2015/05/20 - 2015/05/24
230位(同エリア842件中)
まんまさん
いつもながらの弾丸旅。今回は3泊5日でドイツへ母娘2人旅です。
到着後、空港で現地係員の人から告げられたDB(=ドイツ国鉄)のスト。
前回のライン川クルーズ編やボッパルト&コブレンツ編でも記載しましたが、今回はDBのストに泣かされた旅でした。
ストの影響なのか否か、電車の出発ホームがことごとく違う。
単純に電車が遅れるってのとは訳が違います。
時間は正確に来ても、出発ホームが案内と違ったら乗り損ねるじゃないですか!!!
・・・と、DBに対して、もはや不信感がいっぱい。
せっかく悩みに悩んで日本出発の3日前にフランクフルト=ハイデルベルクの列車をDBのサイトからシュパープライス(大幅なディスカウント切符で変更不可)で買っていったのに、ライン川の旅行で懲りて、ハイデルベルクへ行くのを半ば諦めました。
翌朝、フランクフルト中央駅でオンラインチケットの印刷したものを持っていき、窓口で「ストを理由に払い戻ししたい」と交渉するも、おじさんに「ストは終わった」と一言告げられて、あっけなく撃沈。
スト終わったって、どうせ時間通りに電車来ないじゃん。来たってホームがいつも違うじゃん。電車乗り遅れると、最悪飛行機に乗り遅れるからハイデルベルク行きたくない・・・とドイツ語で交渉できる訳もなく。
ハイデルベルクが悪いわけではないのに、ちょっと後ろ向きな気持ちで出かけました。滞在時間短い割には散策は楽しめたと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 1.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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旅行記前半はフランクフルト観光についてです。
フランクフルトへ到着日、夕方到着の飛行機でしたが、ホテルにチェックインしてもまだ明るかったので散歩がてら中心街までぶらぶら観光。
とても目立つこのオブジェ。
駅前のホテルからレーマー広場方面へ向う途中にあります。ユーロタワー 建造物
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中央駅からゆっくり歩いても15〜20分程度でレーマーへ到着。
数少ないフランクフルトの観光名所です。レーマー広場 広場・公園
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近代的なフランクフルトの町ですが、この一帯だけは中世のような建物。
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レーマーから大聖堂へ向かう途中、広場の脇道があったので歩いていくと不思議な建物がありました。モダンアートの美術館っぽいとは思いましたが、旅行中は何かわからず帰ってから調べたらシルン美術館でした。
中の見学はしていませんが、通り抜けた建物の吹き抜けに時計と岩?が吊られてぐるぐる回っているオブジェがあり、面白くて撮影。
シャッタースピード落としてわざと時計をブレて撮影もしてみましたが、腕のせいかあまり臨場感なかったので、無難にこの写真載せておきます。シルン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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大聖堂。
中に入ろうとしたのですが、ちょうど閉館の時間でした。
明るく見えますが、既に夜8時です。聖バルトロメウス大聖堂 寺院・教会
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結局、建物は何一つ入場などはせずに散歩だけ楽しんでホテルへ戻ります。
途中、聖パウルス教会の前で見かけた緑のおじさん。
てっきりアンペルマンだと思ったんですが、違うのかしら?パウロ教会 寺院・教会
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母娘の2人旅はスケートリンク探しの旅。
今回は事前の調査では非常に探すのが楽でした。
なんてったって、地下鉄の駅名に「Eissporthalle」がありますから。
たいていどの町でも、スケートリンクなんて郊外の車で行かないといけないような場所にあるので、フランクフルトは逆に珍しいかも。
