2015/06/22 - 2015/07/03
372位(同エリア1379件中)
無知無謀さん
2015年06月22日(月曜日)から07月03日(金曜日)まで11泊12日(機内泊1)で、個人手配による夫婦の南イタリアの旅を楽しんできました。
最近は、イスラム旅行の安全面、中国・韓国旅行の不人気から、旅行対象が絞られているのではないでしょうか?
さて本旅行記は11本の観光編と2本の総集編、番外編で構成しています。
ところで、今回の旅行を終えて、観光以外の印象、気のついた点を3点上げておきます。
① 意外でしたが、南イタリアでは英語が通じない。私達も拙い英語レベルですが、それ以上に通じない。北イタリアとは異なります。
② しかし、南イタリアの方は非常に親切。言葉以外で必死にコミュニケーションをとっていただける。
③ 今回も書籍「地球の歩き方2014/2015」にはお世話になりましたが、意外と情報が古い。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさとフリー旅行の失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2015年6月22日月曜日から11泊(機内泊1を含む)12日間の南イタリア旅行に行って来ました。
写真は、その計画表です。変更したのは、エメラルドの洞窟観光をやめた位で、ほぼ計画通りでした。 -
ところで、何故、南イタリア?
北イタリアは?
2006年夏、この頃は、まだ現役サラリーマン時代ですが、8泊(機内泊1を含む)9日間で、ローマ、フィレンツェ(シエナへも日帰り)、ベニスを回っています。かつ、ナポリよりカプリ島へ渡り、幸運にも青の洞窟(写真、洞窟への入場を待つ小船と陸から来て階段で並んでいる人)に入ることができました。
と言うことで、今回は南イタリアです。 -
この総集編では、旅行のルートと観光した街のポイントを写真で記します。ご興味がありましたら、個別の観光地編をお読みください。
まずは、22日、羽田→パリ→ローマを経由し、ナポリにその日の18:30に到着しました。
何故このルート?、何故2回乗り継ぎ等については旅行記・入国編に記します。 -
23日は、プロチダ島です。
前回の旅行でカプリ島へは行きましたので、今回の島観光は、プロチダ島を選びました。
ナポリ中央駅近くのホテルから地下鉄1号線を一駅乗り、Universita駅で降りました。ヘヴェレッロ港まで歩きチケットを購入、プロチダ島へ
この島は、高台から望むコッリチェッラの浜が有名で、プロチダ島といえば、この写真!! -
この島を有名にしたのは、映画「イル ポスティーノ」(郵便配達人)。
映画では居酒屋(?)であったレストランで昼食をとりました。
ナポリ・ヘヴェレッロ港に戻らず、郊外のポッツォーリ港へ
そこで、円形闘技場跡を見学する予定でしたが、休園でした。
その日のうちにナポリからポンペイへ。
ポンペイで宿泊 -
23日ポンペイ遺跡の開門と同時に見学開始。
13時半まで、約4時間半、遺跡内に。
写真は、商業活動に使われていた広場である「フォロ」。
朝一番ですと、観光客も少ない。10時を過ぎた頃から、ナポリやローマに宿泊していた観光客が入場し、次第に増えてきます。 -
遺跡の中では端にある、「秘儀荘」へも回りました。
-
ポンペイ発14:28の電車(fs線)でサレルノへ行き(所要30分強)、そこから15:30発の船でアマルフィへ(所要30分強)。
写真は、アマルフィのドゥオーモの裏手にある高台(結構登ります)から、ドゥオーモ、アマルフィ海岸、そしてアマルフィの街を写しました。このドゥオーモの地下の礼拝堂は豪華です。 -
25日は、アマルフィからバスで天空の街ラヴェッロへ(所要約30分)。
胸像が続くテラスで有名な「ヴィッラ・チンブローネ」 -
ラヴェッロのもう一つの見学ポイントはヴィッラ・ルーフォロ
ここには、変わったオブジェが多数あり、また、夏には絶壁に建つ野外テラス(音楽堂)でのワーグナー等の演奏会がが有名です。
写真はテラスでも、オブジェでもなく、花と海岸が綺麗に撮れましたので、・・・。 -
ラヴェッロからアマルフィへ戻るバスを途中下車
アマルフィの隣の海岸、アトラーニ。
アマルフィに比較すると観光客も少なく、物価(ホテル、レストラン)も安いのでは!!
