2015/05/08 - 2015/05/10
1144位(同エリア2195件中)
武闘派2さん
昨年行きそびれた京都へ行ってきました。
今回は、チョット上質な食事がメーンテーマです。
他には、女房の希望で「がま口」とこちらもちょっと変わった「まち針」それから手作りマーケットを覗くこと等々です。
マーケットの方は、何か所か覗いてみましたが何れも期待外れでした。
彼方此方あるようですが、開催日と日程が合わなかったりして中々思うようには行きません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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毎度同じみ大原の三千院です。
女房が、此処の往生極楽院の阿弥陀様が好きだということで、京都へ行くと必ず行くところです。
今回の旅行も、JR東海ツアーズのホテル&レール(正式には何という名か知りませんが)を利用しました。
京都ホテルオークラに2泊して、チョット上質な食事を楽しみ彼方此方買い物やらの遊山旅です。三千院 寺・神社・教会
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大原までは、レンタカーです。
年によって、行っている間ずっと借りっぱなしで奈良へ行ったりしたこともありますが、一昨年からは(昨年はサボりましたので2年ぶりの京都です)1日単位で借りています。
というのも、トヨタレンタカーの営業所がホテル至近の場所にあり、乗り捨てたり又借りたりが容易にできるからです。
今年からはやめましたが、京都へ行く大きな目的の一つが長岡京市の筍料理屋での食事だったため、その時は車をホテルに置いて行くという結構効率の悪いレンタカーの使い方でしたし、今回のように彼方此方電車で行くという楽しみ方もできなかったので思い切って初日のみ(三千院行のためにのみ)レンタカーを利用しました。 -
庭の「青紅葉」です。
嘗て、12月の初めに行った時には、庭に散り敷いた紅葉がきれいでした。
最近は、この季節が多いので見慣れた色ですが、毎年少しづつ違うので楽しめます。 -
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初日は、大原を堪能した後市内に帰り、チェックインしてちょっと休憩した後車を返却し、南禅寺門前の「順正」に食事に行きました。
前回の京都行きの際も楽しみましたが、湯豆腐懐石というものです。
料理内容は全く同じで、湯豆腐の代わりに自分で引き上げる湯葉の鍋もあり、当然ですがひとつづつ頼んで両方の味を堪能します。
車を返してからですから、酒も楽しむことができ、京都の最初の晩は優雅に過ぎて行きました。
タイトルに「食事云々」と書いておきながら、料理の写真が全くなくて申し訳ありませんが、私個人的には最近の食事中にカシャカシャと料理の写真を取る風潮にはあまり感心しないのでこんな形であることをご容赦ください。
ということで、翌日は「嵐電」に乗って嵯峨野へ行きました。
ホテルが、市役所の隣ですから、地下鉄で途中(太秦天神川)まで行き、嵐電に乗り換えて(嵐電天神川)の散歩です。
嵐電というのが、まるで都電のようなコンパクトな路面電車であることを初めて知りました。
その嵐電の嵯峨野側の終点(嵐山)の駅前で、いきなり女房が「人力車に乗りましょう」と言い出したのにはちょっと吃驚。
というのも、大勢の人の中を俥で走るなど結構恥ずかしいような気もするので女房の好みではないと思っていたからです。 -
観光コースは色々あるようですが、初めてということもあり60分程度のコースでお願いしました。料金は17、000でした。
ちょっと高い気もしますが、俥曳きの兄ちゃんが気持ちの良い人だったこともあり、結果的には大満足でした。 -
何故か、湯豆腐の名店「嵯峨野」の前で記念撮影です。
この後、何枚か出てきますが、要所要所で写真を撮ってくれます。
特に竹林の径などでは土曜日だったこともあり大勢の人が散歩している中をベストの場所に俥を停め堂々と写真を撮ります。
申し訳ないことではありましたが、出来上がった写真は結構雰囲気のある写真になっていました。
彼方此方で写真を撮るのは、俥屋さんが休憩することにもなると思いましたので、散策している方には申し訳ありませんでしたが言われるままに撮ってもらいました。 -
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この写真と次の写真を見る限り、竹林の径にほとんど人がいないように見えますが、実際は大勢の人が行き交っていました。