と、安易に考えてまして、朝地下鉄の駅を降りてすぐだと思ったのに、なんだか大回りをしてしまって辿りつくのに20分くらいかかりました。本来なら4、5分で着きます。google mapは便利なのですが、土地の高低差がわからず、公園に沿った道をひたすら歩くとスケートリンクまでは坂をかなり下ることになり、公園を横切るつもりが芝生を転がるように(大袈裟ですが)降りました。
その代わり、公園には野生のウサギがたくさんいて都会なのにのどかな景色が見られました。
付近はスケートリンクだけでなく、スポーツ関連の施設が集まっているようでそれらしい格好をした人たちに出会いましたが、森の中なので女性だけでウロウロするのは危険かもしれません。
地下鉄の駅を降りたらまっすぐ駐車場に向かって歩くと良いです。 -
事前のWEBでのチェックだと屋内リンクがあったので、てっきり通年営業だとばかり思っていたのですが、残念ながら春〜夏の期間はお休みでした。
ちょうど訪れた時は、ドイツのOberstdorf(オーバーストドルフ)という町で
『国際アダルトフィギュアスケート競技会2015』をやっている最中だと知っていたので、運が良ければフランクフルトでも誰かが練習している風景が見られるかと思っていたのですが当てが外れてがっかり。
写真は屋外のリンク。夏の間はテニスで使われていました。 -
休館で入れなかったので外から撮影。
ホッケー用のリンクのようです。 -
フォートラベルのクチコミにもあるBIO製品のお店。
日本人が経営していて店員さんも日本人なので安心です。
プリマヴェラのアロマオイルを購入するため行きました。モノにもよりますが、日本の価格よりも半額近くで購入できますので、まとめ買いにうってつけです。
アロマオイル以外にもおみやげに最適な小さめサイズのコスメなどが取り揃えられていてオススメです。
事前にアロマオイルについてメールで質問していたのですが、丁寧に回答してもらえたのと、驚くほど返信が早かったです。
お目当ての物があれば事前に取り置きもしてもらえるし、テスターもゆっくり試すことができるので、興味のある方は是非、出発前に連絡していくことをお勧めします。お店の人が親切。言葉の面でも安心です。 by まんまさんディステル ビオ 専門店
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ここからがハイデルベルク編です。
冒頭にも書きましたが、事前に予約した時間だと帰りの飛行機にぎりぎりなので、万が一のことも考えて復路分の予約は捨てるのを覚悟で滞在時間を短くして早い電車で戻ることにしました。
そして、これまたトラブルが。
フランクフルトからハイデルベルク行のIC列車を予約しており、当日ホームに行くと、案内板の出発時刻と行き先は合っているのに列車番号が違うのが止まっています。しかも、IC列車のはずなのに車体はどう見てもICE(新幹線)。
もう訳が分からず前の日に払い戻しの交渉をしに行った窓口まで走り、列車番号違ってるけどあのホームに止まってる電車に乗ればいいのか?と聞くと、おばさんはOKと一言。座席指定したのに「どこ座ればいいの?」と聞いても「どこでもいいのよ」と言われる始末。
なんだかなあ。変更不可の切符に追加代金払って座席指定したのに、勝手に列車を変えられてまったく意味ないじゃん、という結果でした。
定刻通り列車は出発したものの、もう不安で不安で、通り過ぎる駅名からガイドブックの地図と始終にらめっこしてハイデルベルクまで無事辿りつくかドキドキものでした。ハイデルベルク ケーブルカー 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ハイデルベルク中央駅に無事到着。
ガイドブックで事前にバス乗り放題とケーブルカーとハイデルベルク城の入場料も込みになったハイデルベルクカードを購入しようと駅前の観光案内所に行くも既に行列が。しかも、私達みたいに1日券を購入したいだけの人が少ないのか、みんなのんびりと「あそこに行くのは?」とかいろいろ質問していて、これまた窓口の人が2人しかいないのですが熱心に聞かれたことに答えていていつになるやら。
30分に1本しかないバスの出発時間が迫ってきており、並んでいたのを諦めてバスに乗って直接切符を購入します。
ハイデルベルク城行きのバス乗り場だけ、溢れんばかりの人。日本の朝の通勤電車並みのぎゅうぎゅう詰めに押し込まれて立ち席どころかつかまる場所もないくらいでした。
バスの前方の入口には運転手さんがいる横に大きなバーがあって、そのバーを手動で押してバスに乗り込むのですが、外側からバスの内側へ押すようになっているため、満員状態だとバーがなかなか動かない。
逆に降りる人は、反対にバーを手前に引かない限り降りれない。途中下車する人がいてもバーが動かなくて、停車時間が長くなりイライラ。なんか、もう少し合理的な方法がなかったのでしょうか?
