2015/05/20 - 2015/05/20
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めておら☆さん
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テヴェレ川河口部のティレニア海沿いに位置し、古代ローマ時代には商業港として栄えたオスティア。紀元前4世紀の開港から、最盛期には人口10万人の大都市だったと言います。
しかし川から運ばれる土砂の堆積により港が海岸線から徐々に離れ、紀元後4世紀以降は町はどんどん衰退し、9世紀には完全に見捨てられた都市となってしまいました。
古代ローマの都市遺跡と言えばポンペイが有名ですが、ポンペイがヴェスヴィオ山噴火の”火”によって失われたならば、オスティアは”水”によって歴史から消えました。しかし泥土の堆積によるものだった為、ポンペイよりも遺跡の保存状態が良いのが特徴です。
教会や共同住宅、浴場や居酒屋、公衆トイレなど、当時の生活の様子が伺える、とても貴重で興味深い歴史の遺構です。
1日目 5/15 東京(成田)→ローマ→ナポリ
2日目 5/16 ナポリ→ポッツォーリ→ナポリ
3日目 5/17 ナポリ
4日目 5/18 ナポリ→フィウミチーノ空港(レンタカー借出)→チヴィタ・ディ・バニョレージョ→オルヴィエート
5日目 5/19 オルヴィエート→ピティリアーノ→ソヴァーナ→ソラーノ→トッレ・アルフィーナ→オルヴィエート
★6日目 5/20 オルヴィエート→ボマルツォ→オスティア・アンティーカ→フィウミチーノ空港(レンタカー返却)→ローマ
7日目 5/21 ローマ
8日目 5/22 ローマ
9日目 5/23 ローマ→東京(成田)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6日目 5/20(水)
ボマルツォ編の続き http://4travel.jp/travelogue/11016444
10:15 ボマルツォの怪物公園を出発、再びアッティリャーノ(Attigliano)からアウトストラーダA1に乗りローマ方面へ約1時間20分、次の目的地”オスティア・アンティーカ(Ostia Antica)”の遺跡に向かいます(写真は高速の発券機。赤いボタンを押すと券が出て来ます)。
これが今回の旅行で最後のドライブ、何事もなく無事に終わりますように・・・と思いきや、ここで大事件!なんと、北と南の分岐で、南のローマ方向へ行くはずが、間違って北のオルヴィエート方向に入ってしまったんです。Garminはきちんと方向を指示してくれていたのですが、私がぼんやりしてた・・・(泣) -
というわけで、大バカものは今朝出発してきたオルヴィエートに戻る羽目に(-_-;)仕方がないので、なんとか少しでも時間のロスを縮めるようガンガン飛ばします!ホントにアホだ・・・貴重な時間と、高速料金と、そしてガソリンまでも無駄遣い。「慣れたからって慢心するべからす」、高い学習代でした(泣)
オルヴィエートで一旦高速を降り、とんぼ返りでまたA1に乗る。さて、ここからもガンガン飛ばして行きます!幸い交通量も少なく、ラジオから流れる軽快なポップ・イタリアーノがテンションを上げてくれます♪快適なドライブでした。 -
12:00 高速を降りるローマ・フィウミチーノ空港に近づいてきて、お腹もすいたのでサービスエリアに立ち寄ります。レンタカー返却前の最後の給油もしておきたかったので。
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中に入るとこんな感じ。結構いろんなお土産が置いてありました。
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お菓子や缶入りのオリーブオイル
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子供向けのチョコ菓子やスナック
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このM&M'Sのキャラは可愛くて、子供じゃなくたって惹かれちゃう♪
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めちゃガサツに山積みされたブタさんたち。イタリアのこういうテケトーさが大好き☆
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このAUTOGRILLは小さかったので、レストランは入っていませんでしたが、切り売りピッツァのお店と、パニーノを売っているお店は入ってました。
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どれにしようかなぁ〜。どれも美味しそうで悩む!