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この「清凉寺」他何か所かでは「車を降りてなかを散歩しますか?」と提案されましたが、無精者ですから車上から眺めるだけにしました。
俥屋さんにしてみれば、迷惑な客だったかもしれません。 -
おなじみ二尊院です。
名前のいわれ、境内の建物配置の意味等々を門前に俥を止めた状態で解説してくれます。 -
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こちらも何度も行った落柿舎の辺りです。
嘗て行った時は、テクテク歩きましたが、チョット視線の高い俥の上から見る景色も楽しいものです。 -
嵯峨野では、かなりの数の俥が営業しているそうでこのように繋がったり行き交ったりします。
その都度お互いの俥曳きの兄ちゃんたちが、相手の俥の客にも「ありがとうございます」などと挨拶するのが何となく爽やかな感じで好感が持てました。
途中で見かけましたが、女性の俥曳きも二人いるそうです。 -
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嵐山駅の構内です。
京都の織物の雰囲気をあしらった柱やら何やらもあり独特の雰囲気でした。
前回までの、レンタカーメインの旅行では出会えなかった景色です。 -
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途中、ネットで調べた手作市があるというところで途中下車です。
行ってみてがっかりでしたが、幼稚園の園庭でPTAがやるバザーみたいなものでした。
それ以外のものも若干はあった様ですが、庭の真ん中を子供が走り待っていて、店の方はお母さん仲間らしき人たちがだべっているというありさま。
「京都観光HP」ももう少しきちんとした情報を出してほしいものです。 -
ということで駅に戻り、反対側の終点「四条大宮」を目指します。
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今度は、次の目的地である雑貨屋さんを探しました。
四条大宮駅の傍でタクシーに乗り、移動しました。
運転手さんの話では、連休中は大層な人出だったものの、この週末は少ないということで、三千院に人影が疎らだったことも納得できました。
目的地の住所を正確に伝えたところ、「はい、わかりました」と動き出したので「さすが京都は住所だけで目的地に着ける」と昔読んだ本にも出ていたことを思い出しましたがとんでもない誤解でした。
結局、目的地からは結構離れた清水寺の南側の方まで連れて行かれ、「この辺りです」と車を下ろされました。
どう考えてもそれらしき場所ではないので、それしか持っていなかったポンチ絵みたいな地図を頼りに見当を付けたところ、かなり目的地を通り越して遠くに連れてこられたようです。
結局、タクシーで走ってきた道を15分近く戻り横道にそれたところが目的地でした。
探しながら歩いた道すがらの喫茶店です。
ちょっと疲れたので、コーヒーとケーキで息を吹き返しました。 -
そんな想いでたどりついたところがここです。
路地裏の棟割長屋がそのまま(住宅から店舗に改造されて)店の集まりになっているようです。
ようですというのは、女房が今回の旅行のチョット前にTV番組で紹介されているのを見て、雑貨屋さんが面白そうだから行きたいといっていたところでしたが、店の半分くらいは仕舞っておりました。
たまたま、路地に自転車で入ってきた場所を確認させてもらったご婦人が、この棟割長屋のオーナーだということでしたので、件の店の場所を聞いたら「先週店をたたんで田舎に帰った」とのことでがっかり。
今回の旅行の目的の半分は、こうして儚く消えたというわけです。 -
路地の入り口です。
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さて、ホテルは今回もオークラです。
街の中心部ですから、趣があるというわけには行きませんが、○○藩邸跡やら何やらの旧跡が周辺には多く、若干の散歩を楽しむには良いロケーションです。
肝心のチョット上質な食事ですが、室町和久傳でいただきました。
ここのところ毎回京都旅行では、駅ビルの上の方にある和久傳の食堂で晩飯を済ませ、その足で新幹線に乗るのが常でしたが、今回は少々趣を変えて室町のお店で優雅に食事をとることにしました。
興味のある方は、お店のHPで美味しそうな写真を含めご覧ください。
予約の時に、不得意な食材があるかどうか聞かれましたので、二人での食事ですが「一人は川魚が苦手。もう一人は雲丹が苦手。」とお伝えしておきました。
というのも、HPで確認したところ、季節がら「鮎」が出るのと、生うにがたっぷり乗った料理が出るとのことだったので、我儘をお伝えしたわけです。
