5月2日 <br /><br />早朝、起きるとシトシト雨が降っていた<br />確か雨は明日の予報だったはず<br />離島の天気予報は当たらない<br /><br />朝御飯を食べ、港へ向かう<br />これから宝島へ向かうのだ<br /><br />島の人たちに別れを告げ、船に乗り込む<br />途中、中之島で出会った旅人たちを見送りながらたどり着いたのが宝島<br />宝島港に入港するときには飛び魚が飛んでいるのが見えた<br /><br />宝島に着いた頃にはピーカン晴れに変わっていた<br />宿には可愛い猫ちゃんが4匹もいた<br />しかもどの猫ちゃんも人懐っこい<br />猫が大好きな私にとって、この宿は天国だ <br /><br />お昼ご飯を食べ終わったら、すぐに船のチケットを買いに行く<br />宝島では電動自転車のレンタルもやっているらしいので、チケットを売ってくれたおじさんに電話番号を教えてもらい、さっそく電話をする<br /><br />すると、まだ空きがあるとのことで、すぐさま借りることにした<br />今日は、同じ宿の女性と一緒に島巡りをすることにしたので2台予約<br /><br />1日1500円だ<br />ちなみに電動は2台しかないらしい<br />電動でない自転車の貸し出しもあるようだが、値段は見なかったのでわからない<br />電動自転車は背の低い人には乗りにくいだろう<br />実際、150センチの私は何度も降りるときにこけそうになった<br /><br /><br />翌日の天気予報が雨だったので、今日島巡りをすることにした<br />まず向かったのが、イマキラ岳<br />山頂までの道は舗装されているが、急な坂が続いており、電動自転車を借りていなければ志半ばで挫折していただろう<br /><br />山頂にはトカラ馬の展望台がある<br />そこから眺める荒木崎灯台は絶景だ <br /><br />登りはつらかったが、帰りもつらかった<br />坂が急すぎて、ブレーキをかける手がパンパンになる<br />途中で白いトカラハブにも遭遇した<br /><br /><br />イマキラ岳を降りたら、荒木崎灯台に向かう<br />ここは、牧場の敷地内を突っ切って行くのだが<br />その道路に牛がたくさんいる<br />この道を通るのかと躊躇する<br />牛の横、数十センチのところを恐るおそる通り、灯台へ向かう<br />灯台からの見晴らしも綺麗だ<br /><br />帰りも牛の横を通って帰る<br />白く舗装された道と灯台をゆっくり写真におさめたかったが<br />適当にシャッターを押す<br /><br /><br />無事に牛の横をすり抜けたあとは、観音堂を目指す<br />洞窟内は空気がひんやりして、厳かな雰囲気を醸し出していた<br /><br />そして、その後は大間泊に海を見に行く<br /><br />大間泊へは下り坂だが、帰りもまた急な坂で大変だった<br /><br />ピーカン晴れで坂も多くヘトヘトだったが、今度は大籠海水浴場をめざして走り出した<br />港を過ぎれば走りやすい道だが、曲がる場所を間違えたのか、港のはじっこについてしまった<br />近くにいた島の方に海水浴場までの道を聞き、再出発<br />それでも道を間違えたらしく、気がつけばユリの群生地にいた<br />無数に咲く白い花がとても綺麗だ<br /><br />港に戻るように進んでいくと、大籠海水浴場があった<br />ここにはビーチハウスもあり、夏場は人が集まるのだろう<br /><br />トカラ馬の牧場を見てから、売店に戻ることにした<br /><br />売店は朝と夕方、計3時間営業だが、品物がとても充実していることに驚いた<br />お土産品もフェリーの船内で見たことのないものもあった<br />野菜ジュースが目に入り、思わず買ってしまった<br />売店近くの公園のブランコに乗りながら、ジュースを飲み干す<br /><br /><br />宿に帰ると猫ちゃんたちがお出迎えをしてくれた<br /><br />今日は相部屋なので、同じ部屋のお姉さんと夕食までおしゃべりタイム <br />お互いに沖縄の離島が好きなこと<br />一人旅が好きなこと<br />共通の知り合いがいたこと<br />等で盛り上がり、すっかり意気投合した<br /><br />夕食は仕事で来ている方が多く、観光客は私たち2人とおじ様の3人だけだった<br /><br />仕事で来ている方々とお話ししていると、日本中の島々に行かれていたり、トカラにも何十回も来られていたりして、とても面白かった<br /><br />仕事の帰りに釣ったという魚を見せてもらったり(クエの仲間らしくとても大きい)、おかやどかりを3匹も捕って見せてくれた！<br />宿の庭にゴロゴロいるのだ<br /> 浜辺から大分離れているはずなのにすごい脚力だ<br /><br />この日はかなり自転車をこいで<br />お尻も痛かったので、早めに寝ることにした<br /><br /><br />つづく……

