建てた回教寺院をカソリック教会にそのまま転用した建物を思い浮かべました。そういえばこの街は人種のるつぼといっても良いくらい、たかだか10数万の人口でありながら、街中にはあらゆる人種が何の違和感もなく生活している雰囲気があります。 -
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こちらはお城ですよ。
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馬車が入ってきたんだろうなぁ。
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お城の周りを散歩して、いつものように偶然やってきたトラムに乗って終点まで行ってきました。今回はたまたまやってきたのが9番のトラムだったので、2番と共通の終点へ。2番のトラムなんて見ませんでしたが。最後は広場から中央駅行きのバスに乗って駅へ戻りました。
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