2015/01/01 - 2015/01/01
1位(同エリア109件中)
エンリケさん
年末年始のラオス旅行6日目。
2015年の元旦はラオス最南部、シーパンドン(“4,000の島々”の意)のデット島で迎えます。
前日の大晦日、日本人の仲間たちと年越しのカウントダウンを味わった後は、メコン川に昇る初日の出を求めてデット島を早朝から散策。
遅くまで騒いでいた欧米人が寝静まる中、川沿いの道を歩いて行くと、水上に突き出たあずまや風のレストランの先に顔を現したのは、2015年の初日の出。
爽やかで静かな雰囲気の中迎えられた新年に喜びを感じるとともに、自然豊かでノスタルジックな風景に満ちたこの島をますます好きになった元旦の朝となりました。
<旅程表>
2014年~2015年
12月27日(土) 成田→バンコク
12月28日(日) バンコク→ルアンパバン
12月29日(月) ルアンパバン
12月30日(火) ルアンパバン→パクセ→チャムパーサック(ワット・プー)→パクセ
12月31日(水) パクセ→シーパンドン(デット島&コーン島)
○ 1月 1日(木) シーパンドン(デット島)→パクセ
1月 2日(金) パクセ→ヴィエンチャン
1月 3日(土) ヴィエンチャン→バンコク
1月 4日(日) バンコク→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2015年1月1日(木)
明けましておめでとうございます。
前日の大晦日はカウントダウンイベントに参加するなど24時過ぎまでぶらぶらしていたところですが、2015年元旦のこの日は、メコン川に昇る初日の出を見るべく、6時前に早起き。
まだ薄暗い早朝の島の道を、デット島の北端、ファデットの船着場に向かって歩いて行きます。
・・・ゆうべは欧米人の観光客たちが遅くまでカウントダウンで大騒ぎだったのに、この時間は人っ子一人いない状態。
やっぱり彼らには初日の出を見る習慣はないのですね・・・。 -
デット島の北端、ファデットの船着場では、ゆうべ大騒ぎしていた欧米人たちに代わって、地元の少年たちがなにやら集まって話をしているようです。
・・・多感な地元の若者にとってみれば、大晦日のような節目のときに外国人に我が物顔で島の一部を独占されるというのは、決して気持ちのいいことではないのでしょうね。 -
船着場から東の空を眺めると・・・だんだんと水平線のあたりが明るくなってきました。
-
船着場からは朝日の昇る位置が見えにくいため、より良い観賞ポイントを求め、島の東側のエリアに移動します。
-
6時10分近くなり、東の空がだいぶ明るくなってきました。
・・・宿泊したゲストハウス、“ミスター・モ・ゲストハウス”の脇のメコン川沿いの通りからは、鮮やかな朝焼けが。 -
前日の大晦日に見た島の西側の夕焼けに勝るとも劣らない、デット島東側の日の出前の景色です。
-
島の東側の道からは、漁師用に設置された階段を伝って川岸に降りて行くこともできます。
こんな味のある船とともにメコン川の朝の風景をパチリ。 -
波一つないように見える水面は、これがメコン川だということを忘れさせます。
まるで鏡のようにきれい・・・。 -
時にはこんなふうに水鳥も被写体になってくれます(笑)。
-
6時30分、島の東側の道をてくてく歩いて行くと、メコン川に突き出たあずまや風のレストランを発見。
早朝のこの時間帯は当然ながら誰もおらず、風鈴のチリンチリンという音だけが鳴り響いています。
・・・ここからなら東の空がよく見えそうだし、ちょっとお邪魔してみることにします。 -
メコン川に突き出た座敷のいちばん端に座り、東の空に向かってカメラを構えると・・・まさにグッドタイミングでメコン川の向こうに朝日が顔を現しました。
-
メコン川にオレンジ色の光を映えさせながら、静かに昇っていく朝日。
・・・2015年の初日の出です。 -
座布団の上で気持ち良さそうに眠っていた猫ちゃんも、すっくと起きだしてこの美しい初日の出をわたしと一緒に観賞。
-
6時40分、昇りゆく朝日は、真ん丸のかたちになって空を明るく染め上げていきます。
-
隣で見ていた猫ちゃんも、美しい初日の出にご満悦の様子(笑)。
-
メコンに昇る初日の出、デット島の大自然や朝の静かな雰囲気と相俟って、これまでに見た初日の出の中でも、この2年前に南インド、カーニャクマリで見たのと同じくらい、素晴らしいシチュエーションに恵まれた最高の思い出となりました。
【南インド・タミル紀行(5) 元旦のカーニャクマリ・コモリン岬】
http://4travel.jp/travelogue/10838328 -
太陽が昇った後も島の東側は相変わらず誰も歩いておらず静かな雰囲気。
初日の出を拝む習慣は、欧米人だけでなく、地元の島の人々もないのかな・・・。 -
日が昇った後も、美しい景色はあちこちに。
もうしばらく散歩を続けます。 -
