羽田沼野鳥公園でバードウォッチング [2014](1)

2014/12/08 - 2014/12/08

大田原市の羽田沼野鳥公園に、珍鳥アカハシハジロとクビワキンクロが入っているとの情報を戴き、見に行ってきました。

表紙写真が、珍鳥アカハシハジロ（赤嘴羽白）のオスです。


（注）「珍鳥のブログ公開は地元への迷惑を考慮して慎重に」との事で公開していませんでしたが、もう冬鳥の鴨類も北国に旅立ち見られなくなったので、地元への迷惑は無いと判断し公開しました。

エリア 大田原・黒羽・那珂川(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

羽田沼（はんだぬま）野鳥公園です。
初めての訪問です。

羽田沼野鳥公園の風景です。

冬季、白鳥飛来地としても有名だそうです。

羽田沼野鳥公園の風景です。

羽田沼は、農業用貯水池で約4haあるそうです。

羽田沼野鳥公園

羽田沼野鳥公園の施設

羽田沼野鳥公園は、絶滅危惧種のミヤコタナゴの希少な生息地にもなっています。

羽田ミヤコタナゴ生息地保護区

白鳥を見にやってくる観光客が餌を与える為、結果として水域を汚染してしまい、ミヤコタナゴなどの生存が危ぶまれているそうです。

農産物直売所もありました。

こちらは、白鳥を見にきている観光客ではないですよね。
明らかに、珍鳥アカハシハジロ狙いのバーダーでしょう。

おじいちゃんに連れられて、白鳥を見にきたのかな？

こちらは、白鳥目当ての観光客のようです。

「餌をくれ〜！」と白鳥も騒いでいるようです。

拡大してみると、オオハクチョウですね。

オオハクチョウ（大白鳥）

灰色の白鳥は、オオハクチョウの幼鳥です。

オオハクチョウとマガモ（真鴨）（奥）

オオハクチョウとマガモ

オオハクチョウとマガモ

オオハクチョウとホシハジロ（星羽白）（奥）

オオハクチョウ（左が成鳥、右が幼鳥）

オオハクチョウ

オオハクチョウと、オナガガモ（尾長鴨）（右前）

オオハクチョウ

「お〜い、愛してるよ〜・・・！」

オオハクチョウ

「だったら、ダイヤの指輪ちょうだいね〜・・・！」なんて、言ってるのか、どうか・・・。(^_^;

上空に、鷹の仲間のミサゴが現れました。

環境省レッドリストに、準絶滅危惧種として登録されています。

ミサゴ

鷹の仲間ですが、魚食専門です。

ミサゴ

絶滅危惧種のミヤコタナゴは食べないでね。

オナガガモ（尾長鴨）

カルガモ（軽鴨）

マガモ♂（左）と、ホシハジロ（中央と右）

キンクロハジロ（金黒羽白）♂

やっと、お目当てのアカハシハジロ（赤嘴羽白）♂が見つかりました。

アカハシハジロ♂（奥）と、ホシハジロ♂（前）

アカハシハジロ♂（前）と、キンクロハジロ♂（奥）

アカハシハジロ♂（前）と、キンクロハジロ♂（奥）

アカハシハジロ♂

アカハシハジロは、稀な冬鳥として渡来し、本州・九州・宮古島などでの観察記録があるそうです。本来は、ヨーロッパから中央アジアにかけて繁殖分布する鳥です。
私も、４年前に山中湖まで出かけて、メスのアカハシハジロを見ました。
オスを見たのは、今回が初めてです。

アカハシハジロ♂（奥）と、ホシハジロ♀（左前）

アカハシハジロ♂（奥）と、キンクロハジロ♂（右前）と、ホシハジロ♂♀（雌が左前）

アカハシハジロ♂（前）と、ホシハジロ♂（右奥）

アカハシハジロ♂

アカハシハジロ♂（左）と、ホシハジロ♂（右）

アカハシハジロ♂

「それでは、皆さんさようなら〜！」と、手を振っているつもり・・・？