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大塚国際美術館は、徳島県鳴門市にある陶板複製画を展示した博物館。大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年に開設され、運営は一般財団法人大塚美術財団。展示されている作品は、大塚グループの大塚オーミ陶業が開発した特殊技術によって、世界中の名画を陶器の板に原寸で焼き付けたもの。オリジナルの収集に拘るのではなく自社技術を用いてふんだんに作品を複製、展示するという構想は、企業の文化事業としての私立美術館の中でも非常に特異な試みといえる。<br /><br />美術教育に資するべく、作品は古代から現代に至るまで極めて著名、重要なものばかりを展示しており、これらを原寸大で鑑賞することでその良さを理解し、将来実物を現地で鑑賞して欲しい、との願いが込められている。陶板複製画は原画と違い、風水害や火災などの災害や光による色彩の退行に非常に強く、約2,000年以上にわたってそのままの色と形で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献すると期待されている。 この特徴を生かし、大塚国際美術館では写真撮影が可能であったり、直接手を触れられたり、さらには一部作品を屋外に展示していたりする。(Wikipedia参照)<br /><br />大塚国際美術館は私は2008年に続いて2度目、カミさんは初めてである。6月21日(日)は美術館鑑賞としては勿体ないような好天に恵まれ、10:30から16:30まで、たっぷり6時間、世界の名画の陶版画を鑑賞するが、それでも最後の現代は駆け足になってしまったので、本気で行く人は近くのホテルなどに宿泊して朝一番に訪れることをお勧めしたい。<br /><br />トップの写真は、モナリザのクローズアップ。ルーブル美術館にある本物は過去に2度見ているのだが、人混みや防弾ガラスで良く見えなかったり、ガラスの反射できれいに撮れなかった。しかし、ここなら見放題、撮り放題、そして、さわり放題?である。<br />

2015年 大塚国際美術館は世界の名画が撮り放題!さわり放題?

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2015/06/21 - 2015/06/21

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chiaki-k

chiaki-kさん

大塚国際美術館は、徳島県鳴門市にある陶板複製画を展示した博物館。大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年に開設され、運営は一般財団法人大塚美術財団。展示されている作品は、大塚グループの大塚オーミ陶業が開発した特殊技術によって、世界中の名画を陶器の板に原寸で焼き付けたもの。オリジナルの収集に拘るのではなく自社技術を用いてふんだんに作品を複製、展示するという構想は、企業の文化事業としての私立美術館の中でも非常に特異な試みといえる。

美術教育に資するべく、作品は古代から現代に至るまで極めて著名、重要なものばかりを展示しており、これらを原寸大で鑑賞することでその良さを理解し、将来実物を現地で鑑賞して欲しい、との願いが込められている。陶板複製画は原画と違い、風水害や火災などの災害や光による色彩の退行に非常に強く、約2,000年以上にわたってそのままの色と形で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献すると期待されている。 この特徴を生かし、大塚国際美術館では写真撮影が可能であったり、直接手を触れられたり、さらには一部作品を屋外に展示していたりする。(Wikipedia参照)

大塚国際美術館は私は2008年に続いて2度目、カミさんは初めてである。6月21日(日)は美術館鑑賞としては勿体ないような好天に恵まれ、10:30から16:30まで、たっぷり6時間、世界の名画の陶版画を鑑賞するが、それでも最後の現代は駆け足になってしまったので、本気で行く人は近くのホテルなどに宿泊して朝一番に訪れることをお勧めしたい。

トップの写真は、モナリザのクローズアップ。ルーブル美術館にある本物は過去に2度見ているのだが、人混みや防弾ガラスで良く見えなかったり、ガラスの反射できれいに撮れなかった。しかし、ここなら見放題、撮り放題、そして、さわり放題?である。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
3.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 6/21<br /><br />7:30にドーミーイン倉敷を出発、早島ICから瀬戸中央道へ入り、瀬戸大橋を渡って坂出JCから高松道。後は一本道で鳴門北ICを目指したのだが、安物のナビのせいで(自分の設定も悪かったのだが、とりあえずナビのせいにする(^^;; )途中2回も下道に下ろされタイムロス。2時間で着くはずが3時間要してしまった。写真は大塚国際美術館の正面玄関、駐車場は海沿いにあり、美術館まで無料のシャトルバスが連絡している。<br />

    6/21

    7:30にドーミーイン倉敷を出発、早島ICから瀬戸中央道へ入り、瀬戸大橋を渡って坂出JCから高松道。後は一本道で鳴門北ICを目指したのだが、安物のナビのせいで(自分の設定も悪かったのだが、とりあえずナビのせいにする(^^;; )途中2回も下道に下ろされタイムロス。2時間で着くはずが3時間要してしまった。写真は大塚国際美術館の正面玄関、駐車場は海沿いにあり、美術館まで無料のシャトルバスが連絡している。

  • 窓口で3240円、前売りで3100円!という結構な値段のチケットを入り口のお姉さんにモギッてもらってから、この長ーいエスカレーターを登る。(帰路撮影)<br />

    窓口で3240円、前売りで3100円!という結構な値段のチケットを入り口のお姉さんにモギッてもらってから、この長ーいエスカレーターを登る。(帰路撮影)

  • エスカレーターを降りて駐車場カードに刻印してから建物に入ると(ただしここは地下3階)、いきなり現れるのがシスティーナ礼拝堂。(写真は地下2階の渡り廊下から撮影)<br />

    エスカレーターを降りて駐車場カードに刻印してから建物に入ると(ただしここは地下3階)、いきなり現れるのがシスティーナ礼拝堂。(写真は地下2階の渡り廊下から撮影)

  • 「最後の審判」はミケランジェロがローマ法王クレメンス7世に制作を命じられ、1541年に5年の歳月をかけて完成した巨大なフレスコ画。<br />

    「最後の審判」はミケランジェロがローマ法王クレメンス7世に制作を命じられ、1541年に5年の歳月をかけて完成した巨大なフレスコ画。

  • 審判開始のラッパを吹き鳴らす怖そうな天使達、そして二人の天使がかざす名簿には天国行き(左・薄い)と、地獄行き(右・厚い)の者の名前が書かれている。<br />

