2015/03/21 - 2015/03/22
35位(同エリア115件中)
未明花さん
2015年3月21日、祝・JR石巻線全線再開!!ということで女川まで行ってきました。
駅前広場ではまち開きの式典が行われ、祝賀演奏ではメジャーなソプラノ歌手が登場(知らずに来たのでびっくり)! 女川町長、宮城県知事をはじめとして周辺市長、復興大臣、国土交通大臣やらエラい人たちが勢揃いで、出店もあったりでけっこうな人だかり。
女川を訪れたのは2012年以来3年ぶりですが、駅周辺は区画整理が進みつつあり、これから建物や緑が増えていくんだなと想像できるまでになっていました(駅前の商業エリアは年内開業予定、町内全域の造成工事完了予定は平成30年度とのこと)。
ランチは人気の活穴子天丼をもくろんでいたものの、大量のバス団体客でごったがえしてて今回は断念。いつリベンジしよう。。
午後は真新しい駅舎・併設の「女川温泉ゆぽっぽ」(明くる日の営業開始)の内覧会をやっていて、建築や内装をしっかり見学できてラッキーでした。温泉の営業開始後はなかなかこういう機会はないでしょう。
石巻に寄り道しつつ、宿泊は大好きな鳴子温泉。4つの源泉のお風呂はやはりどれもすばらしくてウットリ。
2日めは仙台に移動して、牛たんランチで昨年秋のリベンジを果たす、と。東京でも食べられる?いや~やっぱり本場で食べるのが断然いいのです。満腹後は小1時間ほど仙台のまちを散策して帰路につきました。
【1日目】
自宅→(中央・総武線)→東京→(東北新幹線「やまびこ」)→古川→(陸羽東線)→小牛田→(石巻線)→女川→(石巻線)→石巻→(石巻線)→小牛田→(陸羽東線)→古川→(陸羽東線)→鳴子温泉(泊)
【2日目】
鳴子温泉→(陸羽東線)~小牛田→(東北本線)→仙台→(秋田新幹線「こまち」)→東京→(中央・総武線)→自宅→(中央・総武線)→国立→(中央・総武線)→自宅
※昨年秋の東北旅行では週末パスを買いそびれて悔しい思いをしたので、今回はフル活用すべくちゃんと前日に購入。帰京後の移動もまかなえてさらにお得感。。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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自宅最寄駅5時台の電車に乗って東京に向かうも、線路内人立ち入りで途中で立ち往生。新幹線の時間に間に合うか!?早朝からヒヤヒヤ。10分遅れで着いた東京駅構内を全速力で疾走し、ピリピリピリピリ…と発車ベルが鳴り響く中滑り込みセーフ。
こちらは新幹線からの風景(福島)。福島駅 駅
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古川にて陸羽東線、小牛田行きに乗り換え。
古川駅 駅
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小牛田着。石巻線に乗り換え。
小牛田駅 駅
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2015年3月21日(本日)より全線再開で「女川行き」!
小牛田駅 駅
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全再開通初日だからなのか、朝早めなのにけっこう人が乗っていました。
そして、運転席にこんなに人がウジャウジャいるのは初めて見たかも。。 -
渡波駅の次は万石浦駅、この辺りから海や水辺を感じさせる駅名になってきた。
万石浦駅 駅
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沢田駅を過ぎて浦宿駅までは海岸線に近いところを走るので、車窓には海が広がります。
万石浦は、細い水路で海とつながっている内海です。潮干狩りの名所で、海苔やカキの養殖が盛んとのこと。
渡波にはかき小屋があるようで、旬の時期に行ってみたいなぁ〜。 -
取材のカメラも乗っていました。
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女川駅到着! 新しいホームの先には新しい駅舎が見えます。
けっこうな人だかり。取材陣も複数来ています。女川駅 駅
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駅ホームからの風景。造成工事進行中。
パワーショベルがカラフルです。女川駅 駅
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「祝・おながわ復興まちびらき」
女川駅 駅
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女川まで連れて来てくれた列車が戻っていきます。
女川駅 駅
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終点(始点)なので線路はここまで(ここから)。1面ホームです。
新駅舎は以前より200メートルほど内陸側へ移動し、7〜9メートルかさ上げされた場所に建てられています。女川駅 駅
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建築家・坂茂の設計による真新しい駅舎。明るい木目調と白い支柱が印象的で、外壁には宮城県産の杉板を使用しているとのこと。
http://casabrutus.com/architecture/6977女川駅 駅
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屋根が編み目になっていておもしろい。透過性の膜素材が使われ、自然光がやさしく降り注きます。
女川駅 駅
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すばらしいのは、駅にはギャラリーや温泉が併設されていること!
「女川温泉ゆぽっぽ」、かつて駅に隣接していた町営の温浴施設が復活。女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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駅前には足湯も!
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建物正面(港側)の駅名表示。
女川駅 駅
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開かれた明るい雰囲気の素敵な駅舎です。
白ベースで汚れが目立ちそうなのは気になるけど…(超庶民的発想)女川駅 駅
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開業のお祝いのお花がズラリ。
女川駅 駅
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式典があるためたくさんの人が駅前に来ています。
こうして見ると、羽根をひろげるウミネコをイメージしたという大きな屋根が特徴的。 -
白い屋根がまぶしい。青空に映える建物ですね。
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なんと! 式典開会前の祝賀演奏でソプラノ歌手の森麻季さんが登場!
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何も知らずに来たのでびっくり。日本語の歌を2曲。
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野外だしマイク使ってましたが、美しい歌声でした。
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地元女川・石巻・東松島の観光協会が出店を設けていました。
石巻焼きそばにそそられる!! -
石巻のイメージキャラクター(ゆるキャラ?)も出張中!