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”Bufalino(ブファリーノ)”というbufala(ブーファラ=水牛の乳で作ったモッツァレッラチーズ)とprosciutto crudo(プロシュット・クルード=生ハム)のパニーノにしました。4ユーロ。これがバカにできず、かなり美味しかった。ボリュームもあったし。
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ランチの後は、レンタカー返却前の最後の給油。
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ノズルに”Senza Piombo”と書いてます。これは無鉛ガソリンの意味。
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リッター1.737ユーロ、14.08リットル入ってトータル24.46ユーロでした。高速で入れると高いのかな?って思ったけど、オルヴィエートの町で入れたのよりちょっと安かったです。
ちなみに、このサービスエリアは高速を降りるローマ・フィウミチーノ空港から30分ほど手前にあったのですが、20分ほど手前にもありました。 -
12:40 ようやく高速を降りました。結局オルヴィエートからローマ・フィウミチーノは7.20ユーロ。アッティリャーノからだったら5ユーロくらいで済んだはずなんだけど、ま、仕方ない。それより、タイムロスを取り戻そうとずっとハンドル握りしめて爆走してたので、疲れました(-_-#)
さて、ここからオスティアの遺跡までは約10分、もうすぐそこです。 -
あ、オスティア城が見えてきました。この道路を挟んで向かいが遺跡になっています。
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ここから何台か車が出て来たので、駐車場かな、と思い入ってみました。
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すぐにこんな広い敷地が。無料なので、ここに車を停めて歩いて行くことにしました。
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駐車した場所から1分もせず、遺跡の入口に着きます。”AREA ARCHEOLOGICA DI OSTIA ANTICA(オスティア・アンティーカ考古学公園)”、と書いてます。
オスティア アンティカ 史跡・遺跡
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門を入ると、なにやら「きゃっきゃ、きゃっきゃ」という声が。嫌な予感・・・やっぱり、遠足の子供たちがわんさかいる!
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観光バスもたくさん停まってますからねぇ・・・毎年この時期イタリアに来ると、必ず遠足のチビッコに囲まれるのでした(汗)
ちなみにこの駐車場、一般車両も駐車しているようでした。園外に駐車しなくても、門の中まで車で入って来れたんだね、なーんだ。 -
チケット売り場に到着。右手の緑の建物がチケット売り場、左手の茶色い建物が遺跡への入口です。入場料は10ユーロですが、私はここで遺跡の入場券ではなく、”ローマパス(Roma Pass)”を買いました。
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ローマパスとは、美術館や博物館、遺跡など、最初の2つの施設が入場無料、3つ目以降は割引が受けられるカードで、ローマ市内の地下鉄やバスを無料で利用することもできます。利用開始日から3日目の24時まで有効で36ユーロ(48時間有効の28ユーロのカードもあります。最初の1つ目の施設が無料、2つ目以降は割引。3日券同様、地下鉄やバスも無料になります)。
写真左上が入場券と乗車券を兼ねたカード。その下にもカードが写ってますが、これはただの名刺みたいなもんです。ところが、後でこの名刺みたいなカードでトラブルが起きるのですが・・・その話はまた後で。
真ん中は利用可能な施設が記載されている地図、右は利用方法や施設の詳細が記載されたガイドブックです。購入はホームページからまたはローマ市内の観光インフォメーション、ローマパスの利用可能な美術館・博物館で購入可能。主要なところだと、ローマ・テルミニ駅24番ホームの脇にあるチケットオフィス、またローマフィウミチーノ空港の観光案内所でも購入可能です。
事前の調べでオスティア・アンティーカもローマパス利用可能施設だったので、私はここで購入することに決めていました。
ローマパスHP→http://www.romapass.it/ -
テヴェレ川の河口、ティレニア海に面した古代ローマ時代の商業港だった町。紀元前4世紀に開かれ、最盛期には人口10万人の大都市だったと言います。しかし紀元後4世紀には、川から運ばれる土砂の堆積により港が海岸線から徐々に離れてしまったこと、またマラリアによる人口の減少によって町は衰退、9世紀には歴史から消えてしまいました。
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現在見学することができるのは、元々の居住地域の3分の2に当たる約34ヘクタール。ポンペイで発掘されている部分が44ヘクタールなので、オスティアもかなり広範囲であることがわかります。しかも近年の研究では、オスティアの方がポンペイの約2倍の広さを持っていたとの報告もありました。まだまだ奥が深そうな遺跡です。
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13:00 いよいよ遺跡に足を踏み入れます!入口を入ると、目の前にはまーっすぐに伸びる道が。ここはまだ城壁の外のようです。
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だって、左手にネクローポリ(necropoli=共同墓地)が広がってますからね。古代ローマでは、お墓は城壁の外に作られていたんです。
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石棺の跡が見えます。
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小さいながら家そっくりの造りだったという当時の墓ですが、ここもアーチが残っているところを見ると、民家のような造りだったのでしょうか。
