コロニアル回顧録 シンガポール03_2015

2015/06/11 - 2015/06/16

シンガポール３日目。
今朝は本降りの雨。
熱帯に注ぐ雨粒に寂しさは無く、むしろ自然の豊かさを五感で感じられて好き。
まあ、せっかくなのでカペラシンガポール最終日なので、チェックアウトまでのんびり過ごそう。
あっ！といことはランチは大好きなCASSIAでパーソナルアシスタントがお勧めしていた「北京ダック」を食べてみる事に♪
そして、なに・・・これ・・・相当美味しいんですけど！そして優雅なプレゼンテーションも素敵。うわ〜やっぱりCASSIA凄すぎる♪

そして夕方からはシティのパークロイヤル・オン・ピッカリングへ引っ越し。
金融街の真ん中に、突如現れる森。
えっつ！？これホテルなの！ビックリ！何これ！？凄っ！

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

日の出の頃。一面の雨で海峡はホワイトアウト。
打ちつける雨音が心地よく、まどろみの朝。

CAPELLA SINGAPORE では毎日新鮮なフルーツが補充される。
ドランゴンフルーツやローズアップルにマンダリンオレンジ等。
小さなリンゴも食べやすくて、甘くて美味しい〜。

ターンダウンのお菓子はこれ。
味はベビースターのようだが、おいしくて止まらない・・・。

今朝は雨なのでプールは入れないかな・・・

初日の美味しさが忘れられず再びCASSIAへ。
昨日のミンジャンのリベンジも兼ねて、もちろん「北京ダックを注文」♪
レストランのスタッフもお勧めだというので期待だ！

テラスのコロニアルな雰囲気も良いが、中は生花が飾られゴージャスな感じ。
お通しはナッツの飴掛け。

今日は北京ダックがメインなので点心は軽めに３品。
まずは、大根餅の中華腸詰めと海老、ホタテのXO醤炒め。
うう〜美味い。やっぱりCASSIAは素材が良い。
ぷりっぷりっの海老と特大ホタテにもっちり大根餅が良く合う。

Wok-fried Carrot Cake with Chinese Sausage,Prawn,Scallop in X.O Sauce.10.8SGD(2persons)

続いては、メロとチーズの湯葉包み揚げ。
初日の美味しさが忘れられず・・・でも今回まずかったらどうしよう・・・
期待と不安の一口。
おぉ〜美味い♪サクッ♪
サラッ♪うわっ！やっぱり軽いね〜
２回食べても美味しいということは、やはりいい腕してる。　


Deep-fried Beancurd Roll with Chilean Sea Bass and Cheese. 8.8SGD(4pcs)

定番の海老蒸し餃子

ここのプリプリでゴロゴロした海老蒸し餃子。
もはや余裕の美味さ。

今日は日曜日という事もあり、見渡すと子連れやカップルが多い。
満席の合間を縫うように動く給仕は見ていて安心感がある。

Steamed Har Gau, Prawn Dunpling　8.8SGD(4pcs)

そして来た来た♪
レトロな台に乗せられて「北京ダック」が登場。

おっ！これで半羽！？
まるまる太っていて、皮は琥珀色の光沢を放ち、見るからにパリっとしていそうだ。
お披露目が済むと、早速、スタッフが皮を薄くスライスに取りかかる。

Peking Duck in Hong Kong Style 34SGD(half)

SECOND SERVING
・Stewed Ee-Fu Noodles with Shredded Duck
・Fried Rice with Diced Duck Meat

おっ！左手の槍？これ一つで北京ダックを支えながら、大きな中華包丁を使って器用に皮を取り分けていく。

お皿の上で見事にさばかれていく。
これなら直接触れないのでゴム手袋もいらないね♪
すごい綺麗！レストランの給仕係がこのレベルというのは驚き！

カシア レストラン 中華

器用に回転させながら薄〜く皮だけが切り取られていく。。。

さあ好物の北京ダックを頂く。見た目に香ばしい小麦の皮と先程のダックの皮・・・
パリッツ！ジュワ〜〜。美〜味〜し〜い♪
うわ〜これだけ美味しいのは台北にあるシャーウッドの「怡園」以来だ！

プレゼンテーションも完璧で流石の一言！
２通り目は麺か炒飯か聞かれるが、だいぶお腹も満たされていたので、炒飯にしてテイクアウトにして頂いた。

2日目前に初めて来たとは思えない愛着。
居心地の良さは別格で、チェックアウトしていく他のゲストにもなんだか笑みが溢れている。
これが風水の力なのか？歴史の安堵感なのか？アジア最南端にこんな素敵なホテルがある事は忘れない。

さて、CAPELLAを後にセントーサ島から１５分程。
クラークキーとチャイナタウンの間、金融街のど真ん中に突如現れる森！？
次の宿泊先はこちらPARKROYAL on Pickering
高層階まで青々と植物が生い茂る姿は独特だ。

