ロシア人と行く、白夜のロシアとバルト海クルーズ⑨(ネフスキー大通りの建築ウォッチングと夜の街並編）

2015/06/11 - 2015/06/12

旅行7日目エルミタージュ美術館を見学後、相棒とは食事以外別行動。
ネフスキー大通りの建築ウォッチング、次から次へと素晴らしい建物が現れ、
さすがサンクトペテルブルクの目抜き通り。ブラブラするだけでも十分楽しめる。

暗くなるのを待ち、ホテル近くの観光スポットの夜の姿を拝みに行く。
ライトアップで映し出される美しい建物群、昼とは全く違ったようにも見えた。

8日目は朝から雨。チェックアウトまで一人で市場へ見学に。


6/05(金)　関空10:55発→ヘルシンキ→モスクワ18:10着（モスクワ泊）
6/06(土)　赤の広場とクレムリン見学（モスクワ泊）
6/07(日)　セルギエフ･ポサード見学とボリショイバレエ鑑賞（モスクワ泊）
6/08(月)　モスクワ→ウラジーミル→スーズダリ（スーズダリ泊)
6/09(火)　スーズダリ→ウラジーミル→モスクワ→（車中泊）
6/10(水)　→サンクト･ペテルブルク（サンクトペテルブルク泊）
6/11(木)　エルミタージュ美術館（サンクトペテルブルク泊）
6/12(金)　ロシア正教会巡り→クルーズ出発→（船中泊）
6/13(土)　→ヘルシンキへ寄航後、半日街歩き（船中泊）　
6/14(日)　→ストックホルムへ寄航後、街歩き（船中泊）
6/15(月)　→タリンへ寄航後、半日旧市街散策（船中泊）
6/16(火)　→サンクトPからペテルゴーフへ日帰り（サンクトP泊）
6/17(水)　ペテロバヴロフスクとエカテリーナ宮殿見学（サンクトP泊）
6/18(木)　サンクトペテロブルク11:55発→ヘルシンキ→（機中泊）
6/19(金)　→関空8:55着

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

エルミタージュ美術館を見学後、疲れきって一旦ホテルへ。
ホテルのあるモイカ通り。毎日この通りを歩きました。

休憩後、遅めのランチへ。
ガイド本に載っていた文学カフェへ。
モイカ川とネフスキー大通りの角にあり、すぐに見つけられました。

文学喫茶 （リテラトゥールノエ カフェ） 地元の料理

かつての文豪達が通ったとされるカフェ。
クラシックな店内ですが、観光客の姿が多い。
ロシアなのに横から英語のおしゃべりが聞こえてくる。

文学喫茶 （リテラトゥールノエ カフェ） 地元の料理

私が注文したのは魚のスープと…

文学喫茶 （リテラトゥールノエ カフェ） 地元の料理

ビーフ･ストロガノフ。クランベリーソースが添えられています。

文学喫茶 （リテラトゥールノエ カフェ） 地元の料理

1階の入口入って直ぐの所に置いてあったプーシキンの人形が、怖い。

文学喫茶 （リテラトゥールノエ カフェ） 地元の料理

食後はまたまた別行動。一人でネフスキー大通りを散歩します。
今はZARAが入っているこの建物、4階の高さまでのアーチが全面ガラス張り。
1912年に建てられた珍しいデザインの建物。

メルテンス毛皮 観光名所

ネフスキー大通りにあったルーテル聖ペテロ教会。
ロシアへ移住してきたドイツ人の信者が大かったので、
通常ドイツ教会って呼ばれてるとか。

ルーテル聖ペテロ教会 寺院・教会

ロシアの看板。

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

こちらはカトリック聖カタリナ教会、ローマ･カトリック教会です。
バトンを手渡されているようなドアノブ、初めて見るような。

ネフスキー･プロスペクトのメトロの駅付近には
サンクトペテルブルク発エクスカーションのブースが建ち並んでいます。
オレンジのジャケット着てる人達は客引きかと。

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

ネフスキー大通りの豪華な建築群。

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

こちらも。

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

オストロフスキー広場へやって来ました。
広場の正面に立つのはエカテリーナ2世像。ロマノフ朝第8代目の女帝。
ロシア帝国の領土をポーランドやウクライナに拡大した大帝で、
それほどの美貌ではないが公認の愛人が10人はいたとか。
エルミタージュには愛人の部屋もあったし。