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レンガや石の積み方、壁の色までわかる、とても貴重な一画です。
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ローマ門(Porta Romana)の一部と城壁。この門をくぐると、東西にまっすく伸びる”デクマーノ・マッシモ(Decumano Massimo)”という通りに入ります。デクマーノとは”東西に走る道”という意味。約2キロに渡るメインストリートになり、重要な遺跡のほとんどは、この通り沿いにあります。
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ローマ門の一部。
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デクマーノ・マッシモは古代ローマ特有の石畳が敷き詰められた道。この石畳を歩くと、あたかもローマ人と一体になったかのような気分になります。
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通りの真ん中に突然現れる井戸。
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勝利の大広場(Piazzale della Vittoria)
壁に文字が刻まれてます。なんて書いてるんだろう? -
勝利の大広場(Piazzale della Vittoria)
頭はありませんが、彫像も見えています。 -
羽が生えてる聖人?
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食糧倉庫の跡。
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あ、遺跡と花のコラボ!これが好きなんですよね〜。石だらけで埃っぽい遺跡の中で健気に咲いてる小さな花を見ると、心が和みます。
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可愛い♪
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コリント式の円柱。なんか、折れたのを無理矢理重ねたっぽいけど、大丈夫?!
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ポルティコ(Portico=アーケード)の跡。
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当時はこんな風なアーケードだったんですね。
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ネプチューンの浴場(Terme di Nettuno)
みんなまず階段をあがって上から覗いてるみたいです。私も上ってみます。 -
第11代ローマ皇帝・ドミティアヌスによって建造され、139年に第14代皇帝・ハドリアヌスと、第15代皇帝アントニヌス・ピウスによって再建されています。かなり広い浴場で、東側が入浴施設、西側はパレストラ(運動場)、そして、デクマーノ・マッシモに面した南側は商店になっていたそうです。
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上から見ると、いくつもの部屋に分かれていたのが分かります。
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下に降りてみました。
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おっ、面白そうな穴!入ってみます♪
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中はこんな感じ。なんかサウナみたいな感じです。
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今度はなにやらモザイクが残る部屋がありますよ。
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この浴場の名前になっている、海神ネプチューンが描かれています。
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一つ一つがとても細かいモザイクで作られています。この技術はいつ見ても感心してしまう・・・。
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そして、浴場の西側に位置するパレストラ(palestra=運動場)。
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この運動場で汗を流した後、仲間と世間話をしながらゆっくりお風呂を楽しんでいたんでしょうね。
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ネプチューンの浴場の北側は、消防士の宿舎(Caserma dei Vigili)になっています。写真左手が浴場、右手が消防士宿舎の入口です。
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当時の宿舎はこんな感じだったようです。1800年以上も前の建物なんて思えません!
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ここも宿舎だけあって、たくさんの小部屋に分かれていたんですね。ここで約400名が生活していたといいます。
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現在は主要部分が残るだけですが、たくさんの部屋を擁していた当時の様子は見てとれます。
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奥に、2階へ続く階段が見えます。その手前に立っているのは噴水だったようです。
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広い中庭があり、それを取り囲むように居室があったようです。
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中庭の奥にある一画、神殿だったようです。シートで覆われた床の部分は、修復中のモザイクでもあるのかな?