アマルフィ海岸と言えばアマルフィとポジターノが有名ですが、それ以外の海岸、リゾート地が多数あります。 -
25日の夕方、1泊分の荷物のみを持ちポジターノへ
26日はアマルフィへ戻る時刻までポジターノを散策しました。
この写真は、ソレント側の高台からポジターノの街と海を -
超高級ホテル「レ・シレヌーゼ」のテラスからサンタ・マリア・アッスンタ教会とポジターノの街
-
27日は、アマルフィからバスでソレントへ。ソレントから電車(ヴェスーヴィオ周遊鉄道)でナポリへ。
ナポリの半日は、美術の日です。
ひとつは、国立考古学博物館
「るるぶ」より
ローマのファルネーゼ家からナポリ王家が受け継いだ古代彫刻品と、ポンペイ遺跡から発掘された日用品、宝飾品、モザイク画、フレスコ画などが、その中核をなす。
写真はカプアのヴィーナス -
もうひとつは、国立カポディモンテ美術館
ここには、ルネッサンスの巨匠作品が揃っています。
ところで、この2つの名所は、地下鉄と公共バスのみで回りました。
聞いて聞いて聞きまわれば、何とかなるものです。 -
28日は、ナポリ観光第2弾とカゼルタ宮殿の観光です。
昨日は、美術館を2つ回りましたので、本日は有名な教会を2つ回ります。
ひとつは、サンタ・キアラ教会。ゴシック様式の聖堂もありますが、有名なのは、聖堂裏手の修道院(クラリッセ)の回廊。マヨルカ焼きのタイル装飾とフレスコ画がポイント。
もうひとつの教会は、その隣にあるジェズ・ヌオーヴァ教会。
入り口の簡素さとは異なり、内部の豪華さには驚かされます。 -
午後は、ナポリから30分強のカゼルタ宮殿
ここは、ブルボン家の豪壮な王宮と庭園 -
ヴェルサイユ宮殿からヒントを得た王宮庭園
前方に見えるのが宮殿、その距離3km。
ここまでは、ミニバスを利用しましたが、帰りは見学をしながら徒歩で戻りました。 -
29日 ナポリ09:10発の長距離バスで13:45マテーラ着
洞窟住居「サッシ」の街 マテーラです。
洞窟の街といえば、トルコのカッパドキアを思い出しますが、かなり異なります。
ただ、どちらの街も非日常と言う感じ。
ランフランキ宮殿脇の展望台からドゥオーモ側(サッシ・バリサーノ)を撮影 -
その少し東南から、有名な洞窟教会マドンナ・デ・イドリス教会を撮影
-
翌日 30日も午前中はマテーラ散策を続けましたが、12時にタクシーでアルベロベッロに移動。
南イタリア旅行のパンフレットには必ずでてくるトゥルッリの写真。
1枚目は、ポポロ広場付近の展望台からトゥルッリ群を -
2枚目は、トゥルッリ1000戸のリオーネ・モンティ地区の写真
ここには、レストラン、お土産屋さんが多数あります。
ところで、マテーラもアルベロベッロも南イタリアの東玄関バーリからは電車で1時間半。
しかし、電車の本数が少ないことや、2つの街を回るためには、バーリへ戻る必要があるなど、個人旅行者にとっては、この有名観光地を回るのは意外と大変です。そこへ行くとツアーはバスで回りますので楽でしょう。
しかし、逆に言うと、この街に、どのような経路で入り、次にどこの街へ行くか 個人旅行の企画の楽しさです。 -
7月1日観光最後の日
アルベロベッロ周辺の3都市を巡りました。
まずは、アルベロベッロから2駅隣のマルティーナ・フランカへ
ここは、バロック建築が有名で、写真は、その代表的なサン・マルティーノ教会。ファサード(建物の正面)の彫刻が豪華、これもゴシック建築の特徴です。 -
マルティーナ・フランカから隣街のチステルニーノへタクシーで移動
ここは、「白い迷宮」
細い道がいくつもあり、白い家が連なっています。 -
そして、3都市目は、アルベロベッロとマルティーナ・フランカの間にあるロコロトンドへタクシーで移動
ここも白い街で有名です。
旧市街の入口にあるかわいらしい時計塔。
バロック様式(壁の装飾)の建物(左側)とこの地方独特の石灰岩で作られた建物(右側)とのコントラストが美しい。
以上で11泊(機内泊1含む)12日間、実質9日間の観光をまとめてみました。 -
最後に、私の選んだ南イタリア旅行でのベストスリー(当然のことですが、実際に今回観光をしたところから選びました)。
第1位 洞窟住居の街 マテーラ
第2位 アマルフィ海岸からひとつ。ポジターノの高台での散策
第3位 プロチダ島の高台から望むコッリチェッラの浜
以上です。
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