2015/06/23 - 2015/06/23
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無知無謀さん
2015年06月22日(月曜日)から07月03日(金曜日)まで11泊12日(機内泊1)で、個人手配による夫婦の南イタリアの旅を楽しんできました。
最近は、イスラム旅行の安全面、中国・韓国旅行の不人気から、旅行対象が絞られているのではないでしょうか?
さて本旅行記は11本の観光編と2本の総集編、番外編で構成しています。
ところで、今回の旅行を終えて、観光以外の印象、気のついた点を3点上げておきます。
① 意外でしたが、南イタリアでは英語が通じない。私達も拙い英語レベルですが、それ以上に通じない。北イタリアとは異なります。
② しかし、南イタリアの方は非常に親切。言葉以外で必死にコミュニケーションをとっていただける。
③ 今回も書籍「地球の歩き方2014/2015」にはお世話になりましたが、意外と情報が古い。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさとフリー旅行の失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2015年6月23日火曜日
本日は、プロチダ島への観光後、ポンペイへ行きます。
前回の旅行でカプリ島へ行きましたし、幸いにも、青の洞窟にも入れました。
そこで、今回の旅行で選んだ島はプロチダ島。
ところで宿泊したスターホテル・テルミヌス、駅前のビジネスホテルかもしれませんが、4つ星ホテルであり、何しろ駅前の喧騒とは無縁でした。
何しろ、駅に近い。fs線にも、地下鉄にも。バスセンターにも。 -
朝食のレストラン
メニューは十分でしたが、コーヒーのぬるいのに驚き。
日本人的な発想なら、コーヒーサーバーがあり、常時電気で温めていると思いますが、ここでは、昔ながらのポットが中央テーブルに置いてあるスタイル。
南イタリアでは、「ぬるめのコーヒー」が好まれるのかな?
エスプレッソを頼めば、熱いのかな? -
ホテルを出て、即、エスカレータで地下道へ
地下鉄1号線に乗ります。
2014/2015地球の歩き方によると、中央駅とUniversita駅間は建設中となっていますが、既に開通しています。
港までバス、トラム、タクシーで行く方法がありますが、今回は地下鉄を利用。 -
イチオシ
中央駅から一駅のUniversita駅で降車。
駅には芸術的なオブジェがあります。
前回の旅行でのローマの地下鉄は落書きだらけで駅も汚かったが全く異なります。 -
出口から四方を見て、さー港(ヘヴェレッロ港)、海はどっちかな?
なんとなく想像はつきますが、一応、街の人に聞いて、港へ -
しかし、チケットを買うのに一苦労。
ナポリ・ヘヴェレッロ港からプロチダ島への船は数社有り、そして、フェリー、高速船(水中翼船)があることは事前に調べ、乗船する船もほぼ決めていました。
ここで大きな思い違い。
チケットオフィスへ行けば、一つの窓口で各社の乗船券を売っているか、最悪でも各社の窓口が並んでいると思いました。
そうではありません、各社毎にビルが異なるのです。それも、ビルが隣り合っているわけではありません。
最初に向かったのは、ビルの看板を見つけたからSnav社
目的のCaremar社を聞くと右方向の赤い建物といわれました。
近くに赤い建物はありましたが、正しい赤い建物は、そこから早足で歩くこと10分強。
大変でした。
建物に入り切符窓口へ向かうと、予定していた時刻には船はありません。さー困った。
実は、建物内に2社の窓口があり、間違っていたのです。
ここに救世主。
同じ船に乗る日本人の母娘がおり、正しい切符売り場を教わりました。 -
建物の外はこんな感じです。
観光バスで降りたお客も船に乗るようです。 -
出航です。
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ヘヴェレッロ港には大型客船も多く寄航します。
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イチオシ
後方に見えるのは、サンテルモ城、サン・マルティーノ美術館かな?
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約30%の乗船率です。
カプリ島の人気と大違い、それとも、まだオンシーズンでないからかな?