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こんな風に、1つ1つの部屋に分かれていたんですね。
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井戸の跡??
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ネプチューンの浴場からさらに西に進むと、インスラと呼ばれるこんな共同住宅があります。
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インスラ(Insulae)とは、古代ローマで下層階級や中流階級の人々が住んでいた、大規模なアパートを言います(写真参照)。賃貸で提供されており、古代ローマが賃貸住宅を生み出した最初の文明とされています。
通常3〜4階建て、大きいところだと6〜7階まであり、1階はタヴェルナ(食堂)や貸店舗、上層階が住居になっており、上下水道も完備されていたと言います。しかし、住人の多くはゴミや糞尿を上階の窓から周囲の通りに捨てていたというので、通りがどんなことになってたのか、想像するとちょっと・・・。 -
1階部分しか残っていないようですが・・・
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ちゃんと上への階段がありますね。
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階段は建物の中にも。
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内部の廊下天井にわずかに残るフレスコ画。壁や天井にフレスコ画が描かれている共同住宅もあったようです。
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あ、ほら、あんな小窓からゴミや糞尿を投げ捨てていたんでしょうかねぇ・・・(汗)
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ここはお店か何かの跡でしょうか。壁に彫刻が残っています。
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同業者組合通り(Via delle Corporazioni)
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この通りに同業者組合の建物があったんですね。
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同業者組合通りにあったのが、これ、”給水場(Fontana)”。
中は水槽になっていて水が溜まっており、横の蛇口から給水できる仕組みになっていました。 -
これが現物。ここには常に水瓶を持った人々が訪れ、水を汲んでいたのでしょう。
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水槽の中はこんな風になってました。
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デクマーノ・マッシモをさらに西へ進むと、左手に立ち入り禁止の区画が。今も発掘作業が行われているようです。
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その向かいにあったのが、野外劇場の入口です。威風堂々としたアーチが並んでいます。
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中に入ると、半円のステージ、その周囲に客席が。古代ローマ劇場でよく目にする造りですね。
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客席の最上部に上ってみるとこの眺め。目の前は、広々とした同業者組合広場(Piazzale delle Corporazioni)になっています。
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劇場を取り囲む壁。
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同業者組合広場に行ってみます。下に降りると、変顔の厚い歓迎。
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この手の彫像、遺跡でよく目にしますが、楳図かずおのマンガか?といつも思ってしまいます。
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広場を取り囲む円柱。
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そしてこの広場の周囲には延々とモザイク画が続きます。
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海港都市だっただけに、海にまつわる絵が多いようです。これはイルカかな。
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イルカと魚?
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巨大な帆船ですね。あの時代に、もうこんな立派な船が完成していたというのも驚きです。
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何を意味する模様なんでしょ?
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これも魚と船、その向こうに見えるのは港の入口を表してるのかな?
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親子の魚みたい。ちょっとほのぼのムードです。
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これ、ポツンと置いてあったので、何気な〜く見たら、左下にオオカミの乳を飲むロムルスとレムスが彫られてました。オオカミに育てられたという、ローマを建国した双子の兄弟です。
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ここは恐らく洗濯屋だと思います。以前テレビで紹介してました。浴槽のような四角い窪みで洗濯したのかな。古代ローマの洗濯屋は木灰、白土、そして尿を使用していたといいます。なんでも尿素が分解してできるアンモニアには洗浄作用があるのだとか。う〜ん、微妙・・・。
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洗濯屋
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賢人の浴場(Terme del Filosofo)
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賢人の浴場(Terme del Filosofo)
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賢人の浴場(Terme del Filosofo)
ここ、複合体になってるようで、とても大規模な浴場だったようです。 -
ん?公共広場の浴場(Terme del Foro)??