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「いしぴょん」
石巻の「石」の擬人化をモチーフだそうです。○と△でシンプル〜 -
駅前の広場はこんなかんじ(式典用のテントがあって見えづらいけど)。プロムナードへと続く並木や芝生が配置され、公園のような空間になるようです。
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女川町の復興まちづくり事業計画のパネル展示。
http://www.onagawa-info.com -
各地区の航空写真や、完成イメージなど。
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工事の流れや方法の説明をイラストでわかりやすく。
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UR都市機構の方が模型を指しながら来場者にいろいろ説明していました。
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現地の苦労や葛藤もあることと思うけど、こうして街が復興していくのですね。
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こちらは東松島市の公式キャラクター。イート&イ〜ナ兄妹のお兄ちゃん、イートくん。
ハート型の耳=市の花「桜」がモチーフだそうです。 -
周辺を散歩します。
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駅前広場から道を越えたエリアには商店街、地域交流センター、物産センターなどができる予定。まっすぐのびるプロムナードの先にはメモリアル公園、海。
被災遺構保存の可否は市町によって意見が分かれ対応も様々ですが、ここでは被災交番がメモリアル公園内に保存される計画です。 -
新しい道路の整備が進んでいます。
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整地・区画整理の工事中、以前訪れた3年前よりも街の形が見えてきています。
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女川町地域医療センター(旧女川町立病院)。
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医療センターのふもと。
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「WE LOVE 女川」
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2011年3月11日、海抜16メートルの高台にある医療センターでさえも、1階部分は津波が到達し水没したといいます。
敷地内には東日本大震災の「津波記憶石」がありました。 -
「いのちの石碑プロジェクト」
〜女川町の津波到達地点である21ヶ所の浜に石碑を建て、震災の記録と記憶を遠い未来まで伝えるものです〜 -
「千年後の命を守るために」
女川中学校卒業生の言葉。 -
医療センターからの女川港の風景。
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医療センター敷地内の売店・喫茶「女川 おちゃっこクラブ」が営業しており、さんまパンなどを売っていました。小腹が空いていたのでさんまパイを購入。
女川カレーも出していたのでここで食べればよかったなぁ。 -
地元グッズ、震災関連書籍など。
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そんなに見つめないで(笑)
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来賓祝辞の声が聞こえてくる駅前へと戻ります。
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式典は祝賀演奏後に開式し、挨拶や来賓祝辞、祝電披露などが続き(長そうなのでここで離脱して散歩^^;)、感謝状贈呈、テープカット、くす玉割って閉式。その後列車出発式、餅まき。
出店では石巻焼きそば、女川汁(つみれ汁)や東松島のいちご等が配布されました。
各所で撮影や取材が行われていました。 -
活穴子丼、開店時間にはお店の前にいようと思っていたけど…なんだかんだともうお昼になってしまいました。
混んでるかなぁ? ともかく向かいます。交通手段がないのでとにかく歩き。 -
「おかせい」でお寿司か女川丼(海鮮丼)もいいな〜と思いつつ、人だかりを見てこりゃ無理だなぁと^^;
5月末まで開催中の女川ポスター展の投票所となっていて、店の前に全ポスターが展示されていました。
http://www.kahoku.co.jp/imadeki/2014/paper7.html -
道路から港側の風景。対岸の大きな「本」の漢字の建物(写真左端)、港にでかい本屋があるのか…?と訝しげに思っていたら「さんまのヤマホン」なのね^^;
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昼食を求めてひたすら歩きます。お店はまだか、、やや不安がよぎる…その絶妙な間合いで「あと○○km(m)」のお店の案内板が出てくるのがさすがというか。
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やっと着いた、「ニューこのり」。駅方面から歩いて行くにはちと遠いです(後で見たら2.3kmほどあった)。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20121230/335582/
http://ishinomaki100.com/food/seafood/newkorori.html女川海の膳ニューこのり グルメ・レストラン
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そして団体バス客が来ていたようで、リストを見るとまだ相当人数が待っていて、さらに地元の方々のテーブルはまったく流れていない状態。一応しばらく待ってみたけどこれは見込みがないなと。。
リベンジを誓い、来店記念に店内に展示されていたポスターをパチリ。失意とともに再び駅方面に向かいます。女川海の膳ニューこのり グルメ・レストラン
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女川港。
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「女川温泉ゆぽっぽ」は、石巻線全線開通の明くる日の3月22日営業開始。
この日は建物全体の内覧会を一般向けにやっていました。
http://onagawa-yupoppo.com女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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天井やベンチには紙管が使用されています。
女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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「泉と鹿」
浴室には画家・千住博によるタイルアートが。抑えた色調で美しい。
営業開始後は男女両方の浴場には入れないし(笑)、隅々まで真新しい建物が見られてラッキー☆女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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休憩室や脱衣所のタイルアート(「家族樹」、「花の杜」)は、千住博が描いた樹木に、一般公募で集まった917枚の花のイラストが散りばめられています(原画をタイルに忠実に転写する技術をLIXILが提供)。
女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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「霊峰富士」
日本の公衆浴場には欠かせない、伝統の富士山の壁画。こちらのはオシャレですね〜女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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壁のタイルに千住博のサインが。
女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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2階の休憩室からは港の風景がよく見えます。3階は展望デッキです。町のいい憩いの場になりますね。
電車の時間まで、しばしこちらでマッタリしました。
おそらく、建築家がその辺にいらっしゃったように思います。。女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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昼下がり。女川にやってくる電車には人がたくさん乗っていますね。
さて、これから女川を出発、石巻で途中下車します。
(【2】へつづく)女川駅 駅
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