2015/05/05 - 2015/05/05
159位(同エリア408件中)
Reisさん
2015年のゴールデンウィーク。せっかくの休暇を家で過ごすのももったいないと思いどこかへ1泊で出かけることにしました。しかしさすがにホテルの予約ができず行先を決めかねていましたが、直前にも関わらず静岡県島田市のビジネスホテルの予約がとれました。そこで行先を静岡に決定。何ヶ所か行ってみたい場所をピックアップし大まかに予定を立てました。
2日目は宿泊先の島田を出発し金谷へ移動。大井川鉄道で千頭まで行って引き返しました。いくつかの駅で途中下車して周辺を散策しました。
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【2015年5月5日】
翌日、幸運にも前日まで降っていた雨はやみました。ホテルで食事を取ったらすぐにチェックアウト。島田駅から東海道線で一駅先の金谷へ向かいます。そしてここから大井川鉄道の電車で大井川をさかのぼり千頭へ向かいます。
しかしそのまま千頭へ行くのではなく最初の目的地は塩郷という駅。ここには長い吊り橋があるのです。何度か途中下車をするので大井川鉄道の「大井川自由キップ」というフリー乗車券を購入。2日間有効で3650円。ちなみにこれ結果的には元を取ることができませんでした。金谷駅 駅
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古びた電車の乗って大井川の長閑な風景を眺めつつ45分。塩郷に到着しました。
塩郷駅は大井川に面した小さな無人駅。駅のすぐ近くに吊り橋が線路、並行する道路、そして大井川をまたいでいます。思った以上に高さがあり高所恐怖症気味の私は渡れるかどうか不安を感じました。
しかし、せっかくここまできたのだからわたってみることにしました。前を歩く2人ははしゃいで橋の上で記念写真を撮ったりしていますが、そのたびに橋が揺れちょっと腹が立ってきましたが、何事もないように装いなんとか橋を渡りきりました。実はかなり怖かったのです。塩郷の吊り橋 名所・史跡
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大井川の対岸には茶畑が広がっています。私はそこで何をするわけでもなくただのんびりと景色を眺めていました。
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再び吊り橋を渡って駅へ戻るのが近道なのは間違いありませんが、もう怖い思いはしたくないのでかなり遠回りをして少し上流の塩郷ダムの上を通る道路で対岸へ渡りました。
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塩郷駅へ向かう途中でちょうどSL急行が通りかかりました。後ろにレトロな電気機関車がつないであったと思います。
塩郷駅 駅
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塩郷駅から再び大井川鉄道の電車に乗り終点の千頭に到着。大井川鐵道はここからさらに先に別の路線があり上流の井川ダムまで行くことができますが今回はここで引き返します。折り返しの列車を待つ間、駅構内を見学してみると何やらユニークな機関車が止まっています。前面に顔のあるこの機関車はかなり不気味。小さい子供が見たら泣き出すのではないでしょうか。
千頭駅 駅
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千頭駅のホーム。レトロなホームと古い客車と電車の組み合わせ。ここだけ切り取ってみれば昭和にタイムスリップしたかのようです。
千頭駅 駅
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千頭駅でしばらく過ごしたら折り返しの電車に乗ります。大井川鐵道は本数が少ないのが旅行するうえでの悩みどころ。どうしても時間に縛られてしまいます。またこの時期は電車もかなり混んでいます。
途中の田野口駅で下車。周辺を歩いてみることにします。田野口駅は無人駅ですがここもまたレトロファンにはたまらない木造駅舎があります。田野口駅 駅
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田野口駅周辺は民家も少ないところですが近くにかかる橋を渡った対岸に町があります。のんびりしたところですが特に見どころがあるわけではありません。大仏のある智満寺という寺があるようですが歩くと少し遠く時間も気になるので諦めました。
それよりも空腹に耐えられずどこかに食事のできる店はないのか探しますが、なかなか見つかりません。そしてようやく1軒の店を見つけました。さか希 グルメ・レストラン
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「さか希」という店。周辺に店がほとんどないこともあり結構客が入っています。この店は蕎麦屋のようですが丼物もあります。相当空腹でしたのでかつ丼をオーダーしました。おいしかったです。
さか希 グルメ・レストラン
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空腹を満たし再び歩き始めます。道路の左手には大井川の雄大な流れが広がります。目指す下泉駅はまだ先です。
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再び大井川を渡りしばらく歩いたところに下泉駅がありました。ここも無人駅で古い木造の駅舎がひっそりと建っています。ここから電車で川根温泉笹間渡駅まで移動します。
下泉駅 駅
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川根温泉笹間渡駅で下車。時間があれば温泉に行ってみたいのですが、残念ながら今回は駅を降りるだけ。ここで下車した目的は次にやってくるSL急行に乗車することです。川根温泉笹間渡は無人駅ですがSL急行の急行券は先ほど千頭駅で購入済みでした。
駅を降りてしばらするとどこからか団体さんがやってきました。彼らも次のSLに乗車するようです。静かだった駅はたちまち賑やかになりました。
さて時間になり千頭方面からSLがやってきました。駅のホームに入りきらない7両の客車をつないでいます。私の席は最後尾の車両でしたのでホームに入り切っておらず別の車両から乗って車内で移動しました。川根温泉笹間渡駅 駅
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車内は満員でした。家山駅を出たあたりでは車窓から川をまたいだこいのぼりが見えました。このこいのぼりは約30年前から始められ川根の春の風物詩となっていたそうですが、最近中止していたものを地域おこしに取り組む川根町の若者有志が中心となり久しぶりに復活させたそうです。
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手ぶれしてしまいましたが、こちらが社内の様子。木造の車内、網棚、照明に昭和、いや戦後という言葉を感じさせます。実際、この車両は映画やドラマのロケに使用されるようです。この大井川鐡道はSLが注目されていますが、こういう古い客車や鄙びた駅の雰囲気、レトロな木造駅舎など魅力にあふれています。
なお、昭和生まれの私は、過去にこういう木造の車両に何度か乗った記憶があります。
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SLの終点、新金谷で下車。ここから1駅先の金谷へ行く電車と接続がありましたが、ここは敢えて下車して徒歩で金谷を目指します。途中は宿場町の雰囲気をわずかながら感じることができる街並みです。ただ古い建物はほとんど残っていません。
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金谷駅の少し先には旧東海道の石畳があります。かつて金谷から牧之原へのぬかるむ坂道を歩きやすくするために石畳が敷かれていたとのこと。現在の石畳は平成3年に復元されたものだとそうですが、旧東海道の雰囲気を感じることができます。
私は坂道を登る間に蒸し暑さに気分が悪くなりそうになったので無理せず引き返しました。 -
石畳から金谷駅へ戻る途中、駅を見渡せる場所がありました。これで今回の小旅行は終わりです。これから東海道線で静岡へ向かい静岡から新幹線で東京へ戻ります。
終わり
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旅行記グループ 2015年5月 静岡、大井川
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