2015/05/02 - 2015/05/02
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愛吉さん
5月2日から5日までの4日間、神奈川県庁舎が公開されるとの情報をキャッチ、早速見学に訪れます。
ついでに横浜3塔(キング、クイーン、ジャック)+1(エース)を巡ります、これらは今まで前を通る事は有っても中に入るのは初めてです。
ましてやエースはその存在すら知りませんでした、昔の横浜正金銀行本店の建物で、現在の神奈川県立歴史博物館です。
塔というよりドームですが、立派な建物です、その他これ等の建物が集中する馬車道のタウンウオッチも楽しみます。
今までの横浜とは趣が異なる街歩きでした。
表紙はキングの塔からクイーンの塔を見た処。
(右下には赤レンガ倉庫が見えます)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
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ゴールデンウイークの5月2日〜5日の4日間、神奈川県庁舎が公開されます。
知事の執務室も公開対象なので早速見学に出掛けました。 -
神奈川県庁に到着、屋上のキングの前には、日章旗と神奈川県旗と鯉のぼりがはためきます。
昭和3年10月31日完成、旧帝国ホテルの設計者フランク・ロイド・ライトの設計、国の重要文化財です。 -
入場に先立ち、先ず入口の表札を写します。
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ロビーに入ると、マスコットキャラの出迎え。
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又ロビーの隅には、井上信道氏製作の『神奈川県非核兵器県宣言記念碑』がひっそりと立ちます。
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階段を登り、3階の知事執務室を目指します。
看板が出ています、しかしこのドアの向うに知事が居るわけではありません。
知事室というセクションで机が10個程並ぶ部屋になります。
まあ知事秘書室と云った処でしょう。
ここで確認を得た者だけが、奥の知事執務室に通る事が出来る仕組みです。 -
知事執務室、3階の角部屋です。
知事さんの写真が手を振っていますが、普段は机の前の衝立がもう少し張り出して、ドアを開けても知事さんの顔が直接見れない筈です。 -
同じ3階にある第3応接室、旧貴賓室のシャンデリア。格天井です。
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部屋の飾り棚、歴代知事の写真が写っています。
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何故か食器類が展示されて居ました。
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大会議室、旧議場。
演台付きです。尚ここは解放され結婚式を挙げる事も出来ます。 -
天井は格天井。
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2階には傍聴席もあります。
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シャンデリアを写しますが、電気が消されてしまいました。
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3階を後にし、6階の屋上に登ります。
途中の4階ロビーに在る壁面飾り。 -
屋上です。港が一望できます。
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横浜港ベイブリッジ。
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大桟橋。
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クイーンの塔が直ぐ其処です。
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ジャックの塔は目の前。
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キングの塔を振り仰ぎます。
五重塔をイメージして造られたとか、高さは49米。 -
キングの塔に登る階段ですが立入禁止です。
これを最後に神奈川県庁の見学を終了、クイーンの塔に向います。 -
クイーンの塔こと横浜税関本関。
昭和9年3月完成、ロマネスク様式を取り入れた優美な建物。
横浜3塔の内最後に出来た為、高さを51米と一番高く造りました。
従い戦後のしばらく迄、横浜で一番高い建物でした。
仕事柄、展示室以外の場所へは入れません。 -
横浜税関の模型。
資料展示室の中にあります。 -
横浜税関資料展示室入口。
麻薬密輸の方法、偽ブランド品等を展示してあります。 -
展示室内部、昔の運上所の模型。
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ジャックの塔こと横浜市開港記念館。
大正6年7月に横浜開港50周年を記念して造られました。
市民の寄付金を元に、設計を公募した公会堂です。
関東大震災では損傷しましたが、昭和2年に元通りに復元されました。
塔の高さは36米、国の重要文化財に登録されて居ます。 -
記念館入口には、説明パネル。
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古い扉が残って居ます。
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2階の貴賓室。
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天井とシャンデリア。
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1階の講堂。
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2階ロビーの鳳凰のステンドグラス、中央は横浜市の市章。
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2階ロビーの飾り窓。
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2階広間のステンドグラス、”箱根越え”
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貴賓階段室ステンドグラス、”ポーハタン号”。
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ジャックの塔に登るらせん階段、普段は非公開。
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2階の窓より、キングの塔。
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ジャックの塔を出て来ると、同じ敷地内にこんな碑が有りました。
帰宅後調べると、横浜開港後ここに越前藩が生糸取引を主力とする商館石川屋を設立、そこに福井藩の下級武士であった天心の父親が赴任し、文久2年(1863)この地で生まれたのが天心です。 -
隣にはこんな碑もあります。
明治28年この地に横浜商業会議所として設立されました。 -
中華街で昼食を取った後、残る一つエースのドームを目指して馬車道を歩きます。
立派な建物とドームが見えて来ました。 -
こんなに立派な建物です、旧横浜正金銀行本店、エースに間違いありません。
現在の県立歴史博物館です。 -
正面から眺めて見ましょう。
明治37年7月完成、ネオバロック様式。正面の破風には細かな彫刻が施されて居ます。
関東大震災後の復元。 -
この堂々とした造りを見て下さい。
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正面にある案内プレートです。
国の重要文化財であり、又史跡にも指定されて居ます。 -
それでは正面から入って見ましょう。
入口上部の飾りは、横浜正金銀行の社標。
内部の歴史博物館は、古代から現在までの神奈川県の歴史文化、横浜開港と近代化等のテーマ毎に別れており、それなりに見応えがありました。
ちなみに館内撮影は禁止です。 -
ロビーの天井照明。
館内撮影はこれだけです。 -
見学を終え外に出て来ました。
これから馬車道に沿って、街を歩きます。
馬車道の由来は、横浜開港と同時に外国人居留地(関内)が設けられましたが、その居留地と港を繋ぐ道路で、多くの外国人が馬車で往復した事によるものです。
当然当時の横浜では一番モダンな道路として銀行、商店が軒を連ねていました。 -
それでは、道路に沿って歩いて見ましょう。
馬のモニュメントが有ります。 -
ガス灯があります、日本で最初のガス灯です。
明治5年にガス会社が造られ、ここにガス灯が設置されました。
柱は英国から輸入、火屋部分のみ日本製でした。
複製ですが、現在もガスで点灯しています。 -
こちらもガス灯です。
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日本最初の写真家、下岡連杖顕彰碑。
ここで日本最初の写真館を開きました。 -
こんな物も、まだ残って居ます。
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旧富士銀行横浜支店。
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旧第一銀行横浜支店。
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日本郵船ビル。
1階は日本郵船歴史博物館になっています。
昭和11年に会社創立50周年を記念して建てられた、ギリシャ神殿風な建物です。 -
1階は博物館です。
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横浜第二合同庁舎、
昔の生糸検査場址に建てられました、昔の風格を残したそうです。 -
馬車道はもう少し続くのですが、疲れて来たのでここで打ち切りとします。
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馬車道に相応しい喫茶店を見付けたので、ここで一服して帰ります。
どうもお疲れさまでした。
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