    審判開始のラッパを吹き鳴らす怖そうな天使達、そして二人の天使がかざす名簿には天国行き(左・薄い)と、地獄行き(右・厚い)の者の名前が書かれている。

  • キリスト教の教えにある「世界最後の日」には墓に葬られた死人達が蘇り、キリストの裁きを受けた後、ある者は天国へ・・・<br />

    キリスト教の教えにある「世界最後の日」には墓に葬られた死人達が蘇り、キリストの裁きを受けた後、ある者は天国へ・・・

  • ほとんどの者は地獄へ・・・・<br />

    ほとんどの者は地獄へ・・・・

  • 右下に蛇に大事なところを食いつかれている男がいるが、バチカンの儀典長だそうだ。この画は裸体が多く、儀典長からこの点を非難され、「着衣をさせよ」という勧告が出された。ミケランジェロはこれを怨んで、地獄に自分の芸術を理解しなかった儀典長を配したそうだ。<br />

    右下に蛇に大事なところを食いつかれている男がいるが、バチカンの儀典長だそうだ。この画は裸体が多く、儀典長からこの点を非難され、「着衣をさせよ」という勧告が出された。ミケランジェロはこれを怨んで、地獄に自分の芸術を理解しなかった儀典長を配したそうだ。

  • 中央に仁王立ちしているキリスト。隣にはマリア。周囲にいるのは弟子達だが、マリア以外は皆、筋骨隆々のたくましい体をしている。<br />

    中央に仁王立ちしているキリスト。隣にはマリア。周囲にいるのは弟子達だが、マリア以外は皆、筋骨隆々のたくましい体をしている。

  • 次に天井画を見ていきたい。これらの天井画はミケランジェロが1508-1512年にかけてにユリウス2世の半ば脅迫により作成したフレスコ画で、旧約聖書創世記の物語が描かれている。物語の順番にUPしてみよう。<br /><br />最初の画は『光と闇の分離』

    次に天井画を見ていきたい。これらの天井画はミケランジェロが1508-1512年にかけてにユリウス2世の半ば脅迫により作成したフレスコ画で、旧約聖書創世記の物語が描かれている。物語の順番にUPしてみよう。

    最初の画は『光と闇の分離』

  • 『太陽、月、植物の創造』

    『太陽、月、植物の創造』

  • 『大地と水の分離』

    『大地と水の分離』

  • 『アダムの創造』 <br /><br />システィーナ礼拝堂の天井画の中で最も有名な画。映画「十戒」のイントロにも出てきましたね。<br />

    『アダムの創造』 

    システィーナ礼拝堂の天井画の中で最も有名な画。映画「十戒」のイントロにも出てきましたね。

  • 『イブの創造』

    『イブの創造』

  • 『原罪と楽園追放』

    『原罪と楽園追放』

  • 『ノアの燔祭』

    『ノアの燔祭』

  • 『大洪水』<br /><br />ウィーンへ向かうオーストリア航空の中で見た「ノア」を思い出す。<br />

    『大洪水』

    ウィーンへ向かうオーストリア航空の中で見た「ノア」を思い出す。

  • 『ノアの泥酔』

    『ノアの泥酔』

  • 美男美女ミュージアム杯だそうだ。<br />

    美男美女ミュージアム杯だそうだ。

  • エルグレコの「祭壇画大衝立」だが、現在はバラバラになっており、プラド美術館などに展示されている。大塚国際美術館ではもともとあった形に再現しているが、額だけでもそうとうな金額と思われる。<br />

    エルグレコの「祭壇画大衝立」だが、現在はバラバラになっており、プラド美術館などに展示されている。大塚国際美術館ではもともとあった形に再現しているが、額だけでもそうとうな金額と思われる。

  • エル・グレコ「オルガス伯の埋葬」 トレド、サントメ教会 1586-1588<br /><br />以降 作者名 「作品タイトル」 作品のある場所 制作年 簡単な説明(あれば)を添付します。<br />

    エル・グレコ「オルガス伯の埋葬」 トレド、サントメ教会 1586-1588

    以降 作者名 「作品タイトル」 作品のある場所 制作年 簡単な説明(あれば)を添付します。

  • ヤン・フェルメール 「デルフトの眺望」 ハーグ、マウリッツハイス美術館 1660年頃<br />

    ヤン・フェルメール 「デルフトの眺望」 ハーグ、マウリッツハイス美術館 1660年頃

  • ヤン・フェルメール 「牛乳を注ぐ女」 アムステルダム国立美術館 1660年頃<br />

    ヤン・フェルメール 「牛乳を注ぐ女」 アムステルダム国立美術館 1660年頃

  • 作者不明 「聖マルタン聖堂」 フランス、ノアン=ヴィック村 12世紀前半<br />

    作者不明 「聖マルタン聖堂」 フランス、ノアン=ヴィック村 12世紀前半

  • 同、拡大 中世の芸術はこんなもの・・・ルネッサンスを待つしかないかも。<br />

    同、拡大 中世の芸術はこんなもの・・・ルネッサンスを待つしかないかも。

  • 作者不明 「秘儀の間」 ポンペイ 紀元前70-50頃 <br /><br />本物を見ているがこんなに赤が鮮やかだったとは。<br />

    作者不明 「秘儀の間」 ポンペイ 紀元前70-50頃 

    本物を見ているがこんなに赤が鮮やかだったとは。

  • ジョット・ディ・ボンドーネ 「スクロヴェーニ礼拝堂」 イタリア、パドヴァ 1304-05年頃<br /><br />天井のブルーが美しい。映画「華麗なる激情」にミケランジェロがユリウス2世から天井画の作成を命令されるシーンがあったが、システィーナ礼拝堂も以前はこのようなブルーだったらしい。<br />