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わぁ〜、なんだかでっかいアーチがあります。
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ここも広々とした浴場です。それにしても、ローマ人ってほんとにお風呂好きだったんですね。あちこちに大きな浴場があるんだもん。
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大理石の円柱が立ち、豪華な内装だったんでしょうね。浴室も、カルダリウム(高温浴室))、テピダリウム(微温浴室)、フリギダリウム(冷浴室)の他、蒸気風呂(今でいうサウナ)などに分かれていたというし、マッサージ室なども完備されていたそうで。
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ここで日がな一日過ごす人もたくさんいたんでしょうね。
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このレンガの組具合が目に楽しい建物は、市場の跡のようです。
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建物の中心に中庭があり、その両脇に商店、奥には食堂があり、2階は住居になっていたようです。
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ここはキリスト教の聖堂跡。多神教だった古代ローマにあっても、キリスト教の聖堂も存在したんですね。
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魚屋の食堂(Taverne dei Pescivendoli)
海港都市ですからねぇ、新鮮な魚が入って来たんでしょうね。 -
ここで美味しい魚介料理が食べられたんだろうな♪
あ、魚屋だけに、ここにもやっぱり魚のモザイク。 -
竈のようなものもありました。
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公共広場(Foro)
奥に見える階段付の建物は、三主神の神殿(Capitolium)です。三主神とはユピテル、ユノー、ミネルヴァを指し、全てのローマ植民地に、この神殿が建てられていたと言います。 -
公衆トイレ(Forica)
ロープがはられて、中に入れなかったのが残念。壁を囲む椅子には穴が開いています。その穴一つ一つがトイレ。みんな用を足しながらもおしゃべりしてたんでしょうねぇ。 -
ほら、穴が開いてます。座ってみたかった。
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草が生えてますが、椅子の下には下水道が通っていて、常に水が流れていたとか。要するに水洗トイレですよね、すごーい!
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ディアナ通りの居酒屋(Termopolio della Via Diana)
温かい食べ物や、ワインなどの飲物を出していた居酒屋。 -
広々とした店内は、ところどころにフレスコ画が残り、華やかだった当時を想像させます。
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壁には絵も残ってます。
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正面の棚のようなものは何だろ?
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食器棚かなぁ。
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ここはお酒を出していたバーカウンターのようです。
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裏からみるとこんな感じ。
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これはワインの瓶、奥の柵が見えるところは壁で囲まれたかまどだそうです。
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最後に公共広場の北側奥にあるオスティア博物館に入りました。
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遺跡で発掘された彫像などが並んでいます。
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石棺かなぁ。よく石棺の上にって、生前の本人の彫像が乗ってたりしますよね。それにしてもなんか文句ありそうな顔してます。
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古代ローマの遺産には、ホントに人物の石像が多いですね。あ、でも小っちゃくて可愛い動物の彫像もある。
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この服のしわやひだ、こまかく再現してますよね。何千年も前の技術とは思えないくらい精巧。
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あ、これ外でも見たぞ!”Minerva alata”、翼の付いたミネルヴァかぁ。ローマ神話の知恵・芸術・戦争の女神とされています。これがオリジナルで、外にあるのはレプリカなんですね。そりゃそうか。
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これは何をしてるシーンなのか・・・
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子供の足がついてるとこを想像すると、どう考えても左の小さい妖精(?)の顔面にケリを入れてるとしか思えません。で、妖精は「ぬぉ〜」って悶絶。
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「乗ぉせてぇよぉ〜」「ダメだよぉ〜」きゃっきゃ、きゃっきゃ・・・
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これはどういうシーンなんでしょうかねぇ。カニに足挟まれて、「あたた(汗)」ってなってる?
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これは美しさ、インパクトともナンバーワンでした。この女性の凛とした表情が印象的で、かつ、身にまとった布のリアルな皺が素晴らしかった。
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賢そうな子供の顔。
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ちょっとアホな大人の顔…ん?ハドリアヌスさんじゃないですよね?
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黒い大理石の像って珍しいですね。足元にヘビがいるけど、女神かなぁ・・・。
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石棺もたくさん並んでいました。
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これも細かい技術ですね。スゴイ!死を悼む人々の様子がよく描かれています。
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これもそうですね。悲しみに暮れる人々の様子が。
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上の2つとは反対に、これは楽しく冥界に送ってあげようという気持ちが現れている感じ。小さい石棺だったので、あるいは子供の石棺だったかも。
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外にでて、デクマーノ・マッシモに戻ると、雨が降って来た!
