150321-22女川まち開き～石巻寄り道海鮮丼～鳴子温泉三昧～仙台牛たんプチ散歩【2】

2015/03/21 - 2015/03/22

（【1】よりつづく）
2015年3月21日、祝・JR石巻線全線再開！！ということで女川まで行ってきました。
駅前広場ではまち開きの式典が行われ、祝賀演奏ではメジャーなソプラノ歌手が登場（知らずに来たのでびっくり）！　女川町長、宮城県知事をはじめとして周辺市長、復興大臣、国土交通大臣やらエラい人たちが勢揃いで、出店もあったりでけっこうな人だかり。
女川を訪れたのは2012年以来3年ぶりですが、駅周辺は区画整理が進みつつあり、これから建物や緑が増えていくんだなと想像できるまでになっていました（駅前の商業エリアは年内開業予定、町内全域の造成工事完了予定は平成30年度とのこと）。
ランチは人気の活穴子天丼をもくろんでいたものの、大量のバス団体客でごったがえしてて今回は断念。いつリベンジしよう。。
午後は真新しい駅舎・併設の「女川温泉ゆぽっぽ」（明くる日の営業開始）の内覧会をやっていて、建築や内装をしっかり見学できてラッキーでした。温泉の営業開始後はなかなかこういう機会はないでしょう。
石巻に寄り道しつつ、宿泊は大好きな鳴子温泉。4つの源泉のお風呂はやはりどれもすばらしくてウットリ。
2日めは仙台に移動して、牛たんランチで昨年秋のリベンジを果たす、と。東京でも食べられる？いや～やっぱり本場で食べるのが断然いいのです。満腹後は小1時間ほど仙台のまちを散策して帰路につきました。

【1日目】
自宅→（中央・総武線）→東京→（東北新幹線「やまびこ」）→古川→（陸羽東線）→小牛田→（石巻線）→女川→（石巻線）→石巻→（石巻線）→小牛田→（陸羽東線）→古川→（陸羽東線）→鳴子温泉（泊）
【2日目】
鳴子温泉→（陸羽東線）～小牛田→（東北本線）→仙台→（秋田新幹線「こまち」）→東京→（中央・総武線）→自宅→（中央・総武線）→国立→（中央・総武線）→自宅

※昨年秋の東北旅行では週末パスを買いそびれて悔しい思いをしたので、今回はフル活用すべくちゃんと前日に購入。帰京後の移動もまかなえてさらにお得感。。

エリア 石巻(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

石巻駅に着きました。石ノ森章太郎のキャラクターがたくさん。

石巻駅 駅

コインロッカーにも、

石巻駅 駅

駅舎の窓にも、

石巻駅 駅

石ノ森萬画館へと誘うように、街のあちこちの道沿いにサイボーグ009などの人気キャラクターが！

石巻駅 駅

そう、石巻の街は彼らによって守られている！
あまり時間はありませんが、駅前でレンタサイクルをして小1時間ほど散策します。

マップ片手に全部まわっても楽しいかも。ファンにはたまらないんじゃないでしょうか。

商店街は、時間帯が微妙だったのかあまり人通りがないかんじ。

旧北上川の中洲にある石ノ森萬画館。駅から約1kmということで、自転車だとすぐです。

石ノ森萬画館 美術館・博物館

宇宙船のような不思議な建物ですね。
東日本大震災の影響でしばらく休館していましたが、2012年11月17日に再開館しました。
Wikipediaによると「チリ地震による津波の教訓から1階の天井が8メートルと高めに設計され、原画の保管や展示は2階、3階部分で行っていたため、館内に収蔵された物品や、避難者への被害はなかった」とのこと。

石ノ森萬画館 美術館・博物館

建物の外側にもキャラクターが。

石ノ森萬画館 美術館・博物館

中がどうなっているのか建物的にも気になるものの、時間の余裕が少ないので今回はスルーします。。

石ノ森萬画館 美術館・博物館

やけに目立つ道路標識（笑）

道沿いに見つけた気になる煙突と建物。仙台味噌や醤油の老舗のようです。
明治41年創業の山形屋商店 http://www.yamagataya.net
日和山ちょっと登れるかなと思ったけど…入口がよくわからない上に遠そうなので途中で引き返しました。

山形屋 グルメ・レストラン

居酒屋「六文銭」
http://ishinomaki-photo.blogspot.jp/2013/06/rokumonsen.html
石巻駅周辺に泊まるんだったら夜の飲み食いはここがいいな。

海鮮料理 居酒屋 六文銭 グルメ・レストラン

建物の壁にサイボーグたちが。1階はレトロな雰囲気の美容室です。

昼と夜の合間の中途半端な時間のため飲食店はどこもまだやっておらず、パンフレットで唯一16時開店になっていたお寿司やさんを突撃（16時過ぎても「準備中」の札がかかっていたのでお願いして入れてもらった…）。
石巻名物「金華丼」を頼んだつもりだったけど、写真と比べてやや小ぶりな盛りつけで出てきました。そして会計も通常より安い値段（金華丼は2500円以上の設定と市で決まっている）…ということはこのメニューはいったいなんだったのだろう？
いずれにしても美味しかったし、やっとお腹も満たされたのでした。

駅の売店で笹かまを買って、宿泊先の鳴子温泉へと向かいます。
チェックイン最終時間が20時なので、19時50分に鳴子温泉に着く電車です。

鳴子温泉駅からの道に少々迷ったものの、（駅前のタクシーの運ちゃんに親切に教えてもらい）なんとか到着。
自炊部への素泊まりで、家電・アメニティ完備のプランでの予約。楽天トラベルで通常1名4,200円（税抜）です。ポイントを使ってさらに安くなりました。鍵もついていないような部屋だけど装備は全く問題ありません。
すぐさま、21時まで女性専用時間帯の露天風呂その他4つの源泉を満喫し、ちょっとヘトヘトになり眠りにつきました。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

明けて朝。部屋の様子。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

部屋の前の通路。障子（鍵なし。ある部屋もあるようです）1枚挟んでいるだけです。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

自炊宿らしく、通路沿いにはコンロとやかんが。レトロな形だな〜

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

廊下には共同の冷蔵庫が置いてあります。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

こちらは炊事場。シンプルです。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

1つの宿で、タイプが大分違う4つの源泉を持っているというのがすばらしいです。
透明なさらりとした温泉のすぐ隣の浴場では、白濁した濃厚なかんじの温泉だったり。
夜にいっきにひととおり巡ったらさすがに疲れてしまいました。本来、ゆっくり滞在して湯治を行うものなんですよね。
朝は一番気に入った源泉のお風呂「義経の湯」にゆっくり入りました。含土類-芒硝泉です。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

姥の湯の由来などが書かれています。窓の外には露天風呂があります（男女入れ替え制、昼間は混浴）。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

露天風呂以外は男女1つずつあって安心。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

廊下には古い電話機。壊れているようですが。。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

玄関。うん、けだるくて良し。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

玄関の様子をみるに、そこそこの人数が泊まっていたみたいです。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

チェックアウトし、駅へと向かいます。
旅館姥の湯、正面玄関。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

旅館姥の湯、坂を少し登ったところから。

鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥乃湯 宿・ホテル

向こうに見えるは何山かな？　雪化粧しています。
（【3】へつづく）