現代的でありながら、なんだかミッドセンチュリーデザインを彷彿とさせる。

ロビーのデスクではビジネスマンが何やらお仕事。
そんな姿もここでは様になる。

先程のCAPELLAとは流れる時間が全く違う。なんだか浦島太郎の気分だ。

そうそう、今回のシンガポールのホテル予約では、Expediaなどの王道予約サイトの他、高質ホテルが中心のSplendia.com、タイにめっぽう強いAgoda.com、小規模ラグジュアリーホテルのSLHなど、かなりの予約サイトを比較した。
結局価格に関してはホテルHPのスペシャルオファーが一番安く、レギュラープロモーションが予約サイトの最低価格と同じところが多いようだった。

ウェルカムライムジュース。
行き交う人々の熱気、オシャレな雰囲気にちょっと興奮。

サンデーブランチのビュッフェはとっても綺麗、お腹一杯なのに食欲をそそる。。。

一つ一つとても丁寧につくられており好感触！
ただのデザインホテルではないようだ。

ケーキもこんな感じ。

だいぶ遅い時間なので、シーフードも残りわずか。
ただ、ロブスターはデカいぞ！

さて、お部屋はこちら。
おぉ〜壁一面が窓。明るいウッド調の内装でより広々と感じる。
プレミアルームのキングサイズベット。高層階をリクエスト（No.1120）
目の前はクラークキー。マリーナのフラトンあたりまで一望できる。

唯一残念なのはプレミアルームには何故がバスタブ付きの部屋が無い。
まあ事前に分かっていたので、その分プールを楽しもうと思っていた。

日本の壁面緑化・屋上緑化がヤワに思えるぐらい、これでもかと熱帯の草木が生い茂る。建物を飲み込むようにツタ植物が垂れ下がり、なんだか凄い生命力だ。
人工的な硬質建築物というより、本格ボタニカルな感じだ。

それもそのはずで、政府が実施する環境配慮型建築物の認定制度の最高峰プラチナ賞を受賞しており、持続可能な環境配慮型ホテルとして今最も注目されているホテルだ。

植物に囲まれ、お昼寝も気持ちよい？

下から見上げると、森が浮き上がっているかのようなデザイン。
ここまでやるか〜凄い！

さあ、夕方の街を散策だ♪
まずはアラブ街のHaji Laneへ。タクシーはビーチロードを通り５分程。
お目当てのコロンビアの手作り鞄を探しに行く。
夕暮れ時はちょっと怪しい雰囲気が漂う。

この通り、結構オシャレなお店が多い。
無国籍な感じのお店とか。

ヨーロッパぽいお店とか。

ニューヨークぽい雑貨屋とか。

ありました、こちらKolombiana。
そのままコロンビアの手作り鞄やアクセサリーのお店。
鮮やかな色使いがお洒落。

こちらは１本となりのアラブストリート。
テーブルも出て賑わう。

なんだか混雑しているな〜。
おっ！偶然行きたかったテ・タリ屋さんを発見。

必殺の滝流し。

１滴もこぼさず・・・

出来た！どや顔 www

コンデンスミルクの入った甘いアイスミルクティー。
とってもマイルドで美味しい。

ぶらぶらと街歩きを楽しむ。

お腹も空いてきたのでタクシーでクラークキーへ移動。

どうしても行きたかったのはこちらSong Fa Bak Kut Teh（松發肉骨茶）
もともとは港湾労働者の朝ご飯だったそうだが、今では一日中食べられており、夜でも満席。

バクテーは豚のスペアリブとにんにくの胡椒味のスープで、とってもシンプルなだけに実は味の差も出やすいとの事。

行列をすり抜けて店員さんに持ち帰りというと、慣れた感じで先に注文をとってくれた。バクテーと角煮、菜の花の炒め物をオーダー。
炒め物は念のためオイスターソースを使わない味に変更してもらった。
お客さんの幸せそう〜な感じ、店員のこなれた感じに期待高まる♪
これは間違いなく美味そうだ。

ピッカリングの良さはこの立地。
クラークキーのSong Fa Bak Kut Teh本店から徒歩１０分圏内。
熱々のまま持ち帰りもできる。

ホテルの車寄せ部分。
宙に浮く森の下部分、地層をデザインした入り口。
凄いスケール感だ！

ピッカリング５階プール部分からの眺めがこれまた秀逸。

森にちなんでトリカゴ風カバナ。
ここまでこだわり尽くされると気持ちいい。

ひんやりクリアな水質。
都会の輝きに流れ落ちるインフィニティープール。

頭上は地層とボタニカル。
プールに浮遊するとまるで空に浮かぶようで一層幻想的。
ふわふわ~

テイクアウトのSong Fa Bak Kut Teh（松發肉骨茶）とCASSIAの北京ダック炒飯。
品の良い味付けに箸が進む。
特にバクテーと菜の花の炒めは娘も気に入ったようで、バクバク食べる（笑）

今宵は持参したスパークリングと煌めく夜景を楽しむ。
あぁ〜バクテーのニンニクにスパークリングワインが進む進む・・・
明日は朝からZooだzzz...