オストロフスキー広場 広場・公園

広場の奥にはアレクサンドリンスキー劇場。
サンクトペテルブルクで最も古い劇場だとか。
モスクワのボリショイ劇場に少し似ているような。

アレクサンドリンスキー劇場 劇場・ホール・ショー

ネフスキー大通りに戻り、建築ウォッチング。
出窓を支えている彫刻が美しい。

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

また凄い建物が。1903年築。エリセー･エフスキーという食料品店の建物。

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

やっと向こう側へ渡れる横断歩道を見っけ。
ネフスキー大通り、
交通量が多いので中々横断歩道以外の所では反対側へ渡るのが難しい。

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

可愛いレリーフにステンドグラス。

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

ゴージャス！

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

美しい曲線をあしらったドアのデザイン。
中へ入ってみます。

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

店内も想像通りのゴージャス感。
高級食料品を扱っていて、ほとんどが観光客。日本語も聞こえた。

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

お店の中央にはパイナップル。パイナップルの周りがカフェになっています。
美味しそうなもので溢れかえっています。ここへは相棒と来なくて良かった。

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

ネフスキー大通りを少し戻って、パッサージュ百貨店のアーケードを通り抜けます。
ヨーロッパでよく見る天井ガラス張りの商店街。モスクワのグム百貨店にも似てる。

パッサージュ百貨店 百貨店・デパート

芸術広場へやって来ました。広場の真ん中にはプーシキン像。
プーシキンはロシアの有名な詩人･作家で、
作品の幾つかは、ロシアの作曲家たちによってオペラ化されている。

芸術広場 広場・公園

芸術広場に面して建っているのはロシア美術館。
ミハイロフ宮殿を建物として使用。
今回中へは入りませんでしたが、次回ロシアに来た時の為にとっておく。

国立ロシア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

そのままロシア美術館の前の道を西へ歩くと運河にドンつき、
運河沿いはお土産屋さんが大集合。

お土産屋さんの先にはサンクトペテルブルク滞在中、
毎日前を通った血の上の救世主教会。

ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会) 寺院・教会

↑の教会に埋め込まれていたタイルも可愛い。玉ねぎ部分と色がマッチ。

ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会) 寺院・教会

ミハイロフスキー庭園を囲む塀の鉄細工もこのゴージャス度。

ミハイロフスキー公園 広場・公園

お土産屋さんのドア。
この後、ホテルへ戻って相棒と合流。

今歩いてきたコース。

ホテル近くのレストランで夕食。私はサーモンのバター焼き、相棒はペリメニ。
普段よく食べる相棒にしては珍しく少食。よほど疲れているのか？

レストランを出たら、西の空にはきれいな夕焼けが。

ホテルで休憩後、夜11時一人で夜の街へ。
サンクトペテルブルクは行く前、スリなどの軽犯罪が多い街と聞いていましたが、
思っていたほどの治安の悪さは全く感じられず、
むしろヨーロッパの大都市の方が物騒な感じ。

エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

エルミタージュの夜の姿。ライトアップされて美しい。

エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

宮殿広場。白夜の空はこんな色が一晩中続きます。
北の空が白いのが分かります。

宮殿広場 広場・公園

旧参謀本部のアーチ。

旧参謀本部 建造物

イサク聖堂のドームも見えます。

ロシアではロシア人のおばちゃんに何度か道を尋ねられた。
私なんかどう見ても観光客バリバリなのに。
でもモンゴル人のような顔つきの人もいるロシア。
ロシア人と勘違いされたんだろうな。