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急いで出口に戻ります。これにてオスティア遺跡の見学は終了!ポンペイとは比べものにならないだろうと思っていたけど、遺跡の保存状態がとてもよく、見ごたえがありました!気が付けば15:30、2時間半も見ていたことになります。これでも奥の方はあまり見ていないのですが。もっとじっくり見たかったら、やはり3時間以上は見越しておいた方がいいかもしれません。
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さて、駐車場に戻ってきました。ここからレンタカーを返却するフィウミチーノ空港まで約10分、チンクェチェントくんとのドライブはこれで終了です。さみしぃ〜(泣)
初めて乗った念願のチンクェチェント。お陰で旅が一層楽しく、快適なものになりました。ありがとう! -
15:40オスティアを出発。16:00にはフィウミチーノ空港でカーリターン。特にキズや不具合も無く、キーを返却してすぐに解放されました。
16:23 レオナルドエクスプレスに乗ってローマ・テルミニ駅へ向かいます。今回の旅最後の目的地、ローマ。今日から3日間、大好きなローマを満喫します。うぅ〜ドキドキする♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- spumamiさん 2015/06/21 20:03:39
- 価値あり☆
- この10ユーロは価値ありますよ!
ローマパス使ったから10ユーロ払ったって実感がないでしょうけど・・・。
遺跡に興味がなくても、こうやって机上でくつろぎなら
説明付でみる遺跡は悪くない。タダだし〜〜(人のふんどし)
読んでる間、チラチラと「浴場設計技師ルシウス」が登場しました。
水洗トイレなんて、絶対にルシウスがウォシュレットからヒントを得て
作ったでしょ!って思いました。
ヤバイねぇ〜こんなの・・・歴史が色あせてしまう(汗)
これだけ保存状態がいいなんてすごい所ですね。
ポンペイは灰に埋もれていたから分からなくもないけど、
ここは生身でいたわけでしょう〜
吹きっさらしのモザイクなんか保護しなくて大丈夫??って
逆に心配になりました。
いや〜楽しかった〜ワイン飲みながらの遺跡見学♪^^
spumami
- めておら☆さん からの返信 2015/06/21 20:26:14
- RE: 価値あり☆
- spumamiさん、こんばんは〜☆
えーっ、早速読んでくれたんだ、遺跡なのに!しかも”価値あり”
なんて、なんか合格点もらったみたいで超ウレシイっす(^^)v
ポンペイは火山灰とか火とか、そんなんにやられちゃったけど、
オスティアは泥土の堆積だから、ずいぶん保存状態よかったみたい
ですね。私も、ここまで見ごたえあったのか?!って驚きました。
> 遺跡に興味がなくても、こうやって机上でくつろぎなら
> 説明付でみる遺跡は悪くない。タダだし〜〜(人のふんどし)
でた!人のふんどし(笑)
遺跡の良さって、人に伝えるの正直大変ですよね。興味ないと
ほんと、ただ石ばっか見せられてるぅ〜って思うのも無理ない
と思う。
いや、でもspumamiさんのワインのつまみになったなら、そりゃ
私も書いた甲斐があるってもんですわ!
> 読んでる間、チラチラと「浴場設計技師ルシウス」が登場しました。
> 水洗トイレなんて、絶対にルシウスがウォシュレットからヒントを得て
> 作ったでしょ!って思いました。
やっぱり?!私も浴場とか見てると絶対ルシウスが頭をよぎっちゃう!
あの、ウォシュレットやって「おふっ♪」とか声あげてるシーンとか。
しかし、トイレすら社交の場にしてしまうローマ人、どんだけ話好き
なんじゃ、って思いました。
残りはローマ編だけになってきて、ちょっと寂しくなってきたました。
またぼちぼちUPしますので、よかったら覗いてみてくださいね。
ありがとうございましたぁ!
めておら☆
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