モンゴル7泊8日の4日目ウランバートルからハラホリンへ

2014/04/27 - 2014/05/04

大きな荷物をGHに預け、2泊3日分の手荷物を持って9時46分GHを出る。世界遺産「オルホン渓谷の文化的景観」の一部を成す、エルデニゾー僧院がある町ハラホリン（カラコルム）にバスで向かう。

　表紙写真はエルデニゾー。

1日目　NH955 成田17:20→北京20:10、北京泊
2日目　CA901北京8:35→ウランバートル（ULN）10:50、
　　　　専用車でマンジュシュリヒード、ザイサン・トルゴイ観光
3日目　徒歩と市バスでULN市内観光
4日目　ハラホリンへ
5日目　ハラホリン
6日目　ULNへ戻る
7日目　テレルジ国立公園デイトリップ、ボグドハーン宮殿博物館、マッサージ
8日目　CA902 ULN11:50発→北京14:00着、NH1256北京15:45発→羽田20:10着
　　　　荷物が北京に残されたので、手荷物だけで帰宅

エリア カラコルム(モンゴル)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　長距離バスが発着するドラゴン・バスターミナルへは、平和大通りから路線バス23番か27番、トロリーバス2番で。正式名称は「バヤンズルフ長距離バスターミナル」だが、「ドラゴン」で通じる。ノミンデパート付近から30分くらい。平和大通りを直進した西の果て。
　
　バス乗車後、右側にあるバスターミナルを見逃さないよう注意していたが、右折してしばらくして、乗り過ごしたことを確信して下車。向かいのバスに乗り換え、車掌に降りる場所を教えてもらった。最初に乗ったバスが右に曲がってすぐ、降りるべきだったのだ。

　ハラホリンへのバスは11時発。その30分くらい前に、窓口で乗車券17,000Tgを購入した。外国人は購入時、パスポートナンバーを求められる。座席は指定席。チケット売場の隣の建物内に、食料品やら何やら売店多数あり。

ドラゴン バス ターミナル バス系

　11時3分発車。2日目にエルデニゾーに行った時よりもいい道路。ガタガタしない。車窓からは、まだ色づいていない大地と山しか目に入らない。

　12時38分ドライブインで休憩。食堂と売店あり。

　掘っ立て小屋に向かう女性にトイレットペーパーを見せると頷かれる。

　幸い小屋に扉はあった。

　両足の間の肥だめは深い。落ちたら気絶しそう。無料。

　休憩のちバスは13時16分出発。車内では休憩前に音楽、休憩後はモンゴルの若者映画を放映。

　昼食代わりのビスケットをつまみながら、たまに見えるゲル、羊の群れ、馬の群れなどの車窓を眺める。

　荷台にゲルを載せて走行するトラックがバスを追い越していく。

　途中無舗装を走り、再びアスファルト道に入って、エルデニゾーが右手に見えたあと、17時30分前にはハラホリンに着いた気がする。

路線バス バス系

　バスターミナルの位置は『歩き方』の地図とは異なっていた。町の西、川を渡る手前、ATM・郵便局・警察の裏側付近だった。ここからエルデニゾーへは、少なく見積もっても徒歩20分はかかりそう。衣類や食料品を扱う小規模な市場も兼ねており、ULNからのバス到着後、18時になる前に閉まっていた。水1.5リットルを700Tgで購入。

　ちなみに、ULN行きのバスは10時発。当日30分前にバスターミナルに着いて、切符が買えた。16時27分ULNドラゴン・バスターミナルに到着。往復とも乗車券17,000Tg。

路線バス バス系

　バスを降りると、GHの客引きが。トイレシャワー付き個室を探すつもりだったが、ゲルを個室にできると言われて了承した。車で5分弱の移動でGHに到着。「エルデニゾーまで歩いて行ける」というが、かなり遠そうだ。http://horsetripganaa.com/

ファミリー ゲストハウス ホテル

英語が上手なモンゴル人夫妻の経営。子供3人のうち、中学生くらいの息子も雑用をこなす。敷地内に一家のゲル2つ、宿泊者用ゲルが4つか5つ。ひとつに長期滞在のイタリア人、もうひとつに日本人女性が宿泊。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　もうひとつのゲルを私が独占したわけだが、3人お客が来たため2日目移動を求められ、面倒なのでシェアをOKした。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　ゲルの中にはベッド４台。お湯ポット提供、電気電源あり。WiFi無料。アメニティ一切なし。夜にゴミを捨てないとのモンゴル慣習のせいか、息子が夜ゴミ箱を撤去する。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　ゲルの天井中心の天窓。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　灯りのないトイレは外の小屋。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　水量が少なくボイラーの調子も悪いシャワーも無論、外の小屋。シャワー浴びなかった。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　リーフレットの公示価格は朝食込み$8、または朝・夕食込みで$12。１日目の夜はボリュームのない肉入りうどんスープ。寝る前にお腹が空いたので、水で胃液を薄めて耐えた。

　翌日の車チャーターの相談も済み、23時頃この日最後の薪をくべてもらって就寝。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　翌朝早くに息子が薪をくべに来て、部屋が暖まってから起床。8時に持ってきてくれた朝食、塩気が強い厚い卵焼きと、チョコペースト塗ったパン2枚。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　敷地裏では羊が放牧されている。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　近づくと逃げられた。

ファミリー ゲストハウス ホテル

　だだっぴろい空き地の先にはオルホン川が流れている。翌日、川岸から戻る際、GHの位置が分からなくなって2時間以上迷子になる。

ファミリー ゲストハウス ホテル