旧海軍省 建造物

ネヴァ川沿いへやって来ました。風が強くて寒い！
やっぱり北の空が白い。

旧海軍省の建物もポッカリ浮かび上がっています。

旧海軍省 建造物

モイカ川沿いへ戻ってきました。

夏場は蚊が多いらしい運河沿い。この時期はまだ寒くって出番ではないようです。

旅行7日目はエルミタージュ美術館に始まり、昼も夜もよく歩いた1日。
あ〜しんど。

7日目終了

この晩歩いたコース。

8日目スタート。相棒が朝食後2度寝体制に入り、
一人でメトロに乗って下町風情が残るセンナヤ広場エリアへ。
あいにくこの時点でこの旅初めての小雨模様。

ジェトンというコインを3個購入。1ジェトン30ルーブル(70円ほど）安い！

ホテルから一番近いメトロ駅アドミラルチャーイスカヤ駅へ入っていったら、
いきなりこんなモザイクが構内に。

長〜い長〜いエスカレーターで地下深くへ潜ります。
ホームに着くまで5分以上かかるかと思います。

メトロの駅から地上に上がってみると、雨が本降りに。最悪〜。

センナヤ広場 広場・公園

雨の中、町歩きするか迷いながら駅前散策中。
過去7日間最高に良いお天気だったので、ま、こんな日もあるわな。

センナヤ広場 広場・公園

やっぱり雨の為、ここから一駅目に市場があったのを思いだし、
予定変更し市場へ行ってみる事に。

メトロ構内でみつけたモザイク。
モスクワほどではないが、サンクトペテルブルクのメトロもゴージャス。

こちらのメトロは英語表記もあり、楽勝。
モスクワのメトロで経験積んだので、一人でも問題なし。

駅のホーム。

クズニェーチヌイ市場へやって来ました。
メトロから直ぐの所にあり、直ぐに見つけました。

市場の外では市場の中で商売出来ないお年寄り達が、
雨の中路上で野菜を売っている姿が印象に残った。

クズニェーチヌイ市場はここ。

色とりどりの野菜やフルーツが山積みに。
白菜やネギなどもあり、日本の鍋料理もここで作れそうですね。

ロシアはキャベツの消費量、高そう。

乾物屋。
昼前だったからかお客さんは少ない。みんな便利なスーパーで買い物しちゃうのかな？

ドライフルーツにナッツ類とイスタンブールのエジプトバザールを思い出す。

佐藤錦のようなサクランボを外国で見るのって、珍しいような。
相棒へお土産で500グラム購入。

この旅ほぼ毎日食べたピクルス類。にんにく丸ごとピクルスにしちゃうんですね。
そろそろ、チェックアウトの時間なのでホテルへ戻ります。

またまたメトロ構内で見つけたモザイク。

この後ホテルをチェックアウト。荷物をホテルで預かってもらって、
本日19時出港の船の時間まで教会巡りをする事に。

つづく…。

この旅行記へのコメント （2）

• captainfutureさん 2015/07/27 18:47:53

  豪華絢爛ぶりにただただ圧倒｡｡｡

  街並みもスゴイですが、エルミタージュ美術館、その豪華絢爛ぶりにただただ圧倒されてしまいました・・・
  さすがロシア帝国ともなるとその規模が違いますね〜。
  僕もきっと終始キョロキョロしてしまったと思います。
  昔見た映画「おろしや国酔夢譚」の主人公を思い出してしまい、きっとこんな宮殿を見て度胆抜かれたんだろうな〜等と楽しく想像してしまいました。（あちらは確かエカテリーナ宮殿でしたが）。
  ＞どの空間も手抜きが無い事。ロシア人の美意識にはあっぱれ。
  ホントに・・・。
  書かれていた通り、展示物以上に宮殿装飾に目がいっちゃいますね。
  サンクトペテルブルク、ホントに街中スゴイものだらけで、行くとしたら何日も滞在したいなあと思ってしまいました。
  今、ロシア旅行、いつ行けるか分かりませんがいろいろと妄想中です(^^)

  kayoさん からの返信 2015/07/27 22:56:35

  RE: 豪華絢爛ぶりにただただ圧倒｡｡｡

  > 街並みもスゴイですが、エルミタージュ美術館、その豪華絢爛ぶりにただただ圧倒されてしまいました・・・
  > さすがロシア帝国ともなるとその規模が違いますね〜。
  > 僕もきっと終始キョロキョロしてしまったと思います。
  
  captainfutureさん、こんばんは☆
  
  ここの所一年に2回欧州へは行っているので、こういう豪華絢爛を
  見慣れていると思っていたのですが、ロシアはヘビー級でした。
  やっぱりエルミタージュが一番良かったです。また行きたい！
  スケールが大きいので観光客が殺到しても、結局中で分散され、
  超有名どころの絵画エリアを除いてはゆっくり見学できます。
  ただウチは相棒と一緒だったので自分のペースよりかなり早歩き。
  迷子になるのが怖かったんで、ついて行くのに必死。
  
  
  > 昔見た映画「おろしや国酔夢譚」の主人公を思い出してしまい、きっとこんな宮殿を見て度胆抜かれたんだろうな〜等と楽しく想像してしまいました。（あちらは確かエカテリーナ宮殿でしたが）。
  
  映画は観ていないのですがストーリーは知っています。
  あれってエカテリーナ宮殿だったんですね。
  バルト海から帰って来てから旅の最終日に行ってきました。
  ただエカテリーナ宮殿は開放されている部屋数が知れていて、
  そこへ大量の観光客が押し寄せ、琥珀の部屋以外はあまり印象に残らず。
  エルミタージュを先に見ちゃうとどうしても比べてしまって。
  
  
  > ホントに・・・。
  > 書かれていた通り、展示物以上に宮殿装飾に目がいっちゃいますね。
  > サンクトペテルブルク、ホントに街中スゴイものだらけで、行くとしたら何日も滞在したいなあと思ってしまいました。
  > 今、ロシア旅行、いつ行けるか分かりませんがいろいろと妄想中です(^^)
  
  今回私は相棒と一緒だったので比較的楽に周れましたが、
  一人でチャレンジしたいと思いました。次回はあまりお金を使わない方法で。
  妄想中が楽しいですよね。
  相棒は1年FIX OPENチケットを先週購入し、
  今週イスラエルへ経っちゃうので暫くは私も一人で妄想にふけります(笑）
  
  kayo