    ジョット・ディ・ボンドーネ 「スクロヴェーニ礼拝堂」 イタリア、パドヴァ 1304-05年頃

    天井のブルーが美しい。映画「華麗なる激情」にミケランジェロがユリウス2世から天井画の作成を命令されるシーンがあったが、システィーナ礼拝堂も以前はこのようなブルーだったらしい。

  • 最後の審判の壁画なのだが、地獄の鬼が落ちてきた人間を食らって、そのまま排泄している。<br />

    最後の審判の壁画なのだが、地獄の鬼が落ちてきた人間を食らって、そのまま排泄している。

  • 私の記憶が合っていればキリストを売ったユダの末路らしい。<br />

    私の記憶が合っていればキリストを売ったユダの末路らしい。

  • 作者不明 「最後の晩餐」 ラヴェンナ、サンタポッリナーレ・ヌオーボ聖堂 5世紀末-6世紀初頭<br /><br />最後の晩餐も中世はこんな感じ。魚が皿に乗っているが、弟子には漁師が何人かいたね。<br />

    作者不明 「最後の晩餐」 ラヴェンナ、サンタポッリナーレ・ヌオーボ聖堂 5世紀末-6世紀初頭

    最後の晩餐も中世はこんな感じ。魚が皿に乗っているが、弟子には漁師が何人かいたね。

  • 11:30になったので、混雑を避けるため 1階にある「レストラン・ガーデン」へ<br />

    11:30になったので、混雑を避けるため 1階にある「レストラン・ガーデン」へ

  • 注文したのは「最後の晩餐」なるオリジナルメニュー。魚、肉、そしてパンとワインが付いていた。パンはキリストの体、ワインはキリストの血だったね。<br />

    注文したのは「最後の晩餐」なるオリジナルメニュー。魚、肉、そしてパンとワインが付いていた。パンはキリストの体、ワインはキリストの血だったね。

  • 食後、ガーデンに出てレストランのあった建物をパチリ。<br />

    食後、ガーデンに出てレストランのあった建物をパチリ。

  • てすりの下には瀬戸内海と港と、この後行く睡蓮の間が見えた。<br /><br />お昼を食べてエネルギー充填後は再び地下3階へ戻り、紀元前の芸術を鑑賞。<br />

    てすりの下には瀬戸内海と港と、この後行く睡蓮の間が見えた。

    お昼を食べてエネルギー充填後は再び地下3階へ戻り、紀元前の芸術を鑑賞。

  • 作者不明 「獅子狩り」 ギリシャ、ベラ ベラ考古学博物館 BC330-300年頃<br />

    作者不明 「獅子狩り」 ギリシャ、ベラ ベラ考古学博物館 BC330-300年頃

  • 作者不明 「アレクサンダー・モザイク」 ポンペイ ナポリ考古学博物館 BC100年頃<br />

    作者不明 「アレクサンダー・モザイク」 ポンペイ ナポリ考古学博物館 BC100年頃

  • アレキサンダー大王のUP 陶版画のヒントはこの辺にもあったかも。<br /><br />この後エスカレータで地下2階ルネッサンス・バロックのフロアへ上がる。<br />

    アレキサンダー大王のUP 陶版画のヒントはこの辺にもあったかも。

    この後エスカレータで地下2階ルネッサンス・バロックのフロアへ上がる。

  • フラ・アンジェリコ 「受胎告知」 フィレンツェ、サンマルコ美術館 1440年代後半<br />

    フラ・アンジェリコ 「受胎告知」 フィレンツェ、サンマルコ美術館 1440年代後半

  • サンドロ・ボッティチェッリ 「受胎告知」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1489年<br />

    サンドロ・ボッティチェッリ 「受胎告知」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1489年

  • フィリッポ・リッピ 「受胎告知」 フィレンツェ、ロレンツォ聖堂 1430年代末<br />

    フィリッポ・リッピ 「受胎告知」 フィレンツェ、ロレンツォ聖堂 1430年代末

  • レオナルド・ダ・ヴィンチ 「受胎告知」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1473年頃<br />

    レオナルド・ダ・ヴィンチ 「受胎告知」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1473年頃

  • 大天使ガブリエルのUP

    大天使ガブリエルのUP

  • マリアのUP

    マリアのUP

  • ティントレット(本名:Jacopo Comin)「受胎告知」 ヴェネツィア 1582-1587年 <br /><br />以上、「受胎告知」シリーズをお届けしました。<br />

    ティントレット(本名:Jacopo Comin)「受胎告知」 ヴェネツィア 1582-1587年 

    以上、「受胎告知」シリーズをお届けしました。

  • ラファエロ・サンティ 「アテネの学堂」 ローマ、バチカン宮殿 1509-1510年<br />

    ラファエロ・サンティ 「アテネの学堂」 ローマ、バチカン宮殿 1509-1510年

  • 左がプラトン、右がアリストテレス<br />

    左がプラトン、右がアリストテレス

  • こちらを見ているのがラファエロ<br />

    こちらを見ているのがラファエロ

  • ミケランジェロ・ブエナローティ 「聖家族」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1503年頃<br />

    ミケランジェロ・ブエナローティ 「聖家族」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1503年頃

  • ラファエロ・サンティ 「美しき女庭師」 パリ、ルーブル美術館 1508年<br />

    ラファエロ・サンティ 「美しき女庭師」 パリ、ルーブル美術館 1508年

  • フィリッポ・リッピ 「聖母子と二天使」フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1457年<br />

    フィリッポ・リッピ 「聖母子と二天使」フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1457年

  • サンドロ・ボッティチェッリ 「春(ラ・プリマヴェーラ)」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1478年<br />

    サンドロ・ボッティチェッリ 「春(ラ・プリマヴェーラ)」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1478年

  • サンドロ・ボッティチェッリ 「ヴィーナスの誕生」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1485年<br />

