九州の秘湯に浸かりたい～新緑の壁湯・黒川温泉へ～

2015/05/28 - 2015/05/30

2015年5月末に九州の温泉巡りをしてきました。
GW以降は記録的な暑さだったせいか早くも蛍が飛んでいました。

【1日目】自宅→熊本→壁湯温泉(泊)
【2日目】壁湯温泉→湯布院→南阿蘇→黒川温泉(泊)
【3日目】黒川温泉→阿蘇→自宅

エリア 黒川温泉・杖立温泉(熊本)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

熊本空港でレンタカーを借りて『熊本』市内へ向かいます。まずは『熊本城』へ。

天守閣より殿様気分で。黒塗りの美しい姿はもちろん、なんといっても石垣に圧倒されました。

大人気ラーメン店の“黒亭”さんで昼食。
開店直後の入店ですんなり座れましたがほどなくして満席になりました。

熊本市内を後にしてミルクロードから小国町を抜けて『壁湯温泉』へ。
駐車場からの階段を下ると“福元屋”さんが見えてきました。

入口は秘湯ムードを盛り上げてくれるには十分の雰囲気でした。

日本秘湯を守る会の提灯を見ると一気に現実逃避しちゃいます。

4人一室なので二間続きの部屋を用意してくださいました。

部屋での休憩後に館内を一通り見て廻り天然洞窟露天風呂“蛍見の湯”に浸かります。
温めのお湯で新緑の時期には適温。
ず〜っと入っていたいのですが夕食の時間となってしまいました。

夕飯は食事処で。どの空間も黒い柱梁に板貼りの床や天井が印象的でした。

“馬刺”に“豊後牛ステーキ”に“鮎の塩焼き”。その後も天婦羅がドカンと出てきました。
食後は蛍観賞へ。川沿いを100mほど下流に歩くと生息地があります。5匹ほど飛んでいました。

壁湯の朝。

目覚めとともに露天風呂へ。

こちらは家族風呂。

朝食をいただきます。
こちらの白米は自家栽培している香り米。これが本っ当〜に香りが良く美味しい。

食後に休憩室でコーヒーをいただけます。壁湯温泉・・・絶対リピします！

壁湯から湯布院に寄って阿蘇へ向かいます。やまなみハイウェイを走って『飯田高原』へ。

今回の目的の一つは『南阿蘇・庭・めぐり』というイベント。
南阿蘇村の数件のお宅がオープンガーデンを開くというもの。
その中の“ナチュラルガーデン南阿蘇”さんへ。

今年で4回目の開催。今ではクラブツーリズムが大型バスで来るそうです。

お庭からは『阿蘇山』も見える最高のビュー。

ここまでするのにご夫婦だけで20年かかったそうです。
冬は-10℃を下回るので大変な苦労があるとのこと。それ以上に楽しいとのこと。
そして、たくさんの人に南阿蘇へ来て欲しいとの言葉に心打たれました。

あっという間に時間が過ぎてしまい今夜の宿へ向かいます。『阿蘇外輪山』は迫力満点。

2泊目は『黒川温泉』の“いこい旅館”さんです。
離れた駐車場に車を止めると係の人が近寄って来てくれました。
そして何やら無線で連絡し合っています。温泉地でこんなシステム。すごい！

湯上がりにこんな囲炉裏端でビールを飲んだら最高ですね。

本館の4人部屋。二間続きの部屋を用意してくれました。

館内のお風呂はすべて撮影禁止。こちらは立湯の入口。

温泉街を散歩します。標高はそこそこ高いですが暑いです。

共同の“地蔵湯”。数カ所の共同浴場と足湯がありました。

夕飯。繊細な料理が並びます。

夜食に“白玉あずき”が部屋に運ばれてきました。お・も・て・な・し。ですね。

黒川の朝は散歩したくなります。

朝食は白米とお粥を選べます。
サービスも料理もお風呂も建物も全てにおいて繊細という言葉がピッタリの宿でした。

黒川温泉を出発すると本降りの雨模様。雨宿りをしようと“茶蔵カフェ”さんに寄りました。
こちらでもオープンガーデンが開かれていました。

もちもちのクレープが美味しかったです。

どこへ行く目的もなく道の駅やスーパーをはしごしてケンミンショーの“お弁当のヒライ”さんへ。
自宅に帰ってからの楽しみに“ちくわサラダ”を全種類購入。

旅の最後は“だご汁”で締めました。