川沿いの道をぶらぶら歩いていると、向こうからゆうべ一緒だった日本人の女性陣が。
どうやら彼女らも素敵な初日の出を求めて、早朝から遠くまで繰り出したようです。 -
ふと振り返ると、地面には朝日を浴びて長く伸びた自分の影が。
・・・普段はこんな朝早い時間帯に街を出歩くことなんて滅多にないから、こんな影を見るのもなんだかすごく新鮮ですね。 -
我が国でも昔は川沿いの田舎道のあちこちで見られたようなこんな風景が、本当に心癒されます・・・。
リアル“となりのトトロ”の世界と言っても言い過ぎではないかも・・・。 -
通り沿いの家には、目を引くようなこんな鮮やかな花やサボテンも植えられています。
この島に欧米人の観光客が増え、景観意識も洗練されてきたのでしょうかね。
欧米人好みのゲストハウスや景観が増える一方で、昔ながらのアジアの素朴な風景が消えていかなければいいのですが・・・。 -
宿に戻って少し休んだ後、パクセから2日間一緒に旅してきた日本人の女性が、8時の船でプノンペンに向け出発するというので、途中までお見送り。
カンボジアの国境では賄賂を要求されることもあるとのことで、ラオス国内周遊よりもハードな行程のようですが、これからのお互いの旅の無事を祈ってお別れです。
・・・旅の仲間が増えていったこれまでの行程と違って、これからはひとりひとり仲間が減っていく行程。
寂しくなりますね。 -
彼女を見送った後は島内をぶらぶらし、日が高く昇って気温も上がってきた9時、再びファデットの船着場へと戻ってきました。
この時間帯はまだ欧米人観光客たちの姿は見えず、陸側からの船が到着したのか、子どもたちを中心に地元の人々が集まって、何やらガヤガヤしているところでした。 -
よく考えたら早朝から歩き回って何も食べていなかったので、船着場からすぐの眺めの良さそうなレストラン(Kham Fong Restaurant)で遅い朝食。
奥の座敷席に座ってみると・・・座布団はぼろぼろで汚らしいですが、眺めは確かにグッド。 -
しかし、店内を見渡してみると、こんないい時間だというのに客はいないし、店員もほとんど姿を現さなくてやる気がなさそうな感じ・・・。
まあ、正月元旦というのは分かりますが、一応、観光地ですしねえ・・・。 -
ようやくやってきた若い女性店員をつかまえて注文したのは、定番のチキンのフォー(15,000kip=約230円)。
出てきたものを見ると・・・見た目は普通そうですが、いざ口にしてみると、何だか味付けが薄くてスパイシーさがなく、これまでこの国で食べてきたフォーとは全く別の食べ物。
元旦で正規の店員がいなくてこんな味になってしまったのか、それとも普段からこんな味なのか、ロケーションのいいレストランだけに非常に残念・・・。
デット島滞在中はノスタルジーあふれる素晴らしい風景には恵まれましたが、食べ物についてはあまり恵まれませんでしたね・・・。 -
10時。
パクセへと戻る船の時間まで、あと1時間となりました。
最後にもう一度、子どもの頃の懐かしい雰囲気に浸りに島内を散策。
島の東側のメコン川沿いの道を再びてくてくと歩いて行きます。 -
こちらのメコン川に面したレストランの軒先は、日の光を浴びた木の葉や地面に映った木の影が印象派の絵画のように鮮やか。
何度か行き来した小路でも、日の差し具合によって印象が大きく変わり、通るたびに新たな発見がありますね。 -
空高く日が昇った後のメコン川沿いの小路は、朝方や夕暮れ時と同じくらい素敵な風景でいっぱいです。
-
小路を散策していたら、民家の中からメコン川の方角に向かって、何やら水鳥の群れが跳び出してきました。
-
そのままメコン川に跳び込むかと思いきや、小路を軸にしてぐるぐると周り始めます。
・・・どうやら半ば家畜化した親の水鳥が子どもを連れて周っているようです(笑)。 -
こんなふうにぐるぐるぐるぐる・・・。
-
しばらく後を追っていたら、散々歩き回って疲れたのか、みんなそろって木の影で休憩。
まったく人を警戒しない水鳥だこと・・・。 -
・・・そんなくだらないことにも喜びを感じたりして、時計を見ると10時20分。
そろそろこの島ともお別れの時間です。
はあ・・・何だか去りがたい気持ちでいっぱいですね。
このノスタルジーあふれる桃源郷のような空間にもっと浸っていたい・・・。 -
それでもまだまだ旅の途中・・・前へ進まねば。
・・・前日からここを通るたびに気になっていた、デット島のアイコンとも言うべき、傘のようなシルエットが印象的なこの木ともお別れ。
そして宿に戻って荷物を整理し、同じ宿に泊まっていた日本人の女性に別れを告げてチェックアウト。
彼女はこのデット島にもう1泊し、翌日プノンペンへ抜けるとのこと・・・ラオス最南部のここまできたら、北には戻らずカンボジアへ抜けるのが“通”のルートなのでしょうかね。
・・・さて、これでまた一人に戻ってしまった。