    サンドロ・ボッティチェッリ 「ヴィーナスの誕生」 フィレンツェ、ウフィッツィ美術館 1485年

  • レオナルド・ド・ダヴィンチ 「最後の晩餐」(修復前) 現存せず<br />

    レオナルド・ド・ダヴィンチ 「最後の晩餐」(修復前) 現存せず

  • レオナルド・ド・ダヴィンチ 「最後の晩餐」(修復後) ミラノ、サンタマリア・デッレ・グラーツェ教会 1495-1498年頃<br />

    レオナルド・ド・ダヴィンチ 「最後の晩餐」(修復後) ミラノ、サンタマリア・デッレ・グラーツェ教会 1495-1498年頃

  • 描かれている人物は、左から<br /><br />バルトロマイ−イエスの言葉を聞き取ろうと立ち上がっっている。<br /><br />小ヤコブ −イエスと容貌が似ていたとされる使徒。左手をペトロの方へ伸ばしている。<br /><br />アンデレ - 両手を胸のあたりに上げ、驚きのポーズを示す。<br />

    描かれている人物は、左から

    バルトロマイ−イエスの言葉を聞き取ろうと立ち上がっっている。

    小ヤコブ −イエスと容貌が似ていたとされる使徒。左手をペトロの方へ伸ばしている。

    アンデレ - 両手を胸のあたりに上げ、驚きのポーズを示す。

  • イスカリオテのユダ - イエスを裏切った代償としての銀貨30枚が入った金入れの袋を握るとされる。<br /><br />ペテロ - 身を乗り出し、イエスの隣に座るヨハネに何か耳打ちしている。<br /><br />ヨハネ - 十二使徒のうちもっとも年少で、聖書では「イエスの愛しておられた者がみ胸近く席についていた」と記されている。中性的顔立ちと『ダ・ヴィンチ・コード』の影響からか女性と思われがちだが、そうではない。<br />

    イスカリオテのユダ - イエスを裏切った代償としての銀貨30枚が入った金入れの袋を握るとされる。

    ペテロ - 身を乗り出し、イエスの隣に座るヨハネに何か耳打ちしている。

    ヨハネ - 十二使徒のうちもっとも年少で、聖書では「イエスの愛しておられた者がみ胸近く席についていた」と記されている。中性的顔立ちと『ダ・ヴィンチ・コード』の影響からか女性と思われがちだが、そうではない。

  • この中の一人が私を裏切る、と言葉を発するキリスト。<br />

    この中の一人が私を裏切る、と言葉を発するキリスト。

  • トマス - 大ヤコブの背後から顔を出しており、体部は画面ではほとんど見えない。右手の指を1本突き立てているのは、「裏切り者は1人だけですか」とイエスに問い掛けている姿と解釈されている。<br /><br />大ヤコブ - 両手を広げ大袈裟な身振りをしている。<br /><br />フィリポ - 両手を胸にあて、イエスに訴えかけるような動作をしている。<br />

    トマス - 大ヤコブの背後から顔を出しており、体部は画面ではほとんど見えない。右手の指を1本突き立てているのは、「裏切り者は1人だけですか」とイエスに問い掛けている姿と解釈されている。

    大ヤコブ - 両手を広げ大袈裟な身振りをしている。

    フィリポ - 両手を胸にあて、イエスに訴えかけるような動作をしている。

  • マタイ、タダイ、シモンの3名は互いに顔を見合わせ、「今、主は何とおっしゃったのか」と問い掛けている風情である。イエスから離れた位置に座る彼らにはイエスの言葉がはっきりと聞こえなかったのかもしれない。(Wikipedia参照)<br />

    マタイ、タダイ、シモンの3名は互いに顔を見合わせ、「今、主は何とおっしゃったのか」と問い掛けている風情である。イエスから離れた位置に座る彼らにはイエスの言葉がはっきりと聞こえなかったのかもしれない。(Wikipedia参照)

  • レオナルド・ド・ダヴィンチ 「モナ・リザ」 パリ、ルーブル美術館 1503−1506年<br /><br />言わずと知れたルーブルの至宝。

    レオナルド・ド・ダヴィンチ 「モナ・リザ」 パリ、ルーブル美術館 1503−1506年

    言わずと知れたルーブルの至宝。

  • レンブラント・ファン・レイン 「夜警」 アムステルダム国立美術館 1642年<br />

    レンブラント・ファン・レイン 「夜警」 アムステルダム国立美術館 1642年

  • ディエゴ・ベラスケス 「ラス・メニーナス」 マドリード、プラド美術館 1656年<br /><br />お久しぶりです。

    ディエゴ・ベラスケス 「ラス・メニーナス」 マドリード、プラド美術館 1656年

    お久しぶりです。

  • 鏡に反射したフェリペ4世国王と王妃マリアナです。<br />

    鏡に反射したフェリペ4世国王と王妃マリアナです。

  • バルトロメ・ムリーリョ 「無原罪の御宿り」 マドリード、プラド美術館 1660-1665年頃<br /><br />数あるマリア画の中で、女性に最も人気のある画だそうです。<br />

    バルトロメ・ムリーリョ 「無原罪の御宿り」 マドリード、プラド美術館 1660-1665年頃

    数あるマリア画の中で、女性に最も人気のある画だそうです。

  • UPです。現代的な顔立ちが350年前の画とは思えません。<br />

    UPです。現代的な顔立ちが350年前の画とは思えません。

  • 印象派の世界へようこそ! 地下2階奥にあるのはジベルニーにあるモネの池を模した池。<br />

    印象派の世界へようこそ! 地下2階奥にあるのはジベルニーにあるモネの池を模した池。

  • ピンクの睡蓮が可憐に咲いていた。<br />

    ピンクの睡蓮が可憐に咲いていた。

  • 一本だけ、青い睡蓮があったが、これは珍しい。<br />

    一本だけ、青い睡蓮があったが、これは珍しい。

  • そして中央の島には、モネの「睡蓮」がオランジュリー美術館の屋根を取り払ったように展示されていた。2000年以上変色しない陶版画の特徴を遺憾なく発揮した展示方法である。<br /><br />この後、エスカレーターに乗り地下1階のバロック・近代のフロアへ上がる。<br />

