2015/05/04 - 2015/05/04
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トンガリキさん
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早朝に丹巴から小金経由の乗合バスで四姑娘山までやってきました。四姑娘山での滞在は一日半しかないため、この日はバスで観光ができる双橋溝に行き、翌日の午前中に海子溝までトレッキングをした後、成都に戻る予定です。双橋溝は風景区内を周遊バスで周る方式で、峡谷の両側には氷河をたたえた岩峰群が目前にせまり、とても風光明媚なところでした。
以下、日程です。
5/1(金)関空→南京→成都
5/2(土)成都→巴朗山峠→丹巴→甲居藏寨
5/3(日)甲居藏寨→岳札郷墨爾多寺→曲登沙寺→中路→梭坡→丹巴
5/4(月)丹巴→小金→双橋溝→四姑娘山(長坪村)
5/5(火)四姑娘山(長坪村)→成都
5/6(水)成都→南京→関空
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この日は四姑娘山の麓の日隆鎮に向かいますが、昨日長距離バスの予約ができなかったので乗合バスで行くことにします。早朝から雨が降っていて、四姑娘山が見えるかどうか微妙です。
ホテルをチェックアウトし、近くの乗合バスの乗り場まで歩いていく時に、乗合のドライバーから声をかけられて、四姑娘山まで向かう旨伝えると、乗り場の向かいの食堂で朝食を食べている小金行きのドライバーに声をかけてくれて、彼の乗合バスで行くことになりました(30元/人)。我々もその食堂で水餃子を食べてから、丹巴の街を8時頃に出発しました。 -
途中で雨も止み、晴れ間も見えるようになってきました。一時間ほどで小金に到着し、日隆までの路線バスを探しましたが、2時間ほど後の出発の様なので、誘われた乗合ミニバスに乗って日隆まで行きました(20元/人)。
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一時間ほどで日隆鎮に到着し、長坪溝村の「天晴客桟」をBooking.comで予約していたので、小金からのミニバスにここまで送ってもらいました。
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天晴客桟のフロント。朝食付きで二人で150元です。オーナーがてきぱきと対応してくれる、とても感じの良い民宿です。成都までのバスのチケットも手配してもらいました。
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日本のビジネスホテル並みの綺麗さで、シャワーなどの水回りも申し分ありません。
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四姑娘山のあたりはまだ雲に覆われており、海子溝や長坪溝のトレッキングをしても、四姑娘山が拝めるかどうか微妙でしたので、バスでの観光が可能な双橋溝に行くことにします。長坪溝村の入口で客待ちしていた白タクで双橋溝の入口まで向かいます(30元)。入場料は周遊バス代含めて二人分で310元でした。
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双橋溝の概略図です。
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お昼の12時過ぎ頃、入口で客待ちしていた周遊バスに乗りこみ、双橋溝へと向かいます。客が誰も乗っておらず、貸切状態でした。
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道路沿いの集落。
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最初の見所である人参果坪で別の周遊バスと合流し、そちらの方に移動させられました。こちらは既に客が大勢乗り込んでいたので、通路側しか座れませんでした。この双橋溝は周遊バスが運行しており、自家用車での観光はできません。終点の紅杉林までノンストップで向かい、帰路に数か所ある見所に停まって観光するシステムです。
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45分ほどで終点の紅杉林に到着しました。周囲には氷河を抱いた雪山が目前に広がっていて圧倒されます。
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少しガスがかかっていますが、雪山の風景を綺麗に見ることができます。紅杉林は双橋溝の奥まった所にあるので、雪山までの距離が非常に近く、車でこのような場所にまで来れることに驚きです。
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阿妣山の真下には、冰川の風景と呼ばれる氷河が取りついていて、非常に美しい風景を見せてくれます。
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紅杉林は阿妣山、玉兎峰、牛心山が屏風のように取り囲んでいますが、玉兎峰は残念ながらガスがかかって見えませんでした。
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岩肌が垂直に切り立っています。
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紅杉林から見た牛心山。
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牛心山の山頂部。
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紅杉林では30cmほどの雪が積もっていました。
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紅杉林の駐車場脇には、高山病に効くとされる紅景天や冬虫夏草などが売られていました。
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紅景天や他の薬草などを入れたお茶を飲ませてくれました。このお店で松茸を一袋購入(30元)。
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こちらがそのお店の女主人。
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一時間ほど紅杉林で滞在した後、来た時と同じ周遊バスに乗って複数の見所に立ち寄りながら帰路につきます。左手には牛心山が大きく立ちはだかっています。
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牛心山の岸壁。
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車を進めるにつれて、牛心山の姿が変わっていきます。
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牛心山。
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牛心山が円錐状に姿を変えました。
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牛心山の左手には紅杉林の雪山が広がっています。
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紅杉林の阿妣山方面の風景。
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ポタラ峰を見上げることのできる、大草坪の観景点でバスが停まりました。ここからは、牛心山と紅杉林の冰川の絶景を眺めることができます。
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牛心山。
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紅杉林の冰川。
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ボタラ峰。
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ポタラ峰の大岸壁。
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背後には尖子山と狩人峰が鎮座しています。
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尖子山。
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大草坪には大小のチョルテンが数多く建てられています。
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タルチョーが架けられたチョルテン。
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大草坪のチョルテン。
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牛心山とチョルテン。
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雪山とチョルテン。
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マニ石。
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チョルテン。
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チョルテン。
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タルチョー越しに眺める牛心山と冰川の美しい風景。
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青空に映える青色のタルチョー。
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これが双橋溝の周遊バスです。
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次は四姑娜措の池まで向かいます。
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池の中に枯れ木が林立しています。
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東側には巨大な岩峰から滝が流れていました。
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岸壁を流れる滝。
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岩峰群を左手に見ながら次の見所まで進みます。
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岩峰群。
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岩峰群。
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漂流入口で停まり、ここからはゴムボートで川下りもできますが、我々は遊歩道を歩いていきます。
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岩峰。
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そそりたつ岩峰。
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遊歩道には木道が設置されています。
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牛が放牧されていました。
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30分ほどの気持のよいウォーキングでした。
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次は隆珠措。この池にも枯れ木が立ち並んでいます。
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最初に周遊バスに乗り換えをした人参果坪に最後に立ち寄りました。4時半ごろに入口に戻り、4時間半ほどの観光でした。入口脇に停まっていたミニバンをつかまえ、長坪溝村まで戻ります(40元)。
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長坪溝村のチョルテン。
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夕食は天晴客桟のレストランで、鍋をいただきました。地元でとれた野菜がシャキシャキしてとても美味しかったです。
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