8月のオンシーズンは満席かな? -
船内をもう一枚
高速船でなくフェリーを利用しました。
少し時間が多くかかりますが、フェリーですと甲板に出られます。 -
1時間でプロチダ島に到着です。
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綺麗な色の建物が並ぶプロチダ島
-
まずは、帰りの船の便の確認
14:05のポッツォーリ行き(Traghetti Line社)か14:55のナポリ行き(Caremar社)。
さすがにここでは、各社のチケットオフィスは並んでいます。
当初は15:30発のポッツォーリ行きを計画していましたが、本日は運航しません(オンシーズンのみかな)。 -
島の高台へ行くため、海岸通りに。
こんなキリスト像が。
高台へは徒歩、ミニバス、三輪タクシーがあります。
ミニバスのバス停はこの像の近くで港を出て坂道の下にありました。
ただ、バスは20分間隔と地球の歩き方に書いていましたが、実際には次のバスは30分後(40分間隔かな?)。
私達は、ナポリのチケットオフィスで知り合った母娘と4名でタクシーで。 -
タクシーで高台のサン・ミケーレ修道院あたりへ行きます。
ここは? -
左側の建物に黄色の文字
Abbazia S.Michele Arcangelo
帰国後翻訳しました。
abbazia 修道院
arcangelo 大天使
ということは、ここが修道院の入り口
実は、ここを登ったところ、受付があり、チケットがいくらいくらと言われました。当方は、、コッリチェッラの浜の絶景が見られる展望台料と勝手に解釈し、他の展望台でも見られると思いパスしました。
多分、修道院の入場料だったのでしょう? -
まずは、ティレニア海へ望む絶壁
ここは、多分、ヴァスチェッロ城。 -
少し下り、いよいよコッリチェッラの浜が見える展望台へ
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イチオシ
ここから数枚コッリチェッラの浜の写真を
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その3
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その4
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その5
ほとんど同じ写真ですいません。
現地では、この数倍、同じ写真を撮りました。 -
その6
パノラマ写真でも撮ったのですが、手元が動いてしまい、180度のところ140度位かな? -
イチオシ
コッリチェッラの浜へ下ります。
少し下ったところで一枚 -
更にもう一枚
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更に下ります。
中学生の旅行かな? 遠足かな? -
こんな小道を下り、コッリチェッラ浜へ
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到着しました。
浜に向かって数軒のレストラン -
浜から、今降りてきたヴァスチェッロ城やサン・ミケーレ修道院を撮影
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イチオシ
この島を舞台にした「イル・ポスティーノ」の写真が飾られているレストランで昼食
インターネットより
『イル・ポスティーノ』は、1994年制作のイタリア映画。 1950年代の一時期、祖国チリを追われた実在の詩人パブロ・ネルーダが、ナポリ湾のカプリ島に身を寄せた史実にもとづき、架空の漁村を舞台に物語は展開する。
この自転車、本当に映画で使ったもの? -
ちなみに、イル・ポスティーノとは郵便配達人
プロチダ島へ行くことが決まった時、この映画DVDを借りて鑑賞しましたが、社会派映画で私にとっては苦手な映画。 -
プロチダ島、体力と時間が有り余っていたら一周という案もありますが、その元気も無く、14:05発の船でポッツォーリへ行くことにしました。
タクシーで戻ろうとしましたが、この小道には流しのタクシーも無く徒歩でグランデ港へ -
この道は、グランド港沿いに平行して歩いているようで、適当なところの更に狭い道を左折すれば港に着いたはずでした。
実際には、かなり歩き、海についてから、海沿いの街をグランド港まで戻ることになりました。 -
小道に沿って高台の家が並びます。
一日に何回この階段を上り下りすることか?
通勤、通学、買い物、新聞、手紙、・・・・
今回の旅行で、徒歩でしかいけない高台の建物をここだけでなく、アマルフィ海岸、マテーラ等で多数経験します。
住民の生活はもちろん、それをサポートする仕事に従事する人(消防、郵便、宅急便?、・・・)。大変だな!!
左は各家の電気配線か? -
グランド港に到着。
-
グランデ港からポッツォーリへもフェリーで
更に乗客は少ない。 -
40分位でポッツォーリ港へ到着
何故ポッツォーリへ?