    そして中央の島には、モネの「睡蓮」がオランジュリー美術館の屋根を取り払ったように展示されていた。2000年以上変色しない陶版画の特徴を遺憾なく発揮した展示方法である。

    この後、エスカレーターに乗り地下1階のバロック・近代のフロアへ上がる。

  • フランシスコ・デ・ゴヤ 「着衣のマハ」 マドリード、プラド美術館 1798-1800年頃<br /><br />マハとは特定の人物を示す固有の氏名ではなくスペイン語で<小粋な女>を意味する単語<br />

    フランシスコ・デ・ゴヤ 「着衣のマハ」 マドリード、プラド美術館 1798-1800年頃

    マハとは特定の人物を示す固有の氏名ではなくスペイン語で<小粋な女>を意味する単語

  • フランシスコ・デ・ゴヤ 「裸のマハ」 マドリード、プラド美術館 1798-1800年頃<br />

    フランシスコ・デ・ゴヤ 「裸のマハ」 マドリード、プラド美術館 1798-1800年頃

  • ジョン・コンスタブル 「干し草車」 ロンドン、ナショナルギャラリー <br />

    ジョン・コンスタブル 「干し草車」 ロンドン、ナショナルギャラリー 

  • フランソワ・ブーシェ 「ポンパドール夫人の肖像」 ロンドン、ウォーレス・コレクション 1759年<br />

    フランソワ・ブーシェ 「ポンパドール夫人の肖像」 ロンドン、ウォーレス・コレクション 1759年

  • ウジューヌ・ドラクロア 「民衆を導く自由の女神」 パリ、ルーブル美術館 1830年<br />

    ウジューヌ・ドラクロア 「民衆を導く自由の女神」 パリ、ルーブル美術館 1830年

  • ギュスターブ・クールベ 「エトルタの断崖、嵐の後」 パリ、オルセー美術館 1870年<br />

    ギュスターブ・クールベ 「エトルタの断崖、嵐の後」 パリ、オルセー美術館 1870年

  • エドゥアール・マネ 「フォーリー・ベルジュールのバー」 ロンドン、コートルード美術研究所 1882年<br /><br />虚実が交錯する空間の中に矛盾する実像と虚像の位置関係に、芸術とは事実の再現では無く、虚構・虚像であることを表明しているようだ。<br />

    エドゥアール・マネ 「フォーリー・ベルジュールのバー」 ロンドン、コートルード美術研究所 1882年

    虚実が交錯する空間の中に矛盾する実像と虚像の位置関係に、芸術とは事実の再現では無く、虚構・虚像であることを表明しているようだ。

  • 画の右隅の部分にビールが一本、描かれているが<br />

    画の右隅の部分にビールが一本、描かれているが

  • バス・ペール・エールという名のイギリスビールだそうだ。さきほど昼食をとったレストラン・ガーデンで、500円で飲めるそうだ。<br />

    バス・ペール・エールという名のイギリスビールだそうだ。さきほど昼食をとったレストラン・ガーデンで、500円で飲めるそうだ。

  • オーギュスト・ルノアール 「ブージヴァルのダンス」 ボストン、ボストン美術館 1883年<br /><br />女性モデルは当時17歳のシュザンヌ・ヴァラドン。ユトリロの母だが、私生児として生まれたユトリロの父親はルノアールではないかとの疑惑が今でもある。<br />

    オーギュスト・ルノアール 「ブージヴァルのダンス」 ボストン、ボストン美術館 1883年

    女性モデルは当時17歳のシュザンヌ・ヴァラドン。ユトリロの母だが、私生児として生まれたユトリロの父親はルノアールではないかとの疑惑が今でもある。

  • クロード・モネ 「印象・日の出」 パリ、マルモッタン美術館 1872年<br /><br />青年期を過ごしたノルマンディ、ル・アーブルの風景を描いた画。「印象派」の名前の由来となった作品。<br />

    クロード・モネ 「印象・日の出」 パリ、マルモッタン美術館 1872年

    青年期を過ごしたノルマンディ、ル・アーブルの風景を描いた画。「印象派」の名前の由来となった作品。

  • エドガー・ドガ 「舞台の踊り子(エトワール)」 パリ、オルセー美術館 1876年<br /><br />踊り子を描いた数あるドガの画の中で最も有名な一枚。<br />

    エドガー・ドガ 「舞台の踊り子(エトワール)」 パリ、オルセー美術館 1876年

    踊り子を描いた数あるドガの画の中で最も有名な一枚。

  • カミーユ・ピサロ 「モンマルトル大通り」 サンクト・ペテルブルク、エルミタージュ美術館 1897年<br />

    カミーユ・ピサロ 「モンマルトル大通り」 サンクト・ペテルブルク、エルミタージュ美術館 1897年

  • アルフレッド・シスレー 「ポール・マルリの洪水」 パリ、オルセー美術館 1876年<br />

    アルフレッド・シスレー 「ポール・マルリの洪水」 パリ、オルセー美術館 1876年

  • アンリ・ファンタン・ラトゥール 「バティニョールのアトリエ」 パリ、オルセー美術館 1870年<br /><br />詩人のサカリ・アストリュクの肖像画を制作中のマネを見守るのは左からオットー・ショルデラー、ルノワール、ゾラ、メートル、バジール、モネである。<br />