そもそもドイツではぎゅうぎゅう詰めの満席になることを想定していなかったのでしょうか?ハイデルベルク ケーブルカー 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ケーブルカーもクチコミでは混雑するので午前中に乗るようアドバイスがあったので、中央駅からまっすぐ寄り道せず直通のバスに乗り、お城に来ました。
平日だったためか、バスの混雑ぶりを考えると比較的待ち時間なくケーブルカーには乗れました。
周りは中国人観光客が多いように感じました。
駅を降りると、当たり前ですがすぐお城があります。みんな同じ方向へ歩いていくので迷うことはありません。 -
牢獄塔。廃墟っぽい雰囲気が出ていると思います。
ところどころ修復作業を行っているため足場が組まれていて、その点だけはちょっと残念ですが仕方がないですね。ハイデルベルク城 城・宮殿
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ハイデルベルク城には一部入場料の必要な場所がありますが、無料でも景色を楽しめる展望場所があります。こちらは無料の方です。
れんが色の街並み。
前からやってみたかったジオラマ風の撮影。 -
イチオシ
ジオラマ風にするとおもちゃみたいで可愛いです。
カールテオドール橋もミニチュアみたい。 -
時計塔。
この手前に橋があり、くぐった先から入場料が必要です。
ケーブルカーの切符を購入する際に、お城の入場料込みで販売されているので、事前に一緒に購入するのが便利です。 -
城門塔の正面の壁のレリーフ「門の巨人」。
橋から見上げるように撮影。レリーフ全景を入れようとすると、上の写真にある木が写りこんでしまって半分隠れるようになります。 -
城壁とネッカー川。
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こちらは、城内のテラスからの撮影。
手前のレンガ色の旧市街と、遠くに工場の煙が見える対比がわかります。
テラスからもカールテオドール橋がきれいに見える場所はあります。 -
テラス横の鐘楼。
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大樽棟の内部。
ハイデルベルク城名物に世界一大きなワイン樽があり、最初見た時これがそうだと思って樽の前で記念撮影しました。本当は下の写真の方がそうですが、こちらも立派な大きな樽です。 -
こちらが本物の大樽。
横に階段があって、樽の一番上に上ることができます。
下で写真撮ってるおじさんの姿が少し写っているので、どれだけ大きいかわかると思います。 -
ハイデルベルク城の中にある薬事博物館。薬事博物館は無料で見学できます。
ドイツ薬事博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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香水の瓶やラベル、パッケージがきれいなものは見ていて飽きないのですが、途中ワニ?トカゲ?のようなおどろおどろしいはく製っぽいものなども置いてあり、好みが分かれそうです。
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広場の一角にあるフリードリヒ館。
ここは絶えず人がいて記念撮影の順番待ちでなかなか人を入れずに撮るのが難しいです。 -
オットーハインリヒ館。
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ケーブルカーを降りてきました。町を散策します。
ちょっと雲行きが怪しい空ですが、聖霊教会。聖霊教会 寺院・教会
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聖霊教会からほど近く、町いちばんの繁華街のハウプト通りにあります。
中は利用していませんが、レストラン兼ホテルの有名な建物。
街中にお城みたいな建物です。でも、違和感ないです。Hotel Zum Ritter St. Georg ホテル
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上の、ホテル ツム リッター ザンクト ゲオルクから脇道にはいると、学生のキスで有名なクネーゼルがあります。
クネーゼル 専門店
