2015/04/29 - 2015/05/02
33位(同エリア95件中)
ごんじさん
ケイビング。
それは、手つかずの自然のままの洞窟を、ヘルメットやヘッドライトを
付けて探検するスポーツ。欧米では登山と並ぶ人気。
今年の正月に行ったベリーズで初めて体験したケイビング、
それが結構おもしろくて。
そのツアーで知り合った人に「沖永良部のケイビングは面白いよ」と
教えてもらったこともあり、さっそく行ってきました。
沖永良部島は隆起サンゴ礁の島で、地下には200〜300もの大鍾乳洞群が広がっており、
ケイビングの聖地とも言われているそう。
その中でも「死ぬまでに一度は見てみたい日本の絶景」などにも選ばれた洞窟を探検すべく、
3泊4日で行ってきました。
それなりに経費もかかりましたが、非常に楽しい体験ができました♪
山もいいけど、洞窟もいい!
ハマりそう、ケイビング!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
沖永良部は鹿児島県。
屋久島・種子島の下、奄美大島・徳之島の下、与論島の上、沖縄の上。
そんな感じのところにあります。 -
鹿児島からはプロペラ機。座席配置は1列&2列。満席でした。
-
沖永良部に到着〜。東京から4時間かかりました。
今日はちょっと曇っています。 -
着いた初日からすぐケイビングです。
ケイビングのガイドさんに空港からホテルまで連れて行ってもらいます。
今日から3泊お世話になるフローラルホテル。 -
室内はまぁ、ビジネスホテルですな。
狭いけど、寝るだけなので気になりません。 -
部屋からのの眺めはこんな感じ。オーシャンビュー。
手前の芝生部分では、早朝体操するおじさんや、ダンスの練習する中学生や、
ゲートボールするご夫婦や、、いろんな人がいました。 -
急いで着替えて、すぐにケイビングに出発。
今回お世話になった「沖永良部島ケイビングガイド連盟」さんは、
フローラルホテルのすぐ隣に事務所があります。
見た目ちょっと・・な感じの事務所(笑)
沖永良部の洞窟が初めての場合、いきなり“絶景”とされる洞窟には入れないので、
今日はまず「リムストーンケイブ」と呼ばれる一番難易度の低いコースに行きます。 -
事務所でいろいろ説明を聞いて、誓約書にサイン。
水着の上にレンタルのウェットスーツ&つなぎを着ます。
足元は、靴下&登山靴。
ベリーズでは水着だけだったから、それに比べると重装備だな。
ガイドさんが運転する車で15分ほど移動。
そこでさらに、ヘッドライトのついたヘルメットをかぶり、手袋を装着。
いよいよ出発! -
「ハイ、ここから入ります」
・・え?ここ?
言われないと全然わかりません。
ここからジャングルに突撃。 -
5分くらい歩いて洞窟の入口に到着。
・・・さっきよりもっと、え?ここ??
マジでここから入るんすか?(◎_◎;) -
入口からいきなり急坂、粘土質で滑りやすくて恐る恐る・・
-
昔はこの洞窟の水を汲んで利用していたそうで、名残の機械が置いたままに
なっていたり(何に使うのかは不明)。 -
洞窟の成り立ちや鍾乳石などについて、ガイドさんの説明を受けながら
奥に進んでいきます。 -
ケイブパール。
-
なんだっけ・・サンゴの化石だったかな?
-
水に浮いてみる。ほとんど死体(笑)
沖永良部の洞窟は水が豊富で(昔は水飲み場だったり洗濯場だったりしたくらいなので)
川のようにザーザー流れています。滝つぼのようなところで飛び込んで遊んだりも。 -
ここは天井が高い。
来年の年賀状用に(?)記念撮影します。 -
細ーいところも通ります。
ガイドさんが通り抜け方を説明中。行けるんかいな・・ -
こんな美しい結晶のようなものが!
今のところ、ここ一ヶ所でしか見つかっていないそうで、ガイドさんの奥さんの
名前を付けて「ヨシエクリスタル」と言っているのだとか(笑) -
イチオシ
歩くこと1時間、ついにリムストーンのゴールに到着!
めっちゃきれいです〜。
この美しさにはガイドさんの演出があるわけなのですが・・
感動です。 -
ここでも、来年の年賀状用の写真を撮影〜。
-
ひとしきり楽しんだら出口へ向かいます。
四つん這いになって、えっちらおっちら・・ -
出口だー。
ヘッドライトがないと本当に真っ暗闇になる洞窟の中にいると、
時間感覚がなくなります。
そうか、まだ外はこんなに明かるかったんだ・・ -
さぁ続いて2日目です!