    アンリ・ファンタン・ラトゥール 「バティニョールのアトリエ」 パリ、オルセー美術館 1870年

    詩人のサカリ・アストリュクの肖像画を制作中のマネを見守るのは左からオットー・ショルデラー、ルノワール、ゾラ、メートル、バジール、モネである。

  • ジョルジュ・スーラ 「グランド・ジャッド島の日曜日の午後」 シカゴ、シカゴ美術研究所 1884-1886年<br />

    ジョルジュ・スーラ 「グランド・ジャッド島の日曜日の午後」 シカゴ、シカゴ美術研究所 1884-1886年

  • ジャン・フランソア・ミレー 「落ち穂拾い」 パリ、オルセー美術館 1857年<br /><br />貧しい農民を描き続けたミレーの傑作。<br />

    ジャン・フランソア・ミレー 「落ち穂拾い」 パリ、オルセー美術館 1857年

    貧しい農民を描き続けたミレーの傑作。

  • クロード・モネ 「ラ・ジャポネーズ」 ボストン美術館 1876年<br /><br />モネの代表的ジャポニズム作品。モデルは妻カミーユ、カミーユはこの3年後に32歳の若さで亡くなってしまう。<br />

    クロード・モネ 「ラ・ジャポネーズ」 ボストン美術館 1876年

    モネの代表的ジャポニズム作品。モデルは妻カミーユ、カミーユはこの3年後に32歳の若さで亡くなってしまう。

  • ポール・セザンヌ 「首吊りの家」 パリ、オルセー美術館 1873年<br /><br />セザンヌが若い頃描いた、オーベル・シュル・オワーズにある家。<br />

    ポール・セザンヌ 「首吊りの家」 パリ、オルセー美術館 1873年

    セザンヌが若い頃描いた、オーベル・シュル・オワーズにある家。

  • フィンセント・ファン・ゴッホ 「ひまわり」 1888年の作品だが現存せず<br /><br />ゴッホはアルル時代に7点の「ひまわり」を画くが、その1点が戦前の日本にあった。しかし1945年、戦禍により兵庫県芦屋市にて惜しくも焼失してしまった。しかし、2014年10月、多くの関係者の努力により陶版画として復活、ここ大塚国際美術館に展示されることとなった。<br />

    フィンセント・ファン・ゴッホ 「ひまわり」 1888年の作品だが現存せず

    ゴッホはアルル時代に7点の「ひまわり」を画くが、その1点が戦前の日本にあった。しかし1945年、戦禍により兵庫県芦屋市にて惜しくも焼失してしまった。しかし、2014年10月、多くの関係者の努力により陶版画として復活、ここ大塚国際美術館に展示されることとなった。

  • アンリ・ルソー 「田舎の結婚式」 パリ、オランジュリー美術館 1905年<br /><br />花嫁が宙に浮いているように見える。<br />

    アンリ・ルソー 「田舎の結婚式」 パリ、オランジュリー美術館 1905年

    花嫁が宙に浮いているように見える。

  • ジョン・エヴァレット・ミレイ 「オフィーリア」 ロンドン、ナショナルギャラリー 1852年<br />

    ジョン・エヴァレット・ミレイ 「オフィーリア」 ロンドン、ナショナルギャラリー 1852年

  • ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 「ベアタ・ベアトリクス」 ロンドン、テートギャラリー 1870年<br /><br />ベアトリクスとは「神曲」を書いたダンテ永遠の恋人ベアトリーチェのことで、ロセッティの亡き妻シッダルとを重ね合わせたものと思われている。<br />

    ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 「ベアタ・ベアトリクス」 ロンドン、テートギャラリー 1870年

    ベアトリクスとは「神曲」を書いたダンテ永遠の恋人ベアトリーチェのことで、ロセッティの亡き妻シッダルとを重ね合わせたものと思われている。

  • ヒュー・ゴールドウィン・リヴィエール 「エデンの園」 ロンドン、ギルドホール・アートギャラリー 1900年<br /><br />二人が何を乗り越え、何に打ち勝ってここまで来たのかは想像するしかないが、この公園が二人にとってエデンの園なのだろう。<br />

    ヒュー・ゴールドウィン・リヴィエール 「エデンの園」 ロンドン、ギルドホール・アートギャラリー 1900年

    二人が何を乗り越え、何に打ち勝ってここまで来たのかは想像するしかないが、この公園が二人にとってエデンの園なのだろう。

  • エドヴァルト・ムンク 「思春期」 オスロ国立美術館 1895年<br /><br />ムンクというと「叫び」が有名だが、こんな画も描いていたのね。<br />

    エドヴァルト・ムンク 「思春期」 オスロ国立美術館 1895年

    ムンクというと「叫び」が有名だが、こんな画も描いていたのね。

  • バルテュス(本名:Balthasar Michel Klossowski de Rola) 「美しい日々」 ワシントン、ハーシュホーン美術館 1946年<br />

    バルテュス(本名:Balthasar Michel Klossowski de Rola) 「美しい日々」 ワシントン、ハーシュホーン美術館 1946年

  • レジェ・フェルナン 「トランプ遊びをする人々」 オッテルロー、クレラー・ミューラー美術館 1917年<br />

    レジェ・フェルナン 「トランプ遊びをする人々」 オッテルロー、クレラー・ミューラー美術館 1917年

  • パウル・クレー 「アド・バルナッスム」 ベルン美術館 1952年<br />

    パウル・クレー 「アド・バルナッスム」 ベルン美術館 1952年

  • パブロ・ピカソ 「ゲルニカ」 マドリード、レイナ・ソフィア国立美術館 1937年<br /><br />腕時計を見ると16:30・・・・・・・・自分にお疲れ様。<br /><br />大塚国際美術館のことを”入館料は日本一高いし、展示品は全部偽物”という方もいらっしゃいますが、高い飛行機代や片道12時間以上の退屈な時間をかけて、世界の有名美術館へ行っても、有名作品の前は人だかりで、ルーブルやオルセー、ウィーンなどの例外はありますが、基本的に写真撮影はダメ、作品によっては防弾ガラスの中にあって見にくく、さらには警備員がピッタリ付いていたりして、じっくり鑑賞できないのが実情です。さらには、修復中、貸し出し中で見れないことさえもあります。<br /><br />その点、大塚国際美術館では全ての作品が見放題、撮り放題、おまけにさわり放題なんです! 美術館のコンセプトにもあるように、将来実物を現地で鑑賞して欲しい、との願いが込められていますので、これから世界の美術館へ行こうと考えている方には予習に最適な美術館だと思います。また、実物を見てきた方であっても、ああ、そうなんだ、そうなっていたのか、という発見が必ずあります。世界の美術鑑賞の予習に、また復習に、もってこいの美術館だと私は思いました。そして、事情があって海外旅行には行けないが、雰囲気だけは味わいたい方にもピッタリです。<br /><br />これで「2015年 大塚国際美術館は世界の名画が撮り放題!さわり放題?」は終了です。本日も長い旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございます。