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ハウプト通りにはパフォーマンスの人が何人かいて、この人は木になりきっている人。他にはマジシャンや絵描きさんもいました。
ハウプト通り 散歩・街歩き
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繁華街側からネッカー川対岸を撮影。
当初の予定より滞在時間を短くしたので哲学者の道の散歩は断念。哲学者の道 散歩・街歩き
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カールテオドール橋の入口の門。
橋門 建造物
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カールテオドール橋。通称はアルテブリュッケ(古い橋)。
この橋もたくさん観光客の人がいて、とても賑わっています。
時間があれば、橋を渡って向かいの哲学者の道を散策するのも良いでしょう。 -
橋からハイデルベルク城がきれいに見えます。
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ハイデルベルク城は、中央駅からは遠く、google mapを見ると、断然Altstadt駅の方が近く、フランクフルトへの帰りはAltstadt駅から乗る切符を購入しました。
カールテオドール橋からも十分歩いて行ける距離です。
写真の場所は、ネッカー川沿いをまっすぐビスマルク広場とは反対側に歩き、最初に見えた次の橋のそばにあるカールス門。 -
事前にアンペルマン信号がハイデルベルクにはあるとクチコミで調べていたので、ビスマルク広場まで歩いて撮ってきたのですが、帰りにカールス門付近を歩いているとたくさんありました。しかも自転車付きで。さっきビスマルク広場でありがたがって撮って来たのに。。。
ハイデルベルク観光で時間がない人は、Altstadt駅へ向かう途中にありますのでビスマルク広場まで行かなくても大丈夫です。赤信号も撮ってきましたが、信号の中にアンペルマンの標識と文字が表示されます。 -
Heidelberg-Altstadt駅。Sバーンかローカル列車しか走っていない、地元の人しか利用しない感じの小さな小さな駅です。
電車もそれほど頻繁には来ませんので、列車到着時間以外はほぼ人がいません。
ホームのすぐ横は普通に道路で無人駅です。
ここで乗る予定だった電車が遅れたら飛行機乗り損なうかも、とドキドキものでした。実際に7〜8分遅れてきて焦りました。 -
ローカル列車で終点のマンハイムへ。
そこからICEに乗り換えてフランクフルトへ戻ります。
マンハイムで待っているホームで、なんとモスクワ行の表示が!
もうカメラを鞄にしまっていたので慌ててiphoneで撮影。
ああ、これ乗ってロシアに行きたいなぁとほんの少しだけ心揺れます(笑)。
それにしてもやはり列車は遅れているようで、自分たちの乗る列車も遅れるんじゃないかとヒヤヒヤ。マンハイム中央駅 駅
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案内の表示通り、約25分遅れで列車が到着。
ああ、去年乗ったロシアの列車と同じデザインだぁと感激。
ただ、ウラジオストクで乗った国内列車は汚れて泥だらけでしたが、さすが国際列車、マンハイムで目にしたロシアの列車は新しそうできれいでピカピカでした。
なんとか無事フランクフルトへ戻り、ホテルで荷物を受け取り空港へ向かいます。
こういう点では宿泊したホテルは中央駅のすぐ横だったので便利で助かりました。
空港にはちょうど良い時間に到着。数少ない免税店もちらちら見てなんとか飛行機には間に合いました。
今回はDBのストに泣かされた旅行でしたが、短い旅程の割には盛りだくさんで楽しめました。
後日談です。1か月以上経ったある日、何気なく『世界の車窓から』を眺めていたら、ちょうどフランクフルト中央駅が大きく写しだされて「ああ、懐かしいわぁ。そうそう、駅構内のあのパン屋さん、おいしそうだったな」などと思い出していたら、ナレーションの石丸さんが「この日はストの影響で電車の本数が少なく、この列車に乗らないと大変」と言っているのを見て、偶然ですが同じ時期にスタッフさん達も居合わせたのかしらと思いました。
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