トカラ列島の旅-宝島編-

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2015/04/29 - 2015/05/07

48位(同エリア75件中)

#長期旅行

islanderさん

5月2日

早朝、起きるとシトシト雨が降っていた
確か雨は明日の予報だったはず
離島の天気予報は当たらない

朝御飯を食べ、港へ向かう
これから宝島へ向かうのだ

島の人たちに別れを告げ、船に乗り込む
途中、中之島で出会った旅人たちを見送りながらたどり着いたのが宝島
宝島港に入港するときには飛び魚が飛んでいるのが見えた

宝島に着いた頃にはピーカン晴れに変わっていた
宿には可愛い猫ちゃんが4匹もいた
しかもどの猫ちゃんも人懐っこい
猫が大好きな私にとって、この宿は天国だ

お昼ご飯を食べ終わったら、すぐに船のチケットを買いに行く
宝島では電動自転車のレンタルもやっているらしいので、チケットを売ってくれたおじさんに電話番号を教えてもらい、さっそく電話をする

すると、まだ空きがあるとのことで、すぐさま借りることにした
今日は、同じ宿の女性と一緒に島巡りをすることにしたので2台予約

1日1500円だ
ちなみに電動は2台しかないらしい
電動でない自転車の貸し出しもあるようだが、値段は見なかったのでわからない
電動自転車は背の低い人には乗りにくいだろう
実際、150センチの私は何度も降りるときにこけそうになった

翌日の天気予報が雨だったので、今日島巡りをすることにした
まず向かったのが、イマキラ岳
山頂までの道は舗装されているが、急な坂が続いており、電動自転車を借りていなければ志半ばで挫折していただろう

山頂にはトカラ馬の展望台がある
そこから眺める荒木崎灯台は絶景だ

登りはつらかったが、帰りもつらかった
坂が急すぎて、ブレーキをかける手がパンパンになる
途中で白いトカラハブにも遭遇した

イマキラ岳を降りたら、荒木崎灯台に向かう
ここは、牧場の敷地内を突っ切って行くのだが
その道路に牛がたくさんいる
この道を通るのかと躊躇する
牛の横、数十センチのところを恐るおそる通り、灯台へ向かう
灯台からの見晴らしも綺麗だ

帰りも牛の横を通って帰る
白く舗装された道と灯台をゆっくり写真におさめたかったが
適当にシャッターを押す

無事に牛の横をすり抜けたあとは、観音堂を目指す
洞窟内は空気がひんやりして、厳かな雰囲気を醸し出していた

そして、その後は大間泊に海を見に行く

大間泊へは下り坂だが、帰りもまた急な坂で大変だった

ピーカン晴れで坂も多くヘトヘトだったが、今度は大籠海水浴場をめざして走り出した
港を過ぎれば走りやすい道だが、曲がる場所を間違えたのか、港のはじっこについてしまった
近くにいた島の方に海水浴場までの道を聞き、再出発
それでも道を間違えたらしく、気がつけばユリの群生地にいた
無数に咲く白い花がとても綺麗だ

港に戻るように進んでいくと、大籠海水浴場があった
ここにはビーチハウスもあり、夏場は人が集まるのだろう

トカラ馬の牧場を見てから、売店に戻ることにした

売店は朝と夕方、計3時間営業だが、品物がとても充実していることに驚いた
お土産品もフェリーの船内で見たことのないものもあった
野菜ジュースが目に入り、思わず買ってしまった
売店近くの公園のブランコに乗りながら、ジュースを飲み干す

宿に帰ると猫ちゃんたちがお出迎えをしてくれた

今日は相部屋なので、同じ部屋のお姉さんと夕食までおしゃべりタイム
お互いに沖縄の離島が好きなこと
一人旅が好きなこと
共通の知り合いがいたこと
等で盛り上がり、すっかり意気投合した

夕食は仕事で来ている方が多く、観光客は私たち2人とおじ様の3人だけだった

仕事で来ている方々とお話ししていると、日本中の島々に行かれていたり、トカラにも何十回も来られていたりして、とても面白かった

仕事の帰りに釣ったという魚を見せてもらったり(クエの仲間らしくとても大きい)、おかやどかりを3匹も捕って見せてくれた！
宿の庭にゴロゴロいるのだ
浜辺から大分離れているはずなのにすごい脚力だ

この日はかなり自転車をこいで
お尻も痛かったので、早めに寝ることにした

つづく……