    パブロ・ピカソ 「ゲルニカ」 マドリード、レイナ・ソフィア国立美術館 1937年

    腕時計を見ると16:30・・・・・・・・自分にお疲れ様。

    大塚国際美術館のことを”入館料は日本一高いし、展示品は全部偽物”という方もいらっしゃいますが、高い飛行機代や片道12時間以上の退屈な時間をかけて、世界の有名美術館へ行っても、有名作品の前は人だかりで、ルーブルやオルセー、ウィーンなどの例外はありますが、基本的に写真撮影はダメ、作品によっては防弾ガラスの中にあって見にくく、さらには警備員がピッタリ付いていたりして、じっくり鑑賞できないのが実情です。さらには、修復中、貸し出し中で見れないことさえもあります。

    その点、大塚国際美術館では全ての作品が見放題、撮り放題、おまけにさわり放題なんです! 美術館のコンセプトにもあるように、将来実物を現地で鑑賞して欲しい、との願いが込められていますので、これから世界の美術館へ行こうと考えている方には予習に最適な美術館だと思います。また、実物を見てきた方であっても、ああ、そうなんだ、そうなっていたのか、という発見が必ずあります。世界の美術鑑賞の予習に、また復習に、もってこいの美術館だと私は思いました。そして、事情があって海外旅行には行けないが、雰囲気だけは味わいたい方にもピッタリです。

    これで「2015年 大塚国際美術館は世界の名画が撮り放題!さわり放題?」は終了です。本日も長い旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • yuka☆さん 2016/03/02 18:19:25
    大塚美術館に行ってみたくなりました♪
    Chiaki-kさん、こんにちは♪

    私のイタリア旅行記にご訪問&ご投票頂きありがとうございます。


    「大塚国際美術館」私も入場料が高くて所詮偽物っと思っていましたが、旅行記を拝読して認識が変わりました。


    こんなに名画を一堂にじっくりと鑑賞できる機会はないし絵画に興味を持つ良いきっかけになるかもしれない美術館ですね(^^)


    また、システィーナ礼拝堂の説明等とても詳しくて勉強になりました。

    これからも宜しくお願い致します。

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2016/03/03 11:56:19
    海外旅行に行った気分になれます

    Yuka☆さん、こんにちは。淡路島旅行記に”いいね”を
    ありがとうございます。

    大塚美術館のHPにも詳細に載っていますが、本物の作品は
    どんなに手を尽くしても経年劣化は防ぐことはできないので、
    陶版画にすることで何千年も劣化の無い作品を残せることは
    人類の文化保存に寄与することだそうです。

    数多くの美術館が作品の撮影及び複製を許可したのは多分、
    そんな意味も含まれていたのではと考えられます。

    まあ、そこまで大げさに考えなくとも、障害や疾病などに
    より海外旅行の困難な方でも気楽に海外旅行の雰囲気を
    味わえる所かなって思います。

    「イタリア・日帰りでナポリ・カプリ・ボンベイへ☆」
    拝見させていただきました。

    ナポリ、ポンペイ、カプリ島は2012年9月にツアーで
    行きましたが、どの写真も懐かしいものばかりです。

    http://4travel.jp/travelogue/10715744

    *ポンペイ・・・見方によっては大災害によって
     亡くなった人が眠る墓地かもしれませんね。

    *青の洞窟・・・きれいに撮れていますね。
     私はボケと手ブレなどで大失敗でした。

    *ヌォーヴォ城かな?・・・ヌォーヴォ城で
     いいと思います。

    *ナポリの街を少し歩いて・・・
     私の場合ホテル玄関からバスまでしか
     歩かせてもらいませんでした。

    イタリアはヨーロッパを造った古代ローマの歴史が
    至る所に眠っている国です。歴史好きの私としては
    何度でも行きたい国ですね。

    では、また。

    chiaki-k
  • ぶどう畑さん 2015/12/12 21:35:25
    世界の名画が撮り放題!さわり放題?:2015大塚国際美術館
    chiaki-kさん

    ぶどう畑です。
    「ジャカルタ到着早々トラブル発生?! インドネシア・シンガポールの旅1」にお越しいただき、投票をありがとうございました!

    大塚国際美術館の旅行記にお邪魔しました。
    ここ、行ってみたいです!