食事の評価は、申し分のないものでした。
18,000円/人と我々にとっては少々値の張る食事ですが、充分以上の満足感でした。
酒も旨かったし、店の人たちの感じも最高でした。
当分京都行きの都度こちらにお邪魔することになりそうです。
ホテルからぶらぶら歩いて15分ほどです。
途中、寺町通り(?)の入り口に美味しそうなお菓子屋さんがありました。
チョット覗いたら、これまた如何にも京都の方らしい年配の男性が二人気持ちよく迎えてくれて少々干菓子を買いました。
前日、嵐山の「老松」という店でも綺麗な干菓子を買いましたが、帰宅して食べ比べてみたらこちらの方が可也美味しく戴けました。
残念ながら店の名前は覚えておりませんが、場所はわかりますのでこのお店も癖になりそうです。 -
さて、京都旅行も今日までです。
ホテルの窓から眺めた「御所」です。
前の写真は「大文字」次の写真は「リッツカールトン」です。
どこへ行こうか考えていましたが、取り敢えず朝飯食って下賀茂神社に向かうことにしました。 -
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ということで、下賀茂神社の入り口です。
京都へは何度も来ましたが、上賀茂神社へは行ったことがあるものの、下賀茂神社は初めてです。
「土地の一部を処分してマンションを建てた」などと報道されていたので、チョット覗いてみようという不謹慎な動機です。 -
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お宮は綺麗で境内もそれなりに趣のあるとことでした。
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件の「糺の森」はそもそもの規模的にも思ったほどのものではなく、歴史的な位置づけを除けば、明治神宮の森の方が神さびた雰囲気も優っていると感じましたが、京都の方には怒られそうです。
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ここでも、土地では何と呼ぶのか判りませんが「青もみじ」が綺麗でした。
そんなわけで、下賀茂神社は早々に引き揚げて詩仙堂に行くことにしました。
「出町柳」で叡山鉄道に乗って3駅程度の行程です。
何度も言いますが、今までであれば車でスッと行ってしまうところですが、こんな旅も京都には相応しい気がします。 -
「一乗寺」という小さな駅で降りて、テクテクと若干の上り坂の道を20分ほど行くと傾斜が急になったところに「詩仙堂」の入り口があります。
京都の寺々は、街中にあるところが多く、その意味で自然に溶け込んでいる奈良や飛鳥の寺とは趣が異なりますが、化野、大原この辺りと自然に恵まれた立地の寺も多く、私としては、この方が好ましいように感じます。 -
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詩仙堂から駅に戻る途中で小奇麗な喫茶店に入ったりしながら出町柳で電車を乗り継ぎ四条まで戻ります。
駅の傍から、ドラマなどでも良く使われる「巽橋」を渡って街歩きです。 -
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こんな横丁にも支那人が屯してました。
写真は、それらを避けて撮りましたが、道を傍若無人に塞いで大声で仲間内で盛り上がっていました。
偏見はありませんが、このようなことを世界中で繰り広げていれば、世の中の嫌われ者になるのは仕方のないことだと思います。
大国意識ばかりひけらかすのではなく、早く実質的にも先進国になってほしいものです。 -
こちらは、最近TV番組などでも取り上げられたせいか大人気の「石塀小路」の西側の入り口です。
これだけ有名な観光スポットにしたのに、入り口は恰も他人の家に入って行くような雰囲気にしているところが京都のあざとらしさといえなくはないと思いました。 -
少し前とは様変わりして、小路そのものが観光地です。
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高台寺下の道を歩いていたらフト目にした「御陵衛士」の屯所跡です。
近藤・土方とは袂を分かち自分たちの信念に基づき行動した伊東甲子太郎達の末路は、新選組始末記等々で有名ですが、これらの純粋な人々(新選組も含み)の屍の後に維新がやってくることを考えると、歴史の面白さを感じます。
今回の旅行の最後の食事ですが、八坂神社入り口のすぐ脇にあるゆず雑炊の店です。
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