円形闘技場(ローマのコロッセオなど)を見学したいために、ここに寄ることにしたのです。
地球歩き方の地図では港から円形闘技場まで約500m
しかし、実際には1km以上あったような気がします。 -
そして、今回の旅行の第1の失敗
実は、火曜日は休園日でした。
各都市のいろいろな施設の休園日を調べその日に当たらぬよう計画を練ったはずでしたのにミスを犯しました。
ということで、何もせずナポリへ戻ります。
園外から園内を写しました。
地下鉄2号線(fs トレニタリアが運営している)でナポリ中央駅(正確には、中央駅の地下にあるガリバルディ駅)に戻ります。 -
ナポリへ戻り、ホテルに預けていたスーツケースを持ち、中央駅へ。
ホテルから駅まで100m。
近いということはいい事です。
ポンペイへ行きます。
さーここでまたまた大苦戦。
自動販売機でチケットを購入しているとうまく行かず。慣れてからわかったことだが、日本の販売機に比較すると手順の回数が多く面倒であるということだが、最初のこのときは、なかなかうまく行かない。
駅の方が来られたが、当然その方は、英語が駄目。ご親切なこと、近くの親切な英語の話せる方を掴まえて、この日本人をサポートするよう言ってくれたようです。
そしてこの親切な方の為に面倒なことに。
まず、その方が言うには、ポンペイにはfs線(国鉄)でなくヴェスーヴィオ周遊鉄道(私鉄)に乗るべきで、その駅まで案内します。
それに対して、小生は、「ポンペイ遺跡へ行くならば、遺跡入り口に近い駅のある私鉄に乗るべきだが、今日はポンペイのホテルに行きます。観光は明日です。従ってホテルのある新市街へ行くには国鉄です」(これは、地球の歩き方にも書いてあります)。
しかし、私の英語が通じないのか、私鉄の駅へ連れて行ってくれます。
日本で言うなら、国鉄の東京駅から地下鉄丸の内線の東京駅へ連れて行ってくれるようなものです。
途中、小生の言い分を何回も言いましたが、相手はわかったわかったと言いながらも、しかし私鉄が正しいとの事。途中、中央駅の方と話をしたり確認しているようでしたが、イタリア語ですので、小生の説明で確認しているか不明です。結局私鉄のチケット売り場までつれて行ってくれました。
やむを得ず、お礼を言って、その方が去ってから再び国鉄中央駅に戻りました。そして国鉄fs線でポンペイに向かいました。
実は、ポンペイへの電車に乗るのも一苦労でしたが、その件は、カゼルタへ行く時にまとめて記します。
写真はfs線ポンペイ駅です。 -
ポンペイ駅 18:30
さすがに遺跡に行くならヴェスーヴィオ周遊鉄道Pompei Scavi(Villa Misteri)駅が便利(駅の目の前が遺跡のマリーナ門)な為でしょう、閑散としています。
ところで、本当にfs線が正しかったのでしょうか?
地球の歩き方を読んで、「ホテルに行くならfs線」を信じて、ナポリでの親切な方の助言を無視したのですが、・・・。
実は、ヴェスーヴィオ周遊鉄道はTorre Annunziata駅で乗りかえ3駅目にポンペイ市街駅があります(ソレント行きを乗り変えずに行くと次の駅が遺跡入り口のPompei Scavi駅)。この駅をナポリの親切なイタリア人は言っていたのかな?
今となってはわかりません。
それにしても南イタリアでは英語が通じない。 -
ホテルにチェックイン後、ポンペイ新市街を散策。
立派なドゥオーモ(マドンナ・デル・ロザリオ聖堂)があります。 -
かばん屋さんです。
多分、観光客目当てのかばん屋さん。
日本でしたら、こんな犬がいるお店に入りますか? -
ポンペイでの宿泊はHotel Forum(写真は翌日撮影)
地球の歩き方にも掲載されている4つ星ホテル (税込み 10、140円)
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私達は他のレストランで夕食を取りましたが、ホテルにもレストランがあったようです。
それでは、明日はポンペイ遺跡見学です。
おやすみなさい。
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