    私には「行くわけない」と思ったけれど、なぜか行くことになったという場所が3箇所あって、その一つがシスティーナ礼拝堂なんです。

    昔、大阪の花の博覧会で、陶版に印刷されたシスティーナ礼拝堂の最後の審判が展示されていました。
    それを見て、「バチカンにあるのか…。ま、私には縁がない」と思ってたのが、なぜか、イタリアに行って、修復直後のシスティーナ礼拝堂の最後の審判を見ることに。

    美術館には、素敵な絵がたくさん飾られているのですね。いつか行ってみたいです。

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2015/12/13 08:17:45
    はじめまして。

    ぶどう畑さん、はじめまして。
    コメントありがとうございます。

    大塚国際美術館は旅行記中にも記述しましたが
    世界の名画の予習・復習にうってつけの場所
    だと思います。ぜひ一度お出かけください。

    「ジャカルタ到着早々トラブル発生?! 
    インドネシア・シンガポールの旅1」拝見しました。

    インドネシアには2012年1月に行きましたが
    雨季のため雨にたたられっぱなしのツアーでした。

    http://4travel.jp/travelogue/10636990

    *入国ビザ・・・
     最近、短期の観光は不要になったようですが
     2012年は成田空港で$25払って機内で手続き
     をしました。

    *ドアの無いバス・・・
     TV番組の世界バス旅などでよく見ますが、
     この国も格差社会の国ですね。

    *イトコのお姉さまの発熱・・・
     こんなこともあるんですね。その後の容態は
     いかがですか。

    ジャカルタの翌日はジョグジャは向かわれるとの
    ことですが、続編を楽しみにお待ちしています。

    では、また。

    chiaki-k
  • yamayuri2001さん 2015/10/05 15:50:53
    chiaki-kさん、はじめまして。
    いつも、私の旅行記にご訪問、ご投票いただきまして
    ありがとうございます!

    大塚国際美術館に、行かれたんですね!
    テレビで見て、行きたいなと思っていました。

    シカゴ美術館や、ボストン美術館で観た名画が再現されていて、しかも写真も取り放題というところが魅力です!

    一箇所で、名画の数々を堪能することが 出来るのが魅力的ですね!
    ここだけをターゲットに旅行してもいいですね!

    混雑しそうな日を避けて、私も是非一度 行きたいと思いました。

    chiaki-kさん これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

    yamayuri2001

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2015/10/06 05:56:12
    はじめまして

    yamayuri2001さん、はじめまして。
    大塚国際美術館及び中欧旅行記に”いいね”を
    ありがとうございます。

    旅行記のプロローグにも記載しておきましたが、
    大塚国際美術館は世界の名画鑑賞の予習、復習に
    そして事情があって海外へは行けない方にも
    西洋の雰囲気が楽しめるところだと考えています。

    入場料が高いのがネックですが、海外まで出かける
    ことを考えれば納得できると思いますよ。
    大阪や神戸から高速バスも出ているようですから
    是非一度お出かけください。

    ところでyamayuri2001さんはハワイが大好きとの
    ことですが、私も同じです。
    新婚旅行から数えると5回ほど渡ハしていますが
    ネイバーアイランドが気に入っています。

    http://4travel.jp/travelogue/10603004

    http://4travel.jp/travelogue/10686930

    次回はまた、マウイ島あたりへ渡って
    マウイの風に吹かれてみたいですね。

    では、また。

    chiaki-k
  • rinnmamaさん 2015/06/29 10:50:11
    時間が足りません〜〜となりますよね!
    chiaki-kさん、おはようございます

    関東地方から四国まで車で・・・すばらしいです。
    さすがchiaki-kさんですね!

    最後の審判は見飽きませんね^^
    エトルタに言ったばかりですので、クールベの絵画は印象に残り
    ますね。エトルタに行きたい病はクールベの絵画も影響ありですから^^

    ここで西洋絵画300選の美術本を購入したのですが、この後、
    ロンドン留学にも切り取ってもって行き、実物と説明でとっても
    参考になりました。

    私は2009年の10月に、高松でお茶会があり参加する為に、初めて四国に
    足を踏み入れました・・

    折角、四国に行くのに1泊では勿体無いので、友人より1日早く出て
    大塚・渦潮・金比羅さんを楽しみました。

    名古屋〜徳島のJALの路線が廃止になったばかりで、仕方ないので
    神戸まで新幹線・後は高速バスを利用しました。

    その後、徳島〜高松に移動したのですが、JRが不便で・・・
    四国は車で回るのが一番ですね。。

    瀬戸大橋・明石海峡の写真が少ないので、楽しみです^^

    楽しませて頂きました。

    rinnmama

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2015/06/29 16:31:08
    気軽に雰囲気を味わえる楽しい美術館ですね

    rinnmamaさん、こんにちは。いつも”いいね”と、お褒めのコメント
    をいただきありがとうございます。

    > 関東地方から四国まで車で・・・すばらしいです。

    今回の走行距離は約1300km、息子が購入したばかりのプリウスの借用
    も考えたのですが、高速代(軽自は20%OFF)を考えて、軽自動車
    (セルボSR)と安物ナビで頑張りました。

    > 最後の審判は見飽きませんね^^

    ダ・ヴィンチの画はどれも大好きなので、穴の開くほど見てきました。

    もっとも、ハンマーでも使わないかぎり、そう簡単に穴は空きません
    が・・・(^^;;

    > エトルタに言ったばかりですので、

    フランス-スペイン旅行記、毎回楽しく拝見させていただいてます。
    次回あたりに例の”すごい”車が登場するのでしょうか?
    いまから戦々恐々です。

    > 四国は車で回るのが一番ですね。。

    四国には過去5回上陸していますが、一度だけ観光バスで、他はマイカー
    です。鉄道網があまり発達していないので、車が一番効率的ですね。

    本文にも記述しましたが、私は2008年に娘の大学卒業祝いで一度来て
    いますが、初めてだったので、あられちゃんのような学芸員さんに
    ついて廻りました。

    今回はフリーでしたが、ガイドは わ・た・し です。7年前の学芸員さん
    の説明を思い出しながら、カミさんに解説しながら廻りました。オホン

    > 瀬戸大橋・明石海峡の写真が少ないので、楽しみです^^

    少しネタバラシをしますと、2008年は大阪から淡路南ICまで、下道を
    走ったので、明石海峡は当時まだ運航していたフェリーに乗ったんです。

    ”たこフェリー”というのは愛称なんですが、今では出来ない貴重な
    体験をしておいて、本当に良かったと思っています。

    次回の旅行記にはそのとき撮影した写真なども取り入れて作成する
    予定で目下構想中です。どうぞ楽しみに、お待ちください。

    では、また。

    chiaki-k

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