今日はいよいよ、沖永良部にやってきた目的である「銀水洞」と呼ばれる洞窟に入ります。
我々2人に対してガイドさんも2人。
いろいろ道具が必要なので、ガイドさん2人必要なんでしょうね〜。 -
今日もまずはジャングルトレッキングから。
写真の左下に見える穴が、洞窟の入口です。 -
入ってすぐから天井が低い。
-
腰まで水に浸かり・・
-
匍匐前進・・
-
水の中でも匍匐前進・・
-
ゴミ拾いしつつ進みます。
大雨が降ったとき、外から雨水と一緒に流れ込んできてしまうらしい。 -
「鬼の足首」と呼ばれる鍾乳石。
右が足首、左が指先ってことですね。 -
このコース最大の難関、激狭の穴を潜り抜ける時が。
高さが15cmくらいしかない隙間なので、匍匐前進でも通れません。
水平に仰向けに浮いて顔面だけ出して足から突っ込む・・って感じ。 -
ストローと呼ばれる鍾乳管。
管の先からは水がポタポタ流れ落ちています。
これが成長すると鍾乳石になります。 -
ストローは通常真っ直ぐだけど、流れ落ちる水滴の量が多い場合、
こんな風に渦巻き型になるんだとか。
なぜなんだ、神秘〜。 -
逆さにすると雪山のような?
-
昨日のコースと違って大きな岩が多いなぁ。
岩の上を乗ったり下りたり・・これって登山の岩場歩きのいいトレーニングかも。
などと考えながら、ぐいぐい進みます。 -
キャニオニングみたい? 滑り台のようなところを滑り・・オシリが挟まって
滑らなかった(笑) -
キラキラ光ってきれい〜。
-
メレンゲのホイップみたい。おいしそう。
-
人と比較して、このくらいの大きさ。
-
もうすぐゴール地点に到着です。
-
その前に、ランチにします。
洞窟に入る前にコンビニで買ってきたカップラーメンやおにぎりなどを食べます。
洞窟の中での食事・・初めての体験。
美味しいような美味しくないような・・ -
食事後、ガイドさん2人は準備のためこのホイップの上にあがっていきます。
その間15分くらい、我々は下で待機。
準備完了、ホイップの上にあがると・・・ -
イチオシ
おおっ!これがっ!
『世界を見てきた探検家も絶賛する洞窟。過酷な道程を乗り越えた者だけが見れる
絶海がそこにはある』(by.ケイビングガイド連盟のチラシ)
と言われる絶景が今ここに!!
洞窟に入って3時間、ついに到着しました〜。 -
すごいなぁ〜。
周りは茶色の泥をかぶっているのに、水が張ったプールの淵の部分は真っ白。 -
わ〜〜い♪
-
うひょ〜♪
-
これがガイドさん。さすが、ポーズ決め慣れている。
-
こちら、ポーズを決められず突っ立っているだけの人。
-
プールに貯まっている水がすごく透明度が高い。
水の中の結晶もこんなにきれい。 -
そろそろ帰りましょうかね。
撤収準備をするガイドさん。 -
昨日のリムストーンコースと違い、今日の銀水洞コースはピストンなので
行きと同じ道を戻ります。
カタツムリの殻が散乱。
外から侵入してきたものと思われます。 -
脱出ー! 光がまぶしいッ。
-
粘土質でツルツル滑るジャングルをかき分け、倒木をまたぎ、出口へと向かいます。
-
外に咲いていた花を見てホッとしたりして。。
ケイビング、ほんとに楽しかったけど、あの暗い狭い空間にずっとはいられないよね。 -
事務所に戻り、支払いを済ませ、CDを貰います。
洞窟の中ではガイドさんがたくさん写真や動画を撮ってくれて、それをロムに
おとしていただけるのです。
(今回の旅行記にも少し使用させてもらっています)
つなぎ・ウェットを脱いで、水着姿のまま歩いてホテルへ。
髪の毛もびしゃびしゃ濡れたままロビーを歩いてすみません。
今日の晩ご飯は、ケイビングのガイドさんが経営する居酒屋「草」へ。
ホテルから離れたところにあるのだけど車がないしな〜、と思っていたら
なんと送迎してくださるとか!
お言葉に甘えて、お願いしちゃいました。 -
かなり人気店らしい。
黒糖焼酎のボトルキープがこんなに! -
刺身盛り合わせ。
一番右の黒っぽいのが「ホーミー酢味噌和え」。
ホーミーとは、小さなアワビみたいな、トコブシみたいな貝。
こりこりして美味しかったです。 -
アオサ、もずく、しょうがの天ぷら。
-
島魚のフライ。でかすぎる!
-
ニギャナのチャンプルー。
ニギャナ=苦菜です。苦いものは好きだから大丈夫〜、と思ったけど・・これは・・
これはヤバイ!想像を超えた苦さです。
さすがの私も辛すぎて・・ごめんなさい、残しちゃいましたm(_ _)m
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この旅行記へのコメント (6)
-
- コージ☆さん 2015/05/17 10:10:06
- 海おっさん,山ババアに先越される(笑)
- ごんじさん こんにちは!
素晴らしい旅行記ありがとうございました!