途中で旅の仲間が増えていき、最後に一人になってしまうのは、2011年夏のペルーの旅を思い起こさせます。
それにしても、旅行を計画した段階では、アジアでこんな“冒険の旅”ができるとは思ってもみませんでした・・・。
そういう意味でも、わたしにとって今回のラオスの旅は特別な思い入れがありますね。 -
10時40分、荷物を抱え、みたびファデットの船着場へ。
船の出発時間には少し早いですが、すでに5、6組の欧米人が、同様に大きな荷物を抱え、レストランの影で待機しています。
・・・船着場の先のメコン川の方を眺めると、新年の催しでしょうか、地元の人々によるボート競技のようなものが行われているところでした。 -
船着場にはラオス本土へと戻る欧米人の旅行者が続々と増えていき、定刻の11時、係員によるチケットの確認が始まりました。
購入した旅行会社が違うなど、チケットの種類ごとに乗る船が割り当てられる仕組みになっているらしく、列の最初の方に並んでいたもかかわらず、わたしの割り当てられた船は遅れて船着場にやってきたため、結局、船に乗り込んだのは最後の方になってしまいました・・・。 -
わたしの乗り込んだ船はこんな感じ。
この日は本土へ戻るのに5艘ほどの船が用意されていて、すべて満員となっていました。
乗客は9割9分欧米人・・・ほんと、ラオスは欧米人の楽園ですね。
わたしが旅した感じ、ラオスは日本人(特に、ごちゃごちゃしたアジアが好きというよりは、すっきりしたヨーロッパが好きな方)にもウケはいいと思うのですが、旅番組などではあまり取り上げてくれませんね・・・。
まあ、その方が秘密の楽園ぽくて、より旅し甲斐がでてくるというものですが(笑)。 -
そして11時20分、この島ともついに別れの時が。
我々の乗ったボートの順番が来て、旋回して舳先を本土に向けたボートは、ゆっくりと島を離れていきます・・・。 -
モーター音を鳴り響かせてボートはぐんぐん進み、島はあっという間に遠ざかっていきます。
さらば、デット島。
わずか1日の滞在でしたが、ノスタルジーあふれる島の景色や雰囲気は、忘れていた少年時代の記憶を思い起こさせ、ちょっとした時空旅行をしているかのような気にさせてくれました。
わたしがこれまでに訪れた海外のスポットの中でも、バルセロナやプラハ、マチュピチュなどと並んでベスト5に入るといっても過言ではないと思います。
・・・それほどまでの印象的な島でした。
ベトナムやカンボジア、タイからもナッカサンのバスターミナル経由でこの島に来られることがわかったし、機会があれば、今度はのんびり滞在型の旅で訪れてみたいですね。
さて、午後はパクセの町に戻って市街を散策。
島を去ってもラオス南部のゆるい雰囲気は続きます。
(ラオス旅行6日目後半〜パクセ観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 川岸 町子さん 2015/07/03 20:53:57
- best 5
- エンリケさん、おばんでした☆
拝見していて、ゆったりとした気分にさせて頂きました。
メコンの穏やかさが、デット島を優しく包み込んでいるかのようです。
朝食後のお散歩で歩かれた周辺、木々の影まで美しいですね。
普段は、影などあまり気にしないけど、旅先では影も一つの絵になります。
エンリケさんのスマートな影も、デット島の思い出の風景の一つになったのではないでしょうか?
出会いも含めて、一つの旅なのですね。
ラオスへ行かれる前には思いもよらなかったことが、旅の中では大きな思い出になる、素晴らしいですね!
☆☆☆☆☆
番組紹介です!
7/4 20:00 BSフジで、ラオスの番組があります。
「向井理が見た未来への生きるヒント」
私はでに録画予約しました。
町子
- エンリケさん からの返信 2015/07/05 18:05:44
- 発展途上国への旅の醍醐味。
- 川岸 町子さん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます!
ラオスの旅、時期が年末年始ということもあったのでしょうが、出会いに恵まれた旅でした。
こういう予想外の出来事に巡り合わせてくれるのも、発展途上国への旅の醍醐味ですよね。
そうそう、ご紹介いただいた、向井理の番組、わたしも見ました。
ラオスの北と南とで場所はかなり離れていますが、番組の中に出てきた白モン族の暮らす村の風景は、デット島のそれとかぶって見えましたね。
テレビの画面を通してだとなかなか伝わらない部分もあるかと思いますが、一度ラオスを訪れたわたしとしては、番組の言いたいことがよく分かりました。
素敵な番組を紹介いただいて、本当にありがとうございました!
この番組やわたしの旅行記を見て、ラオスに興味を持ってくれる人が一人でも増えればと思います。
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