写真から察するに,おそらくベリーズ以上の感動だったのでは??
実は,わたしも7月に予約したんですよ〜
同じホテルで,同じ連盟で!
おかげさまで予習ができました
2日目は,わたしは水連洞を予約したんですが,やっぱり銀水堂の方がいいんでしょうねー?お値段もそれなりだし…
それにしても,沖永良部への飛行機代めちゃめちゃ高いですねー
それだけで,行くのをやめようかとも思っちゃいましたが,ここで引いては,山ババアに負けてしまう!(笑),絶対行くぞーと,いま決意を新たにしました!
コージ☆
- ごんじさん からの返信 2015/05/17 21:51:29
- RE: 海おっさん,山ババアに先越される(笑)
- 海おっさん、こんばんは!
えーっ沖永良部、行くんだー!
いいないいな、私もまた行きたいなー。
ケイビング、楽しかったよー。
ベリーズも楽しかったけど、今思えばあれはお試し版みたいな感じだったかと。
沖永良部ですっかりケイビングにハマってしまいました。
関東周辺でケイビングできるところないか探している今日この頃。
銀水洞はあの絶景が見られていいんだけど、水連洞は途中にアクティビティがあったりして(と聞いた)道中楽しいかもしれない。
そう、沖永良部は行くのが大変・・あれ?でも飛行機のプラチナ会員みたいなのじゃなかったっけ?そういうので安いチケットは取れないんですかね?
もうちょっと楽に行ければ、私もまた行くんだけどねー。
ウミガメちゃんもたくさんいるみたいだし、一緒に泳いできてねっ!
旅行記楽しみにしてまーす
- コージ☆さん からの返信 2015/05/17 22:54:31
- 続けざまに,情報ありがとうございます!
- 山姥さん こんばんは!
沖永良部って,どこで食べるんだろうと思っていたら,スタッフのお母さんの食堂ですね!新納さんですよねー
ホテルにも居酒屋あるんですねー
一人分は量が多いから,もしケービング女子が居れば一緒に食べることにしまーす(笑)
関東周辺でケイビングできるところがあったら,教えてください!
そういえば,来週,海おっさん(元・山ボーイ),山へ行きます!
鹿児島の霧島なんですが,ミヤマキリシマが見ごろだそうで,去年の秋に霧島へ行ってから,今年登ろうと決めてたんです!
山っていっても,ハイキング程度ですが(笑)
むか〜し,九州の久住山とか祖母山に登ったんですが,標高は低いですが,北アルプスなんかと違う意味で雄大で感動ですよー
あの辺は,オススメです!
コージ☆
- ごんじさん からの返信 2015/05/18 13:15:29
- RE: 続けざまに,情報ありがとうございます!
- おお、ミヤマキリシマ!
実は今回の沖永良部のあと霧島に行き、韓国岳に登りましたよ。
ガスっちゃって眺望がよくなかったので旅行記は作ってないけど。
ミヤマキリシマにはまだ早いから全然期待していなかったけど、
麓の方に気の早いやつが咲いてました!
いいな〜、来週ならちょうど満開でしょうね〜。
高千穂峰の山頂に突き刺さった天の逆鉾も見たいので、
花に時期に合わせて私もいつか行くかも。
ケイビング、富士山麓に面白そうなの発見。
- コージ☆さん からの返信 2015/05/18 20:36:35
- 沖永良部なんですがー
- ごんじさん こんばんはー
韓国岳に登ったんですかー!
さすが,クソババア あ,間違えた(^^; 山ババア
わたしも学生のころ,登ろうとしたら雨だったんで温泉に入って降りてきました
今回の霧島行きは,高千穂峰の「天の逆鉾」を見ることが大目的で,ついでのミヤマキリシマなんです
ところで,沖永良部じゃ泳がなかったんですか?
泳げるところありますよねー?
わたしは実質2泊3日で,初日の午後と二日目の午前にケービングして,後は,泳ごうと思ってるんです
ま,ウミガメちゃんとは,さんざん泳いだんで(確信犯的な“イヤミ”),キレイなサンゴ礁やサカナがいれば,満足なんですがー
それと,富士山麓のケイビングって,恐怖!青木が原の樹海じゃないですよね?
コージ☆
- ごんじさん からの返信 2015/05/19 00:14:14
- ウミガメちゃんと泳ぎたい
- ウミガメちゃん、、、くぅー、いいなぁ!
いつかウミガメちゃんと一緒に泳げる日がくるのだろうか・・
私が帰るのと入れ違いにダイバーがたくさん来ていたようですよ。
機材の入った大きなトランクがホテルのロビーにいっぱい届いていたし。
私も泳ぐつもりだったけど、気がついたら名所めぐりで終わってしまっていた・・
富士山麓のケイビング、もちろん青木ケ原の樹海デスヨ!
行政に許可取らないと入れないような、氷の洞窟があるんだって。
めっちゃ面白そう。
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